町田そのこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
町田そのこさん、大好き。
『蛍たちの祈り』も面白かったんだけど、ポンポン殺人して、ポンポン妊娠して、いい人がいい人過ぎて、ファンタジー小説のような読後感。
殺人に睡眠薬が出てくると気分がさがるので、星3かな...。そして、睡眠薬は、神経質な人だから使う薬じゃないと言いたい。変なところに引っかかって、ごめんなさい。
(小説の描写はドラマ性優先で、医学的リアリティとは別物と理解しないといけないけれど、睡眠薬を大昔の薬から進化していない前提の小説があふれていてガッカリする。小説に薬を扱うなら、薬の解像度をあげてから物語に使って欲しい。)
正道のモテ気質は、逸彦のDNA。
隆之のいい人ぶりは、 -
Posted by ブクログ
まさかのサスペンスはじまりだったけど、中身は町田その子で安心して読めた。
ちょっとしたほころびが、だんだん大きく、複雑にからまって、がんじがらめになって抜け出せなくなる、誰にでもありうる恐ろしさがリアルだった。
放置子やイジメ、独居高齢者、洗脳に共依存…問題が多くてげんなりするけど、1つの問題をたどるといろんな課題が芋づる式に出てくるのも、リアルだと思う。
毎日スゴイ量と勢いで流れていくニュース、一つ一つの当事者のその後とか、加害者家族の生活とか、立ち止まって覗いてしまうと、前に進めなくなる。
そんな1つのニュースを深掘りして、負の連鎖を断ち切るには?…と考えさせられた。
アマリリス会やスミさ -
Posted by ブクログ
読書備忘録973号。
★★★。
備忘録メモが忘却の彼方に。
短期記憶はきれいさっぱり消え去って・・・。
冒頭。
男と女、あと乃愛とかいう女子の3人で高齢女性を山中に埋めている。
これは犯罪か?
それとも埋葬か?笑
シーンは変わって、なんか北九州のタウン誌のフリーライターをやっているっぽい女性が登場。飯塚みちるさん。どうやら主人公ですね。
そこに、元カレの出版社雑誌編集者の男から連絡が。
北九州の高蔵山で遺体が発見された。その事件を追ってくれないかと。
秒で断るみちる。
どうやらみちるはもといた在京出版社の雑誌記事でやらかして、事件記者をやめて北九州の実家に逃げ戻ってきた模様。
やらかし -
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ネタバレ神の妃と騎士団長が、罪と罰を受け入れた上で幸せを知る話
上巻の中盤以降、エスタの誘拐と王宮内での毒殺事件が入り乱れてきたあたりからぐっと面白くなった。
下巻も、中盤ごろまでの推理と謎パートはとても面白く、夢中で読み進めた。
ラストの二文も、この壮大な「戀記」の結末としての呆気なさがまた良く、余韻が残る感じで私は好みだった。
ただ……ハピエンじゃないのかー……というのが正直な気持ち……!!
どんだけご都合展開だろうとも、こんだけ陰惨な過去胸糞な展開を繰り広げるなら、最後はせめて救いのある結末にしてほしかった!
「死んだらおしまい」派の人間なので、「死が二人を分かつとも愛は不滅」みたいな結末に -
Posted by ブクログ
ネタバレ攫われた恋人を救い出そうとする主人公の苦難、王宮に渦巻く陰謀と亡国の血塗られた歴史、そしてようやく辿り着いた真実の先に…
愛しの巫女ちゃんをやっと助け出したと思ったら、、、こういう悲恋物を書きたかったのかね。。さんざん夢物語を詰め込んだのだから、いっそ最後までバカみたいにハッピーエンドにしたら良かったのに。。
実はエスタと姉妹で王女だった設定のリルちゃんは、ひたすらピュアな良い子だったし、人の善悪も単純でわかりやすい。ファンタジーとしては重厚さに欠けるけど、なんだかんだ文句言いつつそれなりに面白く読み終えました。 来年あたりアニメ化しそう。 -
Posted by ブクログ
作者初のファンタジー。
個人的に10年かけて「趣味として」書き溜めてきたものだという。
レルファンや騎士団が誘拐されたエスタを探す中、宮廷で発生した連続毒殺事件。
捜査を進めるうちに明らかになるエスタとレルファンの従者リルの壮絶な過去と滅亡したカストナ王国の悲劇。
邪悪で冷酷な黒幕の正体。
カストナ王族の特異な性質はファンタジーなら許されるか?
どこまでも健気なリルに感情移入してしまい、書名の「戀」はむしろ彼女のものかと思ったが、読み終えてみれば圧倒的にレルファンとエスタの悲恋だった。
作者の趣味が漏れ出る最後の一節には好き嫌いが分かれそう。
レルファンが時折見せるくだけ過ぎの口