町田そのこのレビュー一覧

  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    こんなコンビニに行ってみたい。
    コンビニに来るお客さんそれぞれのストーリーが温かくて、微笑ましかった。

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    2026年09月17日
  • 星を掬う

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    町田その子さん著「星を掬う」
    2022年本屋大賞ノミネート作品。

    最初に書いてしまうのだが著者の作品として考えれば「52ヘルツ」や「蛍たちの祈り」が本当に素晴らしかった。
    比べてしまえば今作品は少しだけ満足感には欠けてしまう印象をもった。

    本作品は幼くして離れ離れになってしまった母娘の物語。
    母は祖母からモラハラに似た心理的虐待、娘は旦那からのDV。
    その被害模様が訥々と描かれていく。
    思うことは多々あったが、感想としてはどれも何か確信が持てたり肯定否定ができないものばかりで自分の中では宙ぶらりんといった感覚だけが残った。

    著者が女性だから被害をうけている女性達を飾らずに描けているのだろ

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    2026年09月17日
  • 夜明けのはざま

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    特に葬儀社の仕事に差別感を持っていなかったけれど、一般的に嫌悪されがちな職業なのかも。老衰で亡くなる方ばかりではなく、事故や事件で亡くなられる方もいて、綺麗な御遺体ばかりではない。色んな遺族もいて、メンタルもすり減っていくやろうし大変とは一言で表せないくらい大変な仕事やと思う。
    町田さんは人の嫌な部分を表すのが上手。でも根は悪人ではない、実は愛情深くいい人だったりする。「こいつ嫌いー」ってなるけど、読み進めるうちに「実はいい奴やん」て感情が動く事が多い。寄り添える温かい関係性も描き方が上手。

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    2026年09月17日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    この作品では、「ぎょらん」が必ずしも残された人を救ってくれるわけではないところも良かった。亡くなった人の最期の思いを知りたいと願っても、それによって余計に苦しみ続ける人もいる。逆に、ぎょらんをきっかけに、それまで向き合えなかった死を受け入れたり、亡くなった人との思い出やその人が自分に残してくれたものを捉え直したりする人もいる。

    大切な人が亡くなったとき、「最後に何を思っていたのか」「自分のことをどう思っていたのか」を知りたくなる気持ちはすごく自然だと思う。でも『ぎょらん』を読んでいると、本当に大切なのは最期の一瞬の言葉だけではなく、その人が生きている間に自分にくれた言葉や、一緒に過ごした時間

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    2026年09月17日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    大人な恋が描かれてて、ちょっと読み入ってしまった。男に惑わされちゃうけど、自立して生きていこうとする姿が描かれていて、ちょっと背中を押される感じ。

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    2026年09月16日
  • 月とアマリリス

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    町田そのこさんの前向きさがすき。

    北九州で犯罪なので、実際起きた事件とタブってしまったが、あちらがもっと強烈なので、こちらの強烈さが弱まってしまった。

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    2026年09月16日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    とにかく豪華な著者名ばかりで、その名の通り「プレゼント」でした。中でも宮部みゆきさんの作品は短編でもこんなに魅了されるなんて、、すごいなーとしか言いようがありませんでした。

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    2026年09月16日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    自分のことを嫌いになりたくないから、
    嫌いにさせないで、と思う。

    過去を否定することで、
    そのときの自分まで否定してしまう気がするから。

    あのときの選択も、感情も、間違いも、
    全部が今の自分につながっている。

    受け入れながら、進んでいく。

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    2026年09月15日
  • 月とアマリリス

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    発信された内容一つで簡単に人を傷つけられてしまう。発信側が真剣に向き合っていても真実と違う内容が出てしまうことがある怖さを感じた。
    最近ドラマとかでも、さまざまな見方があって、私は結構真正面から楽しむけれど、斜めから批判的にみる人がいることをSNSをみて悲しく感じていたので、この作品でもなんだか世の中の怖さを感じた。ただ、取材によって昇華される思いもあるのかなとも感じる。

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    2026年09月15日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    タイトルと店頭POPに惹かれて購入。
    素敵な短編集です。
    人は1人では生きていけないけど、それは誰かとずっと一緒にいなければ生きられないということじゃない。
    人生のどこかで大切な言葉や気持ちを誰かに教えてもらえたら、たとえその人がそばに居なくても生きていける。
    じんわりと温かく、色んな寂しさを乗りこなしてきた自分をちょっと好きになれる、そんな作品でした。

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    2026年09月15日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    支配的な親や心理的虐待といったシリアスな部分と、テンダネスのコンビニ店員たちのコミカルで温まる部分のバランスがとても上手で惹き込まれる。
    或くん考案のテンダネスキャラクターのアル・パカッションくんは結構設定が深い。見た目も可愛いんだろうと想像した。

