町田そのこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ飛鳥井千砂さんの作品が読める!ということでご本を見つけて即買いしました。
飛鳥井千砂さんのお話もちろんサイコーだった!そしてほかの作家さんのお話も面白かった。
飛鳥井千砂さんの書く主人公の女性がとっても好きで、今回のもうすぐ十八歳も夢中になりながら読んだ。
後半の展開に、主人公の気持ちになってえ!?え!?となった。主人公に起こったことを知っているから、締め方に納得した。ぜひ読んでほしい!
お話が進むにつれてページを捲る手が止まらなくなったのは雪舟えまさんの二人という旅。
最初は設定の読み込みに苦戦したんだけれど、読み込めた後には、どうなるんだろう??どこにお話しが着くのだろう??と興味津々 -
Posted by ブクログ
ネタバレ飛鳥井千砂さんのもうすぐ十八歳【冠】
18歳で子供を持つという事
寺地はるなさんのありふれた特別【冠】
幼馴染のこどもと自らの成人式。予想外。
雪舟えまさんの二人という旅【婚】
宇宙ものはそもそも苦手なので、読み始めは理解できなかったが、途中から、どうなるのかなに変わった。読まず嫌いはいけない。
二人とはシガとナガノの『旅』についてだと思っていたが、シガの発した一言で『二人』が別のものだと気付いた。
「結婚生活も、人生そのものもー向き合うべきものを直視せずに時間だけ過ぎていくんじゃ、本質的には何も始まらないまま終わるってことさえ、あるのかもしれないね」
嶋津輝さんの漂泊の道【葬】
希和子 -
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Posted by ブクログ
殺人が連鎖する話で正直怖かった。でも最後、見知らぬおじさんに謝られるシーンで、親は選べないし、親のせいで不幸になって親に感謝しろって言葉が重いと思っている人たちにも幸せになってくれと願う人たちがいる。自分の親に謝られることも愛されることもなかったけれど、見知らぬ人に幸せになってくれと願われるところが、謝る側も自己満だけどどちらも小さな願いが叶うという、その物語の終わり方をすることに町田その子の偉大さを感じた。自分は親にとても感謝してるし、こう育ててくれたことも、何不自由何生活をさせてくれたことにも感謝している。でも、それを強要するのは違うのだと気づいた。親のせいで不幸になったり、家庭環境によっ
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Posted by ブクログ
宗教系ということしか知らずに読んだので、がっつり怪奇系で驚いた。町田その子さんこっち系の作品も書くんだな。
にしても、さすがにこの内容で表紙が可愛いすぎのはちょっとしたトラップ・・・笑
個人的には、中盤までのカルト宗教の話が盛り上がりのピークだった。怪奇系も嫌いじゃないけど、色々話が飛躍したり、終わり方にご都合主義が出すぎているような気がして、そこまで入り込めなかった。
だけど、生きてる人間も死んだ人間もどちらも怖いと読者に思わせる部分は、さすが町田その子さんだと思う。
他の方の感想で、「楽園の楽園」が伊坂幸太郎さんの本と知ってびっくり。実在してたんだ。これは絶対に読まなくては。 -
Posted by ブクログ
52ヘルツのクジラたち、あたりから町田さんのこの手の作品は食傷気味。
弱者への視線は、小説の大切なテーマだけど、2010年以降の多様性至上主義には首を傾げる。
弱者をてこにしたリベラリズムが唱える正義には疑念を抱く。自分自身、左派よりの思考だとも思うにも関わらず。
狭い視野から唱える平等が世界を覆うとは思わない。そんな理念に自分が住む世界をアップデートされたくない。
浅井リョウさんが正欲で叩き切っていたように、一方的で浅いアップデートをはずかしげもなく語る人々は、他人を責める前に自らの不学を恥じるべきだろう。
町田さんには、編集者の意向かと勘ぐってしまうような作品ではなく、コンビニ兄弟みたい