町田そのこのレビュー一覧

  • 蛍たちの祈り

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    重たいテーマだったけど、人の弱さに寄り添うような優しさを感じる作品だった。
    暗闇の中で誰かが迷っていたとしても、いつか光が灯りますように。
    そんな祈りが込められていたような気がした。

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    2025年12月19日
  • 星を掬う

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    最初から重いストーリーで、でも節々で考えさせられる、気づかされる、町田さん全開な作品。

    「可哀想と思われる。それをまわりのせいにしてるが、そういう目を向けさせる原因の一端はじぶんにある。自分自身が、自分をそういう風に見せている。」

    「自分の人生は、自分のもの。誰かの悪意を引きずって人生を疎かにしちゃいけない。」

    「人生の困難は誰のせいでもなく、自分で乗り越えていく。」

    自分の人生を生きるということについて、登場人物の背景を追いながら探っていく。
    重いけど、でも誰かに優しくなれるような作品。

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    2025年12月19日
  • 蛍たちの祈り

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    大人も子どもも孤独にしてはいけない
    人との出会いが負の連鎖を止める一助になる
    そんなメッセージを含んだお話。

    一生のほとんどを暗く湿った地中で過ごす蛍
    美しい光を放つけど、その期間は10-14日ほどらしい。

    蛍が黒い虫だと思うと苦手だと感じる人もいる。でもいつの世も、蛍の放つ光は誰かに感動を与え、希望になることもある。

    そんな小説でした。

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    2025年12月19日
  • 月とアマリリス

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    ネタバレ

    重い内容だったけれど、最後まで一気読み。同級生が事件に巻き込まれたり、卓球のラリーのくだりといい偶然重なり過ぎじゃないとツッコミたくなるけれどそれも含めて丁寧に纏まっている。加害者と被害者のどちらにもスポットが当たり、それは紙一重なのかもと思ってしまった。美散を抱きしめるおじいちゃんのところが最高に泣けた。このあとの邂逅も読み応えあったし、ラストもとてもよかった。

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    2025年12月18日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    自分の人生と似てる訳じゃないのに所々で泣きそうになった(т-т)もういっかい読みたい!てか読もうかな。お気に入り

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    2025年12月17日
  • 蛍たちの祈り

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    最初から最後までハードな内容で読み進めるのが辛かったのが正直なところ。
    子供は親を選べない。毒親から生まれた時点で、その子供は幸せになれないんだろうか。親の負の遺産を一生背をっていくのだろうか。

    生きていても辛い。親を殺すことが出来ても、また別の辛さが追いかけてきて、不幸から抜け出せない。

    自分は殺してしまいたいくらい、親が憎いなんて思ったことはない。たまたま恵まれていただけで、世の中には想像を絶する世界が広がっているのだと、改めて気付かされた。

    螢たちの祈り。いまこの瞬間にも、小さな螢たちの祈りが捧げられていると思うと、とても切なく苦しい。

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    2025年12月16日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    冠婚葬祭をテーマにした短編集。年齢のせいか、成人と結婚の話は微笑ましかった。
    祭りには儚さを、葬式には哀しさを覚える。
    人生の節目がぎゅっと凝縮された物語を読むと、自分の来し方を振り返って身が引き締まる。
    今、出会えてよかった。

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    2025年12月16日
  • 星を掬う

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    生きる事の苦しみと厳しさを伝えてくれる作品でした。内容も重くて読み応えは有りますが何故かサクサクと読めてしまうのが町田そのこさんの力でしょうか。でも虐待は嫌な感じが残りどうしても受け付けないな

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    2025年12月15日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    1巻に続き安定の面白さと読みやすさ。1巻の登場人物たちが違う視点で描かれていてそれがまた楽しい。
    ①「恋の考察をグランマと」
    ・頑固ばあちゃんかと思いきや、話してみると意外に物分かりいい。ばあちゃんまでもが志波さんのトリコに笑。でもそれもまたよいね。孫の志乃との交流が胸熱。
    ②「廣瀬太郎の憂鬱」
    ・元カノ椿とのいざこざ。新たな一歩を踏み出そうとする廣瀬くん。樹恵琉とどうなるのかな。
    ③「クイーンの失脚」
    ・1番良かった。1巻でいじめる側だった村井美月が今度は逆の立場に。。複雑な家庭環境も相まって読んでて辛くて泣きそうになる。でも、志摩のように必ず味方してくれる人がいる。強く生きてほしい。

