町田そのこのレビュー一覧

  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    伊坂幸太郎さんの
    「楽園の楽園」のオマージュ本。

    これは絶対先に「楽園の楽園」を読んだ方が
    なるほど!!となると思います!

    そして 思ったよりホラー要素が。
    普通に新興宗教のは話かと思いましたが
    ちょっと想像と違いました。

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    2026年10月30日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    どのお話にもうっすらと死が関わっている
    忌まわしい感じでも不穏な雰囲気でもないから安心して読めた
    あなたがここにいなくとも、私はしっかり生きますよという故人に手向ける題名に思えた

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    2026年10月29日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    宙ごはんに続いて、町田そのこさん2作目。
    美しい物語だとは思う。生きづらさを抱える者に希望を与えると思う。

    でも、ちょっといい話過ぎるという感覚はある。出来過ぎというか、いや、救いがあった方がいいんだけど、そこが少しチープに感じられる。

    あと、もう少しボリュームがあれば、もっと多くの登場人物の背景が描かれて、深みを感じられるような気もした。宙ごはんの後だからそう思うのかな。

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    2026年10月29日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    2026/23

    ファンタジーはあまり得意ではないので、登場人物のセリフがラノベっぽく感じられてしまったり、レルファンが美人のエスタに一目惚れするのもシンプルすぎて最初は乗れなかった。

    ただ、地の文が本当に綺麗で、丁寧な情景描写には唸らされる。日本語の美しさって、すごい。

    なによりも、町田そのこさんが10年も構想をあたためてきたと聞いて、この本を少し好きになった。きっと思い入れのある作品なんだと思う。

    ミステリパートも盛り上がってきたので、下巻を読もうと思います。

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    2026年10月29日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    人が死ぬ際に残す珠「ぎょらん」。死をテーマにした連作短編集。引きこもりの朱鷺が葬儀会社に務めて成長して行く姿がとてもよかった。死についていろいろ考えさせられました。

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    2026年10月29日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    ネタバレ

    新興宗教の恍惚薄気味悪い系
    かと思ったらガチガチ田舎ホラー
    かと思ったら友情感動系だった

    にしても途中のホラーが怖すぎるので
    あらすじも表紙も意地悪だな〜
    夜中に読んだことを後悔した

    でももうちょっと宗教感が欲しかったな〜

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    2026年10月28日
  • わたしの日々が、言葉になるまで 小説家に学ぶ言語化のコツ

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    言語化が苦手なので、参考になりそうだと思って手に取った。
    「読む人を意識しすぎる」「起承転結は必要?」など、文章を書く上で、ふと疑問に思ったことがあるような質問がたくさんあって、これは手元において時々参考にしたら良い本だな、と思った。

    内容自体はそこまで新しい発見があるわけではないが、わかりやすく、それこそ上手に言語化されているので、頭にすっと入りやすい。

    ブログやSNSで長い文章を書いているけど、手が止まってしまうな、という人におすすめ。

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    2026年10月28日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    忘れられないくらい大きな存在だった元カレを忘れて前に進もうとする女性たち、それぞれの場所でそれぞれの方法で。

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    2026年10月27日
  • わたしの知る花

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    きれいにまとまった本。
    そういう結末でよかった!
    大切なものを見過ごして、大切なものを手放して生きていかざるを得ない。という言葉にグッときました。

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    2026年10月27日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    作家それぞれの特徴が出てて、同じテーマだからこそ違いが感じられて面白かった。装丁も綺麗で素直に好き。

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    2026年10月25日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    今流行りのロマンス×ファンタジーにミステリーが掛け合わさった作品。軽く読めるファンタジーとしておすすめ。

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    2026年10月25日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    伊坂幸太郎 「ウッドペッカー荘事件」
    ちょっとおしゃれなミステリー

    江國香織   「二つの宇宙」
    不思議な「ばあちゃん」のキャラ最高!

    宮部みゆき   「真実のトランク」
    現代物の不思議ばなし
    とても好み 楽しかった!

    町田そのこ   「きっとあの日と同じ」
    短編で、すでに町田ワールド!
    よかった

    米澤穂信   「無明」
    生活保護を却下された母
    産まれたばかりの赤子を抱えた決死の母!
    ツライ‼️

    梨木香歩   「見越しのマツ」
    梨木さんは、やっぱり植物のはなし
    マツ(松の木)が自らのDNAを残すため人を操る?
    ン……!
    オモシロイ❗️

    恩田陸   「伝説の季節」
    高三の春(ハル)は「サヨコ」の伝説に翻弄される!


    7人の作家さんの短編集でした

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    2026年10月25日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    書店で見かけた本書。

    7人の有名な作家さんにより、「夏」をテーマに書き下ろされた物語。

    本の幕の内弁当みたいでワクワク。

    ミステリー、恋愛、ホラーなど、多種多様な物語を一冊で楽しむことができました。


    特に好きだったのは、町田そのこさんの「きっとあの日の光と同じ」。

    友情、恋愛が一つの物語に入っていて、自分が学生時代に経験した恋愛、失恋が物語と重なり、あの時のアオサを思い出しました。

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    2026年10月25日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    名前なんて忘れたい、けど忘れられない元カレ特集。
    どのお話もサクサク読めたけど、「で?」っていうのが率直な感想。
    元カレと一緒にいた頃より、成長している女子たちを描いた感じ?

