武田綾乃のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ感想
終わって欲しくないけど、終わってしまったなぁ。熱い高校生活を駆け抜けたなぁ。
やはり予想通り、関西大会のソロは真由に奪われたか。全国行って、逆転パターンかな。
緑の無邪気さに救われる。
最後はなぜ自由曲を一年の詩のしたのかよく理解できた。演奏しながら走馬灯のように、思い出が駆け巡る。
シリーズの続きがあれば読みたいなぁ。
あらすじ
府大会が終わり、恒例のお盆休みに、大学の紹介イベントに行き、行き先を決めていない久美子は焦る。そして、2泊3日の合宿開始。今年は大会毎にオーディションのため、1日目にオーディションが開催された。奏がAチームから落ち、久美子がソロの座を真由に奪われた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ短編集。「可哀想」という感情のなんと厄介なことだろう。そんなことを考えさせられた4編。イヤ~な感じなのにさくさく読めてしまった。
だが、なんだこの疲労感は。あ~しんどかった。
こういう小説を読んでいると、なんだか自分のことを省みてしまうなあ。自分はどうだったろう?
「呪縛」が印象に残っている。だんだん怖くなってくる感じがたまらないが、ページをめくる手が止まってくれない。
風呂場でのシーンはほんとヤバい。
平手打ちして、思ったより音が鳴らなかったので、もっかい打つとことか!
武田さんの本は青春ものを中心に読んできたけど、こういうのもあるんだなと思った。
他の作品にもトライしたい。 -
Posted by ブクログ
愛されなくても別にいいじゃん。って言ってる江永が陽彩の愛に救われてるのがすごく良かった。愛は必要かもしれないけど、別にいーやって思ってるだけで強くなれるんだなあと。欲しい欲しいって思ってると疲れるしね。
親子の問題は本当に深いと改めて感じさせられる。自分が子供を持ったらまた違う観点から読めるかも、、自分の一つ一つの言動が子供の人生や性格を左右してしまうことは凄く恐ろしいように感じるし、未知の世界すぎてわからん。自分が気にしてないような振る舞いが子供の心を傷付けちゃうんじゃないかなって恐怖でしかないよね。子供が、親も人間だし間違えるし結局他人って 思れば楽になるのかな
お金にだらしない親を持