出口治明のレビュー一覧
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【マネジメントを出口流に説く】
マネジメントを学びたいと思って、手にとった本の1つ。既にレビュー済みの『3分間コーチ』とはまた違ったアプローチでマネジメントを説いている。
『3分間コーチ』は精神論やマネジメントする際の部下とのアプローチ方法について、この本は具体的にどうやってマネジメントするかという方法論について記述している点で異なる。
どちらかだけでも不足で、どちらも組み合わせてやっていく必要がある。個人的には、あまりにもマネジメント初心者だったので、『3分間コーチ』の方が心に響くことが多かった。
本自体は短いので、30分で読み終わる量。 -
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ネタバレ大人の必修科目。下手にやましい気持ちを持って保険を考えてはいけないな。真面目が一番だ。ツライ時を楽に生きるための備えとして、こつこつ保険料払っていこう。
筆者は歴史好きのオジサンというイメージだったけど、やはり本職だ。詳しい分かりやすい。
それに歴史に詳し人だから客観的に物事を考える人なのだろう。保険についての言い分も保険屋さんの立場なのに客観的である。良い。
保険は、「儲けよう」とか「安く済ませよう」とか邪心を持って考えてはいけないと思った。いざという時のための物なのだから、きちんと払うものは払うべきだね。
でも、無駄に払いすぎないことも大事。勉強が必要。
「おわりに -
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本の虫を自認する著者は、ベンチャー企業の経営の傍ら、週4,5冊を読む。昔はその倍くらい読んでいたとのこと。下記の目次で108冊紹介している。
『ビジネスを進めるうえで本当に役に立つ本は、圧倒的に古典に多いと思います。なぜなら、そこには様々な人間がリアルに描かれているからです。つまり、古典を読めば人間力(人間に対する洞察力)が高まるのです。ビジネス書を10冊読むよりも、古典1冊を読んだ方がよほど役に立つ』との言葉どおり、古典や歴史の本の紹介が多く、自分としてはとっつきにくいところがあった。読みやすそうな9)、10)のリストから数冊購入して読み始めている。
1)リーダーシップを磨くうえで役に立つ -
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●直観=脳をフル回転させて得たアウトプット。ストックしてある知識や情報(=インプット)の量が多ければ多いほどその精度は上がります。
●直観の精度はその人のインプットの集積で決まります。だからこそ、日頃から読書をしたり、さまざまなジャンルの人に会ったりして経験の幅を広げ、インプットの量を増やしておくことが大切。特に直観の精度が求められるのはリーダーになったとき。極論すれば、リーダーというのは「わからないことを決められる人」。
●読書は食事に似ている。何を食べたかは忘れてしまっても、栄養分は確実に身体に吸収されてその人の骨やエネルギー源になっている。これと同じように、読書で得たインプットは -
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先日は、就職活動中の学生から「就職先をA社とB社で迷っています。どちらに決めたらいいでしょうか?」と相談されました。僕はこう答えました。
「まず、意思決定する日を決めなさい。それまで大いに悩み、考えなさい。その日が来てもまだ決められなかったら、10円玉を投げて表ならA社、裏ならB社にしなさい」
締め切りの日まで一所懸命考えて、それでも結論が出ない場合とはどういうことでしょうか。A案、B案それぞれのメリット・デメリットを考えあわせても甲乙つけがたいということなのです。それなら、極端な話、どちらでもいいのです。
「愚痴を言う。人を羨む。人に褒めてほしいと思う。人生を無駄に過ごしたかったらこの3