吉永南央のレビュー一覧

  • 時間の虹 紅雲町珈琲屋こよみ

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    シリーズ12弾にして激動。
    序盤である人物の台詞に「ん?」と思った途端
    そっから一気にジェットコースターのよな乱高下。
    時間も場所も人も
    行ったり来たりめまぐるしく揺さぶられる。
    これが結末でないことを切に祈る。

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    2024年11月14日
  • 萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ

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    なんか、カフェっぽいお話が読みたくて購入した一冊。
    76歳のおばあちゃんが謎を解明していくお話です。
    だいぶ前に読んだのであまり覚えていないけど、面白かったので続きがまた読みたいと思った記憶があります。
    時間があったら読み返してみよう。。。

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    2024年10月20日
  • 萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ

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    ちょっと重めの日常の謎?

    おばあさんの杉浦草が主人公で
    安楽椅子探偵かと思いきや
    ばりばり自分で調べに行っちゃう!笑

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    2024年10月05日
  • 花ひいらぎの街角 紅雲町珈琲屋こよみ

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    シリーズ第6弾。
    今回は昔の仲間がらみ。(お草さんの元夫が芸術家だったとは分かっていなかった。)その頃ころの仲間の初之輔から、草とバクサンに絵巻が届く。昔の思い出として、バクサンと草は彼の物語を自費出版してプレゼントとすることを試みる。そんな中で地元の大手企業と下請け業者の関係、発覚した問題などなど、今回も日常ミステリが盛り込まれた。

    好きな活版印刷などが出てくる関係か、紅雲町シリーズでは一番良かったかも。

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    2024年09月03日
  • 薔薇色に染まる頃 紅雲町珈琲屋こよみ

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    お草さんがサスペンスドラマの主人公になったみたいでした。火サスや土曜ワイドを喜んで見ていた世代なので、すごく楽しめました。ただ、あまりに非日常すぎて、お草さんや小蔵屋の商いをしみじみ味わう感じではなかったです。次作ではしみじみしたいです。

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    2024年03月10日
  • 黄色い実 紅雲町珈琲屋こよみ

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    草さんの久実に対する強い姿勢は、正直、100%は賛同しかねます…。性犯罪は、被害者にとってとても難しい問題だと改めて感じさせられました。

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    2024年03月09日
  • 月夜の羊 紅雲町珈琲屋こよみ

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    小蔵屋さんは相変わらず繁盛してますね。小さな町の雑貨屋さんてそんなに人が入るんだろうか。若い二人にも不穏な展開がチラっと見えて、ゾワゾワしますね。

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    2024年02月04日
  • エール!(3)

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    ネタバレ

    お仕事小説のアンソロジー。
    美術品輸送展示スタッフ、災害救急センター通信員、ベビーシッター、農業、イベント会社契約社員、新幹線清掃スタッフの6つの職業を6人の作家が描く。
    はじめましての作家さんが4人、ていうか原田マハさんと伊坂幸太郎さんしか知らない。農業の吉永南央さんの切り口はおもしろく、救急情報センターの日明恩さんのはこれからキュンキュンしてゆきそうかなと。
    伊坂さんはいつもとちょっと違い、作者知らずに読んだら伊坂さんと思わなかったかな、仙台出てこないし。

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    2024年01月21日
  • 名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ

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    今回は純粋な若い恋心が罠にはめられる。挙げ句の果てに言葉足らずの戒めがわかってもらえず、関係した者達を長年苦しませる大事になってしまっていた。

    このシリーズは主人公が70歳超えの(敬意と愛をこめてあえて言わせて)おばあちゃんなので私にとっては学ぶべき考え方がたくさん散りばめられています。
    シリーズはまだまだ続くのでこの先も学ばせていただきます。(^^)

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    2024年01月16日
  • まひるまの星 紅雲町珈琲屋こよみ

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    これまでのシリーズは1話完結だったけれど、今回は1冊で1話。最終話で一気に話が進み、ほぉーという結末だった。
    長年のわだかまりが解決してよかった。

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    2024年01月14日
  • 月夜の羊 紅雲町珈琲屋こよみ

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    ネタバレ

    中学生の失踪、わからず屋の中学校長、空き家問題、引きこもり、久実ちゃんと一ノ瀬の同棲まで絡んで……紅雲町、なかなか入り組んでる。でも、現実もそうなのかな。
    読み始めると、不思議なくらい一気に紅雲町の世界に引き込まれる。今回もお草さんはかっこよかったし、由紀乃さんとのやりとりがいい。器のセンスも素敵。
    断水騒ぎで来店がうやむやになってしまったあの会が妙に気になる。

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    2024年01月09日
  • 薔薇色に染まる頃 紅雲町珈琲屋こよみ

