町田そのこのレビュー一覧

  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    私が好きな曲のきっと元となった小説。
    52ヘルツのクジラに手を差し伸べる側の歌詞で、私はまだつらく苦しく誰かに見つけてほしいと願う側に感情移入してしまったので同じ物語を読んだ時に浮かぶことがここまで違うのかと驚いたりもしたけど。

    誰もが大なり小なりの悩みがあって自分のなかで世界一の孤独を感じることがあると思う。
    自分が救われないと人を救ってはいけないなんてことはないし、人に手を差し伸べることで自分が救われることもある。
    なんにせよ世界は笑顔で溢れていた方がいいし、周りをみて私にできることがあるなら今までの人生で貰ってきたぶん、与えていきたいと思う。

    ひとつ気になった点として52ヘルツのクジ

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    2026年03月11日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    亡くなった時に思いの強さから生まれるというぎょらん。そんな都市伝説のような噂を通じて、生死と向き合う人たちの物語。

    人は亡くなると思いは一方通行にしか流れないから、故人がどんな人生を送っていたか、どんなことを思いながら亡くなったのか、それは残された人たちそれぞれが解釈するしか他ない。

    故人が自分を憎み妬んでいると思うのは、生きている者の後悔を晴らしたいから、というのは納得した。
    だから後悔したくなければ、生きている間に逃げずに向き合う覚悟を持って会話をしなくてはいけないんだなと、、

    お別れは辛いけど、残された人はこれからも人生を続けていくために、故人を想い、感情を露わにする時間が大切。お

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    2026年03月09日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    小さな町の中で
    それぞれに傷や孤独を抱えた人たちが
    ゆるやかにつながっていく物語 ‪

    「人は一人では生きていない」と感じさせられる 、
    優しさが静かに連鎖していく作品 〇 .

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    2026年03月09日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    大切な人を亡くしたあと 、
    残された人はどうその悲しみと向き合うのか 。。
    この物語は、そんな“喪失後”を静かに描いた作品

    喪失は消えないが想いは形を変えて残り続ける 、
    静かに心を揺らす、優しい物語 ⸝⸝ᵕ ᵕ⸝⸝

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    2026年03月09日
  • 夜明けのはざま

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    斎場で勤務をしている主人公。 死生観、人生観、結婚や仕事に対しての価値観、考え方について身につまされるというか、、自分の考え方を振り替えさせられる本でした。読む前は私は間違ってない、と思ってた考え方を、ん?ちょっと待てよ、相手の尊重、、と落ちつけた気がする。日々の生活で自分の振る舞いや人間関係に悩む場面が多々あって、もっと楽観的に生きていけたらいいのに、と考えてたところだったから、考えさせられるいいタイミングで読めた。

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    2026年03月09日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    シリアスな印象が強い町田さんなんですけど、これすごく好きです。わたし自身元コンビニ店員ということもあって、物語がわたしに浸透しやすい。シリーズ追いかけます。

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    2026年03月08日
  • 蛍たちの祈り

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    1章から何で転がり落ちるような負の連鎖なの~!って思いました。でも隆之のおかげで読み終わってみると温かいお話だと思いました。手をさしのべられる人。
    もっと隆之のこと知りたかったです。
    何かが違ったらとか、親が子どもに愛情を向けていたらこんなことには…と何度か思ったけれど幸恵や正道の名前に込められた思いがあって良かった。そして最後、隆之のまわりにも人がいて良かった。

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    2026年03月08日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    なんと、どんどん面白くなっていくコンビニ兄弟。
    2巻目良いなと思ったが、3巻目もすごい良かった。

    店長はもう置いといてすぎて、なんならコンビニも出てこない回もある。

    2話目の別府の主婦と、配送業の派手女子の友情(サバサババッサリコメントが良い)。
    3話目の廣瀬くん主役のツギさんの元カノの妹、神崎華のお話は、ライトな小説の皮をかぶって大変心に迫って切実で悲しくて温かくて良い。
    みんなが、すべてを明らかにしないところも、慎ましやかな優しさと強さで泣けるのだ。

    続きも読みたくなり、また、映像がどうされるのかが楽しみで仕方ない。

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    2026年03月07日
  • 蛍たちの祈り

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    ネタバレ

    胸が苦しくなる内容だった。子供は親を選べない。ただ当たり前の親子、家族のかたち、特別なものは何も望んでいなくて欲しかったのは親からの愛情。
    正道が、俺みたいな子どもがいたら⋯助けてあげてくださいと飯垣さんに話したときは感動した。

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    2026年03月07日
  • 月とアマリリス

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    とても引き込まれる物語だった。
    記者である主人公を通して、色々な人との関わりやその人の背景が見えた。
    自分が絶対に正しいと思い込まず、他者とのラリーを通して相互理解していく大切さを改めて感じた。

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    2026年03月07日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    現代社会が抱える問題を心理描写を交えながら、死生観に想いを至らせる作風が気に入って何冊か読んでいる。

