町田そのこのレビュー一覧
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ネタバレ一つの家(建物)に住んだ色んな人々の物語。
どんどん過去に遡っていくことで、不幸の家と呼ばれた家のルーツが解き明かされて行き、また各章に前の住人について出てくるため、章は分かれているが一つの物語として楽しむことができた。
物語を通して、周りから見える姿と当人たちの気持ちには大きな乖離があり、自分が幸せと感じるなら、周りの目を気にする必要も周りからの評価も関係ないんだなと感じました。
1章に出てきた譲と最終章のゆずくんが繋がっているのに、伏線としてとても感激しました。
不幸の家なのに過去の住人が笑顔で帰ってくるわけがない。もし自分が笑顔で過去を振り返れるなら自分は幸せものなんだなと思いました。 -
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前作までをほぼ忘れた状態で読み始めたが、今回の主人公は新たに登場した人物(たぶん)であるため、問題なく楽しめた。
今作は離婚したばかりの女性、ヒーローになりたい男性がそれぞれ主人公。
ヒーローになりたい男性、大人になってもそういう気持ちを持っているって素敵なことだなとは思うが、確かに周囲にはなかなか言えないよなぁ。言ったところで、本気にされないのが目に見えてる。
私も些細なことですれ違ってそのままになってしまった友人がいたなと、高校生時代の恋斗とのエピソードを読んで思い出した。
成長した舞人なら、なぜ恋斗が人の夢を否定するような発言をしたのか、頭ごなしに喧嘩別れするんじゃなく、真意を問う姿勢 -
Posted by ブクログ
海を見下ろす住宅地の「うつくしが丘」にある、築25年の3階建一軒家を舞台とした5つの家族の短編ストーリー。
この家はなぜか「不幸の家」と呼ばれている。
なぜ不幸の家と呼ばれているのか。本当に不幸の家なのか。
この家で暮らした家族を遡り、不幸の家と呼ばれるに至った理由を紐解いていく。
住まう家族の形は様々で、美容院を営む夫婦、大学受験を控えた長男のいる4人家族、行く場を失った女性とシングルマザー、不妊治療に苦しむ夫婦、家に執着する女性と交際相手のシングルファザー。
どの形も悩みを抱いているけれど、側からは見えない幸せを見つけて「不幸の家」を後にして未来を歩んでいる。
次の章では前の住人の暮ら -
Posted by ブクログ
「コンビニ兄弟」が2026年にドラマ化されるという情報を聞きつけ、読んでみました。
シリーズは全5作。以前1作だけ読んでフェードアウトしていたのですが……
超イケメン店長・志波三彦役が中島健人さんと知り、
(彼のファンではありませんが、ファン寄り。好感度はかなり高い)
これはもう、ちゃんと読んでおかねば!と再び手に取りました。
そんなわけで再読した「コンビニ兄弟2」。
やっぱり、泣かせてきますね。
とくに印象に残ったのが「第三話 クイーンの失脚」。
前作で、ある出来事をきっかけに決裂した親友二人の“その後”が描かれています。
なかでも、少し意地悪だった村井美月が、高校でどんな日々を送ってい