町田そのこのレビュー一覧

  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    ついに志波店長の過去エピソードが登場!
    5人兄弟だから、寂しくなってしまう時もあるよね…
    今まで語られなかった子どもの頃の話。
    今のフェロモンオーラ溢れる店長になる前の三彦はとても普通の、子どもらしいわがままなところもある少年だった。
    でも中2のときに忘れられない人との出会いが、今の店長の人格を形成する。
    ぞくっと背筋が寒くなるようなエピソードもあるけれど、店長が幸せになってほしい。
    熱狂的ファンではないけれど、ちょっと店長を応援したくなった。

    恋斗が自分の将来に不安を覚え始めたときに、舞人がかけてくれた言葉が、昔の自分に沁みた。
    2人の友情、素敵!

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    2026年04月25日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    シリーズ4作品目も大好きな登場人物たちを交えたストーリー展開で、終始温かい気持ちだった♪

    第一話
    大好きだった夫の輝也と別れ、門司港で初めての一人暮らしを始めた百合。
    小さい頃から家庭内でのルールが厳しく、門限があったり、スマホの利用時間外は取り上げられたりしてうまく友人関係が築けなかったり、自分の望む進路ではない進学先を両親に決められ人生を歩んできた百合。ずっと両親に敷かれたレールを歩み続けてきた。
    職場内で知り合った輝也とのせっかくの結婚生活も、過干渉すぎる両親がストレスとなってしまい、結局のところ離婚することとなってしまう。
    離婚後、両親から離れる宣言をして、不安の中テンダネスの近くで

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    2026年04月25日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    シリーズ通して好きで読んでる
    出てくるキャラクターがどれも個性的で物語が華やかになる
    ただ面白いだけではなくて、それぞれに物語の役割を100%発揮しているので読者に響く言葉が多いところも好き

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    2026年04月24日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    【シリーズ2】
    門司港に観光したいと改めて思う…シニア犬がいるので、夫婦で旅行無理なのだけど。

    プロローグも続きとなっている構成ね!
    前作で脇役だったアルバイト店員の廣瀬くんの人柄と私生活の第2話。
    第3話は、前作で悪役いじめっ子だった村井美月のその後と新キャラの栗原志摩。
    そしてエピローグで登場した謎の悪女:神崎華…ツギの過去とつながっているらしい。。。シリーズを追いかけなければならないわ。

    安心して読める町田そのこ作品♡
    NHKドラマはそろそろ始まる。
    やっぱり、私だったら店長は志尊淳にオファーするな。

    《コミュニティハウス本》

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    2026年04月23日
  • 蛍たちの祈り

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    ほたる祭り夜、ほたるの舞う暗い山で出会い、秘密を分け合った少年少女。15年後に思いがけずまた同じ場所で出会った二人は、二人に関係する人々の人生を変えてゆくことになる。親子や夫婦、家族の関係など、選べない人間関係の中で、挫折しながらも強く生きてゆく人々を描いています。
    最初は少し都合の良さと感じたものの、正道が大きくなり、隆之に出会ったあたりから、徐々に飲み込まれました。
    業を抱える人間も、幸せに生きていいんだということに勇気をもらいました。

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    2026年06月09日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    1人の青年を中心に関わり合う様々な人々の視点で
    物語が構成され、一つの結末に向かっていく。
    当然だが、すれ違うだけの人にも人生があり、自分に置き換えて読むことができるので、スッと心に入ってくる。筆力とストーリー構成に感服。

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    2026年04月20日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    作品の随所で、ドヴォルザークの「家路」が象徴的に挿入されていることから改めて聴いてみると、耳馴染みがある一方で、どこか懐かしく儚く感じた。「家路」の旋律が作品全体を優しく、時に鋭く包み込んでいる。

    第1話:ドヴォルザークの檻より
    冒頭、いきなり衝撃的なシーンに胸を突かれる。小学6年生の類が、静まり返った夏休みの校舎で目撃したのは、担任の女性の先生と旅の途中で学校に立ち寄っていた画家の淫らな姿だった。そのあまりに強烈な展開に、私の想像が追いつかない。

    場面は変わって、類は母校の閉校イベントに携わる大人になっていた。そのような中、再会したのは、あの夏の衝撃的な光景を一緒に目にした香坂玄。再会し

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    2026年04月18日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    この優しい出会いは
    小さな幸せのはじまりだ───


    はい、最近は優しさからも幸せからも見放されている1Qさんです。゚(゚´Д`゚)゚。


    優しさってなに…


    幸せってなに…


    それを思い出させてくれたコンビニ兄弟4、テンダネス門司港こがね村店に関わるみなさん、そしてアル・パカッションくん(の中のひと)、ありがとう。゚(゚´Д`゚)゚。


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    2026年04月18日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    人の温かさに触れられる時間だった。本を読んでる間ずっとここにいたいとさえ思った。この本を読んでるこの状況がずっと続けばいいのにと。
    亡くなった人がどんなに恋しくてどれだけ大切だったとしても、その人の死が自分を絶望へと落とし込むことをある。自己嫌悪になり、自暴自棄になるかもしれない。自分が死ねばよかったと息ができなくなるかもしれない。でもやっぱり、そんな自分を救ってくれるのは、大好きで愛おしく大切だった故人ではなく、今を生きる"人"で、一緒に辛さを分かち合い乗り越える”生きている人"なんだと、その矛盾が苦しいくらい悔しくてでも、だからこそ人は美しいと感じて止まなかっ

