ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
9pt
経済学者・官僚がこっそり読んだ『奇跡の経済教室』待望の第2弾。政治家に読ませたい本No.1!世界で起きている変化、日本がとるべき戦略が面白いほど見えてくる!全米騒然・日本上陸のMMT(現代貨幣理論)がよく分かる特別付録つき
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
行政改革の失敗や成長戦略に加え、著者が他の著作でも力説するMMT(現代貨幣理論)についての付録(解説)もあり、経済停滞や財政赤字の意味を考えるテキストにもなると思います。
ものすごい!MMT(現代貨幣理論)に立脚しながらなぜそれが受け入れらないのかを、合成の誤謬、認識の共同体、予言の自己実現、経路依存性等の概念で読み解く。ここまで言えるにはかなりの自信が必要だし、単に経歴だけでなく相当の研鑽があればこそ。
「全国民が読んだら歴史が変わる」とタイトルに記載されるように、論壇でも賛否あり、誤解も多いが、デフレ対策の本質を射抜くテーマである。最近選挙でも「日本だけがなぜこの30年間賃金が上がらなかったのか」現政権への批判と共に主張する候補者が散見された。平均年収は変わらず、税負担は増え、至近寺は物価高騰、ス...続きを読むマホやネットなどの通信費や高騰する電気代も加えた家計の固定費も上がり、国民の生活は益々苦しくなっている。真面目に働く日本人がなぜ。ヒントはこの本にある。 経済政策は、「思想決定説」と「政治決定説」に区分される。つまり、経済思想で判断するか、政治力学で判断するか。政治力学というと、外交戦略も絡むだろうが、本著では主に既得権益を取り上げる。この二説のどちらが正しいということは無い。 本著の一番の肝であり、私が面白いと思ったのはMMT、現代貨幣理論を詳しく噛み砕いて説明している点だ。素晴らしい。賛否あるが、端的に言えば、自国通貨発行権を有す国は、通貨発行する事で景気対策すべきだと。通貨はそもそも徴税のために普及させるべく、先に国がばら撒いたものだから、事前に徴税する必要はない、と。アベノミクスやれいわ新撰組が近い思想を持っていたと思うが、とにかく、これが主論の軸になる。 炭素税は二酸化炭素排出を抑制するための仕掛け。消費税は、消費抑制の仕掛け。三橋貴明も同じ事を言っていたが分かりやすい。では、税に頼らず、通貨発行によりインフレ誘導し、賃金アップで消費刺激に繋げるとして。何故、その好循環に至らなかったのか。デフレを望ましく思う既得権益。そことゲームチェンジした所で登場するレント・シーカー。そもそも、通貨発行やインフレ誘導に否定的、現状変更したくない認識共同体や経路依存性の問題。しかし、諸悪の根源はグローバル化による自己決定権の喪失や賃金中和反応ではないか。 この手の本で興奮したのは久しぶり。もっともっと、勉強したくなった。
基礎編では日本が陥ってしまった現状とその解決策が紹介されていた。この様な解決策があるなら何故実行に移さないのか、またその様に考える人は少ないのかと疑問に思った。 戦略編では思想的な側面から、何故日本をデフレ→適度なインフレへと向かわせることが難しいのかということが解説されていてわかりやすかった。
【政治・経済】 よく政治経済といいますから経済と政治は密接に絡んでいるということです。 しかし、われわれ賃金労働者は無知であるが故にいいように扱われています。 資本家の論法は、 景気がよくないから賃金を上げることができない。 会社が潰れたら給料を払えなくなる。それは困るでしょ。 だったら会社を存...続きを読む続させるために、少しの減給は我慢できるはず。 このような論法になっています。 ー デフレ ー デフレとはお金の価値が上がる状態です。 お金を持っている富裕層、資本家、企業はデフレでそれほど困ることはありません。しかも、コストとなる労働者の賃金は抑えることができます。 発言権を持つ人がデフレで困っていないのであればデフレは続くことになります。 お金を持たない労働者はますます貧困な状態に追い込まれることになります。 ー 不換紙幣 ー 不換紙幣の仕組みは理解しておくべきですね。 常識を覆すものです。 まだ、ふぁっとした感じでしか理解できていません。 勉強します! 『奇跡の経済教室』是非読むべき本です。
