出口治明のレビュー一覧
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ネタバレ米原万里の本で紹介されてたので読む。
おじいさんの10年前の著書ということでちらほら違和感はあったもののためになったこともあった
引用↓
「自分の意見」をもとに自分の生き方を追求し自分の人生を謳歌することが外国人の理想
「自分の意見」がないことは自分の人生の基盤を持っていないこと
アメリカの大学生は日本の大学生の4倍読書し教養がある。高給で有名な企業は「今がピークなので」就職先に選ばない
学生が勉強しないのは企業がそれを求めないから。社会が若者を骨抜きにしている。身近なロールモデルである大人達に気概が欠けているから若者にバイタリティがないのだ
イングランドの教育は子供に「考えさせる」、
日本の -
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出口さんのお金に関する考え方が好きで、他の本も読んでみようと手に取った本。
こういう考え方の人と働きたい。
・新しいことにチャレンジするとき、これまでの生活環境を捨てることができるか。トレードオフとは、自分が本当にやりたいことを見極めることでもある。
・後悔しても無駄だから一刻も早くあきらめて、現状を打破する方法を考える
・いったん決めたら振り返らない
・かくも偶然に左右される現実をいかに生き延びるか。僕たち人間は常に運という名の偶然に対する適応力が問われている。
・自分が社長だったら?と置き換えて考える
・置かれた場所で咲くことも大切だけど、人は動くことができるので相性が合わなければ、日当 -
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この本の著者である出口氏には、日本史・世界史だけでなく地政学をわかり易く解説してくれてお世話になっています。この本は部屋の整理をしていて読みかけとなっていた本ですが、残りを最近になって読み終えました。
かつてはあまり興味のなかった、日本史中世ですが、中世が専門である本郷氏の本に出会ってから興味が湧くようになりました。この本でさらに中世の歴史を深くしておきたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・かつては中世≒封建社会と理解されていた、鎌倉幕府における頼朝と御家人の関係は封建制に似ているが、幕府の権力が、公家・寺社の荘園公領に及んでいないので、中世を封建社会と呼ぶのは適切ではな -
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上司と部下の関係性について考えさせられる。貞観政要から考えさせられたキーワードは私にとって「諫言」である。言われる方も、言う方も。その点も含めて、著者出口氏が丁寧に解説してくれるので読みやすい。
だが読みやすいのと、実際に教訓を活かせるかは別問題。複数の部下から異なる諫言があった場合、あるいは気軽に諫言を許し過ぎれば方針に揺らぎが出て結果的に信頼を損なう。言う方も難しい。大局観なき目先の意見は避けたい所。
貞観政要には、「リーダーはどのようにしてフォロワーを動かせばいいのか」というリーダー側の視点と、「フォロワーはどのようにしてリーダーに直言すればいいのか」というフォロワー側の視点の双方が -
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読書録「全世界史 上巻」3
著者 出口治明
出版 新潮社
p55より引用
“ 気候変動によって、北方の民が食べ物を求めて南下した
ことで、民族間の玉突き現象が生じ、その結果、大規模な民
族移動が起きた。海の民と呼ばれた人々は、アナトリア半島
やバルカン半島から押し出された人々だったのではないか。
今日では、そのように考えられています。現在のヨーロッパ
が直面している難民にも似た問題ですが、歴史を動かしてき
た大きな原動力は人々の移動なのです。”
目次より抜粋引用
“文字の誕生と最初の文明
世界帝国の時代
知の爆発の時代
唐宋革命とイスラム帝国の分裂
寒冷化とペストの時代”
世