中野剛志のレビュー一覧

  • 真説・企業論 ビジネススクールが教えない経営学

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    早速、内容ですが
    第1章 日本でベンチャー企業を増やすには
     あるコンサルタントの提言
     アメリカの国家戦略?
     自分の頭で考える
     ①ベンチャー企業を増やしたいのか、イノベーションを
      促進したいのか
     ②なぜ、シリコンバレーだけなのか
     ③なぜ、外国人の企業を優遇するのか
     ④なぜ、「英語実践力の抜本的強化」(企業の)英語
      公用語化」が必要なのか
    第2章 起業大国アメリカの真実
    第3章 ベンチャー・キャピタルの目利き術
    第4章 最強の起業家は誰か
    第5章 オープン・イノベーションの本質
    第6章 なぜイノベーティブな企業の方が負けるのか
    第7章 なぜ日本経済は、いつまでも停滞から抜け出

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    2017年10月07日
  • 真説・企業論 ビジネススクールが教えない経営学

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    漠然と「なんで世の中こんな状況になってしまったんだろう?」と疑問に思っていたことが、クリアになった気がする。

    ①なぜイノベーションが起こらなくなったのか?
    ②なぜ短期で成長し続けることが求められるようになったのか?
    ③なぜM&Aが盛んに行われるのか?
    ④なぜシリコンバレーだけ最先端を行く企業が生まれるのか?

    たくさんの文献から数値や背景を明確にして、鋭く分析されている。
    本当の部分も多いと思うけど、これが最先端の実態だとするとやってられない。

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    2017年07月22日
  • 脳・戦争・ナショナリズム 近代的人間観の超克

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    脳科学、社会科学、哲学の若手論客の鼎談をもとめた本です。
    序章 近代的人間観を捨てよ!
    第1章 ナショナリズム――なぜ快楽なのか
    第2章 国家と体制――なぜ自由は苦痛なのか
    第3章 ポピュリズム――なぜバカがはびこるのか
    第4章 暴力――なぜ人間は戦争をやめられないのか
    おわりに――近代を超えられるか
    お互いがお互いにジャンルで蓄積してきた知見を歯に衣着せず、論じ合う。
    何となく常識であると思っていたことは実は非常識であった。
    「おわりに 近代を超えられるか」において、「自然科学の陥穽」という項目があって、自然科学においてさえ「客観的な真理」を見出すのが不可能になったということです。自然現象の

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    2017年07月02日
  • グローバリズムが世界を滅ぼす

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    ネタバレ

    現在の行き過ぎた(と個人的には思っている)グローバリズム、自由主義経済については懸念を感じている。という意味では自分は保守なんだと思う。一方で、本書にも書かれている通り、本来反対すべきグローバリズムを今の保守派が進めているのは、やっぱり謎。
    言葉の響きで単純に「よいもの」と思い込んでいるわけではないだろうし、必ずしも個人(および企業)が自己の利益のためのみに利用しているだけだもなさそうな。そんな謎に対する1つの考えも述べられています。
    個人主義、民主主義の行き過ぎ、識字率、劣化(本書ではエリート・指導層の劣化とあったが、国民全体の劣化ともいえるのではないか?)といったいろんな要素を絡めて考えて

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    2016年12月14日
  • 脳・戦争・ナショナリズム 近代的人間観の超克

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    近代的な思想、価値観を揺らがされること請け合いの一冊。対談者の思想の根底にあるのは近代への懐疑であり、基本的には保守的な立場から議論が展開される。西部邁や中野剛志の書籍に慣れ親しんだ者にとっては、議論の出発点だけをみれば既知の内容も多々ある。しかし、対談形式で話が脱線するが故に、思わぬ内容に触れることもできるはずだ。中野信子からの視点は、議論に広がりと深みをもたらすのに大きく貢献している。

    ・人種・日本人

    <性差・人種差は存在する>
    「男女の脳に差はない」「人種間の能力に差はない」このような近代的な価値観は科学によって否定されつつある。男女の知能指数を統計的に比較すれば、女性は中央に多く分

