中野剛志のレビュー一覧

  • 入門 シュンペーター 資本主義の未来を予見した天才

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    入門 シュンペーター
    資本主義の未来を予見した天才
    著:中野 剛志
    出版社:PHP研究所
    PHP新書 1414

    「資本主義・社会主義・民主主義」とイノベーションに焦点をあてた、シュンペータの経済発展の理論を論ずる
    社会構造を変革し、イノベーションを起こすには、シュンペータの経済学が必要である

    本書は、シュンペータの1942年に発表した「資本主義・社会主義・民主主義」を中心に扱っていて、産業組織論、企業戦略論など、戦後に新しい方向性を与えました。

    シュンペータは、イノベーションを定義し、重要な示唆を多方面に与えました。

    経済発展の理論での解説から入ります。静学とは、需要と供給が均衡した状

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    2026年07月18日
  • 変異する資本主義

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    ネタバレ

    積極財政は単に需要を刺激するだけなら高インフレのリスクがあるが、公共投資が技術開発など供給力の強化に向けられるのであれば、高インフレは回避されるだけでなく、将来の経済成長が可能となる。不況下では企業は設備投資や研究開発投資を控えるので生産設備の増加や技術革新によって生産性を向上させる機会が失われ、供給力も落ち込む。すると、不況が終わった需要が回復したとしても供給が不足しているため経済成長が起きないという「履歴効果」という後遺症。需要が十分にあって労総市場がタイトな「高圧経済」の下では、企業は積極的な投資を行い生産能力を拡大するとともに、技術開発投資や企業も活発に行われる。雇用機会も十分にあり労

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    2026年07月13日
  • 基軸通貨ドルの落日 トランプ・ショックの本質を読み解く

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    巻末に「最低限必要なことは、この目の前の厳しい現実を直視し、その本質をつかむことである。そのためには、これまでの通説や主流派の理論あるいは支配的イデオロギーを疑い、あらゆる知識や理論を動員しつつ、議論を繰り返し、考察を深めなければならない」とあるが、これは政治家や学者に任せておけば済む話ではない。
    イラン戦争勃発により、アメリカのパワーがますます減退していくことが確実となった今、属国的立場にある日本はどのような針路取るべきか。
    自分なりの考え方を形成するために有用な書籍。

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    2026年06月13日
  • 政策の哲学(集英社シリーズ・コモン)

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    難解だったが、読んだ価値はあった。
    主流派経済学については「経済人の仮定」や、「貨幣循環論法」、「現実から遊離したドグマ的言説」など理解しがたい学問だと思っていた。
    よって、本書で「主流派経済学は似非科学」だと断じてもらって非常にスッキリした。残る問題は「政治経済の世界で幅を利かせている似非科学者たちをどう排除するか」ということだろう。
    科学的に議論できない人たちが相手である以上、我々一般市民が賢くなって「世論」で駆逐するしかないのだろうな。

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    2026年05月17日
  • 奇跡の社会科学 現代の問題を解決しうる名著の知恵

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    副題にあるように“現代の問題を解決しうる名著の知恵”が盛りだくさん。
    古典の名著を分かりやすく解説した入門書なので、原典を読まなければ、と思うのだが、この入門書でもかなり歯ごたえがあったので、読めるのかかなり不安。
    紹介されていた本を既に何冊か購入済みなのだが。

    兎にも角にも、今の日本の状況はかなり危険であることが分かった。
    自分にできることは何なのか考えたい。

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    2026年03月16日
  • 入門 シュンペーター 資本主義の未来を予見した天才

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    シュンペーターが正しく理解されていないこと、日本の政策決定者が適当にしか物事を考えていないことだけはよくわかった。
    高度成長期以降の日本人がいかに考えない、いい加減な人間だったのかと思わずにはいられなかった。

    反面教師として、せめて正しく知る努力はしたいと思う。

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    2025年12月20日
  • どうする財源 貨幣論で読み解く税と財政の仕組み

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    『どうする財源』が暴く、日本財政の不合理と財務省の罪

    戦後日本の財政運営をめぐる“常識”が、いかにして国の未来を縛り、衰退を招いてきたのか――。中野剛志氏の著書『どうする財源――貨幣論で読み解く税と財政の仕組み』は、その根本原因として、財務省による財政規律信仰と、それを無批判に受け入れてきた日本社会の病理を鋭く告発する一冊である。

    著者が最も強調するのは、「貨幣とは負債である」という事実に立脚した、現代貨幣理論(MMT)的視点だ。政府が支出すれば、民間の預金が増える。つまり、財政赤字とは、民間の黒字なのだ。こうした貨幣の本質を無視し、「赤字は悪、黒字は善」とする財務省の均衡財政論は、前近代

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    2025年12月19日
  • 基軸通貨ドルの落日 トランプ・ショックの本質を読み解く

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    相変わらずキレッキレ
    たぶんそうだろうな~って感じてたことがしっかり分析されて言語化されてる。ワイの直感も的外れではないって確認できて嬉しい。

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    2025年11月14日
  • 西洋の自死―移民・アイデンティティ・イスラム

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    過度なポリコレにより、日本には入って来ない情報がこんなに沢山あるのかと驚いた。特にイギリスのロザラム事件など。

