中野剛志のレビュー一覧

  • 世界インフレと戦争 恒久戦時経済への道

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    個人的には名著だと思います。読み進めるほどに気分が悪くなるほど「まともなこと」が書かれています。気分が悪くなるような現実を前にして「さあどうするか?」。考え、僕自身のこれからの行動に繋げたいと思います!

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    2026年08月16日
  • 入門 シュンペーター 資本主義の未来を予見した天才

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    経済学におけるシュンペーターの考え方を一望できる良書。
    これ以上の入門書はないのだろうが、それでもやはり、初心者には難しい。
    複雑なことを複雑なまま理解している感覚になる。

    銀行がいかにして貨幣を創造するか。
    イノベーターとはどのような属性の者で、どういった人がイノベーターになりやすいか。
    資本主義下における経済学を学びたいならおすすめしたい一冊です。

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    2026年08月08日
  • 基軸通貨ドルの落日 トランプ・ショックの本質を読み解く

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    外貨準備としてのドルを各国が保有するため、ドルの需要は国際貿易における需要よりも準備通貨としての需要の分だけ多くなる。ドルの価値は国際貿易の需給の均衡点より高く評価されている。また米国は世界員準備通貨を供給する必要があるから経常収支赤字となっている。トランプとニクソンの類似性。商品貨幣論と「信用貨幣論(貨幣とは特殊な負債)」。商業銀行は新規の融資を行うことで銀行預金形式の貨幣を創造(信用創造、貨幣創造)。貸出は口座に金額を記帳するだけ。個人や企業は、銀行によって発行された負債である銀行預金を使って勘定を決済し、さらに銀行は最上層の政府の負債を使って勘定の最終的な決済を行うために、中央銀行に準備

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    2026年07月03日
  • 西洋の自死―移民・アイデンティティ・イスラム

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    「西洋の自死」というタイトルもなかなか奇抜だが、書き出しの「欧州は自死を遂げつつある。少なくとも欧州の指導者たちは、自死することを決意した」という一文がまた衝撃的である。

    本書が書かれたのは、2018年。2026年現在の混乱を予言するかのような内容。そして、中野剛志氏が本書冒頭で述べるように、私たち日本人は本書を「日本の自死」と読み替えて読み進める必要がある。もはや移民問題は、日本には関係ない話ではないのである。

    ヨーロッパの所謂グローバルエリート層は一体何を考えているのか私にはとうてい理解ができない。
    多様性を全面に打ち出し、移民による経済効果、少子高齢化問題の解決を声高に叫ぶが、いずれ

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    2026年07月01日
  • マンガでわかる 日本経済入門

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    ネタバレ

    アベノミクスをはじめ、ここ何十年かで
    行われてきた経済政策は間違っている、という内容。
    一般に思っていたこととは違う内容になっている。
    これで景気が良くなるのか試してみて欲しい。
    この理論が広がらない理由もあって興味深かった。

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    2026年06月27日
  • 入門 シュンペーター 資本主義の未来を予見した天才

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    シュンペーターといえばイノベーションというイメージがあるが、実は資本主義をはじめとする経済活動にも言及していた。どのようにイノベーションが起こるのか。イノベーションは誰が起こすのか。時代とともにその対象は変化したのかしていないのか。経済の流れや政府が行う政策から、イノベーションのあり方を示した本。
    かなりわかりやすく書かれているので、タイトル通り、これからシュンペーターについて学ぼうとしている人はぜひ読んでほしい。

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    2026年05月25日
  • 西洋の自死―移民・アイデンティティ・イスラム

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    ネタバレ

    欧州の移民問題を「アイデンティティの喪失」という視点から論じた作品。単なる移民批判ではなく、欧州側の歴史認識や自己否定が問題の土台になっているという主張が印象的だった。

    特に興味深かったのは、「移民問題は帝国主義のツケ払いでもあるのではないか?」という点。危機論だけではなく、歴史的責任との向き合い方まで考えさせられる1冊だった。

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    2026年05月07日
  • 基軸通貨ドルの落日 トランプ・ショックの本質を読み解く

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    ●トランプ・ショックの本質は、関税ではなく貨幣にあると喝破した本。
    ●基軸通貨ドルが果たした役割や今後の経済システムの展望を考察する。→信用貨幣論というい新しい知見を学ぶことができた。
    ●本書は、第二次トランプ政権がもたらす激震を、表面的な「関税交渉」や「自国第一主義」のレベルではなく、「国際通貨体制の根本的再編」というマクロな視点から解読する一冊。本書の核心は、トランプ政権の経済ブレーンであるミラン氏の論文に基づき、「基軸通貨であることは、もはやアメリカにとって利益よりも重荷(製造業の衰退と経常赤字の固定化)になっている」と判断している点にある。この「トリフィンのディレンマ」を強引に解消し、

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    2026年04月13日
  • 真説・企業論 ビジネススクールが教えない経営学

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    根本りょうすけサロン読書会の課題本。
    中野剛志さんの本、5冊目。
    いつもながら、“主流派”の論者を徹底批判している。

    日本経済が停滞して、“失われた三十年”が”四十年“になろうとしている今、
    政治家も官僚も国民も「アメリカに学んではいけない」「アメリカは自国のことしか考えてない(日本や世界のために色んな要求、提案をするわけではない)」ことにもういい加減に気づかないのか?とこの本を読んで改めて思った。

    カタカナ語が多く、その点が読みづらかった。

    読書会が近く走り読みだったので、言葉の意味を確かめながらもう一度読みたい。

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    2026年04月02日
  • 基軸通貨ドルの落日 トランプ・ショックの本質を読み解く

