その日、朱音は空を飛んだ

その日、朱音は空を飛んだ

826円 (税込)

4pt

高校の屋上から飛び降りた川崎朱音。しかし遺書は見つからない。SNSで拡散されている自殺の瞬間の動画を撮影したのは誰か、そこに映っていた〝もう一人〟は誰か、そもそも本当に自殺だったのか。朱音の死後行われた、いじめ調査のアンケートから見え隠れするのは、生徒たちの静かな怒り、妬み、欲望。しかし――真実だけは、決して誰も語らない。

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その日、朱音は空を飛んだ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    自殺した少女とそれを取り巻く同級生達の人間模様を7人の視点から描き、死の真相に迫るサスペンス。
    登場人物それぞれの個性が立っていて、良い。みんな魅力的。

    0
    2025年05月16日

    Posted by ブクログ

    莉苑最っ高wwwwwwまじで天才
    朱音、あんたが死んでくれて良かったよ︎^_^
    「その日、朱音は空を飛んだ」だから何?
    さすが莉苑!死人に口なしだもんね︎^_^
    愛と美月の顔見てみたいから漫画出して欲しいな〜

    0
    2025年03月19日

    匿名

    購入済み

    凄まじいストーリーだった。
    それぞれの視点から物語りは語られてゆくけれど、朱音に同情を覚えるほど、皆んなが冷淡で朱音の存在が可哀想な子と思えたが、後半から朱音のドロドロとした悪意が見えて怖かった。

    0
    2024年09月09日

    Posted by ブクログ

    色々な視点から、ひとりの朱音という女の子について語られていく。各登場人物の視点が切り替わる時、アンケート用紙のページが挟まれるのだが、その文字からも生徒たちの思いが汲み取れる。かなり2転3転する内容で、面白かった。

    0
    2024年06月14日

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて衝動買い。

    不完全で箱庭で生きる大人になり切れない高校生だからこそのリアルさを感じる(大人になることが果たして良いことなのかはわからないが)。
    世界は小さいんだなぁ、と改めて実感。
    1人だけ共感できなかった莉苑の完璧さには恐怖を通り越して魅力的にすら思える。
    実はこうして世界は回

    0
    2021年05月02日

    Posted by ブクログ

    グサグサ心を刺された。なんて小説。あの頃の自分を嫌でも思い出させる。友達がいても、自分はこの世で独りきりのように感じていた。世の中の全てを憎んで、嫌って、孤独だった。それなのに、自分は特別だと信じている。自惚れと自己愛に満ちた、大人でも子供でもない時代。ここまで生々しく表現している本作は、危険な物語

    0
    2025年02月08日

    Posted by ブクログ

    読み始め、自殺をした生徒の朱音は、何か悩みがあって、可哀想な境遇でと思ってしまうが•••
    複数の生徒の目線からの切り口がすごいです。
    そして、エピローグで伏線回収。とても読み応えがありました。

    0
    2024年10月08日

    Posted by ブクログ

    いろんな承認欲求と自尊心の満たし方がある。
    人間誰しも抱えているし、満たし方や手段は本人しか理解できないものもある。朱音だってそうだ。
    にんげんの心の内がやっぱり1番のミステリーだ。

    0
    2023年11月04日

    Posted by ブクログ

    高校の校舎屋上から飛び降り自殺した朱音。遺書もなく、クラスアンケートでもいじめはなく…はたして真実はどこにあるのか?誰が嘘をついているのか。

    JKたちの壮絶な日常ですね。大人顔負けの足の引っ張り合い、嫉妬、いじめ、マウンティング、羨望…嘘。

    友情?恋愛?そんな簡単な言葉では言い表せないカースト制

    0
    2023年10月23日

    Posted by ブクログ

    「響け!ユーフォニアム」の作者なので、期待して読んでみた。期待以上の作品で非常に面白かった。
    構成が巧みで、個々の個性・行動に無理がなく、納得がいく。歪んだ依存心が、愛情と考える束縛に変貌していく、ある意味怖い作品。莉苑が一番しっかりしてそうだが、自分が無いようで一番怖い。

    0
    2023年10月20日

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