出口治明のレビュー一覧
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この本の著者である出口氏には、日本史・世界史だけでなく地政学をわかり易く解説してくれてお世話になっています。この本は部屋の整理をしていて読みかけとなっていた本ですが、残りを最近になって読み終えました。
かつてはあまり興味のなかった、日本史中世ですが、中世が専門である本郷氏の本に出会ってから興味が湧くようになりました。この本でさらに中世の歴史を深くしておきたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・かつては中世≒封建社会と理解されていた、鎌倉幕府における頼朝と御家人の関係は封建制に似ているが、幕府の権力が、公家・寺社の荘園公領に及んでいないので、中世を封建社会と呼ぶのは適切ではな -
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読書録「全世界史 上巻」3
著者 出口治明
出版 新潮社
p55より引用
“ 気候変動によって、北方の民が食べ物を求めて南下した
ことで、民族間の玉突き現象が生じ、その結果、大規模な民
族移動が起きた。海の民と呼ばれた人々は、アナトリア半島
やバルカン半島から押し出された人々だったのではないか。
今日では、そのように考えられています。現在のヨーロッパ
が直面している難民にも似た問題ですが、歴史を動かしてき
た大きな原動力は人々の移動なのです。”
目次より抜粋引用
“文字の誕生と最初の文明
世界帝国の時代
知の爆発の時代
唐宋革命とイスラム帝国の分裂
寒冷化とペストの時代”
世 -
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「日本のリーダー層は、世界標準からすると、教養という点ではかなりレベルが低いと言わざるを得ません」 (はじめに、p15)
この言葉を出発点とし、日本を諸外国と比較し、論じている。
2015年に発行された本なので、発行から10年経った現在の視点で見ると、時事問題について書かれた2章分は古くなっている。
全10章あるので、その2章分を抜いてもこれから読む価値はある。日本の状況は、10年経ってもほとんど変わっていないからだ。私たち日本人は、もっと頑張らなくてはいけないと思わされる。
ライターは藤田哲生氏。口述筆記本で、ここまで広く、ある程度深い内容が書かれているのには驚かされる。
著者の本を