町田そのこのレビュー一覧

  • 蛍たちの祈り

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    ネタバレ

    彼らが、願う
    俺たちみたいな子供が、親に全てを奪われてしまうような子供が、救われる世の中を
    子供は親を無条件に求める
    親は絶対的な存在で、どんなに酷い親でも生きていく為に離れられない

    早く大人になって親の元を離れたい
    自分の力で生きていきたい

    どんなに憎んでも、断ち切れない

    生まれる環境って、人生そのもの


    それまでの期間の過酷さを、

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    2026年04月05日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    町田さんがホラー⁈タイトルから、楽しい話かと…宗教二世の問題にまで踏み込んで、先が読めなくなったが、女子高生の友情物語と「大事なものは失われない。繋がれて残っていく」という教訓。「大人は大きな子ども。子どもは小さな大人」子どものほうがしっかりしている。伊坂さんの小説、参考文献って…人工知能NI.天軸…ちょっとあざといような…。

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    2026年04月05日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    親は最後まで親になれないし、環境も簡単には変わらない。
    救われない部分はちゃんと残る。
    だからこそ、救われた部分がより際立っていたと思う。

    きなこと愛の母親と祖父が、更生したりせずどこまでもダメ人間なのもリアリティがあってよかった。

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    2026年04月04日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    これがデビュー作ていうのガチで信じられんくらい面白かった...!

    「数わるもんじゃなくて、体で覚えてくもんだよ、そんなの。ひとから叩かれたら痛い。だけど同じことができる手のひらを、自分も持ってる。こういう気付きの繰り返しだろ」
    「いつ気付くかなんて、個人差だよ。気付かないままでいることが問題なんだ。...(p.83)

    ここめちゃくちゃ確かに〜と思った。晴子の世界が広くなったように感じたと同時に、啓太くんあなたは本当に何歳??と思った笑
    でもあとで晴子が言う啓太のバイトを始めた本当の理由のところからすると、晴子もしっかり周りが見れていたんだよな〜。
    自分のことになると世界が狭く感じるよね。

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    2026年04月01日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    各章ごとに今まで同じ家に住んできた人たちの住んでいた背景、引っ越した理由が描かれています。

    どんな人たちも色んな思いをか抱え今を生きていて、何が幸せなのか?自分はどうなりたいのか?人生って自分歩んでいくものだから、自分を大事にしなきゃ!と思わせてくれました。

    最初の章から読み進めるにつれて、その前に住んでいた人はどんな人だったのか、少し謎解き要素もあっておもしろかったです。

    町田そのこさんを感じる優しさで溢れる小説でした。

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    2026年04月01日
  • 蛍たちの祈り

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    見返したら52ヘルツは未読でしたが、本作に加えて他いくつかの感想でも町田さんの丁寧な構成に魅力を感じています。
    時系列や人物像を複雑にしておきながらも、なーんかまとまるとでも言えるでしょうか。決して振り落とされない、赤ちゃんのゆりかごみたいな感じ。空中に浮いてるタイプの。(どうでもいい)

    ただ今回は終盤にちょっと陰りを感じてしまいました。後輩くんの出現によって。
    頭文字Dの池谷センパイやイツキくんのような、すごい解説的なガヤが入った感。

    とはいえ、産み落とした命が輝いていくことは親となった私からは、まさに星のように尊く見えます。
    とかそれっぽいこと書いてもまとまらないですね。

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    2026年03月31日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    コンビニ、テンダネス門司港店にはフェロモンぷんぷんのお色気店長と謎のワイルドなんでも野郎がいる。今日もコンビニに悩みを抱えた人たちがやってくる。偏屈ジジイから若者の恋愛話まで。短編だけど登場人物が重なっているので読みやすかった。

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    2026年03月31日
  • 宙ごはん

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    小学校に入学するタイミングで
    実の母親と暮らし始めた「宙(そら)」

    なにひとつ母親らしくないカノさんとの生活を
    支えたのは、心のこもった食事を作ってくれる人たちの存在だった。

    少女がどんどん冷静にしっかり育っていく半面、
    大人たちのふがいなさ、その内面、抱えているもの。

    ラストはこの作者らしくほっとする展開でした。

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    2026年03月31日
  • 蛍たちの祈り

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    【受け継がれていく微かな優しさを感じる本】

    中学生時代に罪を犯した幸恵と隆之、そしてその身内が抱える家族の諸問題について、群像劇として描かれている。

    親に振り回されてきた人生を、その子供たちはこれからどう生きるか。実際に手を染めたもの、寸前で踏みとどまったもの。群像劇で描かれているものの、芯の部分では隆之を中心とした相関図の中でのドラマである。

    登場人物の親たちが総じてろくでなしすぎて、フィクション感が強すぎた。同著者の作品「52ヘルツのクジラたち」を読んだときにも思ったのだが、子ども視点での親という存在の描き方が、自分好みではないのかもしれない。

