出口治明のレビュー一覧
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ネタバレライフネット生命の出口社長がどんな人物か、前から興味あったので著書を読んでみた。
バイトをしていて、バイト側からの報告・連絡・相談は大事だと感じる。
仕事はチームプレーで、そうしないと仕事が円滑に進まないからだ。
しかし、著者は上司からの報告・連絡・相談がもっと大事だと考えている。
社員の顔を見て、元気が無かったら話しかけるなど、コミニケーションを取ることが大事らしい。
確かに、あまり元気が無い時に、話しかけてくれる楽になったりする。
さらに、著者は社員をやる気にさせる為には、人一倍働くことを説いている。
私がアルバイトをしていた経験上、2人の店長を思いだす。
指示してばかりではなく -
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今、私達に求められているのは、「すべての物事を原点から考え直す」ことです。
トレードオフ 何かを選べば、結果として何かをあきらめなければならない。何かを選べば、何かを失う。仕事であっても人生であってもこれが真理です。何かを決めるときには、このことを強く肝に銘じておかなければなりません。
何かをとれば何かを失う。決していいとこ取りはできない。
直感はその人のインプットの集積で決まります。
リーダーというのは、「わからないことを決められる人」のことです。
森の姿をしっかり捉えられなければ、木を育てることはできない。
森の姿をみるためには、歴史からみること タテ思考
他の地域や国からみること ヨコ思 -
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生命保険業界の中で独立系として74年ぶりにスタートした生保のベンチャー企業の社長による著書。
内容は会社の理念・マニフェストからそれを実現するために実行して来たこと。
還暦ベンチャーを立ち上げる出口社長の熱い思いとそれを忘れることなく忠実に実現しようとしている姿と気持ちが伝わってくる。
これを読めばなぜココまで生命保険料を安く出来たのか、安いなりの理由を納得できます。(たぶんWEBだけでも説明されているはず)
5章の著者の来歴は本を厚くするために書かれていたのか、別に読みたくなかったかな~。
TVでCMをバシバシ打てるわけでもないので、
この本自体もひとつの宣伝活動のひとつとして出版さ -
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捨てることで見えることがあるということを教えてくれる本。
実は、物の断捨離における「捨てる」の学びなのかと思いきや、価値観や思い込み、思考などを捨てたら○○が得られるよ~という内容だった。
また、話の内容がビジネスマン、しかも上の立場の方のものが多いため、状況が違う人だと自分のことに投影しずらいシーンもあるかもしれない。
以下、個人的に感じたことを深堀していく。
「捨てる」と聞くと物理的なイメージが強いが、「こうあるべき」「こういうしなければいけない」といった固定概念を外してゆる~く行こうぜ!という印象を本から受けた。
確かに、「これが見つからない!」と固執して探しているときは見つ -
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世界史の知識がまったく無く、まとまったものを読んでみたいなと思い、手に取りました。
結論、なかなか面白く読むのは難しいなと感じてしまいました。目まぐるしく王朝の名前や地域の名称が変わるため、世界地理の知識も欠けている私にとってはイメージがつかず、ただ文章を読むだけになってしまいました。
一方で、知っている事象が出てくると、やはり面白さを感じます。天童説の周転円説を唱えたプトレマイオスがそのまま王朝の名前になっていたり、「対円」のトゥースィーが天文台長で暦の作成に関わっていたり。
広く知識を持っている方には、とても刺さる書籍なのではないかと思います。本書中で何度も、「これが有名な〇〇のモデ -
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定期的に読みたくなる出口さんの本。決して偉ぶらず、裸の王様にならないよう、部下の小言を聞き続ける。そして本や過去の歴史から学び、人と関わることで自己研磨を怠らない。古典から学んだことを現代人にわかるよう解釈し、翻訳してくれる出口さんの存在はありがたい。おかげで様々な古典のエッセンスに触れたが、組織や人々を統率するための真理は、今も昔も大差はないのだと感じた。それは、長い歴史を経てもなお、人間がそこまで進化していないからかもしれない。または、先人が突き詰めて到達した答えが不変の真理だからかもしれない。時空を超えて同じような悩みに頭を抱えていた人々がいる。そう思うと、古典を身近な存在に感じて、少し