中野剛志のレビュー一覧

  • 全国民が読んだら歴史が変わる 奇跡の経済教室【戦略編】

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    現在の経済対策に一石を投じる本。
    見方を変えるとなぜデフレが終わらないのかがわかってくる。
    特に後半3章くらいが面白かった。

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    2019年12月09日
  • 富国と強兵―地政経済学序説

    mac

    ネタバレ 購入済み

    中級者以上の人向け

    政治、経済、地政学の予備知識がある程度ないと読了は困難だと思います。
    一部ご紹介します。
    ・経済とは、一定の軌道を持った人々の集団行動に他ならない。
    ・デフレとは、国民が消費や投資を縮小させる(貯蓄や借金返済を優先させ、お金を使わなくなる)方向へと向かう集団行動だ。(その結果、所得が手に入らなくなる)
    ・インフレとは、国民が消費や投資を拡大させる(お金を使う)方向へと向かう集団行動だ。
    ・経済政策とは、この国民の経済的な集団行動の方向を、国家が操作することに他ならない。
    ・デフレ不況を克服するには、金融緩和(お金を発行して、お金を増やす)、財政出動(政府が損得抜きで仕事や投資を増や

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    2022年09月30日
  • 全国民が読んだら歴史が変わる 奇跡の経済教室【戦略編】

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    2019年110冊目。満足度★★★★☆ 【基礎知識編】とはかなり内容を異とする。個人的には前著がお勧め。

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    2019年11月14日
  • 全国民が読んだら歴史が変わる 奇跡の経済教室【戦略編】

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    財政赤字は、同額の民間貯蓄を生み出す。
    自由貿易が経済成長を生み出すということは自明ではない。

    新自由主義経済学は、DSGEモデル(動学的確率的一般均衡モデル)に寄っている。これはセイの法則を前提としている。

    政府が国債を発行するのは、金利を調整するため。

    賃金主導型成長戦略と利潤主導型成長戦略。
    労働組合が強いという制約が、イノベーションを生む。
    単に工場移転やリストラ、自社株買いで利益を生み出そうとしない。
    株主に還元されるだけで、トリクルダウンは起こらない。
    ゼロサムとプラスサム社会の違い。

    デフレ時は、レントシーキングが盛んになる。他人の利益を収奪する。

    強すぎる官僚から、弱

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    2019年11月13日
  • 西洋の自死―移民・アイデンティティ・イスラム

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    原著は2017年、翻訳は2018年末の刊行、欧州における移民問題の本質を、円熟のあまり虚無化した精神文化と、行き過ぎたあまりに半回転してしまったリベラリズム(主に政治家とジャーナリズムの)に求める。

    日本ではまだ移民問題はそれほど問題視されていないが、1991年には「悪魔の詩」の邦訳者が勤務先の大学内で殺害されるなど著者が「警告音」と呼ぶ事件はすでに起きている。欧州の奇妙な死ではなく、広くリベラリズムの奇妙な死あるいは日本の移民政策の未来を示す黙示録として読まれるべき一冊だろう。

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    2019年10月19日
  • MMT現代貨幣理論入門

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    ネタバレ

    MMTとは「主権を有し、不換通貨を発行する政府は、その通貨において支払い不能になることはない」と『説明』してるのであって、「無尽蔵に支出してもよい」とは主張していません。本書を通じ、マクロ会計の仕組みと実際のオペレーションがよく分かりました。

    よってMMTのことを「ハイパーインフレを発生させる」「財政の不健全化をまねく」と主張する人は、年金を「払ったって貰えない」と言ってる人と同じレベルだということです。

    何事もよく学び・理解してから主張する大切さを実感しました

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    2019年09月29日
  • TPP亡国論

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    著者の主張している内容は、間違ったことはないとは思うが、すべて鵜呑みにするのは危険ではないか。
    基本路線はアメリカの言いなりにならず、独立国家としての道をすすむべきだとの内容。
    大手企業のグローバル化が進んでいるが、日本から多くのグローバル企業が出たからといって、日本の国益になるとは限らない。やはり平和ボケしている日本人の多くはアメリカは優しいと思っているのかもしれない。

    この著者は多少過激な論調だが、やはり、日本の国益を真剣に考えるとこのような考え方になるのだろうか。北野さんあたりと同じような警告を発しているところは興味深いところもある。

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    2019年09月23日
  • 西洋の自死―移民・アイデンティティ・イスラム

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    ネタバレ

    ・欧州では長年,中東やアフリカからやってくる大量の移民を受け入れすぎた結果,負の側面が見えてきた.

    ・これはうちうちには懸念されていたことだが,移民の排斥は人種差別主義者や不寛容さの現れであると評される空気がば長く続き,真正面から向き合うことを避けてきた.そういう人はひどいレッテルを貼られ大きなバッシングを受けた.

    ・これが移民受け入れのさらなる緩和と対策検討の遅延を招いた.

    ・移民により社会の高齢化の抑止,労働力供給,多様性の実現など様々なメリットをもたらすという主張が絶えないが著者はいずれも否定している.

