出口治明のレビュー一覧

  • 全世界史 下巻(新潮文庫)

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    内容自体は面白かったです。でも出口さんは若干反日なのかなって内容でもあった。無論、日本が全て正しいとはいいませんが、少し悪意を感じる批判の仕方だと思いました。まぁ世界的にみたら、日本の歴史なんかそんなものなんですかね。

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    2026年04月03日
  • 哲学と宗教全史

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    古代から構造主義までの、西洋・東洋・イスラム世界の哲学と宗教の通史を、ものすごーくざっくり簡潔にまとめた本。
    中学生から読めそうな難易度で、分厚いがサラサラ読める。とりあえずふわっと全体の系譜を追えるので、最初に読むべき本。

    半分くらいでようやく紀元前を脱する。近代以降の西洋哲学は特に駆け足なので、そこを重点的に学びたい人には微妙。
    あと高校で倫理とってた人は読まなくてよさそう。

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    2026年04月01日
  • 一気読み世界史

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    出口先生が、関西弁の語り口で、一気に世界史を書いたもの。私の理解では、世界史は主にヨーロッパの歴史であり、これに加えて中国、中東、少し遅れて米国、日本はあくまでも参考程度といった位置付けだと知りました。とにかくカタカタが多い!

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    2026年03月31日
  • リーダーの教養書

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    ネタバレ

    楠木 僕自身が人間観として大切だと思っていることは、人間は多面的で、一貫性がないものであるということです。選書でも触れたサマセット・モームの本から学んだことですが、あれだけ人間について洞察を重ねた作家が行き着いた結論が「首尾一貫した人はいない」。そして、その理由は「誰もが結局のところ自分だけは特別だと思っている」からだと言うのです。
    出口 本当は愚かなのに、自尊心だけは強いですからね。
    楠木 ええ、自己愛です。これは誰しもがそうですね。僕は、それを無視して人に一貫性を求めるのは無理があると思います。「声高に正論を言う人」が僕は大嫌いですね。そういう人ほど、すぐに自分を棚に上げる。
    出口 大脳生理学者の研究では、人間の脳の構造からしてリテラシーの高い人ほどコロコロ自分の意見を変える傾向があるとの実験結果が出ています。つまり、相対的に賢い人でもコロコロ意見を変えてしまうものなのですね。脳は、自分を保護するために見たいものを見えるようにできていますし、都合が良いように考えてしまうのです。

    出口 また、先ほども述べたように、僕は「人間は不器用な動物だ」と思っているので、何事もプロに教えてもらわないと上達しないと思います。
     スポーツでも、先生が教えてくれたことを真似して上達していきますよね。それと同様に、自分の頭で考えて、自分の言葉で自分の意見を言うことも、これまでの歴史の中で優れた脳を思っていた人がどういうロジックを組み立てたかを学べば身につくと思うのです。
     例えば、アダム・スミスはどういう数字・ファクトを積み重ねて『国富論』や『道徳感情論』などを書いたのかなどと考えながら読むことで、彼の思考のプロセスを追体験できます。それを丁寧に読み込んで真似していくことで、能の筋肉は鍛えられていくのだと思います。僕は人・本・旅の中でもとくに本に過大な期待をかけているのかもしれませんが、他の二つに比べていいものを選びやすい点と、効率がいい点、それから考える力を養える点で、本以上のものはそう簡単には見つからないと思うのです。
    楠木 僕は、人間が取りうるあらゆる活動の中で、読書が最もコストパフォーマンスが優れていると思っています。しかも、他の活動に比べて桁違いに優れている。