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    2026年10月24日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ☆3にはしていますが、面白かったです。「52ヘルツのくじらたち」、「星を掬う」には及ばないというだけで。

    カメルーンの青い魚
    夜空に泳ぐチョコレートグラミー
    波間に浮かぶイエロー
    溺れるスイミー
    海になる

    《ネタバレあり》
    のめりこめなかった理由として、カメルーンの青い魚は、さっちゃんことサキコとりゅうちゃんの関係性に共感しきれず。明らかに怪しい世界に足を踏み入れてるのに、あそこまで愛してって…なかなかね。ただ、解説の言葉を借りるなら“仕掛け”にはやはり驚かされた。啓太が息子だなんて思わないよ…。

    夜空に泳ぐチョコレートグラミー。これは啓太視点なので、割とすんなり受け入れられた作品。晴子との展望台でのやりとりが切ない。

    波間に浮かぶイエローは、好きだった。“仕掛け”も、まさか!?と思ってしまったけど、芙美さんがおんことなっていた理由ともしっくりくるし、よくよく考えたら確かにって感じで。象徴として出てくるハナヒゲウツボがまたよい味出している。

    溺れるスイミーは、これまた主人公に共感しきれない作品で。いや、面白いんだけど、ふらっと逃亡したくなる気持ちがあんまり分からない。ふらっと旅行したくなる気持ちはわかるけど、現実逃避したくなってしまうのまでは……。でも、それでも、そちら側にいかず、いかない選択をした主人公…苦しいなあ。

    海になるは、うーん、死産が出てくるのでちょっと苦しすぎたな。とっとと離婚すれば良かったと思うし。なんで一緒にいたんだろう、とか。

    総じて面白かったです!!

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    2026年10月23日
  • 初恋をしまう日

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    大好きな町田そのこさん作品なので、本作も楽しみに手に取りました。タイトルが好みどストライクだっただけに期待マックスで読み進めましたが、面白いのは面白いのですが期待値超えれずというように感じました。

    本作は幼い時に家族の問題によって、初恋の人と離れ離れになることになった女性の物語。その女性は過去に囚われたくない思いから、ずっと過去を消したいと願う。そんなおり、彼女は中学の同級生と再会し、初恋の人の噂を聞くという物語。

    正直に申し上げると、王道展開すぎて私の中で町田さんに求めるものが違ったのかなという印象です。初恋は叶わないから美しいとは思いますが、それをこういう展開で表現するのかという印象です。お婆さんとのやり取りや、初恋の人以外の人との関わり方には独特な印象を受けましたが、やはり展開がタイトル通りなので、意外性もなく終わってしまったかなと

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    2026年10月23日
  • 蛍たちの祈り

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    町田そのこさんの作品は7作品目。
    『52ヘルツのクジラたち』や『星を掬う』の系譜なのかな?
    でも圧倒的に暗いです。
    救いもあまりないし。

    虐待されて育った子どもは、やはり虐待する親になってしまうのか。
    それとも、負の連鎖は断ち切ることが出来るのか。
    さらに、血のつながりを超えた疑似家族は成立しうるのか?

    こうした問いは3作品に共通する部分だと思うのですが、本作には『52ヘルツ』にあった「居場所を得た安堵感」や、『星を掬う』にあった親子関係の再構築、他者理解や赦しといった要素があまり見られません。

    隆之の養父や幸恵の両親は、加害者として彼らを苦しめ続けた末に命を奪われており、一方で、被害者だった隆之と幸恵は加害者となり、その事実にもがき苦しみます。

    隆之や幸恵の贖罪や赦しの対象者は既に失われているのです。

    それは後半の主人公というべき正道にしても同様です。
    実母の幸恵は「殺人者の子」という汚名だけ残して出産時に亡くなっており、引き取ってくれた隆之や紅実子との暮らしにも他人行儀なよそよそしさが漂います。
    「おとうさん」と呼べたのも隆行の死後でした。

    ”傷”を抱えた正道が、このあと”温かい家庭”を築くような生活を送れるのかは疑問ですが、同じような環境の子どもたちを支えて「負の連鎖」をなくす活動に携わっているのが唯一の救いでした。

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    2026年10月23日
  • 蛍たちの祈り

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    親の命を奪って得た人生、それでも幸せになれず。産み落とされた命が紡いでいく話、ひどい生い立ちでも向き合い強く生きていく正道の姿に心を打たれる。それができたのも出会ってきた人たちの縁と幸も不幸もすべてが関係している。なによりも桐生となれたのが良かったと思う。どんな生まれでも、正しく強く優しくあれると、背中で語っていたと最終章でもわかる。

    親を選べない子どもたちの話。他人の人生を奪った代償はとてつもなく大きい。「人殺しの子」として親から負の遺産を引き継いで生きねばならない。

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    2026年10月23日
  • 星を掬う

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    1章は辛すぎてもう読むのやめようかと思ったけど、元夫から逃げ出せてよかったー。
    不幸を親のせいにしていいのは、せいぜいが未成年の間だけ
    自分の人生を、誰かに責任取らせようとしちゃダメ
    私の人生は私のもの
    求められてもいないのに赦しをを乞うのは暴力でしかない。後悔を抱えて生きていかなければならない。
    等々。

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    2026年10月23日
  • 夜明けのはざま

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    この作品を読んで、人生はいつでも自分の思い通りになるわけではなく、明日があることも、大切な人と一緒にいられることも、決して当たり前ではないのだと感じた。それでも私たちは、明日が来ることを信じて生きている。だからこそ、明日に任せるだけではなく、今できることや、今伝えられる気持ちを大切にしたい。いつか失うかもしれないからと何かを恐れるのではなく、いつか失う可能性があるからこそ、今を大切にする。明日が来なかったとしても、今日を後悔しない生き方ができるだろうか。そんなことを考えさせてくれる作品だった。

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    2026年10月22日