吉永南央のレビュー一覧

  • 名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ

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    面白かった。のだが、読んでる途中でしばしば迷子になりました。
    分の波にうまく乗れず、読み返すことしばしば。

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    2018年01月21日
  • 糸切り 紅雲町珈琲屋こよみ

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    結局、丸く収まったということ?!
    ひしゃげた灯篭(香炉)てどんなだろ? うまく想像できないけど、小蔵屋には通ってみたい。

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    2017年11月22日
  • 名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    小蔵屋を営むお草は、新聞記者の萩尾の取材を手伝って以来、萩尾と、彼のライフワークである民俗学の師匠・勅使河原、その娘のミナホのことが気にかかっている。15年前のある“事件”をきっかけに、3人の関係はぎくしゃくしているらしいのだ。止まってしまった彼らの時計の針を、お草は動かすことができるのか。好評第3弾!

    【感想】

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    2017年08月06日
  • 名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ

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    シリーズ3作目もしっとりと切なかったです。お草さんの生きる姿勢が好きです。こんな風に素敵に歳を重ねたいです。こないだ読んだ、品のある生き方をお草さんはされていると思いました。言わないでいいことは言わないでいることを、お草さんはちゃんとわきまえてる。作品のメインになっている事件は今回も苦かったのですが、切なさも感じつつ、前に進むところがよいです。丁寧に淹れた珈琲も飲みたくなります。小蔵屋行ってみたいな。

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    2017年06月02日
  • キッズタクシー

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    15年前の事件と今の事件。千春が悪くなくてもそれらを結びつけて悪い噂やデタラメを言う人は必ずいる。千春はもちろん被害者、加害者の家族の今後にも大きく影響する。普段タクシーを利用することがないのでキッズタクシーというサービスがあるのを初めて知りました。自分ができないという母親の代わりに子供の送り迎えをお願いする。無事送り届けたらメールで保護者に報告。いいサービスだなと思って読んでいたけどこう言った事件も実際あるのかもしれない。家庭の問題から引き起こることもあるだろうと思うと複雑な気持ちになった。リカコは最初から最後まで最低だと思いました。
    h29.5.17

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    2017年05月19日
  • その日まで 紅雲町珈琲屋こよみ

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    紅雲町珈琲屋こよみシリーズの2作目。シリーズを久々に読みましたが、今回も面白かったです。お草さんの、気になるけど踏み込み過ぎない、凛とした姿勢が好きです。こんなおばあちゃん憧れます。この本の大きな流れは苦い事件ですし、ひとつひとつのお話も読後はしんみりしてしまうのですが、お草さんと周りの人たちがしっかり立っていて、いいなと思います。続きも読みます。

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    2017年05月12日
  • エール!(3)

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    エールという題目だけあり、どのお話も最後は頑張ろう!いいな♫と思える終わり方で読んでいて爽やか!そんな中にも自分に当てはまって感じる事もあったり。ちょっと読むのに楽しかった!2017/3/10完読

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    2017年03月11日
  • キッズタクシー

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    キッズタクシーのドライバー千春は過去に正当防衛で人を死なせたことがある。その後、女手一つで息子の修を育て上げて、平穏な日々と思いきや、千春が乗せた小学生の壮太が行方不明になることから、千春の身辺で不穏な出来事が相次ぐ。
    千春と修の親子を中心に色々な親子や登場人物のそれぞれの事情がありドラマがあり、一冊の中に盛りだくさん。千春の誠実に生きようとする様がすてき。過去との折り合いをつけることは本当に難しいのだけど。千春親子を支え続けた紀伊間の優しさと強さが印象的だった。

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    2016年11月21日
  • リペア RE*PAIR

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    ネタバレ

    もっと何事も起こらない淡々とした話かと思いきや!起こりまくりだった。。。
    革製品のリペア、に関してはあれこれ起こる現実との対比のように静かで、確かな空気がよかった。その静かさ、が透子を支え、救っていたんだよね。結構人間の欲望の生々しさが描かれているけれど、落ち着いて読めました。

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    2016年07月28日
  • ランタン灯る窓辺で アパートメント・ストーリーズ

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    ネタバレ

    瑞輝の気持ちが前向きでないからか、初めは全然面白く思えなかった。
    でも我慢して読んでいる内にどんどん引き込まれ、最終的には続編があればいいのにと思うようになった。
    ーーー
    北関東のおある町にある、外国人向けアパート「ランタン楼」。昔からトラブルが絶えないアパートの歴史に怯えつつ、祖母の代わりに大家業をこなしていく瑞輝。住人の問題と対峙し、彼らの窮状を解決しようと奮闘するうちに、瑞輝の心にも大きな変化が訪れる。ランタン灯る古い洋館風のアパートを舞台に、異国の地で懸命に生きる人々との交流と聖年の成長を、優しく綴った連作集。

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    2016年07月05日
  • エール!(3)

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    お仕事系小説シリーズの第3弾。
    あまり心に響く作品がなく、かといって実力作家が揃っているだけにつまらなくもなく、淡々と読み終わった印象。