    人間の不合理さが分からなければビジネスはできない
     そもそも経済学とはどのような学問か。経済学は合理的な意志決定をするための「選択の学問」だ。文字通り、ビジネスにおいて選択を間違えると致命的になる。だからこそ、「選択」について解明が必要だ。経済学は、人々が、いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのような方法で「選択」をするのかを解明する学問なのだ。選択の5W1Hを知るには、伝統的刑事額と行動経済学の二つがヒントになる。それぞれを説明していきたい。
     伝統的経済学とは、情報を集めて、合理的な推論に基づいて、課題解決への最適ルートを求めるための学問であり、未来の選択をどうすべきか最適解を模索する。これが可能とされるのは、合理的な人、言い換えれば導き出した最短ルートを通ることができる人を前提条件にしているからだ。原理原則上の最適解を叩き出し、ベンチマークを知る点では伝統的経済学は必要な学問と言える。組織の経営理念やバリューなどのグランドビジョンを求め、システムを構築するのに有効だ。そもそもの目標、ベンチマークがなければ実務にブレイクダウンすることができない。
     しかし世の中の多くの人は、合理的な行動を取るばかりではない。頭で理解できていても、行動は感情に左右されてしまうものだ。
     そうした人々の行動を描写するのが、行動経済学だ。つまり、人がなぜ想定とは異なる道を選び、行動したのかを探る学問だ。そして得られて成果から、人が選択するときに囚われがちな思考におけるトラップの理屈、理論を解明する。
     この二つをPDCAサイクルに当てはめると、伝統的経済学で決めた理想的な計画を考え、行動経済学的に実現可能な形に定式化し、実際に実施した結果を、行動経済学の観点からチェックし、計画の修正を図ることができると言える。
     リーダーは両者を学ぶ必要がある。学ぶ順序はどちらでもいいが、リーダーのレベルによって求める思考スタイルは変わるだろう。企業のビジョンやバリューを打ち出し、時代に合った人事システム、経営戦略を企てるには伝統的経済学が適している。一方で、長時間労働の解消や日々の改善のノウハウなど、社内の小さな制度改革には行動経済学が役に立つ。後者はアジェンダが明確なものほど、より具体的に解決できるメリットを持つ。繰り返しになるが、両方の経済学をどちらも学ぶことを推奨したい。「両方」を強調する理由の一つは、伝統的経済学で捉える原理原則と、行動経済学で捉える現実のどちらが欠けても、学び手の社会に対する現状認識が偏ってしまうと考えるからだ。
     経済学から「未来のことを選択するのか、過去に選択したことなのか」を学ぶと、ビジネスで成功の道を切り開く手がかりとなる。拙著『経済学のセンスを磨く』(日経プレミアムシリーズ)ではレタス農家の経営を例に挙げつつ、経済学のセンスを持つと、個人や企業の判断が、果たして合理的判断かどうかチェックできるようになると説いた。過去に選択したが現在の選択によって戻ってこない賃金や労力はサンクコストと呼ばれる。未来の選択を行う上でサンクコストを考慮しても意味がない。しかし、私たちは過去にこういう選択をしたのだから、それを続けるべきだ、と考えがちだ。サンクコストのバイアスから逃れることができれば、ビジネスに携わる上で有利に働く。なぜなら合理的判断は損得勘定に関わり、判断を下せるか否かによって、事業の利益を大きく左右するからだ。

    『いつも「時間がない」あなたに』センデイル・ライナタン、エルダー・シャフィール
     私たちは追い詰められると、素晴らしい成果を発揮できる。しかし同時に、それ以外のことは目に入らなくなってしまう。貧困者が、貧困から抜け出ることができないのは、毎日のお金のやりくりに注意を集中させるため、長期的に有利なお金の使い方に気を向けられないからだ。これは貧困者だけでなく、高所得者にも言えることだ。例えば、仕事に集中しすぎると子育てや家庭生活を犠牲にしてしまうことがある。その集中した状態を、まるでトンネルの中にいるみたいに視野が狭くなり、先の出口しか見えなくなる状態に喩えて「トンネリング効果」と呼ぶ。
     本書は、人が欠乏状態に陥ると優れた能力が発揮できると同時に、代償として失うものがあることを説得的に示しており、頼もしいことにそれへの対応策も提示してくれる。
    「トンネリング効果」を知ると、長時間労働を減らすべき理由も分かる。長時間労働で、一次の集中によって瞬発的な生産性を高めても、重要なことを無視してしまったり、自分の健康を悪化させてしまったりして、長期的な生産性を下げてしまうのだ。労働の集中を敢えて断ち切らせるため、インターバル時間の意識的な導入などが本編には挙げられている。もちろん、これは従業員だけの話ではない。リーダーこそトンネルに入ってしまうとそのコストが多大になることを留意しておきたい。

