吉永南央のレビュー一覧

  • 月夜の羊 紅雲町珈琲屋こよみ

    Posted by ブクログ

    我が街にもありそうなエピソードが沢山。今回は全体的に着地してホッとしたが、唯一気になるのは「どこまで会」。連絡取れるといいが…。

    0
    2022年10月15日
  • 月夜の羊 紅雲町珈琲屋こよみ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人がいるだけトラブルあり(^◇^;)

    今回、そんなトラブルに巻き込まれてしまうお草さん。
    近所との付き合いが希薄になっているだけに、人ごととは思えないでしたね。

    実際、私は父の介護もあり、若い頃には思ってなかった身体の不調もあるし……。

    そんなことも考える作品でした。

    0
    2022年10月11日
  • 萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ作家さんです。
    おばあちゃん探偵シリーズですね。
    本格的なミステリではないけど、問題を解決したり、人情物語的な話もあって面白かったです。
    コーヒーと雑貨のお店で、ほんとにこんなお店あったら行ってみたいなぁっと思いました。
    この小説、シリーズになっているので違うお話も読んでみようと思います!

    0
    2022年06月04日
  • 初夏の訪問者 紅雲町珈琲屋こよみ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    草の前に表れた良一を名乗る男。
    誠実そうなこの男は、死んだはずの息子なのか、詐欺師なのか。
    騙す為の嘘、正しい道へと導く為の嘘、相手を思いやる為の嘘。
    嘘、とは言えないハプニングも最後にはありましたが(笑)

    戦争、アート、破綻した夫婦生活、失った息子。
    辛い過去が蘇るが、終盤、キクとの再会が胸を打った。

    「小蔵屋は、和食器とコーヒー豆だけのお店じゃないのよ。だから、愛されるの」
    久実ちゃん、良いこと言う。

    草、久実ちゃん、江子、石井、キク。
    女性達は逞しく、強い。

    0
    2022年04月29日
  • エール!(3)

    Posted by ブクログ

    この物語に出てくる人達は、みんな自分の仕事に誇りを持っていてかっこいい。自分の好きなことを仕事にする人、天職を見つけた人、大変だけどやりがいを見出せる人、様々な人がいたけれどどの人もプライドを持って働いているのが素敵だなぁと感じた。私も自分が誇りを持てる仕事に就きたいな〜

    0
    2022年01月27日
  • 初夏の訪問者 紅雲町珈琲屋こよみ

    Posted by ブクログ

    真相が早く知りたくてジリジリしながら読み終わりました。お草さんがただお人好しってだけの主人公じゃなくて人間味があるところが良いですね。
    それにしても一冊読んでなかったのがあるのに気づいてショック。

    0
    2022年01月10日
  • 萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ

    Posted by ブクログ

    おばあちゃんの探偵もの。
    主人公のお草さんは76歳でおしゃれなコーヒー豆屋兼食器屋さんを営んでいる。

    あまり謎解きという感じではなく、違和感に気づいたけどどうしよう?みたいな展開。
    解決の邪魔をするのは自分の老いた肉体だったり周りの偏見だったり、歳をとるということの切なさが散りばめられている。

    でもお草さんは店を切り盛りしつつたんたんと解決していく。

    お草さんのお店の古民家建築のような、ゆったりとした雰囲気がいいのかもしれない。

    0
    2021年11月08日
  • 初夏の訪問者 紅雲町珈琲屋こよみ

    Posted by ブクログ

    第一章 初夏の訪問者 第二章 蜘蛛の網
    第三章 ががんぼ 第四章 遥かな水音
    第五章 風ささやく

    町にやってきた一人の男性
    親切でスマートだけど、お草さんが三歳で亡くした息子の名を名乗る。なぜ? 本当に?
    そこまで言うのなら……
    信じられない 信じたい 信じていいのか
    静かに揺れ動く彼女の胸の内がせつない

    0
    2021年11月06日
  • 初夏の訪問者 紅雲町珈琲屋こよみ

    Posted by ブクログ

    お草さんの心の揺れに、読んでいるこちらも胸が痛いです。一方で、久実ちゃんと一ノ瀬さんの二人の間柄の変化に、「あぁ、若いって素晴らしい」と羨んでしまいます。
    脇キャラの宇佐木兄弟は、他人事と切り捨てられなくて身につまされます。なんで、人はお酒に溺れちゃうんですかねぇ…。

    0
    2021年10月29日
  • 黄色い実 紅雲町珈琲屋こよみ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    *お草さんが営むコーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」で片腕として働いている頼れる店員・久実。なぜか男っ気のない久実にもついに春が……!?浮き立つ店に、元アイドルの女性が店の敷地内で暴行を受けたという衝撃のニュースが飛び込んでくる。容疑者は地元名士の息子。久実の様子がおかしいことに気づいたお草。そして、暴行現場で拾った「あるもの」がお草と久実を悩ませることになる。「私、いつから加害者になったんだろう」──心に小さな勇気の火を灯す人気シリーズ第7弾*

    これは・・・シリーズ史上、最も辛く、やるせない作品でした。

    え? 何??
    どうして???
    と、途中錯乱し過ぎて、1度目はほぼ斜め読み。
    それでも涙が

    0
    2021年10月02日
  • 萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ

    Posted by ブクログ

    草さんの行動力にはビックリ、感心。
    認知症と疑われても、突き進む行動力はほんとに凄いと思う。
    草さんのいれたコーヒー飲みたい

    0
    2021年07月17日
  • エール!(3)

