トルストイのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
トルストイによる戦争論から始まる第三巻。
三巻は戦争とそれに伴う政治思考が多いです。
ロシア人名についてのメモ。
❖名前に男性形と女性形がある。
⇒名字の場合、(ボルコンスキィ家の場合)父と兄「ボルコンスキィ」、妹と妻「ボルコンスカヤ」
名前の場合、男性「アレキサンダー」、女性「アレキサンドラ」。男性「イリア」、女性「イリナ」など。
❖名前の中に父称(父親の名前)を入れる。
⇒(ボルコンスキィ家の場合)
父「ニコライ・アンドレーヴィチ・ボルコンスキィ」
息子「アンドレイ・ニコラーエヴィチ(ニコライの息子)・ボルコンスキィ」、
娘「マリヤ・ニオコラーエヴナ(ニコライの娘)・ボルコンスカヤ」
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Posted by ブクログ
二巻は人間描写が多いですね。
ニコライの狼狩、アンドレイとナターシャの舞踏会場面など美しく印象的な描写も多々あり。
ロシア人名についてのメモ。
❖名前に男性形と女性形がある。
⇒名字の場合、(ボルコンスキィ家の場合)父と兄「ボルコンスキィ」、妹と妻「ボルコンスカヤ」
名前の場合、男性「アレキサンダー」、女性「アレキサンドラ」。男性「イリア」、女性「イリナ」など。
❖名前の中に父称(父親の名前)を入れる。
⇒(ボルコンスキィ家の場合)
父「ニコライ・アンドレーヴィチ・ボルコンスキィ」
息子「アンドレイ・ニコラーエヴィチ(ニコライの息子)・ボルコンスキィ」、
娘「マリヤ・ニオコラーエヴナ(ニコラ -
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子供の頃「小学館世界名作全集」で読んで知ったつもりでいる”名作”がたくさんあるんですが、やっぱりこれはいつかちゃんと読まなきゃいけないよなあと私の読書課題だったので取り掛かってみた。
まずはロシア人名について。
私はフィギュアスケートファンなのですが、スラブ系選手を本名でなく愛称で応援したり、本名が長ったらしかったり、兄妹なのに名字が微妙に違ってたりしてるので、ロシア人名についてとりあえずこのくらいの認識を持っている。
❖名前(洗礼名)には、愛称、省略形がある。
⇒リザヴェータは「リーザ」、ニコライは「ニコレンカ、ニコールシカ、コーリャ」、エフゲニーは「ジーニャ」など。
❖名前に男性形と -
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4巻の長編だったけど、読み進めるほどどんどん面白くなった。またいつか読み返すだろう。
生き生きと描かれている。説得力のある心理描写や比喩が面白い。
それぞれの性格からはっきりと人生が分かれ、その人の個性と思考が露呈していく。
リョーヴィンの気持ちがその時あった出来事によってころころ移り、かわいい感じもする。素直と頑固。
義父のクラブの話で、ぶよぶよ卵というのを表現がおかしかった。
リョーヴィンは生きる意味とは何かと哲学的に考えようとしたりする。でも答えが出ない。そしてある時、知る。
リョーヴィンは生きる意味とは何なのかを知る。だからといって生活は今までと同じだ。だけど、知ったことでリョー -
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ネタバレナポレオンが統治するフランスvsロシアを背景に
若者たちがどう生きていくか、が描かれている…が
なにせ4巻中の1巻、起承転結の起、物語は始まったばかり。。
登場人物は多いけどとりあえず、ピエール・ベズウーホフ、
アンドレイ・ボルコンスキィ、ニコライ・ロストフ、ナターシャ・ロストワを
押さえておけばなんとか読み進められます
「真実を語ることはひじょうにむつかしいことで、若い人で
それができるものはきわめてまれである」(p561)とあるように
若者が人生の岐路に立ち、これから迷っていく、そのスタートラインの第1巻。
2巻も楽しみです。 -
Posted by ブクログ
読み切るのに随分時間がかかってしまった。読み始めると興味深いのに、つい睡魔に負けたり、本を開くのが億劫に感じたりして中々進まなかった。
ただ閑人たちの会話だけでも考えさせられる事は多い。
どの宗教を奉じている人でも、自分は完璧だとか、完成していると心の底から思う人はいないのではないだろうか。
そういうことは、日々のちょっとした邪な気持ちが芽生えたり、感情のコントロールができなかったりした時に自分の足りなさを強く感じるかもしれない。
短編の中でもみんな(信仰の)道の途中で、それぞれの尤もな理由で信仰生活の難しさを語っている。若者は勢いで走り、妻子のある者は『責任』を口にして二の足を踏む。齢を経た -
Posted by ブクログ
特に印象的なのは当然物語のクライマックス、母親が死ぬシーンになるが、トルストイが書きたかったのは、その後の主人公の心理、思考描写だろう。おれも最近ばぁちゃんが死んだが、そこには悲しい人の役をどれだけうまく演じられるか競っているような面があって、本当に自分が考えていることを見つめるのが怖かった。トルストイはそれをあっさり書いていて、彼の鋭い眼差しは自分にも容赦がない。ただ宗教的な面で彼だけ見えてる部分があったが、それでもおれからしたら宗教的な面で本当にそうだろうかと思う部分もある。幼年時代の終わりとして、誰しも母親なるものの死が必要になる。しかしおれはトルストイが好きだ。アンナ・カレーニナなど他