町田そのこのレビュー一覧

  • わたしの日々が、言葉になるまで 小説家に学ぶ言語化のコツ

    Posted by ブクログ

    『52ヘルツのクジラたち』の筆者による、Q&A形式での「言語化」のための本。一問一答の形式になっており読みやすかったが、内容としては当たり障りがなく目新しい内容は感じられなかった。自分の日々の感情の言語化、小説などのための言語化にも対応しているので、言語化に取り組み始めた初心者向けにはかなり良いのではないかと思われる。

    0
    2026年07月21日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    3話どれも良かった。
    推しに夢中になる中尾光莉はオタク感出てて楽しそうでいいし、じゅえるは友達も出来てやりたい事が見つかるといいな。二彦の元カノとの過去も興味津々だった。

    0
    2026年07月20日
  • ぎょらん(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    皆それぞれに罪悪感や劣等感を固く握りしめて生きていた。
    決意や愛情として前向きに握りしめてる人もいたけど、基本的には主観でしかない。
    朱鷺のように苦しむことから得られるものもあるだろうけど、身動きとれないほどしんどいなら手放す方向でもがいてみるのが良いのかも。

    どんなに近しい間柄でも、生きてるうちに関わる人ってそれぞれの世界がたまたま重なっているだけなのご縁なんだな。
    相手の主観(見ている世界)を尊重しつつお互いの利害を調整していくバウンダリーの話として読んでも面白かった。

    0
    2026年07月20日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

    Posted by ブクログ

    町田そのこ感のない物語だったという印象。
    登場人物の台詞回しにちょっと違和感があったけど、概ね楽しめた。
    外伝とかあっても面白いかも笑

    0
    2026年07月19日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

    Posted by ブクログ

    主要登場人物をざっくり頭に入れてから読み始めたのでルイーダの3人目の子供の性別が先に分かってしまった。次からは本文から入ろうと思う。

    0
    2026年07月18日
  • うつくしが丘の不幸の家

    Posted by ブクログ

    いわゆる不幸の家、枇杷の木、荒木さんと、その隣に越してきた人達の立体的な描写が楽しかった
    あと、解説がとても分かりやすく整理されています

    0
    2026年07月18日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ヒーローになりたい男がテンダネスの着ぐるみを着る事になった。本物のヒーローになれるのか。
    店長志波には、何かが取り憑いていた。

    0
    2026年07月18日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

    Posted by ブクログ


    町田さんまさかの異世界?!面白くて389P一気読み!堅苦しくないのでファンタジー免疫ない方も気軽に読めそう。分類は王宮ミステリーかな。捜索の合間に差し込まれる逢瀬の回想が甘々色鮮やかでとても切ない

    PHP文芸文庫15周年記念作品。いきなり文庫化。町田さんの新境地、とってもいいです。認識はロマンス<ミステリかな

    0
    2026年07月18日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

    Posted by ブクログ

    こういう怪異譚みたいなものも書くのだということを感じ、それが面白かった。
    冷静に考えたら、私は町田そのこの作品をこれを含め4冊しか読んでいないのだ。でもしょっちゅう本を目にするので勝手にもっと読んでた気になっていた。
    ホラーや怨念とか呪術要素と、瑞々しい主人公たちの真っ直ぐな気持ちや行動がアンバランスな気もするし、そういう存在こそが呪いを打ち消す光なんだろうなと思った。
    登場人物のキャラクター性であったり、とんとん拍子に捜査が進むところなどがエンタメ的でアニメや映画と相性良さそうだなと思う。
    表現方法は違えど現代においてアニメも小説も同じジャンルな気がする。文脈が同じというか。
    中高生に読んでほしいね。
    そして参考文献に吃驚した。そういえば、あったわ…。読んだことないけど。

    0
    2026年07月15日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ヒーローになりたかった男性の話、テンダネスのオリジナルキャラクター・アルパカッションくんのお披露目会イベントの場面がよかった。今回もさくっとあっという間に読めた。