    Posted by ブクログ

    “スプーンひとさじの砂糖”

    お仕事が始まったばかりのわたしにぴったりの一冊だった
    これから見かける沢山の人たちへの見る目も変わりそう
    色んな人が色んなところで頑張っている
    お仕事に上も下もない、好きになったもん勝ち

    どんな花にも蜜がある。どんな仕事にも砂糖はある。どんな人生でも価値はある。

    0
    2021年06月07日
  • 萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ

    Posted by ブクログ

    70代の女性コーヒー店店主が、身の回りで起きる事件にいどむ本作。主人公のお草さんは、和服のよく似合う、凛としたたたずまいの女性。今度お草さんのお店にコーヒーをいただきに行ってみたいと思います。

    0
    2021年05月18日
  • 黄色い実 紅雲町珈琲屋こよみ

    Posted by ブクログ

    今回も可愛らしい表紙と裏腹に重苦しい内容でした。お草さんのお店、おしゃれで素敵ですが、片田舎の小さな町でやっていけてるのが不思議。

    0
    2021年01月01日
  • 萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ

    Posted by ブクログ

    主人公は珈琲と雑貨のお店を営む76歳のおばあちゃん。
    のどかな風景の描写と、実在しているかのような人物描写に引き込まれて好きなシリーズ。
    ただお草さんの周辺で奇特な事件起こりすぎ(笑)

    「紅雲町のお草」近所のマンションでの虐待疑惑を探る。
    「クワバラ、クワバラ」幼い頃になぜか草につらく当たってきた秀子が引きずる過去。
    「0と1の間」草にパソコンを教えてくれる真面目な大学生、白石の秘密。
    「悪い男」小蔵屋に出入りする運送屋、寺田の同級生大竹にかけられた疑惑と真実。
    「萩を揺らす雨」草が密かに想いを寄せる幼馴染、大谷の愛人との間にできた息子とのお話。

    0
    2020年12月04日
  • 黄色い実 紅雲町珈琲屋こよみ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読みながら実際に起こった事件に思いを馳せていたが、やはりそうだったか。
    性犯罪の被害者は、事が明るみになった後、世間からセカンドレイプを受ける。理不尽だし、間違っていると思うが、無くならない。
    声を上げた被害者が世間から受けた仕打ちを身近で見ていたからこそ、思い悩む久美に「問題を間違えないでちょうだい。犯人を放置するか、逮捕させるか。事は単純なのよ。」と草が言う。そう言いながら、久美の気持ちを思うと「もういい」と言ってしまいそうになるのをぐっとこらえる。
    肉親には言えない言葉だと思う。他人だからこそ、広い視野で事件を捉え、久美を支える。
    犯人は逮捕され、そのうち裁判が始まる。
    そこでまた辛い思

    0
    2020年10月01日
  • 黄色い実 紅雲町珈琲屋こよみ

    Posted by ブクログ

    第一章 小春日和 第二章 颪の夜 第三章 宿り木
    第四章 帽子と嵐 第五章 黄色い実

    元女性アイドルへの性的暴行事件。被害届にも勇気がいる、襲われた女性は犯人からと世間からの二重苦に晒されてしまう。ただ ただ 犯人が悪いのに、女性にもあんなことやこんなことがあったんじゃないかと非難を受けることがある。噂の的にもなる。たまったもんじゃないよねぇ。

    0
    2020年09月16日
  • 黄色い実 紅雲町珈琲屋こよみ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この巻は切ないかったですね。
    良かれと思ってやったことが悪い方向へ向かうこともあるし、許されない犯罪を犯した容疑者よりも被害を受けた人間の方が犯罪者のように扱われる事実。

    草さんも久美ちゃんも気持ちが分かったいるだけに辛い。
    そして最後のページに付記された文言が今の日本という国を表しているようで哀しくて、悔しいと思った。

    0
    2020年09月04日
  • 名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    和食器とコーヒー豆を扱う小蔵屋を営むお草さんこと杉浦草の日々の事件簿。

    お草さんがコーヒー豆をおろしてもらっているミトモ珈琲商会の社長が娘の令に就任してから
    すれ違う親子関係に更にきれつを入れようとしている社内の存在に気づいたこと。

    コーヒーの師匠であるバクさんのお店でかつて知り合った若き青年萩尾との再会。
    新聞記者となった萩尾が追っていた八百屋の産地偽装の真相。

    親友の由紀乃の親戚の元高校教師で郷土史家の勅使河原先生とその娘の美容師のミナホ。

    正義感が強すぎるあまりに時に暴走してしまう萩尾の不器用さが
    彼とミナホがかつて18歳のときの過ちを
    今でもひきづっていた真実。

    ミナホは萩尾

    0
    2020年08月07日
  • 黄色い実 紅雲町珈琲屋こよみ

    Posted by ブクログ

    コーヒー豆と和雑貨の店「小倉屋」のお草さんシリーズ。
    今回は店を手伝う久実ちゃんの身辺があれこれと大変な事に・・・
    お草さんもあれこれと思い悩みます。
    女性であることを、考えさせられる。
    そして、年をとりながら暮らすことも。

    0
    2020年08月07日