武田綾乃のレビュー一覧
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いい本だ。
一瞬安っぽそうな表現が多いと思ったが、感情を正確に捉えられているし、その感情に至るまでの出来事も自然に進められている。とてもしっかりした小説だった。
様々な感情が湧き上がってくる青春というジャンルを扱っていながら、物語ごとに1つのテーマが明確に定められているので読みやすかった。
大人の視点から冷静に読むとしょうもないただの高校生活の出来事が描かれているのに、感情移入が出来てしまった。
例えば、
「ブルーライトはもはや我々の親友であり、戦友だ。」
みたいな表現は、大人の視点ではしょうもないけれど、これに納得できるように描かれている。
作者の年齢は若いけれど、物語づくりの基礎は -
Posted by ブクログ
今回ばっかりは、曲を聴きたい…!て思った。
リズと青い鳥? は、実際にある曲なの? それともこの本のために作られた曲??
この小説は映画化されたんやっけ? ネットで調べたらちょいちょい音源はヒットしたけど、ちゃんと聴いてみたいなと思った。
映画を観るべきかな。いやもうみぞれちゃんの「本気の演奏」を小説で読んでしまったから、衝撃は薄れちゃうかな。笑
そもそもこの「リズと青い鳥」の話がわたしには「へえ…」て感触で、ここも、もしわたしが高校生ならぐっときたかもしれん、と、前編を読みながら思った。
みぞれちゃんと希美ちゃんの関係をあらわしている、と、いうのも、なるほど…、と、思うものの、そもそも -
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タイトル通りの、波乱ですなあ。なんてキャラの濃い一年生なんだ。
今回は「わたしを求めてほしい」というテーマで、なるほどなあと思った。
著者は相変わらず、心理描写が細やかですごい。
このタイトルも、面白いし、(現在自宅待機なので)ひがな一日ずーっと読んでたけど、
「読んでも読んでも残ページが減らんな…」
と、途中で笑ってしまった。
面白くないから減らないのではなくて、読んでも読んでも減らん。どんなけの情報量なのだ。
このタイトルは映画になってんね。納得。華やかで面白く仕上がってそう。
そうかー。映像でも探してみようかなー。音と一緒に見てみたい気がする。
でも、小説でも充分すぎるほど面白 -
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あーッ、面白かったな! こういう構成好き。
めっちゃ失礼な言い方やけど、わたしも文章が書きたいなあ! と、思った。
吹奏楽部の他キャラを中心としたオムニバスストーリー。本編ではわかりにくい心境を、違う角度で見せてくれるのはうれしい。
ほんで、こうやってみたら全員かわいらしいよなあと思えるのが著者の優しいところやと思う。
高校生って、部活動って、いいんじゃないの、って若い人がこのシリーズを読んで感じられたらいいのにねえ。いや、いいのか。指導する教師が大変なのが現状なので、部活動にこだわらなくていいんや(何言うてんの)。
それにしても、わりとラブ要素が強かった。それはそれでええし、なかなかの -
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先輩たちは偉大
アニメ勢からはなんか嫌われてる優子先輩。まぁ確かに最初はインパクトあったけど。でも間違いなく作中で1番優しい人なんかなって思います。先輩思いで後輩思いで、友達を大切して。そんな優子や夏目の視点は最高でした。
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購入済み
私たちの曲は続くのです。
ネタバレサイトをみてしまったので、結末は分かっていましたが、王道青春ストーリーなので、十分楽しめました。久美子たちの学年の「曲」は、これで終わってしまったけれど、北宇治高等学校吹奏楽部の曲は続くのです。
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Posted by ブクログ
終盤の関西大会のシーンは、わたしは吹奏楽の経験なんてないのに泣きそうになりながら読んだ。
感情のうねりがすごい。それってここまでの経緯があってこそのうねりなんやけど、それにしても、
すごいヒューマンドラマやな?
いやいや、べつにええねん。冷静になると
「そこまで?」
って思いたくなる距離感やけど、これこそ十代! これぞ高校生! なのかもしれん。
わたしが所属していたのは運動部やけど、やっぱり当時は家族よりも近いところにいたし、今、冷静に思えばあんなに四六時中よくいっしょにいれたなとか、よく自分のすべてをさらけだせていたよなとか思う。
大人になったらどうしても見栄を張りたくなる直前のころ