出口治明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
60歳をすぎても、老人ではなく、中年おじさんなのだと思う。
老人という言葉が当てはまらない。
その中年おじさんの知的暴走族というかんじなのかな。
その中年おじさんが もっと本を読め。もっと人とつきあえ、
もっと世界を見て回れ。食べたことがないものは 食べてみろ。
そして、挙げ句の果てには 『思考軸をもて』という
タテ思考が 歴史から見ること。ヨコ思考が 世界から見ること。
という まじめな 説教をしているのだ。
団塊世代の弊害は こんなところに 現れるのかもしれない。
いわゆる 団塊世代の『口害』 なのだ。
こんなのに クチグルマ に載らないように。
保険の勧誘に過ぎないのだから。
ただし、『悔いなし。遺産なし』は すばらしい。
西郷隆盛はいう『子孫に美田を残さず』
出口治朗は 美田を残そうとしているのではないだろうか? -
Posted by ブクログ
対談を通じて、現在の日本がどうあるべきか、日本人としてどうあるべきか、それに対しての問題意識を共有することができる。
歴史のカバレッジという意味では、特に近代史、特に第二次世界大戦前後の世界、日本を取り巻く史実が中心。
両著者が対談の中で推奨する歴史書籍を紹介しているので、この情報は貴重、保存版。
対談集なのでどうしても歴史を学ぶ、という観点では不十分だと思うのだが、これらの書籍を興味に応じて読んでみるのが良いのだろう。
「世界史としての日本史」という表題の中には、第二次大戦時に日本は世界の潮流を見誤った、という反省と、「日本美化論」が華やかな昨今の日本の状況がそれに類似している、という注意喚起の意味を有している。
以下引用~
・終身雇用とか、系列取引とか、日本企業の伝統と思われているしくみの大半が、実は1940年体制から生まれたもののようですね。1940年体制は、満州での実験から学んだことを、本国でもやろうとしたもののようです。
・「メシ、風呂、寝る」でいい仕事ができると思いますか?
僕(出口氏)の言葉で言えば「人、本、旅」で、たくさんの人に会い、たくさんの本を読み、いろいんなところに行って見聞を広めて、勉強して初めて、「これは使える」「これを試してみよう」と気づくことができ、いい仕事ができるようになるのではないでしょうか。
戦後システムでは、体力の再生産だけで良かったが、これからは知的能力の再生産が必要になってくる。寝る間を惜しんで長時間働いていたら勉強する暇がない、バカンスがなければ勉強する暇がないのです。 -
Posted by ブクログ
<目次>
はじめに(出口治明)
第1章 「数字・ファクト・ロジック」で考える
第2章 労働生産性を上げるためには
第3章 エイジフリーで働くということ
第4章 日本再生のカギを握る「教育」
第5章 少子高齢化の先にある未来
第6章 客観的な目で見る格差社会とナショナリズム
第7章 ポピュリズムに惑わされないリーダーを育てる
おわりに(島澤諭)
<内容>
ライフネット生命会長で、驚異の読書家の出口氏と国家公務員から大学教授、現在は研究所研究官の島澤氏の対談集。タイトル通り、まずは自分の身の回りから見直して日本の将来を考えよう!という本。しかし、愚かなマスコミ、政治家、扇動家の戯言に惑わされず、「数字・ファクト・ロジック」で自分のアタマで考え、今の常識に引っ張られずに、しっかりとした自分の意思を持ち、日本を立て直そう!という内容。おおむね賛同できます。そして、出口氏の読書から身につけた知識とそれを駆使する発想は驚きです。 -
Posted by ブクログ
・性別も年齢も国籍も、垣根を取り払うことが大事。多様な人材を任せることでしか、会社は成長しない。
・人間の能力は、それほど高くはない。ここでいう人間とは、部下のことではなく、上司の側のこと。いい上司への一歩とは、マネジメント能力の限度を知ることである。
・ゲームのルールが変わったら、新しいルールを覚えて、新しい人材に仕事を任せなければ、勝てない。
・「任せる」とは、「権限の範囲を明確にしたうえで、的確な指示を与えること」である。
・上司が部下に指示を出すとき、明確にすべき4条件とは「①期限を示すこと」「②優先順位を示すこと(任せる仕事の時間枠を取る)」「③目的・背景を示す」「④レベルを示す」。仕事を任せるときは、「時間も、部下の能力も、有限である」ことを忘れてはいけない。
・部下全員が「毎回60点取れる」ようにするのがマネージャーの役割。部下が「60点未満」だとしたら、それを引き上げる努力と工夫をする。そして全員が「60点」になったら、次は全員が65点を取れるようにしていけばいいのです。マネージャーは、60点で我慢する度量を持つべきです。
・仕事を抱えてしまう上司の残念な共通点。「①人間の能力や使える時間は有限であることがわかっていない」「②部下の仕事が60点では納得できない」「③判断のスピードが遅い」
・上司が部下を動かす3つの方法。「①上司を好きにさせる」「②圧倒的な能力の違いを見せる」「③必死に働いている姿を見せる」。
・部下の短所はほうっておく。長所を伸ばすことと短所を直すことはトレードオフ(一方を追求すると、他方が犠牲になり、両立しない)。部下の尖った部分は削るのではなく、そのまま残す。人は「小さい丸」より「大きい三角形」であるべきです。
・長時間働く人は偉いというのは間違った認識。上司のマネジメント能力が低いと、長時間労働になる。評価基準を変えなければ労働生産性は上がらない。