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    2026年04月17日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    廃校が決まった柳垣小学校の秋祭りでの5人の女性の物語。廃校を迎えようとする小学校で、いろんな想いをかかえて生きているなかで、かつての学び舎に想いを馳せながらそれぞれの自分のなかの本音に気付いていく様がとてもよかった。
    個人的には第2話の千紗の話と第3話の田中さん親子の話が心に刺さるものがありました。
    みんな本音を隠しながら生きているけど、頑張ろうと思える作品でした。

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    2026年04月16日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    小説を読むと、人って表面に見えているものは本当にごく一部なんだなと気づかされる。
    そして、その一部すら見ている人のフィルター越しであって、その人の真実かどうかは分からない。
    それなのに、見えたものに振り回されて嫉妬したり、自分を貶めたり。
    読んでいると「もっと本音で話せたら、楽になれるのに」と分かるけど、実際に生活しているとこういうことってたくさんあって。
    自分の本音を出すことって、簡単なのにすごく難しい。

    先生だった義母さんの話がとても痛快で、やっぱり女性って強いなと思った。

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    2026年04月16日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    1とは違い個々のキャラのお話なんかな?文章がわかりやすく読みやすくて読者初心者でも読みやすかった。相変わらず面白い。
    ずっと続いて欲しいタイトルです。

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    2026年04月15日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    普通に長編小説のつもりで読んだが中は短編小説が繋がっているような形で描かれていた。

    外では読めないくらい泣いたところもあった。
    大事な人や身の周りの人をいつ失ってしまうかわからないから大切にしないとだなーと思わされた。

    正直最初『ぎょらん』ってワード聞いた時に少し生半しくて苦手なジャンルかなと思ったけど読んでよかった。

    とても感動できる話だった。


    ⭐︎3.7

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    2026年04月14日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    全部繋がっていて、それぞれの悩みや苦悩がありながらも、最後はみんな希望があり幸せになっていてよかったです。
    あっという間に読み切りました。
    繋がってはいますが、1話ずつ読めるので少しの合間にもおすすめです。

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    2026年04月13日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    下巻を読みたい!と思わされるような上巻でした。
    一度読むのを休止してしまいカタカナの地名や人を忘れて読み直しましたが良かった。
    攣記とは恋物語のことなのか!と思えるくらいには恋愛要素もあり読みやすいファンタジーだと思います!
    途中冒頭の登場人物紹介に出てこない人がいたりして多少の混乱はありました。

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    2026年04月12日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    あなたを愛した罰でしょうか――。かつて神に嫁した王妃の伝説が残り、繁栄を極める王国ハヤディール。類稀なる「力」を宿す巫女エスタと騎士団長レルファンは、許されぬと知りながら惹かれ合っていた。しかし、エスタが新たに神に嫁す神妃に選ばれたことから、互いに身を引いた。迎えた神妃祭の最中、エスタは何者かに攫われてしまう。一方王宮では、第一王女が毒殺され・・・。

    異国を舞台にしたファンタジー、めっちゃ面白い!過去と現在が交互に書かれていて、少しずつ進んでいくストーリー自体もわくわくするしまだ肝心の答えが出ていないので早く下巻を読みたい。レルファン視点での出会い・逢瀬が描かれていて、わりと楽観的なのに対し

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    2026年04月12日
  • 星を掬う

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     誰かのせいにして自分を省みず思考を停止させる。不幸に浸るのって自作自演というか自傷行為みたいなものだよな、と。一種のドラッグみたいな。その時は満たされるけど、ふと現実に戻った時に何も変われてない現状にどんどん苦しさが増していって、また不幸に浸っていたくなる。不幸に依存してる。対症療法でしかないから、同じ苦しみを繰り返す。時間が経てば薄れていく不幸を、自らしがみつくように掻き集める。惨めな姿を晒していることに気がつけない。
     他責思考が染み付いていると、自分の意思がわからなくなる。それすらも他人のせいにして負のループ。でも気持ちはわかってしまう。不幸をなかったことにはされたくないよね。でも慰め

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    2026年04月10日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    町田そのこさんのハートウォーミングストーリーですね。
    『テンダネス門司港こがね村店』シリーズの三冊目です。
     シリーズも三冊目になると、キャラクターがほぼ面白い動きを始めるが、まさに町田そのこさんの力量は凄さを増してきています。
     ミツ、ツギ、樹恵琉の兄二人妹の兄妹たちがそれぞれに持ち味を出している。
     今回は、店のアルバイト店員の廣瀬太郎が、騒動に巻き込まれて、大活躍するのが、ユーモラスで辛辣な物言いと、ミツの人の良さに感化されたのか、ついついトラブラーの誘いに乗ってしまう。
     前作で出てきた、魔性の女神崎に太郎は翻弄される。男性アイドルグループの一員が、なぜかミツに惹かれて店に出入りするな

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    2026年04月10日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    エピローグで全てがつながった時、暖房の効いた室内にいたのに思わず身震いをした。もちろんいい意味で。
    素敵なお話を貸してくれた先輩に感謝。

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    2026年04月09日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    主観、客観が入れ替わる事で一つの景色の見え方が違って面白い。人間は自己中心的で感情が豊かな生き物だなと感じ入ってしまったよ。

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    2026年04月08日