    群像劇ならではの視点と時代の移り変わ

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    2026年03月31日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    登場人物ほぼみんなに対する個人的な嫌悪感。
    自己中というか何と言うか。
    でも最後にはちゃんと着地して納得して読み切れたけど、最初読みながら心に喰らって少ししんどかった。
    それだけ、しっかりとした物語。

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    2026年03月30日
  • 夜明けのはざま

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    他人を変えることはできない。自分と全く同じ考え・価値観を持つ人はおそらく存在しない。人生を共にするならば、互いに寄り添い合うことが大事。いくら良い思い出があろうと、自分の大切なものを理解してもらえなかったら、その人とずっと過ごしていくのはしんどい。

    似た価値観を持っていて、一緒にいて居心地いい人と出会えることは奇跡である。そういった人との関係を大切にしていきたい。

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    2026年03月28日
  • 星を掬う

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    ☑︎ "謝るのって、許すことを強要してるんですよ"
    ☑︎"察してとか、分かってとか、そういう曖昧なのってだめだよね"
    ☑︎ "私の人生は最後まで私のものであり、私の意志によって始末をするのです。あなたたちの感傷で振り回していいものではないのです"
    ☑︎ 誰かを理解できると考えるのは傲慢で、寄り添うことはときに乱暴となる。
    ☑︎"家族や親って言葉を鎖にしちゃだめよ"

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    2026年03月28日
  • 蛍たちの祈り

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    ネタバレ

    初めての町田そのこ作品。 5つの連作短編で語り手となる人物や時代が変わりながら1つ1つの話が繋がっていく。重く苦しいが、美しさもあって良いお話だった。心に刺さる言葉も多くて読後もしばらく余韻が残った。 ただ私は短編が苦手なタイプなので、1つの話を理解できたところで別の話に切り替わる感じで、ストーリーの本筋に結びつくまでは苦労した。

    0
    2026年03月27日
  • 蛍たちの祈り

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    中盤までの山間の町を舞台にした、横溝正史の作品を彷彿とさせるような禍々しい因習や閉塞感には、確かに抗いがたい筆力を感じ、物語の奥深くへと引き込まれた。

    前半に描かれた、逃げ場のない「不幸の連鎖」や、母親が殺人を犯したというあまりに重い事実。
    それらが後半、静謐な「祈り」の物語へと昇華されていく過程で、景色がまるで別の世界に塗り替えられてしまった感覚があり、一冊を読み終えた今、自分の中に残っているのは「一貫性のない、二つの異なる物語」を読んだような戸惑いがある。

    劇的な不幸が、結末を美しく見せるための舞台装置のように思えてしまい、どこか冷めた視線を拭えなかったのが正直なところ。

    絶望を極限

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    2026年03月26日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    町田さんがファンタジー!?って気になり読む。最初は単純な恋愛ものかと思ったけど、それだけじゃなくて、恋愛の馴れ初めとサブタイトルにもある誘拐事件を軸に色々と広げられたストーリーがどう畳まれるのか先が気になって読ませられた。早く下巻が読みたい~!

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    2026年03月26日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    うんんん、なんだか不完全燃焼。やはり、もっともっと読みたかった。という気持ちが強い。言葉は時として作者や読者の心を掴んで飛び去ってしまう。そんな感じの作品であった。

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    2026年03月26日
  • 月とアマリリス

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    ネタバレ

    フィクションだから、せめて命ある者たちは希望を繋げて、よかったね〜!の気持ちと、フィクションだから、本来はこういう物語があったはずの人達は、現実ではたくさん闇に葬られているんだよね……の気持ち、半々。

    それはそれとして、たとえ無意識で誰かを傷つけていたとしても、それは相手から傷つけられる理由にも正しさにもならないと思うので、そこは切り分けて考えないと駄目ですよ。憎しみも怒りも物語になんか乗せないでいいんです、私たちって。

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    2026年03月25日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    ネタバレ

    こっわ!!
    町田さんってこんな感じだったっけ?
    新興宗教と、女子高校生と、昔から土地に伝わる祠とその伝説と…
    グロい描写も多く夜には読めない…
    ハッピーエンドなのか?というかんじだし、人が亡くなりすぎる…
    でも凛音と美央の友情はよかった。凛音のお父さんもめちゃいいキャラ。

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    2026年03月25日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    2巻で気になる登場をしていたあの人の話が収録されて、じっくり種明かしかと思っていたのでびっくり!
    しっかり構成が練られているのがわかるどんでん返しがあって、良い意味で裏切られて良かったです。
    4巻以降も読むのが楽しみです。

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    2026年03月24日
  • 月とアマリリス

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    現代の社会問題がぎゅっと詰まった、ミステリー&人間ドラマ。読みごたえはあるけれど、登場人物がみんな重い背景を抱えているのは少し気になった。偶然追いかけた事件に過去の知り合いが絡んでくる展開は、やや出来すぎな印象もあるけれど、物語としては引き込まれて最後まで飽きずに楽しめた。

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    2026年03月24日