吉永南央のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
破たんせず、こぎれいにまとめているとは思う。
けれど、激しく心をゆさぶられたり驚いたりということもない。
主人公草の店の切り盛りの描写も型破りなところも無く、むしろ優秀な経営者で現実の世界なら素敵な婦人なんだろうけれど、小説というフィクションの世界ではそのそつのなさがかえって小説のインパクトをさげているような気もする。
大きな事件や謎があるというより、彼女の身の回りに起こるちょっとした事件を見つめているという形式でミステリーとは少し趣が違う。
あくがなくてそつがない、けれど、一人の老後の孤独と寂しさをひしひしと感じさせる。
難をいえば、装丁と中身のギャップがちょっとひっかかる。
杉田 比呂美さんの挿絵はおしゃれで大好き。むしろ表紙買いしてしまうこともしばしばなのだが、このシリーズにはあわないのではないだろうか。
草と表紙絵のかわいいおばあさんのイメージがあまりにかけ離れていることに違和感を感じる。
出版社が杉田 比呂美さん表紙の吸引力にあやかって売ろうとしているような気がしてならない。
私が杉田 比呂美表紙イメージが先行して買っちゃったクチなのでそう思っちゃうのかもしれないけれど。
この内容なら、むしろウエットな風情の装丁をした方が雰囲気が出たんじゃないかなぁ。 -
購入済み
うーん
長い。ある一つの出来事をだんだん明らかにしながら、解決の糸口を探しつつ話も進むのですが、何でこんなにひっぱるのかわからない。現実にはこの様に物事はなかなか進まないのでしょうが、この話、いつまで続けるの?とゲンナリした。お草さんの料理が美味しそうなところ以外は別に面白くなかった。
一番最初の本が一番面白かったし、何度も読み返しているが、後の二冊は期待はずれでした。ガッカリ。