吉永南央のレビュー一覧

  • 花ひいらぎの街角 紅雲町珈琲屋こよみ

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    お草さんシリーズ第6弾。
    初めて(か、久々に?)お草さんのお節介を大きなお世話でしたと受け止めた人がいたな…と思いました。基本的に、最終的にはこれで良かったみたいにはなるんだろうけど、スパッと切り替えられる人もいれば時間がかかる人もいるのは人なので仕方ないです。
    久実ちゃんも萬田さんも良い人だ。咲紀子さんもだけど。今後も3人仲良くしてそうな気がします。どんなに仲良さげなキャラでも以降出てこなくなるのがお草さんシリーズではあるのでそこは寂しい。
    お草さん、バクサンさん、ご友人の初之輔さんが思い出の場所で撮った写真をお草さんが「あの世みたい」って言い表すの、年取るとこういうのサラッと出てくるように

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    2022年05月15日
  • まひるまの星 紅雲町珈琲屋こよみ

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    ネタバレ

    シリーズ5巻も面白かったです。巻が進む毎にお草さんが首を突っ込む件が重大になっていきます…今回は産廃の不法投棄。加藤家これは。。。
    小蔵屋も無関係ではない事件だけどお草さんはもっと自分を労って、と今回は思いました。とうとう入院沙汰になってしまうし。久実ちゃんも寺田さんも気が気じゃないこれは。
    でも先送りしても紅雲町にとっては良くないしここで明るみに出て良かったです。お草さんのお母さんのわだかまりも解けました。お母さんは鬼籍に入られてるし相手の清子さんはご高齢で、、お母さんの生前にわだかまり解けてたら良かったけれどそこは色々意地もあるし。。
    瞳さんは内海さんとご結婚する空気でした。それも良かった

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    2022年05月07日
  • エール!(3)

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    伊坂幸太郎さんの短編集収録の彗星さんたちが良かったので、元のアンソロジーの方も読んでみました。それぞれの作家さんの色が出ていて楽しめましたが、短編自体あまり好きではない方なので、評価は普通になってます。

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    2022年05月01日
  • 萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ

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    76歳でコーヒー豆と和食器の店を営む草さん。普通なら自分のことで精一杯のはずだけど、草さんはフットワークが軽い。様々な事件を解決してゆく。ちょっと年齢的に違和感アリの設定だけど、この年齢だからこそのものの見方とかもあると思うのでそこは目をつぶって楽しみました。
    それにしても、またシリーズものに手を出してしまった…

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    2022年04月29日
  • 糸切り 紅雲町珈琲屋こよみ

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    シリーズ4作目のお草さんは身内じゃなければ小蔵屋ともあまり関わりないところに首を突っ込んでいる…巻き込まれるきっかけはあるんだけれど、危ないし妙なお人好しさはあるし、久実ちゃんが怒る気持ちわかります。
    お草さんにも自分を大切にして欲しい、周りの人のことばかり考えるのではなく。。そこがお草さんの魅力でもあるけれど。「いつ良一のところに行ってもいい」ってなってるのは悲しいな、わたしの身内もそうだったからお年寄りになるとこうなるんだろな。
    「ヤナギ」の改装に絡む皆さんも、それぞれの思惑でずいぶん遠回りした気がします。佐々木は問題外だけど、他の人はもっと早く話し合いしてたらすんなりまとまったのでは。そ

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    2022年04月03日
  • 名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ

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    ‪「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズ第3弾‬。 ‪誰もが抱えているものはあるものだけど‬、 ‪それを口にしなかったのは誰かへの配慮があったからか…。‬ ‪その思いの向きが違ったことで‬、 ‪関係が拗れていくのが何ともやるせない‬。 ‪苦い話が多いこのシリーズ‬。 ‪それでも読みたくなってしまう‬。

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    2022年03月10日
  • その日まで 紅雲町珈琲屋こよみ

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    コージーミステリー『紅雲町珈琲屋こよみ』シリーズ第2弾。 すっきり全部解決!…ではなくほろ苦さも残る。 だけど現実ってこんな風に単純明快に解決出来ないことばかりなのかも。 気丈に生きるお草さんは前作同様とても魅力的。 お草さんのように毎日を大切に丁寧に生きたい。

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    2022年03月07日
  • まひるまの星 紅雲町珈琲屋こよみ

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    何か読むのに時間がかかってしまった。
    このシリーズは紅雲町で起こる事件が軸になっているのだけれど、いつもその内容が暗くて重い。読んでいて、疲れてしまうしスッキリしない。
    唯一、久実ちゃんが救いだ。

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    2022年03月03日
  • 名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ

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    ネタバレ

    70半ばすぎた老婆が主人公のシリーズ3作目。
    たいして面白いとは思わないが、何となく気になって読み続けてしまう不思議な魅力がある。
    物事はスッキリ解決しないし、大団円的なこともない。
    いわゆるカタルシスが無いけどモヤモヤも残らない。
    生きている限り季節は巡り日々の暮らしは続いて行く。物事は成るようにしか成らないし思い通りに行く事なんかは滅多にない。でも明るい気持ちを保ちつつ心を配って出来る事を精一杯やっていこうとするアクティブな老婆の物語に引き込まれてしまう。
    シリーズ全部読んだら草さんロスになるのかな?


