町田そのこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
町田その子さん著「星を掬う」
2022年本屋大賞ノミネート作品。
最初に書いてしまうのだが著者の作品として考えれば「52ヘルツ」や「蛍たちの祈り」が本当に素晴らしかった。
比べてしまえば今作品は少しだけ満足感には欠けてしまう印象をもった。
本作品は幼くして離れ離れになってしまった母娘の物語。
母は祖母からモラハラに似た心理的虐待、娘は旦那からのDV。
その被害模様が訥々と描かれていく。
思うことは多々あったが、感想としてはどれも何か確信が持てたり肯定否定ができないものばかりで自分の中では宙ぶらりんといった感覚だけが残った。
著者が女性だから被害をうけている女性達を飾らずに描けているのだろ -
Posted by ブクログ
ネタバレこの作品では、「ぎょらん」が必ずしも残された人を救ってくれるわけではないところも良かった。亡くなった人の最期の思いを知りたいと願っても、それによって余計に苦しみ続ける人もいる。逆に、ぎょらんをきっかけに、それまで向き合えなかった死を受け入れたり、亡くなった人との思い出やその人が自分に残してくれたものを捉え直したりする人もいる。
大切な人が亡くなったとき、「最後に何を思っていたのか」「自分のことをどう思っていたのか」を知りたくなる気持ちはすごく自然だと思う。でも『ぎょらん』を読んでいると、本当に大切なのは最期の一瞬の言葉だけではなく、その人が生きている間に自分にくれた言葉や、一緒に過ごした時間 -
Posted by ブクログ
人生って自分の思い通りにいかないことばっかりだなーって時、立ち止まって読んでみたくなるアンソロジー
■きっと読みたくなるレビュー
新潮文庫の100冊、50周年記念のアンソロジー作品集。
今の文芸界をひっぱっている実力派&人気抜群の作家先生を取りそろえたってだけで凄いすよね。いつでもどなたでもページを開いてもらえる内容なので安心、全て短編で15分から30分程度で読める作品ばかりです。きっと自分に合った作家が見つかること請け合いですよ。
■各作品の簡単レビュー
●ウッドペッカー荘事件/伊坂幸太郎
作家の僕は白河ヨフネを探偵とした小説を書いていた。ヨフネと僕の間にはいろんなエピソードがあって… -
Posted by ブクログ
ネタバレ流浪の月すぎる…!文章の雰囲気、子供たちの辛い過去、性(ジェンダー)、魂が求める愛について…流浪の月すぎる…!!!本屋大賞くんってこういうの好きなんだね…♡
なんて馬鹿なことを言っておりますが、流浪の月を先に読んでしまったので第1感想がこうなってしまいました。でも似てるやん!?文章の持つ雰囲気がどちらも、主人公の荒んだ気持ちと美しい文体の流れでもって似ている…ッ!と思わされました。こういう作品だとこういう文章にならざるおえないのかもですが…。
でも似てるからダメな訳ではなくどちらも私の心にズドンときて涙は出ました。ほんま辛いです。大人になってしまったせいで、子供が辛い思いをしている作品がほんと