コロナウイルスが流行し、経済がズタボロになっている中で政府の対応などに疑問を感じ色々勉強していく中で、出会った本。これまでの学校の教育で悪いものだと教えられてきた財政赤字についてや、政府の債務について目からウロコの話ばかりだった。まだ20年くらいしか生きてはいないけれども、日本がどんどん貧しくなって...続きを読むいるように感じていた。それは政府の対応が間違っていたからなのだと気付かされた。今のコロナの状況で経済的に苦しみ倒産や自殺を選択せざるを得ない人が増加している現状を、政府は救う力があるのにも関わらず救ってくれない。今の日本の状況を考えると絶望を感じてしまう。日本が死なないためにも国民が政治に興味を持って賢くならなくてはいけないと思った。
初級編を読んだのでこっちも読んでみた デフレ対策以外の話も納得できるところが多くておもしろかった もう一回読みたい 初級編でも書いたけどこれに対する回答反論する書籍ってないのかな
著者の提唱する経済政策を実行できる政治家は誰なのか、 山本太郎か、どうなんだと考えさせられた。 まさに全国民が読むべき本だと思う。 反論する意見もあるだろうし、私自身本当にこの著者の考えが正しいのか分からない。が読む限りにおいては十分納得できるものであった。 反論者との対談集とか読んでみたい。 ★...続きを読むMMTが受け入れなれない心理学的な理由 ・政府の財政赤字と債務は家計の財政赤字と債務とは全く違う。それにもかかわらず「財政赤字」とか、「債務」という言葉のもつ影響力は非常に強く、MMTの論理を吹き飛ばすほど強い。 ・通説にそぐわない見解を拒否する傾向
前著の基礎知識編では、間違ったデフレ政策を指摘し進むべき道筋を提示しました。戦略編の本書では、その背景となった新自由主義の本質を解説し、従来の保守、リベラルの変質の経緯を解き明かします。グローバル化がデフレや格差拡大の最も大きな要素であり、それに業を煮やした人々が、トランプ大統領誕生やブレグジットそ...続きを読むして黄色いベスト運動に向かっています。もともとグローバル化を胡散臭く思っていましたが、国民国家の民主主義とグローバル化は両立しないとの本書の説明はまさに我が意を得たりです。
【星:4.0】 前作の「基礎知識編」ほどのインパクトはなかった。 また、本書もMMT理論全面推しなのかと思ったが、そうでもない感じである。 言っていることは一貫していて、財政赤字が増えても日本は通貨発行権を持っているので、自国国債でのデフォルトはない。このデフレ時代には緊縮財政ではなく積極財政でと...続きを読むいった論調である。 ただ、この本の面白いところは、経済の話を中心に据えつつ、経済の観点から国際情勢、政治情勢など幅広い内容となっているとことだと思う。 そして、視点の中心をMMT理論という新しい経済学に置いているので、色々な物事に対するこれまでとは異なる見方を見につけられた気がする。 ただ、このMMMT理論が正しいかどうかは、また別の話である。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
全国民が読んだら歴史が変わる 奇跡の経済教室【戦略編】
新刊情報をお知らせします。
中野剛志
フォロー機能について
「ビジネス・経済」無料一覧へ
「ビジネス・経済」ランキングの一覧へ
新しい階級闘争―大都市エリートから民主主義を守る
資本主義の預言者たち ニュー・ノーマルの時代へ
あした、この国は崩壊する ポストコロナとMMT
新しい封建制がやってくる―グローバル中流階級への警告
WOKE CAPITALISM 「意識高い系」資本主義が民主主義を滅ぼす
MMT現代貨幣理論入門
官僚の反逆
奇跡の社会科学 現代の問題を解決しうる名著の知恵
「中野剛志」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲全国民が読んだら歴史が変わる 奇跡の経済教室【戦略編】 ページトップヘ