    作品紹介・あらすじ
    新聞記者、彼の師匠である民俗学者、そしてその娘。ある事件をきっか

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    2022年02月27日
  • 花ひいらぎの街角 紅雲町珈琲屋こよみ

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    文庫本で再読(^^)最初に読んだ時は「サムサムサンド食いてぇなぁ( ̄¬ ̄)」とお気楽な感じだったんだけれど、雪かき疲れのせいか今回は「あぁ…久実ちゃんが居てくれたら、雪かき手伝ってくれるのに…(-。-;)」と話と全然関係ない事を考えてた(--;)

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    2022年02月24日
  • 糸切り 紅雲町珈琲屋こよみ

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    今回も何だか物騒な事件に巻き込まれたお草さん。
    もう少し、穏やかな話が読みたいな。いつまでも元気でいて欲しい。
    それにしても、久実ちゃんがたくましい!

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    2022年02月19日
  • まひるまの星 紅雲町珈琲屋こよみ

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    「臭いものには蓋」で「触らぬ神に祟りなし」のお話でした.
    触ってしまった今後はお草さんも うなぎの小川と周辺の店 それから土地の所有者に 行方不明にしておきたい犯人??がどうなるのかな?とも思うけど.
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    現実的に起こりそうな話で 現実でも良くてこんな感じの解決? そして後は時間が過ぎるのを待つだけ かな.
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    スッキリ解決ではないけど 前作と比べるとスッキリ!!.

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    2022年01月06日
  • 黄色い実 紅雲町珈琲屋こよみ

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    久実の立場だったらどうしただろう??
    それにしてもいつもは目敏いお草さんが今回は気がつくの遅すぎない? 

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    2022年01月06日
  • エール!(3)

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    お仕事短編集の第3弾。自分が一番共感できたのは第2弾だったかな。就活中の人なんかが読んだらいいんじゃないかと思いました。人生でいくつの仕事を経験できるか、そんなに多くないから小説で擬似体験、、

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    2021年09月17日
  • その日まで 紅雲町珈琲屋こよみ

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    富司純子がお草さんを演じたNHKドラマ、続編はないのかな。
    この巻でも久実は恋していたんだ。まるっきり片思いだったけど。
    お草さんを再婚させようとしたのは両親?そんな人達には見えなかったけど。
    ナオミの最期を描かなかったのが余韻を残す。

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    2021年06月22日
  • 萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ

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    おばあちゃん探偵、杉浦草さん。
    追いかけたい格好いいおばあちゃんが増えました。
    老いは避けられなくてその切なさもあるけど、心がパワフルで、放っておけないけれど無神経に踏み込むことはしない、そのバランスがお草さんの人生経験の深みを感じさせます。
    久実さんも、はつらつとしてて健全で良いです。
    日常の謎系ですが、ほのぼのとしてなくてちょっと苦かったり寂しかったりするのも好き。
    シリーズ読みます。

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    2021年05月01日
  • エール!(3)

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    シリーズの中でも変わり種の職業が多かったです。伊坂幸太郎は短い話しの中にも伏線と回収があり、楽しく読めました。

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    2021年03月06日
  • 黄色い実 紅雲町珈琲屋こよみ

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    ネタバレ

    古民家でコーヒー豆と和雑貨の店「小倉屋」
    お草さんは65歳にして今の店を思いつき開業
    した、持ち合わせたのは少しの資金と日々の
    馴染み客との日常を丁寧に描くシリーズ

    観察眼があるからか少しの思いつきが小さい
    商いであるが商売に繋がり、日常のミステリ
    に気が付く・・・積極的な解決を望まない彼
    女であるが、今回は店を手伝う久実ちゃんの
    身辺に係る話となるといつもと人格が違うな

    此の本は大変微妙なテーマであり、やるせな
    さを思い知らされる作品ですが「読むべし」

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    2020年11月25日
  • 萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ

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    コーヒー屋を営むおばあちゃんの話、というあらすじにふさわしくない事件が次々と出てきて戸惑った。杉田比呂美さんの挿絵に騙された感じ。

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    2020年11月21日
  • 萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ

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    お草さんのようなおばあちゃんが実際にいたらいいのになと思った。穏やかな面もありながら力強い生き方をするおばあちゃんだった。
    「弱いと認めちゃったほうが楽なの。力を抜いて、少しは人に頼ったり、頼られたり。そうしていると、行き止まりじゃなくなる。自然といろんな道が見えてくるものよ」という言葉が本当に素敵だなと思った。

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    2020年09月27日