出口治明のレビュー一覧
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今どきのひとは勉強が足りませんよ。もっと広い視点で物事をとらえましょうね、という話が、俺は好きなんだろうなぁ。なんかそういう話を聞く(読む)と、ついほうそうなんですか、と耳を傾けてしまう。
実は再読なんだけどね。ふと手に取って読み始めたら、つるつると最後まで読んでしまった。知識的な部分も面白いし、勉強しようよと誘ってくれるところも気持ちが盛り上がる。
まぁこういう新書ってのは、読みやすさが売りだからね。こういう本で刺激を受けたら、もう少し歯ごたえのあるものに進んでいくのが筋というものなんだろうな。こういう本ばかり読んで、勉強した気になるんじゃなくてね(苦笑)。 -
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「二十歳までが人生を決める」とすれば、その1/2超は12歳未満にあると思う。
『せいめいのれきし』だけが理系。
『はらぺこあおむし』のテーマは「欲望に期限がある」ということだろうか。
『ギルガメシュ』は最古の物語で必読。
『さかさ町』は労働が苦痛であるという西欧的人生観。
『西遊記』『アラビアンナイト』はオリエント思考の結末。『アンデルセン童話』は残酷でもあり、論理的でも倫理的でもないのが訳わからないが人生はそういうものだし美しいから世界名作なのだろう。
教訓があからさまな『モモ』より奥深い『はてしない物語』の方が好きだ。
最後に児童文学とはいえない『ナルニア国物語』というキリスト教文芸を採っ -
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ネタバレ<目次>
第6章 第四千年紀前半の世界(紀元元年~500年)
第7章 第四千年紀後半の世界(501年~1000年)
<内容>
ライフネット生命会長から立命館アジア太平洋大学の学長になってしまった出口さんの本。語り口がやさしく、世界を広く俯瞰している分、わかりやすいのだが、駆け足になってしまっている。世界史の場合、人名や用語をどのように扱うか(現地読みなのか人口に膾炙したものなのか)など難しい点が多い。どうしても読みながら地図や系図が必要となる。より理解を深くするためには、このテキストと共に、学校で使う「図表」のようなものが必要かな? -
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「日本人ビジネスマンとして世界を相手にするには、世界史の歴史が大切」とのことで書かれた書籍。
全体的に歴史エッセイとして読む分には軽くて読みやすいし、大まかな流れをつかむには良いと思う。
ただ、述べられていることがどこまで学問的に正確かは少し疑問な点も。
あくまでも著者の解釈として留めるのがベストと思われる。
それでも「第9章 アメリカとフランスの特異性―人工国家と保守と革新」のアメリカへの洞察は興味深かった(あとはカトリック教はめずらしく『土地を持った』キリスト教で、それがイタリアをはじめとするヨーロッパの統合を妨げていたなど)。
アメリカが歴史が浅い上に、土地への情愛等自然 -
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出口氏が日本史を論評する対談本
出口氏は日本の世界史への影響をほぼゼロと評価しているらしいと思ってました。
本著は、この考えを裏付けるものでした。
・昨今メディアに氾濫する日本特殊礼賛番組
→反対。日本は、世界史的にみて平凡、受け身でしかなかった。
・戦時中の日本政府、軍部のシステム的な不備
→軍閥入閣必須も酷いが、ガバナンスが皆無というのが致命的。
(満州国を溥儀で建国したことも、関東軍の独断で低レベルな謀略に過ぎない)
・さらに、出口戦略のないまま、開戦、戦線拡大。
→実は、リットン調査団の報告を受け入れ国際連盟に加盟継続していれば、満州の権益の実質的維持と国際的孤立を免れたはず。
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