町田そのこのレビュー一覧

  • わたしの知る花

    Posted by ブクログ

    簡潔にいうと、
    『すれ違い』という言葉がしっくりくる内容でした。
    個人的に平さん一番辛い事を経験していても、
    一生懸命に生きる姿が素敵でした。

    途中、3章の物語で、
    登場人物が多くて混乱して挫折しかけました(笑)

    途中から面白くなってきました。
    最後の結末も...。

    0
    2026年07月09日
  • ぎょらん(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    人が死ぬ間際に強く願ったことが、小さな赤い珠となる。それを『ぎよらん』と言う。ぎょらんを食べて、故人の憎しみを知った青年が、苦しみながらも、ぎよらんの謎を解こうとする。果たして、ぎょらんとは?登場人物があちこちで繋がっていて、相関図を書きたくなった。

    0
    2026年07月08日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    5個の話の繋がり方が素敵、、!
    町田そのこさん初短編です〜
    最後の海の入り口が一番好きです!
    でもなんか合わなかった気がします、、

    0
    2026年07月08日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    Posted by ブクログ

    映画版でキナコを演じた杉咲花さんが話していた「人のことを思ってもみない形で傷つけたり、傷つけられたりしてしまうことは恐いし、他者との関わりは煩わしいものでもあると思う。
    でもその寂しさを紛らわてくれるのも人の存在。だから人の痛みがわかることはできなくとも隣にいて、想像力をもって関わろうとしていきたい。」

    この言葉がとても印象に残っている。

    人に裏切られ傷つけられるが、また癒してくれるのも人なのかと思う。
    孤独に感じる時も傍には誰かいて、助けられている。こんな自分の声を聴いてくれる人を大切にしたい。そして自分も、他人の声を聴ける人になりたい。

    最後の一文とても良かった。

    0
    2026年07月08日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

    Posted by ブクログ

    町田そのこさんによる長編ファンタジー

    神に嫁した王妃の伝説が残る王国ハヤディールに
    新たな神妃の神託があり、巫女のエスタが
    選ばれる。騎士団長レルファンと深く惹かれ合っていたエスタだが、互いに身を引くことに。
    しかし、神妃祭の最中に、エスタは何者かに
    攫われてしまう‥

    まず、時系列が分かりにくい
    そして、レルファンが兄ちゃんっぽい‥
    エスタが町娘みたい‥
    もうちょっと気高さが欲しかった‥

    はぁーどうなるんだろう‥
    でも、最後の辺りから面白くなってきたし
    結末を見届けるつもりで、
    下巻に続く

    0
    2026年07月07日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    人と人とが繋がる5編の連作短編集。登場人物たちがお互いの気持ちに向き合って影響を与え合い、悩み、そして自分の生き方を決めて進んでいく物語。
    ちょっと重め。自分には合わなかったかな。共感できないことも多くいまいち感情移入できず。しかし内容は引き込まれるものがあり、それぞれの結末は少し心が晴れる。希望がみえる、そんな作品だと感じた。
    人生を歩む中で見てきたもの、経験したもの、境遇、それらを通じて形成された考え方は当たり前だがみんな違う。だが、そのような過去を気にかけもせず人と接したことはなかったか?改めよう。

    0
    2026年07月06日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

    Posted by ブクログ

    異世界ファンタジーby町田そのこ
    普段ほとんど手に取らないジャンルの本ではある。

    ハヤディール国の巫女エスタが姿を消す。エスタと恋仲にあったレルファンが、騎士団長として彼女の行方を追う。その中で王宮の第一王女が毒殺される。エスタと同じ生い立ちと特性を持つリルの存在。かつて何かがあった土地。

    レルファンが肩書きの割に軽く、言葉遣いもラフで威厳のようなものがあまりない。エスタも神に仕える清純な乙女と言うよりごく普通の女性っぽい。意外な感じではある。上巻ではこの二人の恋模様が描かれている。

    王女毒殺の辺りから謎が形を見せ始め、殺人を追うミステリーっぽくなってきたところで下巻へ。

    0
    2026年07月05日
  • わたしの日々が、言葉になるまで 小説家に学ぶ言語化のコツ

    Posted by ブクログ

    町田さんの温かさをひしひしと感じた。
    そっと寄り添ってくれて、それとなく後押ししてくれるよう。言葉とこれからも向き合いたい、言葉を増やしたいと思った。

    0
    2026年07月05日
  • 蛍たちの祈り

    Posted by ブクログ

    第一章から悲しすぎる。
    みんな何でそんなに不幸なの。
    絶望からほんの一筋の光を感じて次の章へと読み進める。不幸のどん底のような過去を背負って、健気に生きる正道の生き様が描かれていた。

