町田そのこのレビュー一覧

  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    ネタバレ 購入済み

    しんどすぎる。。。でも

    主人公の虐待シーンや、どん底に堕ちていくが読んでいて本当に辛く、「そっちはだめだー!」と叫び出しそうになってしまった。胸が圧迫されて息ができない、そんな感じに似ている。
    救いの手は差し伸べられているのに、沼の深くまではまっている人はその手に捕まることを躊躇する、振り払う。その手に捕まること、幸せになることは簡単なのに、その権利がないのではと思ってしまう。読んでいてとても辛かった。
    でも不幸な呪縛から段階的に解放されていく主人公に、読後いつのまにか自分も不幸から解放されていたことに気づいた。

    #癒やされる #泣ける #ドロドロ

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    2025年03月22日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    初読みの作家さん
    今までずっと合わないと思い込んでいたが一気にファンに。

    今いるこの場所「ここ」で生きるのか、「ここではないどこか」へ行き人生を歩むのか。様々な環境に置かれている人たちを描いていた連作短編集

    置かれた場所がすべてではなく、あくまで自分がどうするのか。
    自分の意志で選択する場合も、置かれた立場からそうせざるをえない場合も、自分のいる場所を足場をどこにするのかどう生きるのか。
    生きづらい日常を少しでも呼吸しやすいように、一歩を踏み出せるように寄り添う優しい物語。

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    2025年11月29日
  • あなたはここにいなくとも 無料お試し版

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    あなたがここにいなくても

    オムニバスの1部分しか読んでいないけど、流れるような文章にドンドン読み進めてしまいました❗️人の持つ汚い部分も描きつつ、一方で温かく優しい感情も溢れていて、ジワジワと心に染み込んでいくような、お話しでした。

    #ほのぼの #泣ける

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    2025年03月16日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    ネタバレ

    久々に全部好きな話が詰まったアンソロジーだった。

    何よりインパクトがあったのはラストの町田その子さんの「六年目の弔い」。最後にとんでもない爆弾をぶっ込んできたな…。
    設定の時点で結構突っ込んだ内容になりそうだったけど、その中で珠美と志乃がいい関係性になれてほっこり終わるのかと思ったら最後に胸がざわつく展開に。

    冠婚葬祭の中で、一番無難そうで難しいテーマの「婚」がSFだったのも面白かった。普段SF読まない人間でも読みやすくて好きな話だった。雪舟えまさん、他の作品も読んでみたいな。

    寺地はるなさんも安定して好みの作品。40代の幼馴染たちがバタバタする話って微笑ましい。

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    2025年03月01日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    涙 どうして40代のおじさんがハマってしまっているのか。。。町田そのこさんマジックですね。今回も個性豊かなキャラクターに懐かしさを感じつつ、新しいストーリーに涙させてもらいました。ありがとうございました。

    この小説読んで泣いてる40代男性は何人いるでしょうか。それでも、「僕たちの友情と、ヒーロー」で泣いてしまいました。ヒーローになりたいんです。それなら、こんな自分でいいのか、自分に恥ずかしくない生き方をしたいと思いました。

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    2025年12月03日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    狭いコミュニティでの暮らしにくさが、人間模様と女性心理を交えて描かれている。1日の終わりを告げるドヴォルザークの家路とともに、その辛さや悩みにも終止符が打たれているように感じ負の感情ばかりではない。

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    2025年10月19日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    切り離された短編集かと思ったら全て繋がっていて、ぎょらんとはなんなのか。ぎょらんの捉え方が人それぞれ違ったり…
    人の死からの影響は計り知れないが、死後その人と繋がる機会があるならば大きな影響となると思う。
    しかしその不確かなものより、日頃のコミュニケーションの大切さも同時に考えさせられた、
    いつ突然、自分が死んでしまうかもしれないし、家族恋人友人が亡くなってしまうかもしれない、なるべく後悔の残らないように過ごしたい。
    最後はときの成長乗り越えようとする姿に涙が出そうになりました

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    2025年11月28日
  • 夜明けのはざま

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    とてもよかったです。
    途中、重くて読むのが苦しいこともありましたが、読後感は晴れやかで、いい話を読んだ、と思えました。
    初めての町田そのこさん作品。
    他のも読んでみたい!

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    2025年12月23日
  • あなたはここにいなくとも

    購入済み

    温かい実家の家族

    「おつやのよる」が一番気に入りました。清陽は恥ずかしいと思っている九州の家族はみんな憎めない人たちで心が温まりました。省吾が清陽の家族に会えてよかったね。あんな凄まじい場面に立ち会っても、清陽の家族にいい気持ちを抱く省吾は素敵です。清陽のおばあちゃんは義理の娘達をとても可愛がっていたこと、義理の娘達もおばあちゃんに感謝していることに感銘を受けました。私も清陽のおばあちゃんのように愛情に溢れる魅力的な人になれたらいいなと思います。

    #憧れる #ほのぼの #アツい

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    2024年12月14日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    ネタバレ

