世界インフレと戦争 恒久戦時経済への道

世界インフレと戦争 恒久戦時経済への道

940円 (税込)

4pt

世界が物価高騰に襲われている。この高騰は、景気の過熱に伴う「デマンドプル・インフレ」ではなく、景気後退・政情不安を招く「コストプッシュ・インフレ」の性格が強い。その背景にあるのは、グローバリズムの終焉という歴史的な大変化だ。このようなときには安全保障の強化や財政支出の拡大が必須だが、それらを怠ってきた日本は今、窮地に陥っている。世界秩序のさらなる危機が予想されるなか、もはや「恒久戦時経済」を構築するしか道はないのか。インフレの歴史と構造を俯瞰し、あるべき経済の姿を示した渾身の論考。

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世界インフレと戦争 恒久戦時経済への道 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一時的なコストプッシュインフレの有効な対策を教えてくれるのかと思いきや、80年台からの新自由主から、安倍政権時代までの政策を比較しながら経済を学ぶことができる。MMT論者からネオリベラリストまでみんなに読んでほしい

    0
    2025年02月28日

    Posted by ブクログ

    2022年末に書かれた本だが、2025年を迎えアメリカ大統領がトランプ氏に交代する。この歴史的瞬間に、読むべき一冊。世界の危機に臨む覚悟で。

    0
    2024年12月31日

    Posted by ブクログ

    昨年の夏(2023.7)に読み終えた本です、日本では長く続いたデフレ経済ですが、いよいよインフレの時代になってきたようです。そのような状況変化を踏まえて、インフレの歴史も解説してくれています。読み終わってから時間が経っているので、読み返して需要なポイントを確認しておきたく思います。

    以下は気になっ

    0
    2024年12月06日

    購入済み

    2020年代に入って発生した世界的なインフレーションは、歴史的な転換点であり、グローバリゼーション終焉のはじまりであるとの認識がある。
    デマンドプル・インフレとコストプッシュ・インフレを明確に区別することが必要であり、今回のインフレはいずれにあたるのか、失敗を繰り返さないための日本に対する正しい処方

    #アツい #タメになる

    0
    2023年06月15日

    Posted by ブクログ

    同様のテーマを扱った書に「世界インフレの謎」という本があるが、それと比較して本書の方がよりシンプルですっきりと理解しやすい。しかも本書では経済学にとどまらず政治学、社会学、地政学など幅広い分野から総合的に分析を行い迫力ある警鐘を鳴らしている。我々は新自由主義、グローバリゼーション、リベラリズムといっ

    0
    2023年02月11日

    Posted by ブクログ

     現在もっとも信頼している論客の一人である中野剛志氏の新著。この方の主張はずっと追いかけているが、見事に近未来を予測している。
     背景にあるのは、時の試練をくぐり抜けた天才たちの思想。明るい未来は必ずしも示されていないが、無責任な楽観論より余程心に響く。現状を知ること、まずはそれからだ。

    0
    2023年01月29日

    Posted by ブクログ

    2025.09.08
    インフレの分析は筆者が正しいように思える昨今の情勢。少なくとも、需要の増大がインフレの要因ではないことだけは体感している毎日。

    0
    2025年09月08日

    Posted by ブクログ

    恒久戦時経済、これこそが21世紀の日本経済のあるべき姿である。
    藤井聡と同じ考え方と勝手に思っていたが、どうやらWikipediaで見ると非常に仲が悪いようだ。

    0
    2023年06月04日

    Posted by ブクログ

    全体的にはインフレへの事実認識とMMTの話であったように思う

    いくつか違和感があったこととしては、確かに日本政府は無尽蔵に国債を刷れるが金利や為替を軽視しすぎていると思う
    グローバリゼーションが終焉してるという主張から上記を提示しているのだろうが、現実問題として目先に国債を刷りまくることが政治的

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    先ず、現状の日本をどのような状態と捉えているか。その原因は何か。状態が良くない場合、その対策は。このような論旨で解決策まで提起するのが本著。論理展開を開始する第一の切り口が、リベラルなグローバリズムの終焉という事だ。

    データの説明が分かりやすい。貿易開放度とはGDPに占める輸出入合計の比率だが、つ

    0
    2023年12月03日

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