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    2025年10月29日
  • 略奪される企業価値―「株主価値最大化」がイノベーションを衰退させる

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    日本ではアクティビストが大活躍で、多くの企業が自社株買いと高配当により、アクティビティスト達に利益を上納し、彼等が去った後は、株価低迷と余裕資金不足により、イノベーションと成長が阻害されている。また、株価上昇により,一見成功しているように見える企業も恩恵を受けているのは株主と倫理観を失って株式報酬を謳歌する経営者達だけで、労働分配率の低下による消費低迷を招いている。そろそろこの悪循環に気付くべきだと思う。

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    2025年08月16日
  • 入門 シュンペーター 資本主義の未来を予見した天才

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    今年読んだ中では一番かもしれない。これほど短く要点をついてシュンペーターをまとめてある本はないのではないか。イノベーションに関する研究者の1人として学ばされることの多すぎる本であり、シュンペーターについてきちんと勉強して来なかった自分を恥じた。

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    2025年08月01日
  • 入門 シュンペーター 資本主義の未来を予見した天才

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    シュンペーターの思想を解説した入門書。
    解説が分かりやすいだけでなく、フレッド・ブロックやウィアリアム・ラゾニック、マリアナ・マッツカートなど現代の思想家への影響力を示すことで、「古い=役に立たない」という偏見を否定するなど、構成も考え抜かれている。
    資本主義の自壊的な死を予言したシュンペーターは間違いなく天才だが、その思想を平易な言葉で解説する中野氏の能力も驚嘆に値する。
    日本の衰退を招いた主流派の経済学者たちではなく、中野氏のような人物に所得倍増計画を主導した下村治氏の役割を担ってもらうことはできないのだろうか・・・。

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    2025年07月30日
  • 入門 シュンペーター 資本主義の未来を予見した天才

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    確たる解答が存在するのかは於いておくとしても、現行の資本主義経済の是非に疑問を持ち、なんとはなく非主流派経済学の議論などを読み漁っている身からすると興味の尽きない議論が続く。
    ひとまず理解を深めるべく、本著の再読やシュンペーターの著作をあたりたいところだが、一般的な理解とシュンペーター理論との乖離という点では、骨太の方針における創造的破壊の誤用問題などは最たる例か。著者の解釈を一方的に信奉するつもりはないが、思考を練り上げるという過程で考える題材として非常に面白いと思う。

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    2025年06月28日
  • 入門 シュンペーター 資本主義の未来を予見した天才

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    日本論として読めました。少し俗っぽく断言しているのも、キャッチーにポジションを取っていると解釈され、特定のカラーを押し付けているとまでは言えないという感じに、洗脳されると思います。ごちそうさまでした。

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    2025年06月23日
  • 奇跡の社会科学 現代の問題を解決しうる名著の知恵

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    著者は、1990年頃、19歳のときにデュルケームの「自殺論」を読んだと言っていた。
    偶然だがそのころ高校生だったおれも、地元の本屋で見つけて読んでいた。
    そしてその後、郵政民営化とか構造改革はやばいって思ってたけど、そう感じていただけでうまく言葉にはできなかった。
    なるほどなあ・・・やっぱ直感は正しかったなと思った。

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    2025年04月13日
  • 目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】

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    私はデフレ、インフレもあまり理解できていないような素人ですが、この本の内容には驚きました。
    そして、今まで政府がやってきたことが、全然役に立っていない、むしろ逆効果な事ばかりやっているとは。
    たしかにデフレの対策とインフレの対策を比べると、インフレ対策の方が一般の人にはウケが良い気がする。
    驚いたのは多くの著名な経済学者達もまともな理論を知らないと言う事。
    意見をコロコロ変えたり、成果をあげれないことが多いとのこと。
    経済学というのは確かな科学的根拠があると思っていたが、そもそも胡散臭い、内輪だけの理論が広まってしまっているのだろうか。
    本当に恐ろしいなと思った。
    なぜ政治家達がこのような過ち

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    2025年04月09日
  • 入門 シュンペーター 資本主義の未来を予見した天才

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    やー、エキサイティングで面白い。
    読後、脳が活性化して清々しい。
    まあしかし、そうも言ってられない世の中…。
    もう革命を起こすっきゃねえな。

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    2025年04月09日
  • 目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】

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    過去の日本の経済政策について納得する解説でとてもわかりやすかった。
    また、私が資格試験で学んでいる経済学の分野は主流派であり実際のマクロ経済に落とし込んだときに必ずそうはならないという、考えていなかった視点を持つことができた。

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    2025年03月26日
  • 入門 シュンペーター 資本主義の未来を予見した天才

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    イノベーションが起こる論理が非常にわかりやすくまとまっている。
    シュンペーター入門と言いつつ、現在に至るまでの日本と世界の経済を俯瞰した良書。
    新自由主義による自由化、民営化の先にある社会主義的国家施策(イデオロギーは別問題と捉えて、)大きな政府の存在が生まれるのを望むばかり。

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    2025年03月02日
  • 世界インフレと戦争 恒久戦時経済への道

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    一時的なコストプッシュインフレの有効な対策を教えてくれるのかと思いきや、80年台からの新自由主から、安倍政権時代までの政策を比較しながら経済を学ぶことができる。MMT論者からネオリベラリストまでみんなに読んでほしい

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    2025年02月28日