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「好き」が教えてくれた、人生のこと。
京都府宇治市出身の小説家・武田綾乃の「好き」が詰まった、初のエッセイ集。学生時代に書いた「響け!ユーフォニアム」シリーズが爆発的な人気作品となり、『愛されなくても別に』で第42回吉川英治文学新人賞を受賞するなど、今最も活躍が期待される小説家の一人である著者が、日常を綴る。小説、漫画、ゲーム、アニメ、映画、ドラマ、音楽、ラジオ、舞台──彼女をつくったコンテンツの数々が、ゆるりとした日記から垣間見える、貴重な1冊です。
「私の心の引き出しの中には特別な作品がいくつかあり、いくら新しいコンテンツに触れようと特別枠で存在感を放っている。何年経っても、作品に触れた瞬間に感じた「好き」が色褪せることはない。」(本文より)
森見登美彦から「星の王子さま」、そして「少女革命ウテナ」まで。古今東西のコンテンツ愛が止まらない!出身地である京都や実家の猫との思い出、自身の結婚にまつわるエピソードも。大人になるほど、人生は生きやすくなる。新しく何かを始めたくなる、愛に満ちた35編。
「憧れの電気ブラン」
「創作アイデンティティ」
「特別の作り方」
「結婚にまつわるエトセトラ」
「文豪の猫」…etc.
Posted by ブクログ 2023年09月01日
以前読んだ著者の作品「愛されなくても別に」が私の中で好印象でした。実はアニメ化にもなっている「響け!ユーフォニアム」シリーズが著者の作品だと最近になって知り、著者を知りたくてエッセイを手に取りました。作品のカバーのイラストも可愛くて、目を惹きました。
著者が好きなあれこれを2年に渡りWebサイトに...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月06日
はぁ。友達になりたいなぁと思いながら読み切った。一気に読んじゃうほど面白かったし、武田さんのお人柄がよくわかりさらに好きになった。
そしてはじめとおわりの猫のバロンの話。もう号泣しながら読んだので今も息苦しい。わたしも愛犬を亡くした経験、そして今は2匹の愛猫と暮らしているのでいつかまたその日が来る時...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月24日
落ち込んでる時にも読めて、
たくさん共感できる本でした。
▽心に残った言葉
やはり好きになりすぎると
独りよがりな
理想の押し付けになってしまうのかもな、
と私はバタービールを飲みながら自省した。
口の中が甘かった。
「受験って大学や偏差値で考えがちやけど、
これから四年間、
自分がどういう...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月12日
武田綾乃さんのエッセイ『なんやかんや日記: 京都と猫と本のこと』の感想になります。
タイトルから分かるように本当に武田綾乃さんの京都と猫と本に対する愛情が溢れたエッセイで、各エピソードの最後に小さく描かれたイラストの多くが愛猫のバロンをモチーフにしているのかなと感じるほどでした。
文豪の猫バロン...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月23日
読みやすいエッセイ集で、ユーモアも感じられて面白かったです。
恋愛に興味が無いと言っていたのに、結局結婚していたり、人生なにが起こるか分からない。
分からないなかでも、愛猫のバロンを大切にしたり、『特別』を育んでいたり、日々の生活で積み重ねている徳を感じました。
私もユーモアと徳を積んで、後悔の...続きを読む
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