町田そのこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
映画版でキナコを演じた杉咲花さんが話していた「人のことを思ってもみない形で傷つけたり、傷つけられたりしてしまうことは恐いし、他者との関わりは煩わしいものでもあると思う。
でもその寂しさを紛らわてくれるのも人の存在。だから人の痛みがわかることはできなくとも隣にいて、想像力をもって関わろうとしていきたい。」
この言葉がとても印象に残っている。
人に裏切られ傷つけられるが、また癒してくれるのも人なのかと思う。
孤独に感じる時も傍には誰かいて、助けられている。こんな自分の声を聴いてくれる人を大切にしたい。そして自分も、他人の声を聴ける人になりたい。
最後の一文とても良かった。 -
Posted by ブクログ
異世界ファンタジーby町田そのこ
普段ほとんど手に取らないジャンルの本ではある。
ハヤディール国の巫女エスタが姿を消す。エスタと恋仲にあったレルファンが、騎士団長として彼女の行方を追う。その中で王宮の第一王女が毒殺される。エスタと同じ生い立ちと特性を持つリルの存在。かつて何かがあった土地。
レルファンが肩書きの割に軽く、言葉遣いもラフで威厳のようなものがあまりない。エスタも神に仕える清純な乙女と言うよりごく普通の女性っぽい。意外な感じではある。上巻ではこの二人の恋模様が描かれている。
王女毒殺の辺りから謎が形を見せ始め、殺人を追うミステリーっぽくなってきたところで下巻へ。 -
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Posted by ブクログ
自分の感情や思考を言葉にして表現するのは簡単そうで実際だれにでもできることだけれど、だからこそ難しいなと感じることがままある。わたしはテンションのまま喋ってしまって言わなくていいことを言ってしまったり、言うべきことを忘れたり、ということが多い人間なので、励みになりましたね。ゆっくり喋る、一呼吸おく、というのは言うのは簡単だけど、なかなかできないんですが…。あとは語彙力を増やすこと、言葉の推敲をすることの大事さを再認識しました。訓練が大事なんだなと。そして創作の作法やルールに囚われすぎないこと、人に見られることばかりに意識を向けないこと。胸に刻んで創作に臨みたいです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ大切な人に自分のことをわかって欲しい。だけど、どうにも伝わらなかったし、すれ違ったり、もどかしいシーンが多々ありました。
個人的には悦子に感情移入して、香恵の身勝手さに怒りすらも覚えましたが、「悦子のように強い人間ばかりではない」という言葉に少し親近感を覚えたような気がして。
だけど、悦子だって強くなりたくてなってるわけじゃなくて、そうせざるを得なかったからしただろうし、それこそ平に弱さを見せたかった部分もあるんじゃないかな。
そんな相手に対して「強い人間」だと決めつけて言うのは、それもまた身勝手さだったような気がする。
平への償いとして、「嫌な女」を演じていたけど、それもただの自己満でしかな