あらすじ
部長=黄前久美子、副部長=塚本秀一、ドラムメジャー=高坂麗奈の新体制で新年度を迎えた新・北宇治高校吹奏楽部。またもや少々クセのある新入部員に加え、今年は強豪・清良女子高校からの転入生である黒江真由が入部したことにより、部内に再び波乱が巻き起こる。はたして久美子たちは、悲願の「全国大会金賞」を成し遂げることができるのか……?吹部青春エンタメ小説、いよいよ最終楽章!シリーズ累計150万部突破の大人気シリーズ、いよいよ完結編です。
※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、 実在する人物、団体とは一切関係ありません。
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久美子も高校3年生になり、吹奏楽部は滝先生が指導してきた生徒で構成されるようになった。部長の久美子、副部長の秀一、ドラムメジャーの麗奈の幹部3人で100人以上をまとめあげていく。一方で、全国金賞を目指すことを部員全員で選んだものの、どうやって取り組んでいくかというのが問題になっていたように思う。100人いれば100通りの考えがあるし、それをまとめるのは相当大変だろう。さらには久美子のライバルになりそうな転校生の真由の存在も気になる。関西、全国、そして進路はどうなるのか。葉月やつばめの努力が実って良かった。
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★★★★★ アニメを視聴済みで結果は知っている。まずは真由ちゃんだよなあ。そして大会ごとのオーディション、久美子の進路と問題山積。不安要素を残したまま下巻へ。TVアニメのユーフォソロの結果はアニオリらしく原作ではどうなるのか下巻が楽しみ。冒頭の情景がもしがしたら○○かもって思ってて、そういう意味でも下巻のラストは楽しみ。
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アニメ3期と同時に、読み始めた。
アニメを追い越さないように1話1話、放送後に読んでる。
今日(5/19)は第7話で、前編を読み終えた。
エピローグの、麗奈が秀一に言うセリフの意味がわからん…。
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久美子さん、部長頑張っているね。進路も決まってなくて、モヤモヤしているところ、ウン10年前の高校時代をかすかに思い出す。それにしても、転校生真由の存在が何やらありそうで、すぐに後編読みます。
久美子と黒江さんの関係
遂に久美子が部長に…!黒江さんとのなんとも言い難い関係性は読んでいてヒリヒリします。
そして麗奈が…ん~~~…この世間知らずさもまた麗奈なのですが…。
読んでいると世界観に一気に入り込んでしまい、あっという間に読んでしまう作品です。
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主人公が予想通り部長になって迎えた最後の三年生である。シリーズを最初から読んでいると、確実に人間として成長している主人公を感じられる。
良い意味で予想を裏切らない王道なスポ根的ストーリーとリアルな描写は、主人公やヒロインに気持ちを投射できて爽快な気持ちになれる。
次がシリーズ最終作なので寂しい思いと楽しみな複雑な思いである。
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後編が気になる。地の文の描写がうますぎる。
私は高三のとき何をしてたか記憶が殆どない。受験したときのことは覚えてるけど、それまでが。多分地続きの日々だったんやろ。つまり本を読んでた。今と変わらん。
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読み易いんだけど、全体的に重々しかった><。部活の話に、進路の話に、秀一くんとの恋愛問題も解決してないし、久美子さん、悩むこと沢山ありすぎる><。滝先生への不信感の話と、真由さんの話が、特に読んでて辛かったな><。この問題、後編ではちゃんと解決するのかな><。真由さんはわたしは良く分からなかった! ただの寂しがり屋さんの気がするけど、全て計算の可能性も少しだけ否定しきれなくて……。時間でユーフォニアムはいよいよ、完結! 一応、外伝はあるみたいだけど……。でも、次巻を大切に読んでいくぞー!