    嶋津輝「漂泊の道」
    葬式の時にしか会わない遠い親戚との話。自分の母親の兄の奥さんの妹の娘、遠すぎてものすごく考えた…その親戚、カナさんと4回顔を合わせ、その後、父親の後妻になっていた、そんな複雑でもあり得そうな話。何度登場してもカナさんはステキで、自分に対してもハッキリ物申す人で憧れていたのに、いつか違う感情を抱くようになっていた。薄く長いスパンの付き合いの親戚ならではの動きのあるストーリーだと思った。

    町田そのこ「六年目の弔い」
    哀しみを共有してくれる人がいて必要と思えば手を差し出し触れ合える、それがありがたかった
    というところ、が身にしみる。
    亡くなった人は、思い出の中でしか生きられない

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    2024年11月06日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    寺地さんの作品を、何作か読んでいますが、初めて爆笑しながら読んだ。ほんとに寺地さんのだよね こんな面もあるんだーと、楽しくなりました。それから、勝手に騙されてしまった。ネタバレしちゃうので、詳しくは書きませんけど。

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    2024年09月28日
  • あなたはここにいなくとも 無料お試し版

    匿名

    購入済み

    おばあちゃん…

    まだ生きている祖母に、何ができるだろうと考えました。

    お別れは突然やってくるかもしれないし、どうしたっで後悔は残るかもしれないけれど、今は会える時間を大切にしようと思います。


    町田そのこさんの作品は2冊目なんですが、登場人物が等身大で、町ですれ違ってそうだなと思うほど親近感を感じます。

    だからこそ、一緒に苦しくなったり恥ずかしくなったりするけど、最後はあたたかい気持ちになれて楽しかったです!

    #切ない #スカッとする #感動する

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    2024年09月09日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    冠婚葬祭をテーマにしたオムニバス。冠が成人式を、祭が先祖の霊をまつる祭事を指すとは分かってなかった。
    飛鳥井千砂、寺地はるな、雪舟えま、嶋津輝、畠山羽根子、町田そのこのうち3人は初読み。飛鳥井千砂と町田そのこの作品が良かった。

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    2024年08月12日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    寺地はるなさんと町田そのこさんの短編が読みたくて。
    お二人の短編は安定の面白さ。特に町田そのこさんのお話は号泣。登場人物の二人と一緒に、ゆっくり時間をかけながらいろんな感情を落とし込んで読み終えた感じ。ラストは切な過ぎる。

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    2024年07月03日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    耐えられなくて人材不足になるほど店長のフェロモンってどんなでしょうか笑。店長目当てに続々と人が集まってくる光景ってどんな?虐待やネグレクトといった話題はなく終始温かい話で安心。

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    2025年10月18日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    泳ぐ 愛情と友情、生と死、幸福と孤独、親子、夫婦、仲間、色々な中をタイトル通り泳がせてもらいました。夜空に泳ぐチョコレートグラミーも連作短編で輝いていました。生きていこうという活力は貰えませんでしたが、生きていくのだなぁと考えさせられました。溺れるスイミーの時に公園で読んでいましたが、生きづらさに涙してしまいました。さすが、町田そのこさん、デビューからかっ飛ばしていました!

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    2025年12月03日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    立て続けに読んじゃいました 続編があるのは分かっていたのですが、間に1冊も挟まずに続けて2巻に手を伸ばしました。いつもなら間に異なった作品を読むのですが、勢いで2巻も読むことができました。1巻に続き楽しませてもらいました。次は3巻ですね。楽しみです。

    キャラの立ち過ぎてるメンツに、さらに濃いメンツが次から次へと出てくる、面白おかしい小説です。

    作中のコンビニは架空の店ですが、元にしたコンビニはあるようです。調べてしまいました(笑)

    まだ登場していない長兄や、末弟、両親などなど、次回以降も楽しみな作品です。

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    2025年12月03日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    勘違いは良くない 町田そのこさんの作品が大好きです。「コンビニ兄弟」は「ぎょらん」よりの作品だと感じました。数冊あるようで躊躇していましたが1冊読み終わると次が読みたくなってしまいました。次巻も楽しみです。村田沙耶香さんの「コンビニ人間」と勘違いしていましたが、全く異なる作品でした。でも、どちらも面白い作品でした。

    フェロ店長って。。。キャラが立っている店長の周辺での出来事が1巻では多かったように思います。次巻は店長の話も入ってくるのかな?

    夫婦が互いを育てるという考え方は素敵だと思いました。

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    2025年12月03日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    ものの見方 物の見方を考えさせられました。自分が良いと思ったものは誰が貶そうと良いもので、自分が悪いと思ったことは誰が褒めようが悪いもの。良いも悪いも自分次第だから、傾きすぎるのはいただけない、そんな気持ちを感じさせてくれた小説です。

    どうしても0か1か、良いか悪いか、2極論で考えがちですが、良いも悪いもない、あるのは経験だけという達観した気持ちを、歳を重ねて手に入れたいと思います。

    52ヘルツのクジラたちもそうでしたが、子どもの心境や描写が町田そのこさんは本当に上手いと思います。子どもは大切な存在だと何度も感じさせてもらいました。

    薬缶、やかん!ハッとしたと同時に、出版業界とかに勤めて

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    2025年12月03日
  • 夜明けのはざま

    匿名

    購入済み

    葬儀屋さんの仕事のより深いところまで知る事ができました。想像以上に大変な仕事なんだとわかりました。

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    2024年04月27日