・リーダーの条件とは「強い思い」「共感力」「統率力」である。
・自分の「コアコンピタンス」は残し、それ以外はアウトソーシングする。 -
Posted by 読むコレ
購入済み読書は自分の頭で物事を考え判断するためにある。という考えから、古典が多く紹介されています。
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「自分のアタマで考えよう」… 電子書籍にて読了済み。
「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」… 途中まで読んだ覚えはありますが、最後辺りは覚えてません(汗)
「気候で読み解く日本の歴史」… タイトル見覚えあるな~と思い出してみたら新書・文庫化されるのを期待している本だったはず。
代わりに購入した「桶狭間は晴れ、のち豪雨でしょう」でも壇ノ浦の戦いや神風について当時の気象情報を古文書や海に沈んだ遺物等から分析されていました。
また歴史と気候に関する本では「名作の中の地球環境史」は名作の書かれた時代の環境問題をとりあげていて面白かったです。少しお高いですが。
<積読>
「男性論 ECCE HOMO」
「小説フランス革命」… 電子書籍 全18巻 セールで購入して積読のままです。
著者の佐藤賢一さんと 池上彰さんがフランス革命と日本の近代革命(明治維新など)について比較して語り合った「日本の1/2革命」は読みました。
<気になる>
「脳には妙なクセがある」
「ペリー提督日本遠征記」… 紹介されていたのは岩波文庫でしたが、現在別の編集・翻訳者で角川ソフィア文庫にて上下巻の完訳本が出ているようです。
「ブッダのことば―スッタニパータ」… 確か「教団X」でも紹介されてました。 -
Posted by ブクログ
世界各国と日本の比較や現在の日本で取り上げられている問題の分析を数値・データを用いてわかりやすく説明している。
「日本って実は凄いんだな」
「今問題になっている事ってもっと深刻なんだ」
「問題ないっていうけれど、実は問題じゃん」
っていうのがたくさんあった。
悲観的に終わらず、頑張ろう!って思えるようになる点が出口さんの上手いところ。
データ・ファクト・ロジックが大事を証明している。
下記、抜粋。
・国債を発行し続けると、孫世代に全てつけがまわってくる
・日本はマスメディアを信じすぎている(日本70%、ドイツ40%、アメリカ20%)
・日本政治の最大ネックは「政権の軽さ」(ドイツ平均任期10.4年、日本1.8年)
・国会議員や公務員の人口に占める割合は少ない方で割と効率良く活動している。削減するなら人数では無く、給与。
・日本人の働き方は非効率(特にサービス業)
・日本の今後は「観光大国」を目指すべき(これは立教大学の郭先生もおっしゃっていた) -
Posted by ブクログ
ネタバレ==========2015/11/8佐藤匠===
【大局観】
(概要)
人の上に立つリーダーが組織を運営するにあたり、
何を判断基準としなければいけないのか。
些末な点ではなく、全体としてどう動くべきかを
考えさせる本。
(評価)
70点
(共有したい内容)
・思考する際の前提条件
1.人間は動物である
2.人間はそれほど賢くない
3.人生はイエスノーゲーム
4.すべてのことはトレードオフ
5.大勢の人を長い間だますことはできない
・リーダーに求める最低条件
1.やりたいことをやっていること
2.仲間を集められること
3.仲間たちとゴールに向かい達成できること
・大局観をもって思考するために大切なタテヨコ思考
縦:歴史
横:他国との比較
2つの視点で現状を見極め、未来を見通すことが
求められる。
(悪いところ)
・大局観を持つためのいくつかの考え方が
紹介されているが、実際に大局観を持って
判断する具体例の記載がない。
そのため、思考する際の方針としては参考になるが
具体的に現実に直面している問題を解決するイメージは
湧きづらいと感じた。
もしくは、思考方針の説明にとどめてそこから先どう考える
かは個人ごとに異なるため、個人ごとに考え、
それぞれの考え方を確立してもらいという考えなのかもしれない。
(どんな時に読むと役に立つか)
・社会人3~4年目
→後輩が増え、物事の大きな判断を自分自身で
しなければならなくなったときに参考になる
(自由記述)
・会社に当てはめた場合、会社の意思決定を行う役員の参考に
なると思う。
正直、中間管理職では、会社の意思決定を考えるという
レベルまでは達しないことから、直接自分自身の業務
に大きな影響を与えてくれる本ではないと感じた。
よって、読む時期としては、早くて中間管理職の時期
だと思う。 -
Posted by ブクログ
保険の勉強をしているときに見つけたので、どんな思いでライフネット生命が誕生したのか興味が出てきたので読んでみました。
読んでみて文章から感じた印象ですが、著者の出口さんは還暦での起業でありながら、子どものように素直で変な欲のない純粋さを持っているような気がして好感を持ちました。
戦後初の独立系生命保険として立ち上がったライフネット生命の立ち上げのころの話が書かれているのですが、
開業にこぎつけるまで、ひとつひとつハードルをクリアしていく過程を読んでいるうちにこっちまで少しわくわくしてしまったり、
岩瀬さんが出口さんのお誕生日に綴ったブログにちょっとじーんとしてしまったりしました。
いろいろと困難も出てくるでしょうが、生命保険の新しい形としてこういったベンチャーが立ち上がったことを嬉しく思いました。