榎田尤利のレビュー一覧
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購入済み
久々の当たり本!
長年BL本を拝見しているせいか、受け感たっぷりな感じが苦手な私ですが、この本はソレがなく良かった。受が男感を残しつつ、でも受けなんだなってところが私好み。また読んでいる内に切なくなる部分もあり、エロ度もソコソコ…wwもっとエロイ絡みや表現、挿絵があったら良かったかなと思い、1つ☆付けませんでしたが最近読んだ中で1番良かった一冊でした。
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Posted by ブクログ
エロティックがテーマの短編集『erotica』に収録の、「10×3」続編です。
893で3Pの後日談。あれ以上話が膨らむのか?と少々危惧しましたが、そこはさすがで引きこまれる展開になっていました。
女好きで男前な893の組長の辻、有能で狡猾な893の顧問弁護士の財津、そして身長もナニも大型で年下ワンコな舎弟の菊池の3人が主人公。
辻は女癖が悪くて、親分の娘に手を出したことを財津に強請られてこんな事になっている訳だけど、その娘の件がどうなったのか気になっていたので、それが今回ものすごく面白い回収になっていたのに満足させてもらいました。姐さんの存在は欠かせませんね~
あと、もっと気になっていたのが、菊池のナニが大きすぎる件ww
その後、菊池は本懐を遂げることができたのか、こちらも非常に妄想逞しくさせるところでした。デカすぎてオアズケわんこでしたから!そこもようやく…というおいしい展開で満足でした。
3Pざんまいでエロたっぷり。俺様でいかにも攻タイプの辻が、さらに最強な攻とわんこな攻に言葉や道具であれこれ攻められるのは、またとても色っぽく感じられます…!
なにより、ハードなSM系Hなのに、財津と菊池にハンパない奉仕愛が感じられるのがいいです。そして、される辻の方にもイヤイヤ言いながらも二人に対する絶大な信頼愛があるのが伝わってきます。
センセの作品には口のたつキャラがよく登場するけど、財津もしゃらっと達者な喋り口でたぶらかすのが上手い人物。アホだけど一途で突っ走る菊池とは危ういけどいいバランスを保っているなと思いましたww
893稼業がメインの話なので、バイオレンスや裏切りなど目を背けたくなるシーンも満載でスリリングで迫力があり、さらに櫛田やレンには胸を締め付けられるような結末も待ちかまえていて読み応えがありました。不遜なタナカの態度に、思わず怒り心頭になっちゃったりとか、自分の喜怒哀楽が激しかったww
刑事の遠近の登場もストーリーにさりげなくリアル感が出ていてよかったです。脇キャラひとりひとりがとても生き生きしているのが読んでいて楽しいところです!エンターテイメントの極み。
そして今回も円陣闇丸センセのイラストがぴったりでした。 -
購入済み
初期作、、
で、この完成度の高さって何なんでしょう。表題作のブサメン好きなツンデレ由比とタラシのダメンズ真壁のカップリングは個性が際立ってて凄く面白かった。しかも双方下半身は放任主義ときた(笑)、どんな恋人同士よ。。「紳士」の方のお坊ちゃん天使の桜彦とこれまた野性味溢れる(イヤ本当に野生児?)美丈夫の克郎CPもなかなか面白い、マイフェアレディ逆バージョン。本来なら富豪美丈夫が小柄な天使を変身させる、ですよね〜そこを一捻り。榎田さんの攻め様は基本的に長身の眼を見張る美丈夫ですよね、艶っぽい件も個人的にドンピシャで萌え萌え、それだけでもぉ何かヤラレちゃう気もしますが(笑)やはりこの圧倒的な筆力にどのお話もそれぞれ全く違う味わいがあって素晴らしいなぁとしみじみです。
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購入済み
こういう愛の形
最初のピアノ弾きのお話は良くも悪くも平均点って感じですかね。英才教育を受けコンプレックスの塊のよーなツンな受けが天才肌でも天真爛漫でお日様のよーな攻めに惹かれてく、でも素直になれずってゆー特別派手さはなくでも意地を張ったり驕った考えにより失敗したりとゆーまあ予想出来る範囲内のお話。タラちゃんの逆切れ告白は結構な見ものでした(笑)。続くお話が、これが度肝を抜かれたとゆーか期待してないとこにまともにパンチ喰らっちゃった感じです。重い。視姦とゆー性趣向を大々的に取り入れた作品を読んだ記憶もなかったので余計に、ですが好きな相手に触れられず他人との情事を見られる、、って私には理解に苦しく受け入れ難い。玲の生い立ちや望に対する偏執的な愛情のちの暴走もあまりに壮絶で空恐ろしくもあり同時に哀しくもあり、でも何だかその武器用さが最後には愛おしくすら思うよーな不思議な魅力があるお話でした。やっぱり榎田さん、って事なんでしょうか(笑)。後日談として長年連れ添った玲と望を見られます。今まで読んだどのお話でも実感のなかった本当の意味での「添い遂げる」を初めて2人に見せられました。これってかなり嬉しいです。
