出口治明のレビュー一覧

  • 人生を面白くする 本物の教養

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    ネタバレ

    米原万里の本で紹介されてたので読む。
    おじいさんの10年前の著書ということでちらほら違和感はあったもののためになったこともあった
    引用↓
    「自分の意見」をもとに自分の生き方を追求し自分の人生を謳歌することが外国人の理想
    「自分の意見」がないことは自分の人生の基盤を持っていないこと
    アメリカの大学生は日本の大学生の4倍読書し教養がある。高給で有名な企業は「今がピークなので」就職先に選ばない
    学生が勉強しないのは企業がそれを求めないから。社会が若者を骨抜きにしている。身近なロールモデルである大人達に気概が欠けているから若者にバイタリティがないのだ
    イングランドの教育は子供に「考えさせる」、
    日本の

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    2025年09月28日
  • 人生を面白くする 本物の教養

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    著者の博学ぶりがうかがい知れた。著者の実体験に基づくエピソードが多くあり、面白く読めた。一方で、「教養」というテーマから離れた内容も多くあった。また著者の主張が強く感じられ、若干忌避感を感じる点もあった。

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    2025年09月10日
  • 人生を面白くする 本物の教養

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    物事の(シンプルであるはずの)本質を見抜いて、そこに注力すべきという本書内での主張は、最近良く真理のように語られる気もするが、それによって切り捨てられる枝葉末節もあるということを忘れてはならないと思う。
    たくさん人に会い、本を読み、異なる地に行くことが重要というのはそうなのだろうと同意すると共に、自身はどれも中途半端で耳が痛い。新たな専門分野の勉強は分厚い本から薄い本へ(地獄から天国へ)。著者がどう広範な知識と経験を得て教養を身につけていったか、ある種自分語りの側面はあるかも。

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    2025年08月24日
  • 「捨てる」思考法 結果を出す81の教え

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    出口さんのお金に関する考え方が好きで、他の本も読んでみようと手に取った本。
    こういう考え方の人と働きたい。

    ・新しいことにチャレンジするとき、これまでの生活環境を捨てることができるか。トレードオフとは、自分が本当にやりたいことを見極めることでもある。
    ・後悔しても無駄だから一刻も早くあきらめて、現状を打破する方法を考える
    ・いったん決めたら振り返らない
    ・かくも偶然に左右される現実をいかに生き延びるか。僕たち人間は常に運という名の偶然に対する適応力が問われている。
    ・自分が社長だったら?と置き換えて考える
    ・置かれた場所で咲くことも大切だけど、人は動くことができるので相性が合わなければ、日当

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    2025年08月24日
  • 世界は宗教で読み解ける

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    世界の主立った宗教の入門書。
    これまで知らなかった事柄について、少しは知識が増えて楽しかった。
    イスラム教のスンニ派とシーア派が何なのかなんて深掘りして考えたことは無かった。

    そして今世界で起きている事に、どんな宗教の背景があるのか、本書を読んで今後ニュースを見る目が変わる気がする。

    時事やニュース、世界史や地政学に興味がある人は読んでいいかも。

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    2025年08月15日
  • 歴史を活かす力 人生に役立つ80のQ&A

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    歴史は過去の出来事ではなく未来を照らす灯火だ――出口治明はそう説く。変化の激しい時代、私たちは何を拠り所にすべきか。答えは「歴史の知恵」にあるという。成功も失敗も繰り返される人の営みから普遍の構造が浮かび上がる。たとえばリーダーの資質や組織の本質。事実に学び現実を直視し未来を描く力こそ歴史が与えてくれるものだ。過去を掘り今を見据え明日へと活かす――それが「歴史を活かす力」である。

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    2025年07月27日
  • 哲学と宗教全史

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    タイトルの通り、哲学と宗教を概観することができる。特にイスラム教についての解説がわかりやすかったです。一夫多妻制について、
    ・寡婦を養う
    ・平等に扱う
    ・最初の妻が多妻を拒否することができる
    という制度になっていたと知り、勉強になりました。

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    2025年07月27日
  • 人生を面白くする 本物の教養

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    【メモ】
    ・グローバルリーダーの教養は「広く、ある程度深い」
    ・「タテ」と「ヨコ」の視座を持つことで、歴史的・世界的な見方が可能になる→物事の本質をよりはっきりとらえることができる
    ・「本・人・旅」から学ぶ
    ・寝る前に1時間本を読む
    ・古典は無条件に優れている
    ・旅と本は互いに補完関係にある
    ・英語力にはコンテンツ力も重要
    ・グローバルなリーダー層とのコミュニケーションにおいては、文学・美術・音楽などの文化的な素養も必要
    ・「てにをは」の通った文章を書けない人に筋の通った思考はできない

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    2025年07月21日
  • 0から学ぶ「日本史」講義 中世篇

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    この本の著者である出口氏には、日本史・世界史だけでなく地政学をわかり易く解説してくれてお世話になっています。この本は部屋の整理をしていて読みかけとなっていた本ですが、残りを最近になって読み終えました。

    かつてはあまり興味のなかった、日本史中世ですが、中世が専門である本郷氏の本に出会ってから興味が湧くようになりました。この本でさらに中世の歴史を深くしておきたいと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・かつては中世≒封建社会と理解されていた、鎌倉幕府における頼朝と御家人の関係は封建制に似ているが、幕府の権力が、公家・寺社の荘園公領に及んでいないので、中世を封建社会と呼ぶのは適切ではな