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いよいよ最終学年へ、もう頼れる先輩はいない。今までの経験を活かし、部長として、北宇治高校吹奏楽部を全国大会金賞へと導いていく…!そんな黄前久美子に最大のライバル登場!?胸が熱くなり、時に締め付けられる。終演が近づいている感覚がたまりません。
久美子の成長物語
アニメから入ったので、久美子以外の関西弁に違和感がありますが、すぐに引き込まれました。1年の時は、人の意見に流されてばかりだった主人公の久美子が、2年になり低音パートの不協和音を調整して、その実績からか3年では部長を任されます。さて、久美子部長の手腕やいかに・・・ アニメから入った人は、ぜひテレビ版の1期2期、劇場版「誓いのフィナーレ」をみてから、読む事をお勧めします。
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続きが気になって、どんどん読んでしまった。
前編は終始、清良女子校からの転入生に読者である自分の心がざわついた。オーディション辞退しようか?なんて、絶対にAメンバーに選ばれる自信があるようにしか思えない。関西大会のオーディションで、トラブルが起きなければいいけど。
そしてエピローグ。これもなんだか不穏なんですけど、、、。どうなる?北宇治吹奏楽部!?
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お正月休み中に後編も合わせて一気に読み漁ってしまった。
久美子が香織先輩に言われた言葉が印象に残る。
疑心暗鬼に囚われて、いろんなものが恐怖や脅威の対象に見えてしまうこと自分もあったななんて思い出した。
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好きな作品ということもあり、やはり三年目は重みが違うと感じた。漂う不安や問題を演出するのがうまいと思う。毎年ながらオーディションは読んでいるこっちもドキドキしてしまう。
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カバーイラスト観て、誰?、と思ったら、今度は「謎の転校生」ですか…
先に立華が日本一になったせいで、素直に北宇治が全国金賞なるとは信じられなくなってるけど、そこはおとぎ話らしくハッピーエンドで締めて欲しい、なぁ…
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久美子達もいよいよ3年生!
夏なのに進路決まってないのはどうなのよ?!と心配したり笑
部長として100人以上の部員をまとめるのは大変だろうけど頑張れと応援したくなった。
後の懸念は黒江真由。
後編でどのように絡んでくるのか楽しみにしておこう。
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アニメ視聴後に、久美子3年生編だけ。
3年生前編のこの巻ではアニメとの大きな差はないかなと思う一方、それぞれの出来事がより事細かにかかれていて面白かった。
久美子目線で語られてるから、どのシーンでも久美子の考えが描かれていて、アニメでもよく心の声描かれてるなって思ってたのに、それ以上やったw
特に久美子が1年生のさりーちゃんの話を聞くシーンが個人的には印象的。アニメの時は、久美子部長らしくなって…頼もしくなったな…思ってたけど、小説読んだら、なんともずる賢いというか、、良くも悪くも人間らしく、かつ1、2年生の頃の久美子の延長線上って感じもして、好感が持てました。久美子の人物像について、ふわっと分かってたつもりの事が、より明確に言語化してもらえたような、そんな気持ちになたฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ
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感想
シリーズものは主要キャラの性格が分かっているからサクサク読める。
京都府大会まで順調きたけど、絶対に後編では爆発する予感。
あらすじ
北宇治高校吹奏楽部の物語。主人公の久美子が3年になり、部長として部を引っ張る立場になったところから物語は始まる。1年生の勧誘で見事に新入部員が31人入り、部員は103人になった。福岡の吹奏楽の強豪校から転校してきた由真は、ユーフォニアムの担当で、演奏の上手く、久美子は少し焦りを見せる。
北宇治は今年も全国大会金賞を目指すことにし、課題曲も自由曲も難易度が高いものを選ぶ。サンフェスの練習の最中、ドラムメジャーの麗奈が厳し過ぎて一年生に脱落者が出そうになるが、久美子が引き止める。
そして、一気に京都府大会へ。京都府大会はトップバッターだったものの、見事に金賞で関西大会へ出場を果たす。久美子は本心が見えない真由に不穏なものを感じる。
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久美子たちがいよいよ最高学年の三年生となってのぞむ部活動。前編はコンクールの京都府大会が終わったところまで。
転校生・真由の描かれ方が何か不穏で意味深で、後編で何が起きてしまうのかちょっと怖い。
美知恵先生の言葉が印象に残った。