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    マールアラーゴ合意の内容
    基軸通貨であるドル債を通貨準備として保有する動機が常にあるため、金利が下がる。
    関税の引き上げは輸入インフレの可能性があるが自国通貨高が相殺する。輸入は減らず関税収入が入る。
    各国のドル債を売らせてドル安を演出、同時に超長期債と交換して金利の上昇を抑制する。そのために、関税と安全保障の傘を使う。
    関税と安全保障の傘の脅し、国際緊急経済権限法で、 ドル安を狙う。

    商品貨幣論=貨幣は商品交換の手段としてそもそも価値があるものが貨幣となった、とする説。
    信用貨幣論=価値が時間を超えて移転することに貨幣の価値を置く。借用証としての貨幣。

    貸し出しの源泉は貯蓄か、信用創造か

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    2026年03月12日
  • 西洋の自死―移民・アイデンティティ・イスラム

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    社会問題を学ぶ本

    制御不能な移民の流入により治安が悪化し多くの若い女性がレイプされている現状がある。宗教は絶大な力を持つもので、宗教を前にして倫理的な話は通用しないことがこの本でも、世界の現状を見ても分かる。日本も同じ様になる日は近いと考えられる。

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    2026年03月13日
  • 基軸通貨ドルの落日 トランプ・ショックの本質を読み解く

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    主要各国の金融政策がどのような経済学派の思想に基づいて行動されているか、その視点で見ると、各国の思惑や、必然さが理解できた。ニワトリと卵のように感じるものも、その見方によって結論、是とするものが変わるのだな。
    ドルの基軸通貨の時代の終焉が近づいている今、新たな潮流の始まりか。
    とても勉強になりました。

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    2026年03月08日
  • 新自由主義と脱成長をもうやめる

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    中野剛志氏らによる座談会は、日本経済の長期停滞の根源を、小泉政権以降「改革」の名の下で推進された新自由主義にあると分析する。この思想は、民主主義の基盤である中間組織や共同体を「既得権益」として切り捨て、個人と国家を直結させた。その結果、社会の連帯が失われ、格差が拡大する一方で、トップダウンの決定に従うだけの受動的な国民が増殖したと指摘する。
    議論では、行き過ぎたリベラリズムが文化や伝統を排除し、必然的に強権国家を招く危険性が示唆された。真の民主主義には、国民の多様性を尊重するナショナリズムと、社会を支える中間組織の再評価が不可欠である。また、財政出動を恐れる緊縮財政からの脱却と、危機時にボトム

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    2026年03月01日
  • 日本の没落

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    中野剛志さんてエコノミストかと思っていたけど、こんな本を書く人なんだ。本書は、私には哲学・思想書のようで、読みたいけれど、難しくてなかなか読めない。

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    2026年02月28日
  • 変異する資本主義

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    大きな政府、財政政策、ハイブリット
    2021年9月に書かれていることが少しずつ現実になっているように感じる

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    2025年12月18日
  • 政策の哲学(集英社シリーズ・コモン)

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    国家は、行為主体に依存はするが還元はできない実在する「構造」であるとし、自律的なパワーを持ち、社会に半・規則性を与える。

    ・主流派経済学の非科学性

    ・国会のパワーの源泉は、「埋め込まれた自律性」
    →さまざまな利益集団との重層的な力関係に巻き込まれることによって、かえってその力関係の合間を縫って泳ぐ余地、いわゆる「マヌーバー」を確保できる

    ・国家行為者は政策担当者として特別に訓練されることで、実在の領域の中から個別の事象を生成する構造やメカニズムを遡及的に推論し、判断する能力=「特別に訓練された直感的裁量」を獲得する

    ・「既知の結果(あるいは設定された目標)から未知の原因を推論する」

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    2025年11月30日
  • 略奪される企業価値―「株主価値最大化」がイノベーションを衰退させる

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    この本は、現代アメリカ資本主義の変質を解剖している。
    著者は、1980年代以降に広がった「株主価値最大化(MSV)」というイデオロギーが、企業経営・資本市場・投資家行動を同じ方向に収束させ、企業の内部留保を再投資から自社株買い・配当に振り向ける構造を作ったと指摘。
    経営者はストックオプション利益のために株価を上げ、機関投資家は短期リターンを求め、アクティビストは還元圧力を強める。
    →このように三者が結託した「協調的略奪」が米国経済を短期志向に変えてしまった。結果、研究開発や設備投資は停滞し、賃金も上がらず、格差が拡大し、経済の成長エンジンが痩せ細ったと警告している。

    著者は最後に、自社株買い

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    2025年09月23日
  • 世界インフレと戦争 恒久戦時経済への道

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    2025.09.08
    インフレの分析は筆者が正しいように思える昨今の情勢。少なくとも、需要の増大がインフレの要因ではないことだけは体感している毎日。

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    2025年09月08日
  • 基軸通貨ドルの落日 トランプ・ショックの本質を読み解く

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    ブレトン・ウッズ体制を崩壊させたニクソン・ショック。冷戦の終結。東側諸国も巻き込む自由貿易圏の構築。世界は新自由主義の道を突き進んだ。資源供給国としてのロシア、巨大な消費市場を持つ中国の台頭。相互依存によって紛争を回避しようとする理想は、依存の重要性の偏りという現実の下に崩れた。トランプ政権による関税引き上げも、新自由主義の枠組みの中で踊っているだけである。故に失敗し、基軸通貨としてのドルの弱体は一層進む。米中は力関係が接近し、第二次冷戦が到来する。世界は主流派経済学の過ちに一刻も早く気付かねばならない。

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    2025年08月17日
  • 目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】

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    備忘用
    自国通貨を発行できる政府は、国債をいくらでも発行できる
    日本はデフレなのにインフレ対策をしてきて財政出動も少なかったから失われた30年になった

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    2025年08月15日