町田そのこのレビュー一覧

  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    悲しい結末だった。最後は怒涛の展開で、これはもしかしたら幸せな結末が待っているのかもしれない!と期待したけど、やっぱり悲しい結末だった。悲しい結末の方が終わりやすいのかも知れないと思うくらいだった。
    毒では死ねない身体、外傷で死ねない身体が存在することで人生を狂わされた人間達の悲しいお話だった。誰も救いがないお話は、読んでいて面白いけど、後味は悪いなと感じた。
    この物語でただただリルの立ち位置が可哀想で仕方なかった。ありきたりのパターンでもあるが、人生過酷モードすぎると思った。こんなまだ若輩者にこんな辛い役回りをさせないであげてほしいと感じてしまった。リルが幸せに暮らしましたとさというその後の

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    2026年06月16日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    ネタバレ

    町田さんがファンタジー?と思ったけれど、やはり上手い方は何を書いても面白い

    甘々かと思いきや、色々とエグ味の有る展開と甘くないラストが、この人らしい

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    2026年06月15日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    帯には『泣ける』と一際大きく書いてあり、本当か?と疑いながら手に取りました。

    最初から最後まで、悩み、向き合った朱鷺。
    死人に口無しとは本当にこのことだと思いました。

    故人が生きている間に心に芽吹いた、罪悪感や幸せが、遺すものを時に苦しめ、時に幸せにさせる。

    答えのない『あの人だったら』『あの時こうしていれば』に答えを見つけようとする、生きている人間であればきっと誰しも耳を傾けてしまうような本でした。

    最後に壇蜜さんが解説を行っているのも新鮮でとても楽しく読むことができました。

    自分もそろそろ、周りの人の死にきっと直面する場面に出会うと頃合いです。その時はきちんと向き合おうと思いまし

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    2026年06月14日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

    ネタバレ 購入済み

    悲しさ故に心に残る...。

    ハヤディール戀記、読了しました。
    悲しい結末ではありましたが、魅力的な登場人物、国、信仰等、様々な要素が絡み合い、とても読み応えがありました。
    文末で本作の舞台が、既に歴史の彼方に消え去っていることが、得も知れぬ余韻となっています...。
    友人から勧められて、初めて町田その子先生の作品に触れました。
    折を見て、他の作品を読んでみたいです。

    #深い #泣ける #切ない

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    2026年06月13日
  • 夜明けのはざま

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    見送る背中
    どの登場人物にも共感ができた。でもただ一人なつめだけには共感はできない。命をたってしまってはもう終わりなのだ。
    でも残された友人がその友達の死から色んなことを考え、自分のこれからのことを考える。
    主人公が葬儀屋の仕事に誇りを持っているのに恋人にはわかってもらえない。
    でもちゃんと話し合って理解してもらえ幸せになれることを祈るばかりです。
    私が愛したかった男
    よかった。涙がとまらなかった。ひとはいつ大事なことに気づくか分からない。気づけるその日まで自分なりにもがくしなかい。

    最後の最後まで純也とは別れないでほしかったのに別れを選んだ佐久間にはなんだか共感はできなかった。
    あんなに素

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    2026年06月13日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    わたしとしてはとっても面白かったのですが…!
    テンダネスが出てくるのもコンビニ兄弟と混じってて良かったですし、ああいう設定のお話は大好きです♡
    若干、ビビとツギがもしかしたら同一人物なのかもしれない、なんて思いながら1人でウハウハしていましたが、そういう事実はありませんでした笑

    「楽園の楽園」っていう本、この物語に出てくるだけの本かと思っていたのに、本当にあったんですね!
    伊坂幸太郎さんの本だそうです。
    うわあ〜…読みたい〜!

    最後の終わり方も良かったなぁ。
    町田そのこさんって本当にすごい人ですよね〜。こんな本も書けるなんて…ますますハマってしまいます…(*˘ ˘*)

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    2026年06月12日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    店長のキャラが強いけど
    エピソードの内容が良かった。
    特に前作に登場していた美月の話は、前作で悪者のまま終わらせずに書いてくれたのが良かった。

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    2026年06月11日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    宗教2世の話かと思いきや、ホラー要素もあり、町田そのこさん新境地かな。

    大人は大きい人間、小人は小さい人間
    という言葉が残りました。
    子供だからといって親の都合や思考で振り回してはいけない。

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    2026年06月10日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    最後の章が一番胸にきました
    逆に最後の章が無ければ私の中ではこの本の印象が違っていました

    東北の震災や新型コロナウイルスにより命を突然に絶たれた方が大勢いて、当然もっと多くの遺族の方々がいる。日本中、世界中が混乱して死と向き合うどころではない状況だったのだ思う
    忘れてはならないと改めて思わせてくれた

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    2026年06月10日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    死別って心の準備が必要なので、色んな心残りもあるだろうな。トキは長い間苦しんでいたけど、とても優しい人でその行動にジンときた。タイトルの“よ“がはみ出てて可愛い。