    死を通して生を見つめることで、亡くなった人の思いや残された人の心情が描かれており、死は終わりではなく、生きている人の心の中でその人が残り続けることなんだな。

    読後は、そうか、俺も「ぎょらん」を見つけたかったのかもしれないな、と。

    それにしても、男女関係の描写が生々しい場面もあり、しんどい。
    情報が溢れる現代では、際どい描写でないと、想像が絞れないのかもしれないな、と感じた。

    刺さった一文
    ▪人は、自分が耐えきれない負荷を感じた瞬間に感覚が麻痺してしまう。
    ▪幼い頃に、精神が強く刷り込ま

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    2026年03月07日
  • 星を掬う

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    意味深なタイトル。答えは最後にやっと分かる。若年性認知症の母芳野聖子が、消え行く記憶の海の中から、大事な大事なキラリと光る記憶を掬い上げて、図らずもそれを娘の芳野千鶴に見せることで、母娘の関係が再生する、という意味合いのよう。

    千鶴の夫弥一によるDVと認知症と介護の話がずっと続くので、読んでいて気持ちは凹むのだけど、救いはある。 千鶴の逃亡先に、弥一が執念で辿り着き、母聖子の前でDVに及んだ後、千鶴が覚醒し、弥一の顔面をビンタした上で、「わたしの人生はわたしのものだ」と叫ぶ場面は、「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」でいじめられっ子晴子(小6)が「孵化」する場面を思い出した。

    聖子が千鶴を捨

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    2026年03月08日
  • 月とアマリリス

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    町田そのこさん初のサスペンスという事ですが、続きが気になって一気に読みました!

    自分も不必要に人を傷つけないように、自分のものさしは必ずしも正しいと思わないように、相手とラリーをしていかないと…
    あと井口さんみたいな人が近くにいたらいいなぁと思いました!

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    2026年03月06日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    出て来る人たちに100%共感できる訳ではないけれど、ええ話やわ。それぞれ最後には感心する。いいシリーズやわ!

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    2026年03月06日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    シリーズ4までくると、謎だった志波兄弟の長男がついに…
    でもまだまだ匂わせ程度で、5巻にはガッツリ登場するのだろうかと期待が膨らむ。

    私は霊感も前世の記憶も全くないけれど、前世の記憶のある姉は、今繋がっている人は前世でも会ってる人達なのだと言う。

    志波兄弟の人並みではないパワーは、あり得ないレベル。でも、きっとどこかにこんな人達はいて、出会ったすべての人は縁のある人として助け合って生きているのだろう。

    ミツさんは、ちょっと人を助けすぎてるのかも。
    悪霊に取り憑かれない程度の人助けにしないとね。

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    2026年03月06日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    ネタバレ

    叶わない恋と分かっていながらレルファンを一途に想っているリルがいい子すぎる‥。
    そして明らかになっていく過去に、増える犠牲者。
    そして、結末が意外すぎる。ラスト涙が止まらなかった。

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    2026年03月05日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    攫われてしまったエスタは無事なのか、、そして物語が進むにつれて分かってくる残酷な過去。どんどん物語に惹き込まれていきました。

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    2026年03月05日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    三彦がなぜコンビニで働いているのかが明かされる。
    樹恵琉も自分を見つめ直し、新しい仕事に挑戦することに。

    本作品は漫画になったり、テレビドラマ化されたりと人気を得た。
    漫画もドラマも見る気はないが、続編が出たら読む。
    そろそろ完結編だと勝手に思っていたが、第6巻が11月に出るみたいだ。
    4月から始まるドラマは原作を改変するのだろうが、二彦や樹恵琉も登場するのかな。
    二彦と樹恵琉は誰が演じるのか気にはなる。
    と言っても、若い俳優さんはあまり知らないけど。

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    2026年03月05日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    コンビニ兄弟シリーズのよい所は、コンビニエンスな気持ちで手に取れるところかな。
    3巻はみんな大好きツギさんの過去が深掘りされていて、満足度高め。

    そして謎の美女神崎華も、嫌な女だと思っていたら実はとんでもない事情を抱えていて…
    町田そのこさんらしい、感動的な物語。

    光莉も太郎もいいキャラで、みんな応援したくなってしまう。
    ホントに幸せ度のあがるシリーズですな。
    困った時のテンダネスこがね村店。
    安心、便利!
    やっぱり、コンビニエンスです。

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    2026年03月05日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    ネタバレ

    レルファンがエスタを救い出せるのかが1番のテーマだが、王族毒殺事件も同時進行し、ますます面白くなってきた。

    毒殺事件の首謀者に関しては、言われてみれば確かにあいつしかいないってほど、しっくり来た。自分の子まで巻き込んで偽装工作するとは、なんて恐ろしい男だ。
    エスタ誘拐監禁犯もかなりヤバい奴だった。何をしても死なないのに毒だけは効くという設定は意味わからんけど、人間、弱点があると、それが気になってしょうがないものなのかね。自分の弱点を克服するためだったら、他人の命などどうでもいいというまさに悪役という感じの奴で、最期が呆気なく感じた。もうちょっと苦しんでくれても良かったな。

    リルとエスタの関

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    2026年03月05日