【感想・ネタバレ】飛び立つ君の背を見上げるのレビュー

あらすじ

累計180万部突破の「響け! ユーフォニアム」シリーズ最新作、ついに文庫化!

北宇治高校三年、中川夏紀。私は今日、吹奏楽部を引退した――。傘木希美、鎧塚みぞれ、そして吉川優子。四人で過ごした、最高にいとおしくて、最高に誇らしかったあの日々――。「響け! ユーフォニアム」シリーズの人気キャラ・中川夏紀の視点で、 傘木希美、鎧塚みぞれ、そして吉川優子を見た物語。 エモさ全開の青春エンターテインメント。 待望の文庫化です。単行本の初回特典だった、希美視点の「記憶のイルミネーション」も収録。

※本書は2021年2月に刊行した単行本 『飛び立つ君の背を見上げる』を文庫化したものです。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

映画への導入も兼ねて。ハードカバー発売から2年半、文庫になるのを待ってました。夏紀の代の関係性や、大量退部のときの当事者たちの心情が理解できた。そんな時代のことを知ると、久美子1年生のときの各メンバーの思いがより胸に刺さる。吹部引退後の夏紀の代が、バンドやったりカラオケ行ったりしていて(普通の女子高生していて)微笑ましい。コンクールが終わったら物語から退場じゃなくてこの後の人生も続いていくんだろうなと思えて安心しました。ハードカバー版の表紙イラストで夏紀一人だったのに対して、文庫版では優子との背中合わせのツーショットになっていてエモい。

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2023年08月21日

Posted by ブクログ

2021年に単行本で出て、その後文庫版が2023年に出たわけだがようやく読んだ。どうも本は寝かせておく癖がある。ワインなどのように寝かしているうちに醸造されてさらにおもしろくなるのだ。

さて、先日シリーズ最終巻、つまり久美子たちの卒業巻を読んだばかりで(こちらも寝かせてあった)こんどは夏樹先輩たちの卒業である。アニメアンサンブルで例の4人が出てきたけど、その前日譚だな。

こういう本編の隙間を後から埋める話が出るのはほんとうに助かります。。。

もっかい最初から読みたくなるな。

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2025年09月20日

Posted by ブクログ

この学年は、夏紀にスポットを当てるのが一番動かしやすいだろうねえ。
内面を知ったうえでもやはり夏紀が好き。

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2025年03月23日

Posted by ブクログ

響けユーフォニアムのアニメで一番好きな人は中川夏紀先輩です。
そんな先輩が主人公のこの作品は、夏紀の心情が丁寧に描かれていて、もっと好きになりました。

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2024年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

夏紀さんの物語だった! 今までの外伝みたいに、短編集で1話1話、視点が違うのかな、と思ってたら、今回はずーっと夏紀さん視点だった! 夏紀さん主人公の一冊だった! 夏紀さんが好きな人は喜びそう! わたしは夏紀さんは普通な感じだったから、こういう考え方もあるんだ、なるほど、なるほど、と、あんまり感情移入しないで読んでたかな。久美子ちゃん視点の方が感情移入しやすかった! でも、夏紀さんの視点も、わたしのしない考えたをするから、目新しくて読んでて楽しかった! 卒業後にこの4人がどうなったのかが気になる!

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2023年10月23日

Posted by ブクログ

夏紀先輩の後悔がしっかり書かれていた。止めなかったのではなく、背中を押してしまったことへの後悔。
アニメと比較してみんなよく喋る、みぞれはそのまま。
卒業していくことへの感慨、部活への複雑な思い、夏紀はよく考えている、自分もこれぐらい考えていた?

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2024年03月24日

Posted by ブクログ

黄前久美子の一つ上のユーフォパートの先輩、中川夏紀が主人公の作品。彼女にも一年の時があって、様々な問題がかつてあって、それで二年生につながっていくんですね。響け!ユーフォニアムの奥行きが広がる作品でした。

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2024年02月09日

Posted by ブクログ

実は本編ではそんなにちゃんと内面が描かれて来なかった、南中組の心情がたっぷり描かれていて、その特殊な関係性も含めて、尊かった。ひねくれているとこも含めて愛しいし、共感できる。

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2024年02月05日

Posted by ブクログ

爽やかでリアルで素直で愚直で、普通の女子高生たちのありふれた卒業までのカウントダウンだからこそ、読むと元気が貰える、そんな感覚を残された。本編では知れない彼女らの思い出を小説という形で読めたのが嬉しかった。

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2025年07月01日

Posted by ブクログ

ユーフォロスの流れで。夏紀先輩が主人公のスピンオフ小説。
愛おしくてたまらない思春期感と優子との関係の尊さ。

本編では他者からの眼差しである「いい人」たる彼女を見ることが多かったけどその内面が描かれることで他の一人ひとりにも同じように個々の想いや物語があるのだろうなと思わされ、よりシリーズ全体に奥行きや息づかいが感じられるようになる。あのシーンで本当はこんなことを考えていたんだろうあんとか想像が膨らむ。

卒業式前後の心情を見事に切り取っていて読んだ人はきっと自分の当時のことも思い出してしまうはず。

矛盾を抱えた不器用さや自分のことをいい人じゃないと思いながら悪者にはなれないピュアさを持っている夏紀が心から愛おしい。

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2025年04月06日

Posted by ブクログ

2年生は響けユーフォニアムの中ではけっこう好きなので、4人の日常や、あの時はそうだったんだ!と納得できました。

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2024年09月20日

Posted by ブクログ

夏紀の視点での、卒業間近の物語。本編ではわからなかった夏紀の人となりが、瑞々しく描かれてる。矛盾や葛藤、悩みや考えが等身大で、人と接することでのリアルな想いが伝わってくる。シーンの描写もキレイで、息づかいが感じられて、さわやかな映画を観てるみたい。

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2023年11月30日

Posted by ブクログ

夏紀が本当にいいキャラ
1番人気なのも分かる気がします
優子の好感度も上がります
4人とも魅力的なキャラクター
それぞれの心情がよく描かれています
響け!ユーホニアムを読んだり見たりした後の方が楽しさが倍増します!
これもぜひ映像化してほしいな

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2023年08月12日

Posted by ブクログ

女子高生のアオハル。
それぞれに長所と短所もあって、チグハグに見えるのに上手く補い合って、絶妙な四重奏を紡ぐ4人が素敵でした。

言葉にしなくても感じること、コツコツと積み上げてきた信頼関係が、多感な時期だけでなく大人になるまで続いて、いつまでも尊い思い出の伴奏者だったなと回想出来たら素敵なことだと感じます。

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2023年09月09日

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