    0
    2026年07月15日
  • うつくしが丘の不幸の家

    Posted by ブクログ

    これは優しくて心が癒される連作短編集です。町田そのこさんは「倒叙(とうじょ)」という手法を巧みに用い、「呪われた」家に住んだ5つの家族の、いわゆる「不幸」の真相を一層ずつ解き明かしていきます。

    世間の目には破綻や敗走に映るものも、実は彼らが人生の泥沼でもがき苦しんだ末に、自分に正直に生きようとした勇敢な選択だったのです。悲しみ、喪失、裏切りといった一見マイナスな経験も、すべてこの家で成長の糧へと変わっていきます。彼らが家を去るのは逃避ではなく、本当に自分に合った新しい生活へと踏み出すためなのです。

    「幸福に模範解答などない」――この本はそう気づかせてくれました。社会が求める完璧な期待に応える必要はなく、ただ好きな人と一緒に笑い合えるなら、それこそが自分にとって最高の居場所なのだと思います。

    0
    2026年07月15日
  • 夜明けのはざま

    Posted by ブクログ

    葬儀屋なので内容は重めで読むのに少し時間がかかりました。譲れない事があって結婚できないきっかけや、離婚するきっかけは1つの譲れないことでもありうるよなと。いまの自分には考えさせられる話でした。

    0
    2026年07月15日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

    Posted by ブクログ

    主要登場人物たちの中に、それぞれ愛があって、好きなキャラクターたちだった。怖い話だけど、暖かさもありよかった。

    0
    2026年07月15日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    「おつやのよる」
    僕の涙腺は、特にこのような作品にはめっぽう弱い。
    自分の幼い頃も、共働きの両親に代わって、優しい祖母がよく面倒をみてくれていた。
    祖母はこの世で1番優しいひとだと思っていた。

    主人公、清陽は、おばあちゃんに恋人の省吾を紹介できないでいた。
    立派な両親をもつ省吾に、自分のだらしない両親をみせたら、呆れられるんじゃないかと。
    おばあちゃんは事あるごと、清陽に「自分が結婚したいと思うひとに会わせなさい」といっていた。
    おばあちゃんは全てわかっていた。愛する孫の選んだ人が、そんな小さなことで呆れるわけがないと。
    孫の清陽だけじゃなく、家族みんなを見守り、幸せに導いてきた祖母を見送る、最後の日のお話でした。


    「ばばあのマーチ」
    ~お互いの求めていた助け合いができなかった。助け合いのための会話も、きっと足りていなかった。それだけ~

    世の中の恋人や夫婦の関係でも、お互いが補完しあえる関係が理想なんだけど。。
    最初はうまくいってても、転職したり子供が産まれたりしたら、求めている「助け」も変わる。

    嫌なことでも受け入れられる寛容さ、器のデカさが試されるんだなー。ロジカルに言えば、そのガソリンは愛なんだろうな。。

    0
    2026年09月14日
  • 夜明けのはざま

    Posted by ブクログ

    町田そのこさんの『夜明けのはざま』を読んだ。この一編にも心に残る一言があった。「ぼくたちはあまりにも、明日に任せすぎている」。本を読むタイミングや心境によって刺さる言葉は当然に変わるから今の自分にそのフレーズが響くのは、つまりはそういうことだと思う。これだから読書はやめられない。

    0
    2026年07月12日
  • わたしの日々が、言葉になるまで 小説家に学ぶ言語化のコツ

    Posted by ブクログ

    町田その子さんが、Q&A方式で答えていく内容であり、言語化に関する57の悩みに答えている。

    “言語化のコツとは基本に徹すること”、そういう印象を受けた。著者の才能もあるのだろうが、とりわけすごいことをやっている印象もなく、コツコツと積み上げられたものが形(町田その子さんの場合は小説)になっていると感じる。

