あらすじ
北宇治高校吹奏楽部の活躍を描く人気青春シリーズの短編集。あすか、香織らの卒業後や、夏休みの久美子たち、一年生部員の休日の様子など、北宇治吹部の楽しくてちょっぴり切ない日常を13編収録。優子の置き土産「アンサンブルコンテスト」では、チーム編成でまたもやひと波乱!? 優子や夏紀、みぞれ、希美の卒業式の日や、滝や新山たちの音大時代のほか、卓也が東京に旅立つ日を描いた感動の一編も必読!
※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物、団体とは一切関係ありません。
感情タグBEST3
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番外編の短編集。本編では拾いきれない話がたくさんあって、どれも良かった。香織先輩は想像以上に積極的だったり、例のハガキはここで登場するのか…!と新たな発見もあった。音楽によって生まれた再会にもほっこりした。優子、夏紀、みぞれ、希美のずっと注目してきた4人は各々の視点で読みたいくらい好きだから、成長を感じられて嬉しかった。梨子と卓也はいつまでも仲良く幸せであってほしい(恐らく願わなくてもあの2人ならずっとそうだと思うけど…)。メインに繋がるアンサンブルの話は北宇治をさらに成長させる予感がして、次回が楽しみ。
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短編も面白かったけど、特にアンコンの中偏が楽しかった~♪。ネガティブな話が全くなかったから、安心して楽しく読んでいられた~! 次巻は最終章だけど、最終章は読むの、怖いな><。暗い話はわたし、すごーい苦手なのよ><。最終章、そこまで暗い話じゃないといいな! アンコンの話は色々な知らない曲の名前が知れて、楽しかったー! そしてこのアンコンの話と短編で、みぞれさんがすごーい成長していたことが分かった! もうみぞれさんは安心だね! 良かった良かった!
先輩たちは偉大
アニメ勢からはなんか嫌われてる優子先輩。まぁ確かに最初はインパクトあったけど。でも間違いなく作中で1番優しい人なんかなって思います。先輩思いで後輩思いで、友達を大切して。そんな優子や夏目の視点は最高でした。
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ついに久美子の高校3年目がはじまる…のではなく、吉川優子ら3年が部活引退後~卒業するまでのオムニバス。このシリーズはそれぞれのキャラクターが非常に魅力的に描かれているので、どのキャラクターがメインでも読んでいておもしろい。次回はついに3年生編か。目指せ全国金!
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推しがっっっ!!!
アニメにもあったアンサンブルコンテストの話も、要所要所で違うところもあって、キャラクターがより平凡で魅力的に見えたし、
それ以外の話は短い上に知らない話でにやにやにまにまして読んでしまいましたわฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ
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響け!ユーフォニアムシリーズの第十弾(短編集)
読んでいて楽しい小説です。
響け!ユーフォニアムの登場人物(北宇治高校吹奏楽部員など)の日常を描いた短編集です。
青春っていいなーって思える様なそんな小説です。
みんながみんな一生懸命で本当にいい子たちなのが読んでいて気持ちが良いです。
やはり悪い人が出てこない作品っていいなーと改めて思いました。
ただ悪い人が出てくる作品もたまに読みたくはなるのですが・・・。
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本シリーズは短編エピソード半分とサイドストーリー半分の構成で、サイドストーリーの方は本編に近い物語性があり、大変面白かった。
高校生活や部活をリアルに追体験出来、また、高校生の人間関係や心理描写がリアルであった。
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卓也と梨子の関係が深掘りされているのが良き。互いにまっすぐに思いあっているのがすばらしい。卓也が東京に染まらないことを願ふ。。
あと、優子が夏紀にデレをみせるところも良き。
アンサンブルコンテストはストーリー自体おもしろいけど、是非演奏音ありのアニメで見てみたいです。
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吉川優子の代を中心とした短編集。
こういう短編集があることで、『響け!ユーフォニアム』シリーズは久美子が主人公であるが、吹奏楽部部員達の群像劇でもあるということを再確認できる。
十一章めの卓也と梨子の話がお気に入り。
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短すぎる章も多かったけど、最後のアンサンブルが面白かったので7で。みぞれちゃんは最後まで不思議ちゃんでした(笑)。3役揃ってて優勝しないってどうなのよとちょっと思ってしまったわ(笑)。
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短編集。どれもアニメにはない話で嬉しい。
そうか、香織があすかにルームシェアしようと持ちかけたのかとか、芹菜が希美のその後をちょっと…いやかなり気にしている微笑ましいエピソードとか、読んでいて頬が緩んでしまう。女子同士の友情、良き。
アンサンブルコンテスト、そういえば今まで一切出てこなかったが、ここで初登場。練習だって大変なのに、それに加えて誰とチームになるかというところから悩まなければならなくて大変そうだ。もちろん、久美子は麗奈と組むのかなと思いきや、すぐには麗奈が声を掛けてこなかったりしてちょっとヒヤヒヤした。しかし、今更この2人の仲を心配するなんて、取り越し苦労だった。互いに実力があって、普段仲が良いからという理由ではなく「組むならあなたしかいない」っていう状況、理想の関係だなと思う。
結果など最早どうでも良い。アンコンによって、部員全員の演奏力が底上げされているという嬉しい副産物まであるんだから。
やっぱり、希美とみぞれのエピソードが好きだな。希美がみぞれのことを理解していることがよく分かる。優子や夏紀、希美はもう次巻からはいないのかと思うと少し寂しい。
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2年生編と3年生編の間を描く短編集。
あすか達の卒業後の話とかから優子たちの卒業の話、アンサンブルコンテストのお話など盛り沢山。
アンサンブルコンテストの話が少々長いだけで他は短編ばかりなので読みやすい。
あまり本編で触れられないキャラも出てくるのでその辺は好きな人には刺さるかも。
アンサンブルコンテストのお話は中編だけあって読み応えあるが久美子がすっかり部長然としてて大した器だなと。麗奈、修一を含む幹部や緑たちとの仲の良さなどチーム黄前はまさに無敵艦隊の様子。
3年生編がとても楽しみになる1冊でした。(前編はもう読んだけど)
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三年生の引退後のアンコン校内予選な中編と掌編たち。部員数が多くて把握し切れていない部分もありつつでもその多さが作品を豊かに多様にしているとも思う。相変わらずのいちゃつき女子さや鋭利さ。成長も有。それぞれにとって今しかない学生生活の尊さに切ないような愛しいような大切さできゅんとする。なんかみんなすき!