吉永南央のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ京都行かないんかーい。
新しい和食器との出会いがあったりするのかしらなんて呑気に読んでたのに。
「薔薇色の人生」といったら素晴らしいもののように思えるけれど、本作の終わり方では薔薇色とまではいかなそう。
これからも苦労はしそうだけど、今よりはましなはず。
いつか薔薇色に辿り着いて欲しい。
「本シリーズは、まだスマートフォンが一般的ではなかった頃の物語です。」と注釈があった。
現在のお話じゃなかったんだ、気がつかなかった。
ちょっとわかりにくかった。
一度読み終わってから一ノ瀬の部分だけ拾って読み直した。
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本作でシリーズ10作目
誰は何巻に出てきたとか登場人物の解説が欲しくなってき -
Posted by ブクログ
著者の本は初めて。しかも、本書で10冊めを数えるシリーズ連作物の最新刊だったとは、読み始めるまで全く知らぬ存ぜぬことだった。その点は、ある意味、失敗だったか。
しかし、面白かった。
予備知識ゼロで読み始めたものだから、これがどんな物語なのか皆目見当が付かない。果たしてラブロマンス物なのか、青春小説?コメディなのかホラーなのか?それともはたまたSF大作???
...だもので、読み始めて間もなく、筋書きにある種剣呑で物騒な展開が描かれ始めて来た頃から、次第に「おっと、これはちょいとしたサスペンス仕立ての物語なのだな」とようやく理解。「それなら」と腰を据えて読み進めると、これが期待していた以上に面白