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    長い約束/メジャーと竹尺/湖に降る/
    神様の羅針盤、くまの寝息/薔薇色に染まる頃

    本格的なミステリーだと思いました。ドキドキしながら読みました。お草さん たくさん動いて考えて、お疲れ様でした。

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    2023年11月30日
  • エール!(3)

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    憧れて手に入れた仕事にも嫌な事はある。
    こんな仕事辞めてやる!という仕事の中に、
    笑顔になる一瞬がある。
    生活の為に働くのだから割り切る、
    という考えもある意味正解だと思うし、
    この仕事が天職だと思っていたのに、
    向いてないって挫折する事も多分ある。

    大変そうだね、と言われる仕事に、
    笑顔で楽しげに関わる人もいる一方で、
    誰もが羨む職業に就いているのに、
    人知れず悩んで塞いでいる人も多分いる。

    早期退職に憧れた時期もあったけど、
    社会の片方にしかいられない人生が楽しいのか、
    自信がなくなってきた。
    助け合って社会を作って生きていく上では、
    誰もが自分の役割を「ちゃんと」する事が、
    大事なの

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    2023年11月26日
  • 薔薇色に染まる頃 紅雲町珈琲屋こよみ

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    急にアクションものになったようです。
    お草さんは人との繋がりを大切にする人。繋がりを切ることができないと、その結び目は多様な形になっていくのだなあとしみじみ思う。
    結び目ゆえのトラブル、そして結び目がもたらす救い。
    少し読んだ段階で「薔薇色ってどんな色?」と、単純に思った。薔薇と聞いてすっと頭に浮かんだのは深紅の薔薇、深紅で良いのかな、暗赤色?固まりかけた血の色のような薔薇がなんとなく薔薇らしい薔薇のような気がした。しかし、「深紅の薔薇」という言い方があるということは、本来の色は深紅ではないということだろう、などと考えたところで、辞書を引くのが一番と思った。
    「うすくれないの色。淡紅色。ピンク

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    2023年10月24日
  • 萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ

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    どこかリアリティのあるお話。
    作者が群馬出身ということで、物語に出てくる風景や場所がまたリアルに感じさせてくれるのかな。

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    2023年10月10日
  • 萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ

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    お婆ちゃん探偵というほどのミステリではないけれど日常の小さな事件を解いていく過程は楽しめた。今どき無料のコーヒーを提供してくれるというだけで現実的ではないと思えちゃうけど儲けなしで残りの人生を楽しむ場所としてはありなのかもしれない。自分が草さんに寄り添った気持ちになれるのはもう少し先かもしれないけど今後の彼女の生き様も見届けたい。

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    2023年03月30日
  • 月夜の羊 紅雲町珈琲屋こよみ

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    日課の散歩の途中で拾った「たすけて」と書かれたメモ。
    一体誰が書いたのか。
    一度気になったら放っておけないお草さんの行動力は凄い。
    会社、学校、家族。お草さんには関係のないところで起きている問題を、お草さんの地道でささやかな行動が解決してしまった。
    回り回って繋がっているという感じ。
    押し付けがましくないお節介が、誰かの背中を押してくれる。
    久実ちゃんと一ノ瀬さんは、これからどうなっていくんだろう。
    幸せでいて欲しい。

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    2023年02月24日
  • 月夜の羊 紅雲町珈琲屋こよみ

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    お草さんが拾ったメモ用紙には「たすけて」。夕方には女子中学生が行方不明の一報が。
    いろいろな情報を耳にしながらお草さんは考え、動く。読みきれない人の心を考えの隅において。
    そして出会うのは……

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    2022年11月27日
  • 月夜の羊 紅雲町珈琲屋こよみ

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    「たすけて」と書かれたメモに対して、私は向き合う自信がありません。巻き込まれて怖い目に遭うのは嫌だし、自分が力になれるとも思えない。お草さんは、そのメモを書いた人の置かれた状況にまで思いを馳せて、何か出来ることがあるなら…と、手を差し伸べようとする人。現実には難しいかもしれないけれど、困っている人に寄り添う気持ちは忘れないでいたいと改めて思いました。
    しかし、私が中学生だったのは40年以上も前だけれど、未だに髪型や服装にくだらない校則があるのには驚きます。「みんな違って、みんないい」と言いながら、みんなと同じであることを強制する学校という場所には、馴染めない方がまともなんじゃないかとさえ思いま

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    2022年11月13日
  • エール!(3)

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    世の中には色々な仕事があるんだなぁと改めて思う。
    救急センターの電話は、読んでるだけで手に汗握りました。
    農業のゑいさんが、かっこよくて素敵でした☆こんなおばあちゃんになりたい(笑)
    あと、スプーンひとさじの砂糖、というメリー・ポピンズの歌の中の言葉が心に残りました。

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    2022年10月15日