    私の場合は紙に箇条書きで書き下して、AIに丸投げしてまとめてもらうなどしているが、これはこれで案外頭の中がスッキリすることもある。言語化するのはAIの方が上手なのは癪なのだが(笑)、自分ではなく異なる視点で見てもらえると良いかもしれない。

    いずれにせよコツコツと積み上げていくしかなさそうだ。

    0
    2026年07月11日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    禁断の恋×ミステリー(ヒロイン拉致)が主軸の群像劇ファンタジー。
    「恋愛パート」「拉致後の謎解きパート」が織り交ぜられた時間軸になっており、ストーリーが非常に面白い。ただし軸になるのは恋愛パートだと感じた。

    ・(超個人的な感想)ワケあり男装女子リルの健気さと忠誠心が見所の一つ。
    リルにとってレルファンは命の恩人であり幼少期の心の支えになった人であり決して許されない恋心を抱く相手であり仕える主人でもある。忠誠心に従い従者としての仕事を全うしてはいるが、叶わぬ恋心が時折顔を出して心中では揺れている。
    恋心を自覚しており「職務に私情を持ち込まない誠実な従者」は彼女自身の望みでもある。従者ゆえに髪を短く切り揃えており、見た目から男だと思われがち。
    巫女エスタと思いがけない共通点があり、出生に秘密がありそう(孤児であると明かされたが、謎は残ったまま)。
    めちゃくちゃ健気なセカンドヒロイン的ポジション。
    個人的に好みドストライクのキャラであるが、恋の成就はおそらくなさそうなのが残念。※立ち位置的にはその結末が妥当であるため、本当に個人的な感想。

    ・物語の軸:エスタとレルファンの禁断の恋
    物語の進行と共に徐々に語られる二人のなれそめ話で、お互い自らの恋心に罪の意識があることが明らかになる。
    好きな人には刺さるシチュ。

    また、立場の違いからお互いの二面性に強く惹かれるようになる(以下ざっくりまとめ)。障壁の多い恋なので余計に燃える。
    レルファン:エスタとの身分・立場の差に苦しむ。一方で巫女としての美麗なエスタと部屋で密会するときの幼さが残るエスタとのギャップに萌えて惚れ込んでいく。
    エスタ:信仰心と止められない恋心の間で揺れるが、自分に外の世界を教えてくれたレルファンのことをかけがえのない存在と思う気持ちは止められない。

    0
    2026年07月11日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    離婚直後の寂しい女性
    ヒーローになりたかった青年と親友。
    そしてまたもや幽霊まで?!

    テンダネス門司港こがね村店は小さな暖かさで満ちてます

    0
    2026年07月06日
  • わたしの知る花

    Posted by ブクログ

    章ごとに語り手も主人公も入れ替わっていく、ちょっと凝った構成の作品。

    登場人物たちは、昭和・平成・令和に思春期を迎えた祖父母世代・父母世代・子世代に分かれている。
    当然、育ってきた環境や価値観は大きく異なるのだが、多くの人物が現在進行形でパートナーとの関係などに悩みや問題を抱えている。
    もちろん、もう取り返しがつかないことや、手遅れになってしまったこともある。
    それでも、世代を超えた交流を通じて、それぞれの価値観や人間関係が少しずつ変わっていく。
    その過程で登場人物たちが前を向こうとする姿が印象的で、読んでいてうれしくなった。

    交流の中心になるのは、秘密を抱えた「絵描きジジイ」こと平と、彼の足跡をたどろうとする令和の高校生・安珠だ。

    ミステリー感はあまりないけれど、平の秘密をめぐる旅と、安珠の成長を描いた物語としても楽しめる。

    面白かったです。

    0
    2026年07月06日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    またテンダネスに帰ってきたな〜と思える2巻。
    1巻では悪者っぽい立ち位置になってしまったあの子の、その後が描かれていたのが良かったです。みんな色々と間違いながら、後悔しながら、それでも生きていくんだよなぁと思えるお話でした。

    0
    2026年07月05日