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    2026年03月18日
  • サクッとわかる ビジネス教養 ビジネス名著50選

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    本の要点がコンパクトにまとまっているが、歴史、哲学ジャンルと監修者の著書が多く内容に偏りあり。ラスト50冊目でようやく現代社会に追いついた感じ。

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    2026年02月28日
  • 一気読み日本史

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    歴史書は人名が頭に入ってこなくて苦手なのだが何とか読み切ることができた。
    歴史上の偉人は実力があるのは当然だけど運と言うか巡り合わせがかなり重要なポイントを占めているんだね。

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    2026年02月25日
  • サクッとわかる ビジネス教養 ビジネス名著50選

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    自分は今まで何を読んできたんだと反省させられるような内容だった。
    可能ならばここに紹介された本を全部読みたい。

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    2026年02月24日
  • 復活への底力 運命を受け入れ、前向きに生きる

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    その昔、出口さんの貞観政要を付箋貼りまくって何回も読んだ事があった。とにかく知の塊みたいな立派な人だから復活してくれて嬉しい。
    リハビリの精神的ヒントがまとめられた一冊。

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    2026年02月23日
  • 日本史の極意

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    一言で言うと既視感のある1冊です。出口氏だけではなく、様々な人が新書で書いてきたような歴史分析です。流行の分類です。浅く広くと言った感が否めません。新書なので仕方ありませんが。

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    2026年02月21日
  • 誰も行ったことのない場所へ行こう。そして誰もやらなかったことをやろう。 逆境を苦しんだ僕からの31のメッセージ

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    出口さんの人生哲学を知れる本。
    右半身麻痺や言語障害が残っても、残ってるリソースの中でできる最大限を考えられたから、前向きに生きられたのかなと思った。

    そして、そう考えられるようになったのは、
    歴史から逆境を受入れ自分なりの成功を得た偉人を知っていたこと等「知識」が役に立ったんだろうなと。

    知識は大事。

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    2026年02月19日
  • 世界は宗教で読み解ける

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    問いのセンスがいいなと思った。アメリカが選挙に大きな影響を与えてる福音派の影響でイスラエル支持してる、は知ってる人には当たり前の話かもしれないけどなるほど、となった。あとは人口動態でイスラム、キリストのアフリカ圏の影響が大きくなってくる話も印象的。

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    2026年02月02日
  • 人生の教養が身につく名言集

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    昔の偉人などの生き方や言葉から学ぶ名言集という感じ。

    マイナス感情も人生を豊かにするもので、プラスとマイナスどちらも足して豊かになる、という考え方が目から鱗だった。


    歴史を振り返ると一部を除く大抵の人は失敗しているのだから、失敗しても自分も多数派に入っただけ、それならばやりたいことを恐れずやってみたらいい、という考え方も好きだった。

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    2026年02月01日
  • 一気読み日本史

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    一気読み世界史ほどスラスラ読める感じではなかったですが、それでも一気読みできました。世界史を読んで背景を身につけているとスピード感を持って読めるかな?って感じです。

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    2026年01月27日
  • 一気読み世界史

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    高校時代の懐かしい世界史を学び直した。
    どんどん読み進めることができたが、おっちゃんの頭には残らない。
    何回も読み直せばいいのだろうが‥。
    昔習った時の読み方と違う記述も散見された。
    例えばササン朝がサーサーン朝のように。
    結構面白くて、世界史に対して再び興味が湧いてきた。

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    2026年01月26日
  • 本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法

