出口治明のレビュー一覧
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日露戦争は、海軍こそバルチック艦隊を全滅させ華々しい勝利を飾っているが、陸戦の方は、息も絶え絶えというのが現実であった。どうにもないぐらいに兵力がなく、兵站もなければ弾薬も決定的に不足していた。圧倒的に兵力が足りない日本は、戦争に勝ってもロシア軍兵士を結局、逃さざるを得なかった。包囲殲滅戦ができないから、生還したロシア兵は再び組織され、攻撃してくる。さらにはハルビンに30万人という大兵力を集結させていた。もし、講和会議がまとまらなかったら、一気に日本を攻めるという準備さえ整えていたのだ。そんな状況の中、小村寿太郎は、泥沼化しそうな戦争を終わらせたうえ、樺太までぶんどってきている。よくぞ戦争を終
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ネタバレ退職したら、フリーで出来る仕事がないかな(・・? なんて私の考えが、極めてヌルイことが分かります。ここに登場する皆さんは、多くの経験をし、かなりの実績を残し、ある意味“報われなかった”人達だからこそ…
'17/1/25に手に入れて、読み始めていた本をようやく読み終えた、期せずして博報堂ブランドデザインチームによる『2回以上、起業して成功している人たちのセオリー』を読み終えた後に、最後の章を読む形になった。いずれも、ポテンシャルの高い人たちによる"ある意味成功物語"なのだが、『2回以上』が若いファウンダーによるITベンチャー的な話なのに対し、こちらは、組織内で -
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ネタバレライフネット生命会長・出口治明さんの本
以下、印象的だったところ。
・僕は、人生の真ん中は五十歳だと考えています。(p.10)
・リスクは、リアルに認識できればコストになる(p.12)
・人間は、誰でも生まれ誰でも町や村を誇りに思っています。(p.43)
・人間がチョボチョボで変わりがないのだとすれば、違うのは本人の気持ちの持ち方です。(p.49)
・人は誰一人として同じではない。だから自分が考えたことや感じたことを相手にわかるように伝えなければ、永遠に理解し合うことはできない。このことをまなぶための期間が、保育園の三年間だというのです。(p.84)
・日本の社会には「異質な人は秩序を乱す」 -
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・『教養』とは、自分の「生きる選択肢」「人生を楽しむ選択肢」が増えること。選択肢が増えれば、人生の面白さや生きやすさがまるで変っていく。『名言』とは、人生を面白おかしく、ワクワクしながら生きるための知恵がギュッと凝縮されたもの。歴史の風雪に耐えて、今の時代まで生き抜いてきた言葉。時間と空間を超えて、多くの人たちに支持されてきたからこそ語り継がれてきたさまざまな人類の知恵を学ぶことができる。それゆえに『名言』になり得た。
・人の幸福は、死ぬときまでわからない。これは人生の真実。そして死ぬ間際に「ああ、いい人生だったな」と思うことができれば、それが一番いい。
・『愚痴を言う』『他人を妬む』『誰 -
購入済み
期待してたのと違った
表面的にビジネスで使えそうな本をがんがん紹介してくれる本かと思っていたが違った。
もっと本質的な部分で参考になる本を紹介する本だった。ビジネスをするためにはまずは歴史から学ぶこと、等根本的な部分に焦点があてられているためすぐに役立ちそうな考えを取り入れたいという人には向いてない。紹介してるのはなかなかお堅い本が多い。