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    2016年04月23日
  • 名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ

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    おなじみ、小蔵屋のお草さんの活躍のお話。お互いを想っているのにぎくしゃくしてしまった関係に傍から見て心を痛めるお草さん。自分の心のなかに大切に思う誰かがいるということがその人の良心なのかもしれない。

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    2016年02月20日
  • その日まで 紅雲町珈琲屋こよみ

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    第1弾より随分スムーズに読みやすくなった。お草さんは相変わらず忙しい。年を取って振り返るから分かる事もたくさんあるのだろう。

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    2016年02月18日
  • 名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ

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    今回の方が結構好きかも

    ポンヌファンっていうレストランや
    ミナホの美容院

    この街を彩っているお店の姿が見れるのは楽しい。

    イベントとか事件を通じて、その街の日常の姿が伺えるっていうのが面白いっていうか嬉しいんだと思う。落ちつくし、懐かしい感じもするし。

    どっしりした世界観があるから、事件があったとしても、きっと大丈夫、解決するよ、と思えるっていうか。その世界への信頼感が湧いてくるって物語、なかなかないかも。

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    2015年12月26日
  • その日まで 紅雲町珈琲屋こよみ

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    重くも軽くもない気楽に読める感じが気に入ってる。

    今回はおカネ絡みの話が軸になっていたこともあり、ちょっと暗かったかな・・

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    2015年12月26日
  • 萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ

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    ネタバレ

    コーヒーと和食器の店「小蔵屋」という店を営む杉浦草というおばあちゃんが主人公の「日常の謎」系のミステリ。離婚をして,親権を離婚相手に取られ,その子が死んでしまったという悲しい過去を背負う上に,親友のおばあちゃんである由紀乃さんの痴呆が悪化し,会えなくなっていくなど,根底となっている設定が切ない。人間の悪意などが描かれていて,忘れられない印象が残る作品は好みなのだが,この作品はそういう意味での読後感の悪さとは異なる寂しさがある。読み終わったあとに,年を取るって大変なことだな…と思わせる寂しさがある作品。個々の短篇のミステリとしてのできも悪くない。好みの作風でないという点が最大の減点材料か。★3で

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    2015年12月13日
  • 名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ

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    ネタバレ

    日常ミステリーを解決するのと、朝の掃除と、お店での仕事と、お友達の家に行くので大忙しのお草さんシリーズ第3弾。今回も大忙しの上、心の気ぜわしさも大概なお草さんです。

    70歳を超えるという、歳になっても恋愛感情で微妙になることってあるんだなぁと、そんな生々しさには妙な感動を覚えましたが…

    この作品はちょっと残念だったかなぁ。核心部分となる仏像の下りが今一つ良く分からなかった。筋道は分かるんだけど、人間感情ってそういう風に動くかなぁ?って、そこにリアリティを欠くと醒めちゃいます。お草さんの動きにも精細さが欠けるように思えてしまいます。

    3作目じゃ、まだまだマンネリや勢いの衰えは無いと思うし、

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    2015年11月29日
  • その日まで 紅雲町珈琲屋こよみ

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    「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズ第2弾。
    杉浦草は紅雲町で和食器とコーヒー豆の店「小蔵屋」を営む。
    70代の草は和服を粋に着こなし、髪をお団子にまとめ、蝙蝠傘は杖代わり。
    これまでの人生、辛いこと、後悔することが多かった分、人として魅力的なのだろう。
    だが、時として草の優しさは受取り手の思いとのズレを生じさせてしまう。
    言い訳をせぬ姿勢は言葉足らずと感じられることもある。
    見返りなど決して求めないのが本当の優しさだとは思うが、平穏でいられないのが人の心。
    前半はひきつけられて読んだのですが、後半は…
    ちょっとペースダウン。

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    2015年09月06日
  • エール!(3)

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    様々な職場で働くヒロインたちのお仕事小説アンソロジー第3弾。このアンソロジー、巻を重ねるごとに好きな話が増えている。
    今回はなんと86歳のヒロインも登場。
    伊坂幸太郎はやはり面白いし、日明恩と山本幸久が泣けた。

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    2015年07月25日
  • エール!(3)

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    働く女性アンソロジー。

    日明恩さんを目当てに。
    119にかけて最初に取ってくれる所。
    いたずらも多い中、こうして頑張ってくれている人達は
    本当に神経すり減らしているのだな、と。
    確かに現場の緊迫感はないものの
    それを判断する、大事な場所。


    ベビーッシッターも、かなり信頼がなければ
    やりづらい仕事です。
    しかしそんな仕事内容よりも、友人の方が
    非常に気になる話でした。
    ドラマチックに演出…悲劇のヒロインならぬ
    ドラマにどっぷりな感じの人。
    迷惑がかからなければ別に、ですが
    これは確実に迷惑被ってます。

    そして最年長ヒロインw
    世間をしらなくても、自分の世界を知っていれば
    それだけで十分で

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    2015年07月21日