出口治明のレビュー一覧
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大好きな出口さんとかの有名な"祝辞"で気になっていた上野さん。
上野さんの著書は読んだことがなかったので、今回が初。(対談形式ではあるけれど)
噛み合ってるようで噛み合ってなくて、ん?対談だよね?ってたまに思うような…えっと、つまりは各人の個性が強くてそんなにまとまってるという感じはなかったかな。
料理で言うと、一つの皿の中に二つのソースが半分ずつかかっていて、2つのソースをかけた形がその料理の完成系なんだけど、それぞれのソースで食べた方が美味しいかな?みたい。あるよね、そんな料理。
出口さんの主張はいつもどおりで、出口さんの著書を読んできた人間としては通常運転だな -
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以下、勉強になったトピックスと個人的な意見。
■凡人と偉人の違いは?
常に原理原則に則って自分のアタマで考え、行動できるか否か。
自分の価値観・思考軸がしっかりしている人ほど、インパクトのある仕事をしている。
そして、軸をブラさずに仕事をしていると、やがて仕事におけるセンターピン(本質的な問題点)が見えてくる。
■優秀な人の定義
頭の中に様々な情報を持っていて、その情報を材料に自分のアタマで考え、自分の言葉で意見やアイデアを表明できる人。
⇒ そのためにはインプットの質と量に投資する必要がある。
優秀な人の絶対条件は、知的好奇心・探究心が旺盛なこと。
■成果を出すために必要なことは? -
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物事全てトレードオフの考え方。
全てを手に入ることはできない。
これもあれもやりたい、やらなければならないと考えると、やりたくない気持ちになる。
これがあるから、あれはできないと考えてしまうことになってしまう。
全てが手に入ることはないという考え方は当たり前のようで新鮮だった。
何が一番自分にとってやりたいことなのかを考えて行動すると、自然と道は見えてくるのかもしれないと思った。
また、直感と論理を磨くにはインプットの絶対量が必要不可欠。
何かを決断する時、ふと閃いた時などは、自分の脳にあるインプットされた知識がつながり行動に繋がると書かれていた。
インプットの一つとしてやはり読書は欠かせな -
Posted by ブクログ
ネタバレリーダーの教養書
■教養がなければ「奴隷」
・人は自分の価値基準に照らして初めて、意見や考えが出てくる。
・自分が関わっている事象について、自分が自由に考えるための基盤は共用
・自分以外の誰かが決めた価値基準への充足を強制される状態は「不自由」
自分の頭で考え、自分の言葉でものを言うことが「自由」
・教養があればあるほど、人間は快適かつ思い悩むことの少ない生活を送れる
・教養とは、自分の好きなものを学ぶことに尽きる。ワクワクする事
■リーダーとは
・労働条件とは「上司」
・教養がなければ人生を楽しめず、職場も部下も楽しく過ごせない
■経営判断とは「論理的な革新」
・物事を単純化して、要