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    2017年05月15日
  • グローバリズムが世界を滅ぼす

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    経済音痴の私にとって衝撃的。確かに今の世界は何かがおかしいとはぼんやりと感じていた。本書は、現代の格差の拡大や危機の恒常化の原因がグローバリズムにあり、それが社会を破壊していることを、5人の筆者が座談を通じてわかりやすく説いている。新自由主義(ネオリベラリズム)が制約のない自由として席捲し、隣国同士の経済戦争につながっていることは、EUに見られる。われわれは真の民主主義を守るために、各国がネーションごとにまとまり、独自に規制を定め、グローバリズムから脱却することが必要。しかし世界のエリートの大半はグローバリズムを正しい方向に導く道だと信じているとのこと。…ところで情報のグローバル化は避けられな

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    2016年07月09日
  • グローバリズムが世界を滅ぼす

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    ネタバレ

    グローバリズム、新自由主義を否定的に捉えた一冊。
    普段からグローバル至上主義とも言える風潮に浸っているため非常に新鮮な内容であった。

    本書を通じて、グローバリズムの弊害を以下のように捉えた。

    ・格差拡大
    国境を越えて経済活動がされるため、資本を持つ大企業が残り中小企業は潰れる。
    さらに大企業の中でも資本家と労働者の格差が広がる。
    (さらに生産量が増え供給力が上がることでデフレに繋がる)

    また、同様に大国が富み、小国は貧しくなる。(搾取される)
    本書では、「経済戦争」というワードが使われていたのが印象的。捉えようによっては経済を武器にした帝国主義なのではないか。

    ・伝統や人間関係の崩壊

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    2016年07月04日
  • 保守とは何だろうか

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    タイトルに惹かれ購入しましたが、新書とはいえ、深い内容で、勉強になりました。いまの日本の政策課題を理解する上でも、相当参考になります。コールリッジのマクロ経済論あたりから、引きこまれてしまった。

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    2013年12月31日
  • TPP 黒い条約

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    7人の著者によるTPPのデメリット、危険性を説く警告書。舌足らずな部分は見受けられるが、論旨自体はそれぞれ納得がいく。TPPは国家間の交渉ではなく、グローバル企業の利益誘導という漠然とした印象は間違っていなかった。

    ・アメリカの「年次改革要望書」(勧告書)は国家の主権の領域に及んでいた。
    ・非関税障壁=規制や制度
    ・国民皆保険制度の空洞化(公的医療保険の給付範囲の縮小)
    ・長谷川三千子:翻訳作業とは翻訳される言語と翻訳先の言語との間で綿密な概念の検討が行われ、双方ともに厳しい知的吟味にさらされる過程である。外来の語彙や概念が触媒となり、土着の文化が活性化され、発展し、多様化していく。
    ・日本

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    2013年09月11日
  • TPP 黒い条約

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    TPPってよくわからないけど、グローバル化が世の中の流れだし、交渉参加賛成!という方はぜひ。

    コメなどの農業分野のみに矮小化されて報道されることが多いTPPだが、米国の狙う本丸は実は「金融」「投資」「医療」。
    これらの分野が開放された場合に私達の生活はどうなるのか?締結された後、知らなかったで済むことなのか?良くなることって果たして・・・

    日本のマスコミには、今後これらの分野に関する具体的でわかりやすい報道を期待してしまう?(=なんで詳しく報道しないのかといぶかってしまう)そんな内容の本です。

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    2013年08月24日
  • TPP亡国論

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    TPP参加など論外、という結論に至るまで客観的なデータとともに分かり易く描かれている。この分野の知識がなくても十分読み込める。

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    2013年08月13日
  • 日本破滅論

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    痛快!