    自分だって悲しみやつらさを抱えているのに。
    いや、だからこそかな。
    各章に出てくる登場人物たちが正道に寄り添われて、救われていく。

    おっさんの懺悔が泣けたー。

    0
    2026年07月05日
  • 蛍たちの祈り

    Posted by ブクログ

    読み出しから惨さと悲しみが続く。
    あまりに重い。

    不幸の連鎖のような連作短編集なのか?
    いくら町田さんでも、最後に読者を救ってくれるのか、心配になった。

    絶望の中、消え入りそうな希望の光をつかもうとする物語。
    まるでそれは、真っ暗な夜空に漂うほのかな蛍の光のよう

    0
    2026年07月05日
  • わたしの日々が、言葉になるまで 小説家に学ぶ言語化のコツ

    Posted by ブクログ

    自分の感情や思考を言葉にして表現するのは簡単そうで実際だれにでもできることだけれど、だからこそ難しいなと感じることがままある。わたしはテンションのまま喋ってしまって言わなくていいことを言ってしまったり、言うべきことを忘れたり、ということが多い人間なので、励みになりましたね。ゆっくり喋る、一呼吸おく、というのは言うのは簡単だけど、なかなかできないんですが…。あとは語彙力を増やすこと、言葉の推敲をすることの大事さを再認識しました。訓練が大事なんだなと。そして創作の作法やルールに囚われすぎないこと、人に見られることばかりに意識を向けないこと。胸に刻んで創作に臨みたいです。

    0
    2026年07月04日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ついに、3巻まできました。
    気づいたら、ドラマが終わっちゃいましたが、ここから3〜5巻を読んでいきます。

    個人的には、「推しが門司港を熱くする」
    この話は、1番楽しく読めたかな!

    ドラマにも登場した「華に嵐」はかなり衝撃だった。
    前作の終わりに登場した、彼女とツギの関係が明らかに!

    エピローグに、ミツの除霊話も登場!

    第4巻も楽しみな作品♡

    0
    2026年07月04日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

    Posted by ブクログ

    友情をベースに宗教、ホラー要素もあり
    ピンクの装丁から想像していた話とは
    大分違っていた!

    怖いのが得意ではないので
    夜はゾワっとしながら続きが気になって
    読んでしまった。
    人の弱い部分を救う宗教が
    人の弱みに漬け込む物になる。
    悲しいな、と思いながら読んだ。

    伊坂幸太郎さんの「楽園の楽園」を
    読みたいきっかけになった。

    0
    2026年07月02日
  • わたしの日々が、言葉になるまで 小説家に学ぶ言語化のコツ

    Posted by ブクログ

    自分の中に燻っているであろう感情をどのように外に出せばいいかを教えてくれる一冊でした。
    QA形式で一問一問に優しく回答してくださっているので自分では…と置き換えやすい。
    勉強になったし、気軽に自分の気持ちを言葉にしていいんだ、という自信にも繋がる気がします。

    0
    2026年07月02日
  • 宙ごはん

    Posted by ブクログ

     自分の家族や親しい人のことやそういった人々との関わりをふと考えてしまうような小説だった。また、自分が最も尊敬できる人を思い浮かべたり、その人に人として近づくには、自分は何ができるだろうか、考えさせられる。
     食事がそこまで印象に残らず、都合の良い小道具に感じてしまった。あと、なんだかこどもがみんな大人びすぎているようで違和感が強かった。

     1話1話ゆっくり丁寧に読むのも良いなと思いました。

    0
    2026年07月02日
  • 月とアマリリス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    無意識に誰かを傷付けているかもしれない、ということに主人公が過敏過ぎて生きづらそうだなと思ってしまった。誰も傷付けずに生きられればそれはそれに越した事はないけれども、そんなふうに周りに気を配ってばかりいたらそりゃ潰れるよ、と。
    故意に誰かを傷つけることはよくないけど、何気ない会話やすれ違いでの傷付きは、お互いに表明して誤解を解き、丁寧にコミュニケーションしてくしかないんじゃないかな。主人公と、友人たちのように。

    0
    2026年07月01日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    「自分の生きる世界」という大きな水槽の中で、日々悩み苦しみながら生きているわたしたちは、俯瞰して見ればみんな魚のようにただ漂っているのかもしれない。

    連続短編集で、登場人物が繋がるのも面白い。「カメルーンの青い魚」が好きだった。

    0
    2026年07月01日
  • 星を掬う

    Posted by ブクログ

    幼少期に母親に「捨てられた」主人公千鶴が20年ぶりに再会した母は、若年性痴呆症を患っていた。

    親から受けた傷が、その人の人生に影響をもたらすことは大いにある。でもその人の人生の不幸そのものは、果たして親の責任なのか。

    痴呆症やDVの描写がリアルで苦しい。

    0
    2026年07月01日
  • わたしの知る花

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大切な人に自分のことをわかって欲しい。だけど、どうにも伝わらなかったし、すれ違ったり、もどかしいシーンが多々ありました。
    個人的には悦子に感情移入して、香恵の身勝手さに怒りすらも覚えましたが、「悦子のように強い人間ばかりではない」という言葉に少し親近感を覚えたような気がして。
    だけど、悦子だって強くなりたくてなってるわけじゃなくて、そうせざるを得なかったからしただろうし、それこそ平に弱さを見せたかった部分もあるんじゃないかな。
    そんな相手に対して「強い人間」だと決めつけて言うのは、それもまた身勝手さだったような気がする。
    平への償いとして、「嫌な女」を演じていたけど、それもただの自己満でしかな

    0
    2026年06月30日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コンビニ兄弟の様なハートフルな物語を期待して読みだしたら、少しずつ登場人物が重なる事で「とても稀有な人生」として描かれた5つの短編の登場人物たちが「実在してる?」と錯覚させられて、結果的に結構思い人様の人生を次々と見せられてしまった
    先行きの見えない閉塞感あるストーリーながら個々の個性に救われるのが人生ってもんだね

    0
    2026年06月27日