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    2026年09月15日
  • 星を掬う

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    「自分の人生とは?」を考えさせられた。
    今、置かれている状況や過去に起こったことを誰かのせいにしていないか、環境のせいにしていないか。
    これをとても考えさせられる作品。
    客観視して初めて気づく自分の愚かさや傲慢さがあるということを改めて感じさせてくれた。
    自分らしく自分で生きることは、誰かのせいにしたり、環境のせいにしたりしては行けない。でも、それも行き過ぎると傲慢さになってしまう。この境目は多分人によって違う。だからこそより日常的に考え続けなければいけないとおもった。

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    2026年09月14日
  • 蛍たちの祈り

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    蛍の湧きでる泉での幸恵と隆之の決断から始まった物語
    悲惨、毒親、どうしようもない人間
    そんな中でも右往左往しながら生き続けていく
    単純に善悪で割り切れない人生を生き抜いていく人間を描いた物語
    やっぱり涙がでてくる
    かわいそうでなく色んなものを背負いながら懸命に生きる姿
    自分もこうありたいと思ってしまう

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    2026年09月14日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    人生って自分の思い通りにいかないことばっかりだなーって時、立ち止まって読んでみたくなるアンソロジー

    ■きっと読みたくなるレビュー
    新潮文庫の100冊、50周年記念のアンソロジー作品集。

    今の文芸界をひっぱっている実力派&人気抜群の作家先生を取りそろえたってだけで凄いすよね。いつでもどなたでもページを開いてもらえる内容なので安心、全て短編で15分から30分程度で読める作品ばかりです。きっと自分に合った作家が見つかること請け合いですよ。

    ■各作品の簡単レビュー
    ●ウッドペッカー荘事件/伊坂幸太郎
    作家の僕は白河ヨフネを探偵とした小説を書いていた。ヨフネと僕の間にはいろんなエピソードがあって…

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    2026年09月14日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    死がそこにある、短編集。それぞれキャラの違うおばあちゃんが色々な観点で想いが心に刺さる。喪失感のなかにも見い出せる明るい未来。ひとつひとつの物語が心に沁みる。

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    2026年09月13日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    7つの短編集で色々な要素が詰まっていて面白かった。「真実のトランク」「きっとあの日の光と同じ」が好みだった。宮部みゆきひさびさに読もうかな。有名だけど普段は読まない作家に触れられるのがこういう作品の良いところよね。

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    2026年09月13日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    町田そのこは初めて読んだけど、どの短編も重厚で面白かった〜!どの短編も、ここで生きる覚悟とここではない場所で生きる覚悟の話だったな。

    「楽な場所を求めて彷徨うことよりも、あの町での呼吸の仕方を覚えなきゃいけない。ひとところで生きれるようになりたい、そう思っていたのを思いだした」

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    2026年09月13日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「夏」をテーマにした短編集ということで
    暑い間に読み切れてよかった。

    どれも面白かったけど、
    伊坂幸太郎さんのウッドペッカー荘事件、
    町田そのこさんのきっとあの日の光と同じ、
    宮部みゆきさんの真実のトランクが特にお気に入り。




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    2026年09月13日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    自分が身近に知らないだけで、こういう子どもたちっていっぱいいるんだろうなと思った。私は子どもが傷つくことはしない!って意思は今はある。しかし、日々の子育ては一筋縄ではいかず、いつどうなるか、自分も将来子どもを傷つける可能性はあるとは思ってる。なので、この本では周りの人が助けてくれたように、自分の子にはできるだけ親戚や周りの人と関わってもらいたい。いつか子どもが私から逃げ出したくなっても、助けてくれる人がいてくれたらいいなと思う。

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    2026年09月13日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    流浪の月すぎる…!文章の雰囲気、子供たちの辛い過去、性(ジェンダー)、魂が求める愛について…流浪の月すぎる…!!!本屋大賞くんってこういうの好きなんだね…♡
    なんて馬鹿なことを言っておりますが、流浪の月を先に読んでしまったので第1感想がこうなってしまいました。でも似てるやん!?文章の持つ雰囲気がどちらも、主人公の荒んだ気持ちと美しい文体の流れでもって似ている…ッ!と思わされました。こういう作品だとこういう文章にならざるおえないのかもですが…。
    でも似てるからダメな訳ではなくどちらも私の心にズドンときて涙は出ました。ほんま辛いです。大人になってしまったせいで、子供が辛い思いをしている作品がほんと

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    2026年09月13日