「自分が何者か。そして、何者でありたいのか。他者の声も大事だが、まずは自分の本音にきちんと向き合え。時間は誰にとっても平等で、だからこそ恐ろしい。現実から逃げようが、現実に向き合おうが、どのように生きても一年という時間は過ぎる」
「人生なんてものは、設計図どおりにはいかないものだ。未来を空想するのもいいが、机上で考えるよりも実際に足を踏み出した方が得るものが多いこともある。」
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お正月中、アマプラで見ててすっかりハマってしまった北宇治高校吹奏楽部。4月から「響け! ユーフォニアム3」のアニメ始まるみたいだけど待ちきれずに文庫本で読んでみました。シリーズ1で圧倒的魅力で盛り上げてくれた、あすか先輩に才気あふれるトランペットの麗奈が加わり新任の滝先生の指導のもと見事全国大会で銅賞獲得、強豪校の仲間入りを果たす。シリーズ2では3年生が卒業してしまい、あすかロスになってましたが、新入生も加わり全国金賞目指すサクセスストーリーかと思いきや関西大会止りってゆう展開が斬新でリアルでした。そして迎えた最終学年、あの久美子が部長になってた。実は久美子は優柔不断であまり好きなキャラではないのですが流石は主人公、いろんな問題に巻き込まれながら着実に成長してゆく。サブキャラたちは安定の世界観を醸し出してくれてて人間関係がカラフルで繊細で、全国大会に向けて進むなか不穏な空気を感じたり今度は、強豪校からの転校生、真由がユーフォに加わって小悪魔的な奏も絡んでなにか起こりそうな展開。そして毎年恒例のオーディションへと進んでメンバーも決まり京都府大会を迎える。
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現時点でのアニメの続きが気になって読んでみた。
「響け」シリーズはアニメのみ見て、小説は初めて読んだけど、面白い。あと、みんなコテコテの関西弁なんですね。麗奈の関西弁はまだしも、緑先輩の関西弁はアニメの声の印象が強いので、違和感が。。
内容としては、強豪高から転校してきた真由が、不気味。表面上はかわいらしいけれど、なんかあるんやろなー。あとチューバのみっちゃんも危険な匂いが。。久美子の悩みは尽きなそう。
後編が気になりまする。
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久美子3年生編。
部長としてまた高校3年生としての悪戦苦闘。
部長としてきちんと部をまとめられるのか、進路をどうしたらいいか、そして新加入の黒江真由に立場を脅かされるのではないかという恐れ。
何か一歩踏み外せばズタズタになってしまうのではないかという久美子の気持ちが伝わる。
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遂に主人公たちは最終学年に。私の高校時代のクラブ活動からは想像もつかないが、100人を越えるクラブの部長は本当に大変。私の母校の器楽部も県では名門だったので、それくらいの規模だったので、大変だったろうな。部長って誰だったっけ? 私自身のクラブは3年生は8名で、私は部長でもないので、大変気楽だったなあって関係ない話ばかりで申し訳ない。後半楽しみ
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いよいよ久美子たちも3年生。最後のコンクールに挑む。九州の強豪校からの転校生あり、新入生たちの人間模様もありと見どころたくさん。何より久美子が進路のことや、部長として部をまとめていく過程で悩み成長していく姿がいい。成長したがゆえに滝先生を絶対視できなくなってきたり、また麗奈や秀一との関係など物語の世界にのめり込んでしまった。後編も楽しみ!
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あっという間に読み終えちゃった。つい先が気になっちゃうんだよね。今度は金賞取るんだろうけどさ。結果は読めてるんだけど、そこまでの経過が気になるわ。うーん、転校生がざわざわするね。自分の居場所作るために不和を呼ぶトラブルメーカーちゃんって感じ?
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幹部の3人の交換ノートが好き。懐かしいな。
人物像が丁寧に描かれているから、前編後編でまとめて欲しくない。もっとこの場面のこの子の気持ちを知りたい、と感じたり。
部長としての久美子の気持ちがよく描かれていて面白かった。
部長になったことないから、こんな気持ちなんだ、って。
なんでもないような、1つ1つの行動や表情や言葉が
なにかをあらわしているようで。
海月、と緑が表した真由と久美子、後編での関係が気になる。
みっちゃんとの階段でのシーン、すきだな。
1番心に刺さった言葉
「迷いを怠けの言い訳にはするなよ。やらない理由を探す癖がつくと、いつか身動きが取れなくなるぞ」
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こちらはアニメも観てます。北宇治高校吹奏楽部のお話。部長の久美子を筆頭に、個性豊かな部員が魅力的に描かれています。部員同士のやり取りに青くて尖った青春の雰囲気を感じました。吹奏楽には詳しくないけれど楽器について詳しくなくても読みやすくて楽しめると思いました。