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    2025年07月20日
  • 世界は宗教で読み解ける

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    宗教の成り立ち
    キリスト教、イスラム教など、政治と結びつくことがあれば、迫害されることもある現場。宗教間の争いだけでなく、イスラム教のスンニ派とシーア派同士の身内の争いの歴史など、改めて知ることができました。
    2050年の世界の宗教勢力を見ると、人口の減少する先進国と人口が増える発展途上国の勢いの違いを感じることができました。

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    2025年07月03日
  • NHK「100分de名著」ブックス 貞観政要 世を革めるのはリーダーのみにあらず

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    上司と部下の関係性について考えさせられる。貞観政要から考えさせられたキーワードは私にとって「諫言」である。言われる方も、言う方も。その点も含めて、著者出口氏が丁寧に解説してくれるので読みやすい。

    だが読みやすいのと、実際に教訓を活かせるかは別問題。複数の部下から異なる諫言があった場合、あるいは気軽に諫言を許し過ぎれば方針に揺らぎが出て結果的に信頼を損なう。言う方も難しい。大局観なき目先の意見は避けたい所。

    貞観政要には、「リーダーはどのようにしてフォロワーを動かせばいいのか」というリーダー側の視点と、「フォロワーはどのようにしてリーダーに直言すればいいのか」というフォロワー側の視点の双方が

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    2025年06月11日
  • 人類5000年史VI ――1901年~2050年

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    対象の期間は短くなったものの、情報が盛りだくさんで外観するにも無理がある。まとめというにも無理があるのでは。。。うーむ。

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    2025年05月31日
  • 人類5000年史III ──1001年~1500年

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    西暦1000年から1500年まで。世界各地での帝国の攻防、宗教勢力の勃興、文化の爛熟など、面白い時代なのだが、やはりページが少なすぎる。外観をざっくり。

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    2025年05月25日
  • 明治維新とは何だったのか――世界史から考える

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    タイトルに世界史から考えるとあるものの、それほど世界史の話はなく、幕末から明治にかけて関わった外国と外国人の話が少し出てくるだけだった。そういう意味ではこのタイトルに惹かれて本書を手に取った読者には少し物足りない内容かもしれない。私自身は半藤一利さんが好きで読んだ本なのであまり関係はないが。

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    2025年05月24日
  • 人類5000年史II ──紀元元年~1000年

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    1巻に続き、紀元元年くらいから、西暦1000年くらいまでの1000年分。これも詰め込みすぎだなあ。ローマ帝国が帝政に移行し、キリストが磔になったと思ったら、本の後半では中世が始まる。仏教が誕生したかと思ったら、唐が滅亡する。概略を理解するにしても、簡潔にしすぎな気がする。

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    2025年05月20日
  • 一気読み世界史

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    最近世界史に興味をもち、手に取りました。世界の大きな流れがわかるのはめちゃくちゃありがたい!
    軽妙な語り口で著者の人物評や歴史評が入りながらサクサク進むので十分おもしろいのですが、地理の知識や大前提となる歴史の知見があって読んでこそなのかなと感じました。

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    2025年05月20日
  • 人生を面白くする 本物の教養

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    初めて読んだ本だっただけに、読書のハードルを下げてくれたという印象が強い。読みやすさも一般的に高いと思う。
    それと「タテ、ヨコ、数字」で考えることに気づかされた。確かに根拠として歴史や他国・他文化は非常に参考になるし、数字ほど理解の齟齬がない言語はないと思う。

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    2025年05月10日
  • 人生を面白くする 本物の教養

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    「本物の教養」を冠した書物はこの世にごまんと溢れているが、本作は、ライフネット生命の社長の方が描いた「本物の教養」側面を見ることができた。本を読む、旅に出る、人と話すと言った当たり前に見えることを羅列していたかもしれないが、教養に損得感情を持ち込まないという箇所は印象に残った。面白さや知的な歓びを求めて、教養深い、世界に通用するルネサンスマンになりたいものだ。

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    2025年04月24日
  • 0から学ぶ「日本史」講義 中世篇

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    中世を「1068年の後三条天皇の即位から1568年の信長の入京まで」と捉え、この500年間の歴史を学べる一冊です。

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    2025年04月15日
  • 全世界史 上巻(新潮文庫)

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    読書録「全世界史 上巻」3

    著者 出口治明
    出版 新潮社

    p55より引用
    “ 気候変動によって、北方の民が食べ物を求めて南下した
    ことで、民族間の玉突き現象が生じ、その結果、大規模な民
    族移動が起きた。海の民と呼ばれた人々は、アナトリア半島
    やバルカン半島から押し出された人々だったのではないか。
    今日では、そのように考えられています。現在のヨーロッパ
    が直面している難民にも似た問題ですが、歴史を動かしてき
    た大きな原動力は人々の移動なのです。”

    目次より抜粋引用
    “文字の誕生と最初の文明
     世界帝国の時代
     知の爆発の時代
     唐宋革命とイスラム帝国の分裂
     寒冷化とペストの時代”

     世

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    2025年03月12日