吉永南央のレビュー一覧
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ネタバレ何事にも終わりはあるけれど、あまりにも突然。
お草さんは、その日のことを考えて常に準備をしていたというのは過去作からもうかがえるけれど・・・(でもそれは「終活」の方)
そして、七年後に飛ぶ。(七年後の章にはスマホあり!)
いつもながら、時事問題も絡められる。というかメインかもしれない。
本当に、ただ正直に生きているだけでも、どこに落とし穴がひそんでいるか分からないから恐ろしい。
一ノ瀬も、久実も、それぞれに離れて歩いてきた道は遠かったけれど、経験は人生に深みを与えてくれたと考えたい。
お草さんは、ある意味では身軽になったのではないかと思う。
前作では、駅前までバスで出ても、「着物姿の小蔵屋の -
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憧れて手に入れた仕事にも嫌な事はある。
こんな仕事辞めてやる!という仕事の中に、
笑顔になる一瞬がある。
生活の為に働くのだから割り切る、
という考えもある意味正解だと思うし、
この仕事が天職だと思っていたのに、
向いてないって挫折する事も多分ある。
大変そうだね、と言われる仕事に、
笑顔で楽しげに関わる人もいる一方で、
誰もが羨む職業に就いているのに、
人知れず悩んで塞いでいる人も多分いる。
早期退職に憧れた時期もあったけど、
社会の片方にしかいられない人生が楽しいのか、
自信がなくなってきた。
助け合って社会を作って生きていく上では、
誰もが自分の役割を「ちゃんと」する事が、
大事なの -
Posted by ブクログ
急にアクションものになったようです。
お草さんは人との繋がりを大切にする人。繋がりを切ることができないと、その結び目は多様な形になっていくのだなあとしみじみ思う。
結び目ゆえのトラブル、そして結び目がもたらす救い。
少し読んだ段階で「薔薇色ってどんな色?」と、単純に思った。薔薇と聞いてすっと頭に浮かんだのは深紅の薔薇、深紅で良いのかな、暗赤色?固まりかけた血の色のような薔薇がなんとなく薔薇らしい薔薇のような気がした。しかし、「深紅の薔薇」という言い方があるということは、本来の色は深紅ではないということだろう、などと考えたところで、辞書を引くのが一番と思った。
「うすくれないの色。淡紅色。ピンク