中野剛志のレビュー一覧
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「目からウロコ」と書かれている本でウロコが落ちたことがない
ただし、この書籍は落ちた…
自分の常識を根底から覆される良書Posted by ブクログ -
経済学の入門として相応しい一冊!
さらに、経済学をすでに知っている人でもこの本を読む時間は充実したものになると思います!
読んでいく中で、じゃあこの場合は?こういう時はどうなるの?という疑問が出てきましたが、必ずその次の章で解決してくれます。
読み手が疑問を持つところまで計算してそれをすぐ解決してく...続きを読むPosted by ブクログ -
うすうす、そうじゃないかなーと言葉にできずに思ってたことが、明確な根拠をつけてバシバシ書いてあって、まさに膝を打つってかんじだった。Posted by ブクログ
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日本が米国へ過剰な劣等感を抱くのは、幻想、思い込みであり、米国流を疑ってみて、詳細に分析すれば、世間で流布する通説(日本人は親方日の丸に頼り過ぎ、シリコンバレーを筆頭とした米国ベンチャー企業の精神を見習うべき、など)は誤りで、本質は違う(日本流は世界的に正しいとか、シリコンバレーの成功企業は国家の手...続きを読む
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基礎編では日本が陥ってしまった現状とその解決策が紹介されていた。この様な解決策があるなら何故実行に移さないのか、またその様に考える人は少ないのかと疑問に思った。
戦略編では思想的な側面から、何故日本をデフレ→適度なインフレへと向かわせることが難しいのかということが解説されていてわかりやすかった。Posted by ブクログ -
【星:5.0】
誰にでもわかる現代貨幣理論(MMT理論)といった感じ。私の経済学への向学心に火をつけてくれることとなった。
自国通貨建ての国債による借金では国が破綻することは無い、したがってデフレ下においては財政赤字を気にせずガンガン財政投資せよ、といった「ホントかよ?」の理論。だが、今の私の知識...続きを読むPosted by ブクログ -
経済は集団行動。政治も同じく。地政学的環境による。
集団行動を科学するアイデアはマッキンダーの地政学から。
経済は地政学なしでは語れない。逆もまたしかり。なので地政経済学。
大きなトレンド転換は地政経済学の環境大変化が必要。
ケインズを再評価+新自由主義批判。
地政学、経済学、それぞれの国の実情を踏...続きを読むPosted by ブクログ -
確かに目からウロコです。なるほどなるほど。
・個人や企業が合理的という活動も、積み重ねると経済全体に意図せざる結果をもたらす「合成の誤謬」をもたらす
・デフレの時の生産性の向上はかえって経済成長を阻害する(需要ないのにたくさん作ってどーするの)
・インフレの経済政策とデフレの経済政策は真逆
・財政赤...続きを読むPosted by ブクログ -
とても学びなったと感じる一冊。
経済学や、経済学者のことを知らなかった無知な私も、ある程度は理解することが出来たと思う。
ポイントポイントでデータや引用もあった為、基礎知識として、染み込みやすいと感じた。Posted by ブクログ -
まさに目からウロコの経済教室!
筆者の論が全て正しいかどうかは分からないが、少なくともインフレ/デフレ・政策金利・仮想通貨・税金など、経済知識の基礎を学ぶことが出来た!!
非常に分かりやすく、いい本!
Posted by ブクログ -
テレビなどで、
子供の頃から刷り込まれてきた
内容が実は異なっているのではないか?
と読みながら驚きの連続でした。
出会えて良かったなと
思える良書だと感じてます。Posted by ブクログ -
自分は大企業側の人間なのだが、確かに入社した90年代から少しづつ研究開発が近視眼的になってきて、成功確率だとかリスク評価だとか訳の分からない算数を駆使して不確実なことを避けるようになってきた。こんなことでイノベーションなんか起こるわけがないのだが、その変化と経営陣がコーポレートガバナンスを叫び始めた...続きを読むPosted by ブクログ
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【政治・経済】
よく政治経済といいますから経済と政治は密接に絡んでいるということです。
しかし、われわれ賃金労働者は無知であるが故にいいように扱われています。
資本家の論法は、
景気がよくないから賃金を上げることができない。
会社が潰れたら給料を払えなくなる。それは困るでしょ。
だったら会社を存...続きを読むPosted by ブクログ -
近年読んだ中で最高の本です。
日本経済はなぜ長く停滞しているのか?から始まり、デフレ、お金、国債、税金の本当の意味をわかりやすく解説してくれます。
・デフレで日本は不況だが、政府は真逆のインフレ対策を行っているため、長年デフレから脱却できない。
・新しいお金は現金通貨が発行される時ではなく、銀行...続きを読むPosted by ブクログ -
コロナウイルスが流行し、経済がズタボロになっている中で政府の対応などに疑問を感じ色々勉強していく中で、出会った本。これまでの学校の教育で悪いものだと教えられてきた財政赤字についてや、政府の債務について目からウロコの話ばかりだった。まだ20年くらいしか生きてはいないけれども、日本がどんどん貧しくなって...続きを読むPosted by ブクログ
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長きにわたり日本がなぜデフレから脱却できずに経済成長しないのか?答えは簡単でそれは日本政府がデフレであるにも関わらず、「馬鹿のひとつ覚え」的に増税、緊縮財政、規制緩和などいわゆるインフレ対策を繰り返してきたからに他なりません。筆者はそれを「栄養失調なのにダイエットをしている」というわかりやすい表現を...続きを読むPosted by ブクログ
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初級編を読んだのでこっちも読んでみた
デフレ対策以外の話も納得できるところが多くておもしろかった
もう一回読みたい
初級編でも書いたけどこれに対する回答反論する書籍ってないのかな
Posted by ブクログ -
ヨーロッパにおける移民/難民問題を理解するために必須の書です。
多角的な論点から考察されているため、一言では語り尽くせないですが、是非読んでいただきたいです。Posted by ブクログ -
これはラディカルな主張の本のように見えて,実は当たり前なことが書かれているのかもしれない。ラディカルに見えるのは,例えば,自由貿易,競争力,財政再建といった,メディアを通じて聞き慣れている概念が,主流派経済学の言葉でありながら,実はインフレの時にやるべきものだということに,当の主流派の人が気づいてい...続きを読むPosted by ブクログ