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    2025年12月15日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    人それぞれ人生があるけれど、
    支えてくれる人がいて、支える人がいれば
    生きていけるんだと改めて感じた。
    キナコの人生も愛の人生も壮絶なものだけど、
    どこかしらに52ヘルツの声を聞いてくれる人がいることで、生きてられる。
    なんというか、人との関わりって大事だと気付かされた。
    1人で生きていきたいって思うけど、それじゃあうまくは生きられないんだろうなと。

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    2025年12月13日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    サクッと読めて、良い気持ちで過ごせる本。
    強烈なエピソードはないけど、クスッと笑えるし続編も読もうかな。

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    2025年12月13日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    「ぎょらん」で町田そのこさんの作品に触れ、コロナ禍ただ中の2021本屋大賞作品である本作も読んでみました

    良い作品です。ただ個人的には「ぎょらん」のほうが好みです

    52ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一匹だけのクジラ。何も届かない、何も届けられない。そのためこの世で一番孤独だと言われている。
    自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれるーー

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    2025年12月13日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    しばらく読書なんてしてなかったのに2日間で読みきった!!!それぐらい続きが気になってどんどん読み進めちゃう物語でした。

    虐待、DV、不倫、自殺、人間の暗い部分が詰め込まれていたんやけど、それがスリルをそそるというか。

    保育士を目指す者として、興味のある話題が多かったなぁ。

    これはフィクションでしかないけど、この世の中には恐らくこの本のような経験をしている人もいるのだと思う。
    自分の今ある暮らしに実はあまり満足してなかったけど本当は豊かな暮らしをしているんだなと気づくことができた。

    両親に愛され、友達にも恵まれ、温かいご飯とお風呂とベットがあり、自分の家が安心できる場所であるという事、こ

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    2025年12月12日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    六話からなるお話し。
    軽く読めて心温まるもの。
    特に印象に残ったのは一話
    肝心なときにまた同じ失敗を繰り返した自分が、
    許せなくてどうしようもないんだ!
    顔つきとか言葉だけで判断してると、大きな勘違いをすることになる。じゃあどこで判断すべきかと言うと、行動。
    本当にそうだなあと思う。

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    2025年12月12日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    略奪的な恋愛をする人を理解できない自分でしたが、そんな理由で複雑な恋愛をしてしまう人がいることを理解できました。

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    2025年12月12日
  • 月とアマリリス

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    どこかで本の装丁を見た時に、何だか惹かれて読んでみました。

    町田そのこさんの作品は今回が初めましてでした。
    初めましてにしては、なかなか重めの作品だったかなと個人的に感じました。

    ただ、内容はよく読むと重めなんだけど
    文章はスッと入る文章で
    ミステリー要素もあってで
    続きが気になり、中盤から一気に読み終わりました。

    あらすじは...
    北九州の山中である日、老婆の白骨が発見される。
    同じ北九州でグルメ情報紙の仕事をしていた、元事件記者のみちるはこの事件を追うことになる...


    あらすじだけ読むと、普通の事件かなと思うけれども
    途中から歪んだ「愛情」や「愛情」不足から起きた事件だということ

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    2025年12月11日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    チョコレートグラミーの響きがなんとなく可愛くて、手に取った本。中身は可愛いとかではなく重めの話が多かった。

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    2025年12月11日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    登場人物が多く、章ごとに視点が変わるためメモをとりながら読むことをオススメします。
    様々な立場から語られる女性の生き方や抑制を描いています。
    声を上げない側と上げる側、それぞれの立場両方を描いていて、ただ分かるのは皆必死に生きているということ。
    最後の章なんかは湊かなえさんを思われる展開でした。

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    2025年12月11日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    圧倒的な描写力ゆえに、没入しすぎると食らってしまう小説でした。52ヘルツの声は、仲間のクジラには認識されない。同様に、悩める人々の声なき声も、社会に溶け込んでいる人には届かない。また、悩みやしんどさは人それぞれで、周波数が違っていて、人によってはノイズにさえなってしまう。登場人物のそれぞれが心に傷を負い、それは読者にもどこか似通ったものがあると思います。それを傷だと認めてくれる存在がいるだけで、支えになってくらるのだろうなと、重たいテーマがケアされていく物語。

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    2025年12月10日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    正直読んでいてかなりつらかった。
    もう一度読み返す勇気はない名作。
    登場人物1人1人の解像度が高くて、「あぁ、こういう人っているよな」と度々思う。読み終えて、胸につっかえが残る感じがある。キナコたちは幸せになれたのだろうか。

    子を理解できていない親の解像度が特に高いと感じた。

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    2025年12月09日