    ・その結果,欧州のアイデンティティ,文明が失われつつある.為政者含め欧州の人

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    2019年08月31日
  • 西洋の自死―移民・アイデンティティ・イスラム

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    書き出しからして衝撃だ。
    「欧州は自死を遂げつつある。少なくとも欧州の指導者たちは、自死することを決意した」
    日本は、移民に対して閉ざされた国であると考えられてきた。しかし、OECD加盟国35カ国の外国人移住者統計(2015)によれば、日本は2015年に約39万人の移民を受け入れており、すでに世界第4位の地位を得ているのである。さらに、2018年6月、日本政府は、一定の業種で外国人の単純労働者を受け入れることを決定し2025年までに50万人超を想定しているという。そして、新たな在留資格を創設する出入国管理法改正案が閣議決定された。
    ついに日本政府は、本格的な移民の受け入れへと舵をきった。はなは

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    2019年08月17日
  • 西洋の自死―移民・アイデンティティ・イスラム

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    欧州で右派が台頭する状況の背景がこの本を読むとわかった。少なくとも欧州で極右政党が一定の支持を集めるのを一部の経済的に恵まれず、情報が限られた人たちが煽られた反動だと感じていたことが、それほど単純ではないことがわかった。この本が欧州を含めて世界中でも比較的売れていて、トンデモ本のような扱いではないことから、ここに書かれた数字や発生した事件などの事実についてはおおよそ正しいことが書かれているのだろう。おそらくは著者も強くそして感情的でもある反論にさらされる可能性を強く感じていたからであろうか、事実については非常によく調査をされているし、現地にも足を運び実情を捉えようとしている。日本を含む海外にも

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    2019年08月04日
  • 西洋の自死―移民・アイデンティティ・イスラム

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    リベラルな良心や原罪だけでは移民問題や難民問題(、と難民を偽った不法入国の問題)を語れず、この本にある負の側面も含めて考えないといけないと感じた。

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    2019年05月10日
  • 西洋の自死―移民・アイデンティティ・イスラム

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    ネタバレ

    欧州の移民問題を取り上げている。日本も対岸の火事ではない。日本は移民に厳しいと書かれているが、それは違う。難民の審査も厳しいと言われているが、法の抜け道があるので、それも違う。それに、50年以上も前から日本は移民大国だ。移民の多くが見た目が日本人と変わらないのでそう感じるたのだのだろう。それにしても、欧州の移民問題は、日本と比べると改善しようがないほど、深刻だとういうことがよくわかる一冊だ。日本人も読んでおくべきだと思った。

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    2019年02月26日
  • 西洋の自死―移民・アイデンティティ・イスラム

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    日本でも徐々に移民受入の議論が本格化する中、人道的立場から移民を受け入れてきた欧州で何が起こりつつあるのかを生々しく描き出した論考。

    本書の内容は「西洋の自死」というタイトルが、恐ろしいほど端的に示している。その多くがイスラム教徒である移民を欧州が受け入れることにより、欧州が自明視していた価値観とは、決して普遍的なものではないことに欧州は気づき始める。そして、次第に問題はメタフィジカルな領域からフィジカルな領域へと移行する。例えば、それは欧州で移民を受け入れた地域で小児犯罪やレイプ等の犯罪率が顕著に増加したことに示されている。そして本書で看破されるのは、左翼的イデオロギーに染まった既存メディ

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    2019年02月11日
  • 西洋の自死―移民・アイデンティティ・イスラム

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    みんなで仲良くは戯言で、現実はかなり厳しい事柄に満ち満ちている。
    社会は壊れて戻るの繰り返し、その息遣いとその中で私たちはどうやって生きていくべきか、示唆が深い。

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    2019年01月26日
  • 西洋の自死―移民・アイデンティティ・イスラム

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    社会とアイデンティティの融解を自死という表現にこめている著者の危機感はこれからの日本人にもっと共有されるべき

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    2019年01月23日
  • TPP亡国論

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    比較的納得感はあった.しかしこれも一意見であるということ,新書なのでおそらく十分なレビューはされていないということも注意しなければならない.

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    2018年10月09日
  • 経済と国民 フリードリヒ・リストに学ぶ

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    自由貿易というドグマは、なぜかくも強い影響力をもつのか。なぜ、それを疑うことすら許されないのか。
    この謎を解く鍵となるのが、ドイツの政治経済学者フリードリヒ・リストである。
    本書の目的は、このリストという人物の理論と実践を、彼の生涯とともに解釈することによって、我々が自由貿易というドグマから自由になることができない根本的な原因を明らかにすることである。

    自由貿易を正当化する「リカードの定理」の、現実とかけはなれた条件について、特に、収穫逓増を捨象した主流派経済学を批判した。ポール・ローマーが先鞭をつけた「新成長理論」についても、各産業部門間の分業と結合が引き起こす収穫逓増という一般的な現象を

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    2018年07月01日
  • 日本防衛論 グローバル・リスクと国民の選択

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    国際情勢をにらんだ上で、日本がどう対応していくかを説いた一冊。

    2013出版ながら、今読んでも古さを感じないのは、普遍的なテーマだからだろうか。

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    2018年06月27日
  • 日本の没落

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    西洋の没落のことが現在をイメージしながら理解でき、読みやすい。
    過度な合理性批判は分かる。でもその先を自分の理解不足からかなかなかイメージできないような…もう一度読もう

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    2018年06月06日
  • 経済と国民 フリードリヒ・リストに学ぶ

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    フリードリヒ・リスト。ドイツの経済学者。フランス革命の1789年にドイツで生まれ、1846年に自ら命を絶つことになる。

    理論よりも、実践と実証に重きをおき、マキャベリの政治観に感銘を受ける。当時、主流であった近代合流主義の一派から拒絶されることになる。ヨーロッパに、資本主義的な考え方が広まっていく時代。合理主義の元に拡張を続ける世界。リストは国家が闇雲に拡張するよりも、基礎的な体力を付けることが大事だと訴えてきた。そこに現代の行きすぎた自由貿易への処方箋があるのではとも思う。

    今も昔も既得権益の壁を越えることは容易ではないのですね。見方が変われば、それぞれに正義はあるのだろうけど。

    国家

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    2017年10月23日