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    2026年06月09日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    1〜4まで、心温まるストーリーでほっこりしてきたが、ここにきて頭をガツンと殴られたような衝撃を受けた。
    これまでの話は前置きだったのかと思ってしまうほど深く濃い物語に、色んな感情が入り乱れて、そして泣かされた。
    これまで町田そのこさんの作品は『52ヘルツのクジラたち』、『月とアマリリス』しか読んでいないのだが、この2作品と『コンビニ兄弟』を書いたのが同じ作家であることを忘れていたのだ。
    最後はまた元のテイストに戻ってくれたので、ある意味安心したけれど、完全に油断していた。改めて作風の幅広さに驚く。

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    2026年06月08日
  • 夜明けのはざま

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    生きるのって苦しい。でも、それは自分だけじゃないという希望でもある。
    町田そのこさん、絶妙にイヤーな人を描くのがうまい。様々な抑圧からの解放というのがなんとなくいつもテーマにあるように感じます。

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    2026年06月08日
  • わたしの知る花

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    素敵な素敵な話だった。
    とても悲しく一人で亡くなっていったと思っていた平さんが、残そうと思って残したのではない、平さんの物語。
    波乱の人生をひとり生きた彼は「何も残さなかった」ではなく「大事なものを残した」。そして彼はきっと残そうという気持ちで生きていなかった。
    「残ったか残ってないかなんて、自分で決められるもんじゃない」そうだよなぁ。

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    2026年06月07日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    ハイスペックニートだった朱鷺が葬儀屋として他人の死に触れることによって、段々と自分の親友の死にも向き合えていったところが良かった。文面から自信がついていってるのが読み取れて表現の仕方がすごいなあと思った。
    人は死んでしまったら、もう繋がることはできない。でも故人の願いを叶えられた時だけは、また再び繋がれるという言葉がとても印象に残った。
    最近、死への距離感が近くなる出来事があり、当たり前だと思っていたことは、決して当たり前では無い。伝えられるときに伝えなきゃ駄目だということを自身の経験からも、この本からも学べた。

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    2026年06月06日
  • 星を掬う

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    ただの母娘の再会がハッピーエンドだったで終わらず、お互いの葛藤が徐々に分かってくる。介護問題にしても一緒にいたいと思う家族でも限界はあるし、その上本人も自分らしくありたいと思うおもいもある。ラストは色々な問題に対峙することで母娘が分かり合えることも増えていくことに安らぎを覚えた。

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    2026年06月03日
  • 星を掬う

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    幼いころに母に捨てられた千鶴は、それが自分を卑下する理由となり、自分を肯定することがどうしてもできない。
    父と祖母に育てられたが、父の病により家産を手放すことになり、貧乏暮らしを強いられた祖母は、千鶴の母を恨みながら死んでいった。

    千鶴が結婚した相手は、借金に借金を重ねてはその返済を千鶴に押し付け、断ると手加減なく暴力をふるうモラハラ男。
    逃げても逃げきれないこの生活から逃れるため、死ぬしかないと思い詰めていた時に、母の知り合いが「会いたい」と連絡してくる。
    人生最後に、なぜ自分を捨てたのか聞きたくて、千鶴はその知人と会うことにする。

    普通だったら涙の再会。
    「悪かった」「後悔しなかった日

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    2026年06月02日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    非日常きわまりない兄弟(妹)を中心に置きつつも、ベースは〈普通のひとたちがちょっとがんばる〉お話なのがいいんだよなぁ…。
    めっちゃ無理するとか、命がけで何かをするとかでなくても、ちょっと勇気を出してちょっとがんばるだけで、隣にいるひとのヒーローにはなれるんだよね。

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    2026年06月02日
  • 夜明けのはざま

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    地方都市の家族葬専門の葬儀社「芥子実庵」が舞台。
    いきなり、そこで働く女性の親友が自死した葬儀を執り行うというところから始まり、いろんな事情、関係の葬儀が描かれていく。
    ということから、人の「死」とその「弔い方」がテーマかと思って読み進めるが、どうも違う。
    「死」の前には「生き方」があり、どう生きるかに苦悩する。そして、「生きる」には必ず誰かとの関係性も関わってくる。
    「生きる」ことはつらくて苦しいこともたくさんあるけど、投げ出したくなるけど、独りぼっちじゃなくて、きっと誰かと繋がっているんだ、「助けて」と言っていいんだと思える。

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    2026年06月01日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    人の思いは知ることができない⁇まして亡くなった人の思いは知ることが出来ない。悩みながら生きていく、、、

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    2026年05月31日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    ぎょらん、死んだあとに対峙するその人への気持ちと捉えました。

    人が亡くなると必ず後悔って残ると思うし、後悔のないように人と接することは不可能に近いと思うけど、迷うことがあるなら行動したほうが良いね。
    自分が起こす行動って結局エゴでしかないから。

    人間だからエゴで動いてなんぼ。
    でも人間だからこそ、その言動の裏にある気持ちを推し量れるんだな、と。

    最初の一文、面白い!笑
    家に帰ったら、リビングで朱鷺が暴れていた。(p.8)

    そして読み返して思ったけど、朱鷺は最初からぎょらんの存在について何となく分かってたんだよね。
    けど、お母さんとの約束に真摯に向き合う姿、そして人を大切に思う性格、素晴

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    2026年05月31日