町田そのこのレビュー一覧
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ネタバレ好みなのは「祀りのいきもの」。祖母は何を飼っていたんだろう。南洋の妖精?そもそも南洋の妖精は生き物なのか。不思議が心地よく残るお話だった。
文章が全体的にひんやりと静かなイメージで好み。
印象に残ったのは「二人という旅」。冠婚葬祭というテーマにSFチックな作風という斬新な角度?からの物語だなと思った。アンソロジーにスパイスが効いて私は好き。
あと、結婚について、契約の女神と対話するシーンがとても好き。結婚の誓いは後に夫婦が別れたとしても破られたことにはならない。なぜなら、結婚という契約はお互いを永遠に愛したという、それほどまでに強い願いが、人の短い人生に一生に一瞬でも存在したことの証明だから -
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町田そのこさんのユーモアエンターテイメントハートウォーミングストーリーですね。
シリーズ四巻目です。
今回は、流れがコンビニ「テンダネス」のイメージキャラクターをめぐるドタバタと友情、自分探しの人間模様が、温かな文章で綴られています。
キャラクターはご当地アイドルグループの采原或るがデザインした、お茶目でキュートなアルパカのマスコット「アル・パカッションくん」。
プロローグとエピローグで「門司港こがね村店長」のミツに取り憑いた、蛇身の女の幽霊が、いつもの和歌とマキオのコンビが持ってきた腕輪で除霊が出来るドタバタが紹介される。
実は、この腕輪をミツの一番上の兄一彦が作った抜群の性能の -
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ネタバレシリーズ4作品目も大好きな登場人物たちを交えたストーリー展開で、終始温かい気持ちだった♪
第一話
大好きだった夫の輝也と別れ、門司港で初めての一人暮らしを始めた百合。
小さい頃から家庭内でのルールが厳しく、門限があったり、スマホの利用時間外は取り上げられたりしてうまく友人関係が築けなかったり、自分の望む進路ではない進学先を両親に決められ人生を歩んできた百合。ずっと両親に敷かれたレールを歩み続けてきた。
職場内で知り合った輝也とのせっかくの結婚生活も、過干渉すぎる両親がストレスとなってしまい、結局のところ離婚することとなってしまう。
離婚後、両親から離れる宣言をして、不安の中テンダネスの近くで -
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作品の随所で、ドヴォルザークの「家路」が象徴的に挿入されていることから改めて聴いてみると、耳馴染みがある一方で、どこか懐かしく儚く感じた。「家路」の旋律が作品全体を優しく、時に鋭く包み込んでいる。
第1話:ドヴォルザークの檻より
冒頭、いきなり衝撃的なシーンに胸を突かれる。小学6年生の類が、静まり返った夏休みの校舎で目撃したのは、担任の女性の先生と旅の途中で学校に立ち寄っていた画家の淫らな姿だった。そのあまりに強烈な展開に、私の想像が追いつかない。
場面は変わって、類は母校の閉校イベントに携わる大人になっていた。そのような中、再会したのは、あの夏の衝撃的な光景を一緒に目にした香坂玄。再会し