武田綾乃のレビュー一覧

  • 飛び立つ君の背を見上げる
    響けユーフォニアムのアニメで一番好きな人は中川夏紀先輩です。
    そんな先輩が主人公のこの作品は、夏紀の心情が丁寧に描かれていて、もっと好きになりました。
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 後編
    感想
    終わって欲しくないけど、終わってしまったなぁ。熱い高校生活を駆け抜けたなぁ。

    やはり予想通り、関西大会のソロは真由に奪われたか。全国行って、逆転パターンかな。

    緑の無邪気さに救われる。

    最後はなぜ自由曲を一年の詩のしたのかよく理解できた。演奏しながら走馬灯のように、思い出が駆け巡る。

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  • 嘘つきなふたり
    選択しないことも「選択」。親に言われるがままに生きてきたからといって、流されるまま自分が選択しなかったことの結果を、いつまでも誰かのせいにすることはできない。
    「嘘つきなふたり」というタイトルのとおり、ふたりとも嘘つきで、読みながらなんとなくわかる嘘もあれば、最後までわからない嘘もあったり。バレたら...続きを読む
  • なんやかんや日記 ~京都と猫と本のこと~
    世代だから絶対好きだと思う!読んで!と強く勧められるままに読んだエッセイ
    はい、見事に好きでした
    見てるアニメや読んだ作品はなどがドンピシャでとても共感しながら読むことができた
    犬を飼っている私は動物の話に弱い、猫は飼ったことがないけれどかわいいよな、と文を読むだけで思ったりした
  • なんやかんや日記 ~京都と猫と本のこと~
    「響け!ユーフォニアム」の作家さんが書いたエッセイ。今読んでも響かない小説は人生経験積んだら理解できるようになることがある。改めて挫折した本も読み返したいなと思う。ネコと京都が見たい人に。
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ
    自分も吹奏楽部だったので、共感したり懐かしいと思う部分が多かったです。アニメから入ったので、関西弁なところもまた新鮮に感じて楽しく読めました
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編
    夏紀と奏の衝突はそれぞれの背景と想いを理解できてしまうが故に痛いほど共感してしまうのだが、間に入る久美子の洞察力。主人公としての成長が描かれている。そして北宇治吹部に悪者はいない。みなそれぞれに形は違えど一様に一生懸命なのだ。それがユーフォシリーズ最大の魅力だと思う。
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 後編
    高校入学から始まった彼女のストーリーもようやく読み終えました。毎年色々な問題にぶつかりながら頑張って、最後のコンクールでは最高の結果を掴むことができて本当に良かったです。音楽に一途に向き合う、主人公だけではない登場人物達の活躍は、読み進むことが楽しかったです。終わってしまって、ちょっと今はロスです。
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前編
    久美子さん、部長頑張っているね。進路も決まってなくて、モヤモヤしているところ、ウン10年前の高校時代をかすかに思い出す。それにしても、転校生真由の存在が何やらありそうで、すぐに後編読みます。
  • 花は咲く、修羅の如く 1

    文化部活系百合作

    最近吹奏楽や演劇部と言った文化系作品が増えて来ましたが中々世間に合わなかったのか打ち切られる作品増えていますのでそれをぶち破る・超える文化系作品となる事を強く願わせた作品で今後の展開に期待したい作品
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 後編
    このシリーズは6作目でしたが、これまでで一番感動しました。希美のみぞれに対する感情、優子と夏紀の関係、コンクールの結果等々、これまでの布石が解けて行きました。そして最終楽章に繋がっていくんですね。これからどうなるのか、楽しみ以外ありません。
  • 彼女。
    ■織守きょうや「椿と悠」/扉絵 原百合子
    1話目でこの短編集買ってよかった、1000円の価値があると思えた爽やかな青春小説。普段あまり挿絵を見ることなく(先入観なく読みたいので)小説を読んでしまうタイプなのだけれど、これは黒髪ロング日本美人の椿ちゃんと(赤いリップが似合う)、イギリス帰国子女の悠ちゃ...続きを読む
  • 嘘つきなふたり
    愛されなくても別に、でこの作者さんにハマっての2作目。今回も爽やかな読後感でとても良かった

    家庭の呪縛に囚われて真面目であることを免罪符に生きてきたタイプの子と、正反対な環境で自由に生きている子の女子同士の友情を描くのがなんて上手なんだろう。

    キャラ同士のやりとりは愛されなくても別に、のふたりと...続きを読む
  • 可哀想な蠅
    短編集。「可哀想」という感情のなんと厄介なことだろう。そんなことを考えさせられた4編。イヤ~な感じなのにさくさく読めてしまった。
    だが、なんだこの疲労感は。あ~しんどかった。
    こういう小説を読んでいると、なんだか自分のことを省みてしまうなあ。自分はどうだったろう?
    「呪縛」が印象に残っている。だんだ...続きを読む
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ
    文句無しの超オススメ。

    吹奏楽の知識が無くても楽しめるので是非読んでみてください。
    アニメもあるのでアニメ見てからの方が声や音楽をイメージしやすいかもしれないです。
    「アニメ見たから読まなくて良いか」は間違いです。
    読みましょう。必ず新しい発見があります。
  • 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前編

    久美子と黒江さんの関係

    遂に久美子が部長に…!黒江さんとのなんとも言い難い関係性は読んでいてヒリヒリします。
    そして麗奈が…ん~~~…この世間知らずさもまた麗奈なのですが…。
    読んでいると世界観に一気に入り込んでしまい、あっという間に読んでしまう作品です。
  • 可哀想な蠅
    表題を含む四話収録。女性二人が登場したら事件発生の前触れである。人物造形や台詞のリアルさ、駆引きに唸る。行間からいい塩梅で嫌味や烏滸がましさが立ち上る。読み応えあり。
  • 愛されなくても別に
    愛されなくても別にいいじゃん。って言ってる江永が陽彩の愛に救われてるのがすごく良かった。愛は必要かもしれないけど、別にいーやって思ってるだけで強くなれるんだなあと。欲しい欲しいって思ってると疲れるしね。

    親子の問題は本当に深いと改めて感じさせられる。自分が子供を持ったらまた違う観点から読めるかも、...続きを読む
  • 愛されなくても別に
    武田綾乃さんは「響け!ユーフォニアム」シリーズで元々知っていた。
    物語は大学生の日常で一見よくありがちな設定だが、「孤独」に焦点を当てている。家族や友達でもない人間関係、恋愛以外の「誰かに愛されたい」気持ち。日常を描いているのに何故か今まで考えたこともなかったことを考えさせられたり感じたりできる物語...続きを読む
  • 青い春を数えて
    「愛されなくても別に」が好みだったので、こちらも購入しました。どの主人公にも、少しずつの共感を抱きました。自分自身の捻くれた考え方に罪悪感を感じながら読み進めると、各話最後には、そっと寄り添いつつ前を向かせてもらえます。青春真っ只中にいた時は言語化出来なかった感情を、大人になった今、再び振り返り、こ...続きを読む