中野剛志のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
近年読んだ中で最高の本です。
日本経済はなぜ長く停滞しているのか?から始まり、デフレ、お金、国債、税金の本当の意味をわかりやすく解説してくれます。
・デフレで日本は不況だが、政府は真逆のインフレ対策を行っているため、長年デフレから脱却できない。
・新しいお金は現金通貨が発行される時ではなく、銀行が貸出を行い通帳に金額を記載する時に、生まれる。
・日本はいくら国債を発行しても、財政破綻にはならない。
・税金を円で払うことによって、円は価値を持つ。
などなど、今まで学校教育などでは習ってこなかったことや、習ってきたことと逆のことが実は正しかったと知り、衝撃を受けました。
「国債=借金」では -
Posted by ブクログ
コロナウイルスが流行し、経済がズタボロになっている中で政府の対応などに疑問を感じ色々勉強していく中で、出会った本。これまでの学校の教育で悪いものだと教えられてきた財政赤字についてや、政府の債務について目からウロコの話ばかりだった。まだ20年くらいしか生きてはいないけれども、日本がどんどん貧しくなっているように感じていた。それは政府の対応が間違っていたからなのだと気付かされた。今のコロナの状況で経済的に苦しみ倒産や自殺を選択せざるを得ない人が増加している現状を、政府は救う力があるのにも関わらず救ってくれない。今の日本の状況を考えると絶望を感じてしまう。日本が死なないためにも国民が政治に興味を持っ
-
Posted by ブクログ
長きにわたり日本がなぜデフレから脱却できずに経済成長しないのか?答えは簡単でそれは日本政府がデフレであるにも関わらず、「馬鹿のひとつ覚え」的に増税、緊縮財政、規制緩和などいわゆるインフレ対策を繰り返してきたからに他なりません。筆者はそれを「栄養失調なのにダイエットをしている」というわかりやすい表現を使ってます。じゃあどうすればデフレ脱却ができるか?答えは簡単でいままでやってきたことの逆をやればいいのです。デフレなのだから、減税、積極財政、規制強化をやればいいんです。少し考えてみたら子どもでも理解できますよね。
「貨幣」、「銀行」、「国債」、「税金」についていままで間違って理解してきたことについ -
Posted by ブクログ
これはラディカルな主張の本のように見えて,実は当たり前なことが書かれているのかもしれない。ラディカルに見えるのは,例えば,自由貿易,競争力,財政再建といった,メディアを通じて聞き慣れている概念が,主流派経済学の言葉でありながら,実はインフレの時にやるべきものだということに,当の主流派の人が気づいていないということを暴露している点。でも,内容は至極当然。
もう1回読むつもり。
需要不足で供給過剰というデフレから脱却するためには,需要拡大と供給抑制を狙った対策が必要で,緊縮財政や増税などもってのほか。
海外の消費税(正しくは付加価値税)は導入されていても,生活必需品は非課税だったりするのであ -
Posted by ブクログ
著者の提唱する経済政策を実行できる政治家は誰なのか、
山本太郎か、どうなんだと考えさせられた。
まさに全国民が読むべき本だと思う。
反論する意見もあるだろうし、私自身本当にこの著者の考えが正しいのか分からない。が読む限りにおいては十分納得できるものであった。
反論者との対談集とか読んでみたい。
★MMTが受け入れなれない心理学的な理由
・政府の財政赤字と債務は家計の財政赤字と債務とは全く違う。それにもかかわらず「財政赤字」とか、「債務」という言葉のもつ影響力は非常に強く、MMTの論理を吹き飛ばすほど強い。
・通説にそぐわない見解を拒否する傾向 -
Posted by ブクログ
ホラー小説でも読んでる気分になる
受け入れがたい風習・文化を持った移民たちがやってくるだけならまだしも、その悪習を指摘・非難することすら「差別者」の一言で封じられてしまっては絶望しかない
読んでいて何度も「こいつらはバカなのか?」という言葉が口をついて出た
移民難民の扱いを適切にしないと国が亡びるという点は日本も参考になるだろうが、正直ヨーロッパの連中の思考のおかしさが原因の大半だと思うので、日本はここまでひどくなることはないと思う
過去の歴史的行為に対してのマゾヒズムとの指摘は笑ってしまったが正しい。
原題の「strange death」は適切な語というほかない。こんなのはイカれた死だ。
ま -
Posted by ブクログ
ネタバレデフレは貨幣の価値が継続的に上昇することで、人々は、モノよりもカネを欲しがるようになる!
政府は自国通貨発行権を有するので、自国通貨建て国債が返済不能になることは理論上有り得ない!
そもそも、自国通貨発行権があるんだから、税金を取る必要も、国債を発行する必要もないのに、何故国債を発行するのか、それは金利を調節するためのツールだから!何故税金を徴収するのか、それは税の支払い手段である通貨の需要を生み出すため!
デフレ時代には、アメ型成長戦略で良いのに、何故かムチ型成長戦略が採られる。規制改革、構造改革は聞こえは良いが、PFIで民間にやらせても、民間は儲けないといけないから、効率が上がった分価格を -
購入済み
興味深い
西欧の自死が予想されるのは何故か、緻密に分析しています。分からない点は多いですが、明確な事実は提示してくれており、空想する材料に不足ないと評価できます。
-
購入済み
国家の経済政策は無免許運転?
正しいことを言っても、間違った経済政策(緊縮財政、プライマリーバランス黒字化、消費税増税等)が実行され続け、日本人が不幸になって行くことが許せないという気持ちが伝わってくる。何故このような誤った経済政策が実行され続けているのかという原因が判りにくいが、おそらく20年以上間違って実行してしまったことを、今更間違ってましたとは誰も言えないという間抜けな理由が、最大の原因ではないだろうか。
-
Posted by ブクログ
「日本の没落」中野剛志
ギリシャ・ローマ文化の魂は、感覚的に現存している個体の拡がりを理想型とするものであり、これを「アポルロン的」と呼ぶ。西洋文化の魂は、世界の空間と時間の限界を常に超越しようとし、永遠に際限なく成長を続けようとする「ファウスト的」と呼ぶ。
非西洋世界は、文化水準の向上を伴わずに文明だけが進展した。非西洋世界のめざましい台頭とは、非西洋世界の西洋文明化であり、それは東洋の勃興ではない。その先には没落の運命が待っている。
ギリシャ・ローマ文化は紀元前4世紀に、西洋文化は19世紀に文明へとシフトした。
観光立国とは、世界史において繰り返されてきた没落の光景。
女性はよ