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    ・古典を学ぶ(「古典を読んで分からなかったら、自分をアホやと思いなさい。…一方、現代の本を読んで分からなければ、書いた人間がアホやと思いなさい」何十年、何百年とたった今日でも残っているということは、時代背景に依らず人間の本質を捉えている)
    ・同じ分野の本を7,8冊挙げ、「厚い本」から体系的に学ぶ
    ・本を「食べる」ように、徹底的に読み込む
    特に、ネクタイを締めて正座をする気持ちで読む、と表現されていたのが印象的だった

    本の読み方、選び方について筆者の実体験、知見をもとにまとめられた一冊。全体の半分以上が本の紹介であり、他の方も挙げられていたように全部の本を読むつもりでもなければ、やや無駄が多いと感じた

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    2026年01月24日
  • 働く君に伝えたい 「考える」の始め方

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    読みやすく出口さんの他の本も読んでみたいと思った。自分も自然とバイアスがかかっているんだなと感じた。これから本はたくさん読んでいこう。

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    2026年01月12日
  • 還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方

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    たくさんの人と出会い、たくさん本を読み、いろんなところに出かけて行って刺激を得る

    人に評価されたい気持ちを捨てて、自分がいいと思ったことに全力で取り組む

    世界をよりよくするために取り組みたい

    美味しい人生 教養=知識x考える力

    喜怒哀楽はプラスマイナスで計算をするのではなくその総量の絶対値で測るべき

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    2026年01月11日
  • サクッとわかる ビジネス教養 ビジネス名著50選

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    読む前から、ビジネス書も古典も、手を出す機会が特に少ない分野だから、そのガイドをされても、きっと興味は沸きにくいんだろうな、と。実際、ピックアップ作はなし。でも、イラスト満載の中身は楽しく、パラパラめくるだけでも結構満足。

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    2026年01月07日
  • 哲学と宗教全史

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    私たちは意識せずとも何かに信仰し自分なりの哲学や宗教観を持っているだろう。世界という膨大なこれまでと、今という現在からこれからの未来に向けても一つの集合知(多数の人による知識・判断などの情報が集積され,体系的に構築された知識)として私たちは自分の頭で考えて行動する必要がある。
    本著では、タイトルの通り哲学と宗教の歴史ということがテーマである。哲学や宗教というものもまた「既存の権威に丸投げせず、自分の頭で世界を考える市民」としてどう思索し咀嚼し自分の中にある世界がどう醸すか、成長するのかを促し示す良書である。
    さて、日本人にとって宗教と聞くと「危ないもの」「嫌なもの」という一部の宗教家または団体によっての悪い印象が強い。本来は宗派も教義も関係無く、自分が思い自分の考えと思考と意思と決断によって自然に信仰するものであり、親や知人友人関係なく、宗教もまた学習するものであり、次の世代に渡すバトンリレーである。本著を読んだ私やあなたが宗教家になるのかも知れない。もしかしたら、哲学者になるのかも知れない。それは誰にも分からないものだ。
    この世界にとって哲学も宗教も無くてはならないものの一部であり、私たちは自分の頭で考える思考する力を持っている。見る視点を多様に捉え、観察し、分析し、行動しながら巡り巡って自分の元へと運命は動き出していくだろう。
    本著もまた、人間という生物がどう考え、どう行動し、どういう結果になり、どう進んだのかを知る手がかりとなるだろう。少し分厚い本だが、宗教や哲学が苦手な人でも読みやすい書であることは間違い無い。本著は世界史の話なのだ。

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    2026年01月05日
  • 復活への底力 運命を受け入れ、前向きに生きる

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    人生には抗えない運命がある。障がいもその一つだろう。APU学長は語る。「不自由です。でも落ち込む時間はありません」。その言葉は励ましというより覚悟に近い。
     失ったものに目を向け続ければ心はすぐに立ち止まる。だが受け入れた瞬間残された力が静かに顔を出す。前向きに生きるとは特別に強くなることではない。
     困難は人生を狭めるのではなく楽しむ姿勢を研ぎ澄ます。
     運命を引き受け今日を面白がる。復活への底力は人生を楽しまなければ損だと知る。

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    2025年12月30日