    破滅論に秘められた、物事を達観し、本質を見抜くという思考回路。

    この国の政治、経済、社会に危機をもたらす、構造改革、デフレ下の、大増税、自由貿易至上主義、ポピュリズム・・・

    その根本にある日本の病理が透けてみせる。

    ヨーロッパの大学で学んだお二人の痛快な対談でした。

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    2013年05月08日
  • レジーム・チェンジ 恐慌を突破する逆転の発想

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    長きに渡るデフレという忌むべき状況に悩まされている日本。バブル崩壊後、日本は、どのような過ちを犯してきたのか。「グローバル化することは、良いことだ」と疑わずに、信じ続ける大衆。この本が、多くの方に読まれることを切に願う。

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    2013年04月19日
  • TPP亡国論

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    TPPといっても、それは通商問題に限らず、国内のデフレ問題、食糧安全保障、引いてはアメリカ依存か否かという国のありかたにまで関わってくる、極めて高いレベルの問題まで言及している。このように、一つの問題に際して、多角的に分析できる著者の能力に感服した。今の日本を啓蒙できる知識人の一人であると感じる。

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    2013年02月14日
  • レジーム・チェンジ 恐慌を突破する逆転の発想

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    資本主義制度で最悪の状態デフレの症状が説明され、その状態から脱却させる処方箋が書かれている。

    インフレ経済から脱却する手法としてのデフレ・スキームをサッチャーなどが採用してきた過去の経験はあった。

    インフレ退治するスキームであるデフレ・スキームをあろうことにデフレに悩む日本で数十年に渡って採用してきたと著者は指摘する。

    ミンスキー、マリナー・S・エクルズ等の主張を参考に恐慌を突破する逆転の発想としてのレジーム・チェンジを先人の知恵を紹介しながら書かれたすぐれた著作である。

    トックビルの言説を紹介し、自らこの本を出版したとしている。

    とにかく、逆転の発想を紹介すべく、所謂、主流派経済学

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    2013年01月13日
  • 官僚の反逆

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    筆者は、冒頭、外圧を使い、TPPへの参加をヌケヌケという元外務省官僚を批難する。

    そして、そのことは、新自由主義、グローバル化が霞が関官僚の官僚、政治家、経済界も含め、現代社会を大衆化させてしまった弊害だと論じているのである。

    論説の、根拠は、スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセットとマックス・ウェーバーの主張である。

    引用されたウェーバーの一節を紹介。

    官僚制が「非人間化」されればされるほど、それだけより完全に、官僚制は、資本主義に好都合なその独特な特質を発展させることになる。

    ここで、より完全にというのは、官僚制が、愛や憎しみ、およびいっさいの純個人的な、総じて非合理的な、計算でき

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    2012年12月26日
  • レジーム・チェンジ 恐慌を突破する逆転の発想

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    現在の産業や経済が目指しているイノベーションや効率化が成長どころかデフレを生み出していることを指摘した本。

    競争社会というのがそもそもの問題にある気がする。

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    2012年12月24日
  • 国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策

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    今の日本経済、世界経済が置かれている現状とその原因がすんなりとわかる。

    国民が互いに協力し、支え合って、良いものを生み出していく力、それこそが国力。通貨はその手段。

    これからの日本が向かうべき方向を示してくれています。

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    2012年09月16日
  • グローバル恐慌の真相

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    この二人の議論は、非常におもしろい。いまいちテレビのニュースを見ていて納得いかない、よく分からない問題を池上彰よりわかりやすく論じてくれていると思うのは、私だけだろうか。

    中野氏、柴山氏に出会ったおかげで経済や政治に興味を持つようになった。

    グローバルという言葉に少し違和感を感じ始めている人に是非一読をお薦めします。

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    2012年07月02日
  • レジーム・チェンジ 恐慌を突破する逆転の発想

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    デフレ脱却のための方法が書かれている。金融政策単独でのインフレターゲットの達成に懐疑的であることがわかる。実際に金融政策単独でのインフレターゲットの達成はむずかしいだろう。歴史的にもデフレからインフレへと金融政策単独でチェンジしたことはない。

    そもそもインフレターゲットとは、インフレ下の国々で生まれ、インフレを退治するために利用されてきたものだからだ。岩田規久男やポール・クルーグマンがインタゲでインフレ期待を人々に抱かせて、デフレから脱却することを提案しているが、マネタリーベースの増加で銀行、借り手の期待を刺激するの難しいかもしれない。

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    2012年04月17日