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購入済み
苦しい
青の抱える抱えきれないほどの葛藤と重圧が。愛されたかった必要とされたかった寂しかった、幼少期に覚えた孤独が青を歪めてしまい義父への「依存」を愛だとそれ以外何もいらないと盲信させてしまったのは誰に非があったのか。否、本当に「愛」ではあったのだけれど。。男娼設定故に複数と関係を持つ事を先刻承知で手に取ったものの、う〜ん読んでて正直気分は良くなかった。なはずなのに止めることは出来ず青が一体何を感じ欲しているのをどうしても確かめたい一心で一気に読んでしまいました、さすが榎田さん(パチパチ)ってことですよね。結局青の自虐的な思考や感性を理解するのは難しかったけれど心に一石投じられた感じで「愛すること」「愛」って何だろうと考えさせられます。私にはトオルが一番共感出来る安心標準キャラ(?)で他出演者はかなり強烈な個性を放ってますがそれぞれに味があって、榎田さんの作り出す人間も好きだなぁと本作読んで痛感。結論から言えばハピエンではありますが、、複雑な気分になる本作、読み手により好みは分かれるかもしれませんね、私はナンダカンダで感動し結構なお気に入りの一作となりましたが。
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購入済み
これが榎田作上位CP〜。
ちょっと意外ってか残念、だって沖縄しかも「宮乃島」なのに芽吹と兵頭がいない。。まあ「犬ほど〜」の2人もかなりお気になんで良いんですが。正確には上位3CPと言うより魚住と久留米の番外編って感じで、あぁ随分経っても睦まじく連れ添ってるのね〜と嬉しくなりますね。短いですがファンサービスの一冊に感謝です。
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購入済み
ほのぼの〜。
なんと今回は芽吹痛い目にあいません(笑)!兵頭と犬も食わない程度のささやかな喧嘩はありますが、何つーか兵頭の嫉妬深さとちょっとした意地悪さとゆーなの愛情がさらに割り増した感じです(笑)。芽吹の中にあるトラウマと言っていいのか自身も不安や不思議を感じるほどの死に対する恐怖心のなさ死に急ぐよーな部分も一見身勝手そうでしっかりと芽吹を捉えている兵頭といれば大丈夫なんでしょう、いよいよ言葉にはしないものの心底愛おしい男だと認めてくれたしねぇ、へへ。大した事件もなくここまで引っ張り込まれて、やっぱこの2人、ひいては榎田さん!好きだな〜。
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購入済み
ね、やっぱり
榎田さん作品ハズレなし。2作入りの両作とも都合良く綺麗にハピエンといかない当たりがやたら現実的でだからこそ「好きな設定じゃな〜い」と口を開く前に色々考えさせられたし人を好きになる生きていくことの重さを感じる。単純なエンタメ作好きですが榎田さんのお話は更に一歩踏み込んでて読むことに価値があると思う。特に2作目の30年愛はイラっときたり焦れったい反面、私が知らない愛の世界なだけにとんだ純愛だわ〜と大感動です。
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Posted by ブクログ
ペットラヴァーズシリーズ3作目。
攻め:舘芳隆
受け:雨宮典
それまで全く存在を知らなかった祖父が亡くなり、孫たち3人のうち屋敷に居る猫・シュレディンガーを探した者に相続させるという遺言で、その屋敷に仮住まいして探すことにした孫たち3人。
さて、シュレディンガーという猫はどこに、、、?
ペットラバーズから派遣の形が見えず、最初はこれはどういうシリーズとしての関わり合い?と思いきや、、あ、なるほどーという風に物語が進んでいきました。
人を信じられないまま死んでいった老人と、やはり人を信じないまま生きている秘書、、、。
人間の成長物語なんだねぇ、結局は!と思った次第です。やっぱり深い。
ペットは猫なので、私は猫が好きなのでかなり堪能しました。このきままさや媚びなさがいいのよね。 -
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ネタバレアズマリシリーズ第1弾
攻め:伊万里
受け:吾妻
童顔、明るいキャラの吾妻は入社試験で声をかけて来た伊万里と同期入社。伊万里はトップの成績で入社。吾妻は多分ギリギリ?新人研修の時からお世話になりっぱなしだがなんとか新人として滑り出した。
そんな伊万里から告白されて?
2000年の作品らしいけれどテンポよく進み、受けの明るさと素直さでグイグイ引っ張ってくれて読ませてくれた。
面白かった。
先に王子沢のスピンをよんでいたので王子沢の当て馬っぷりに期待していたけど、この中では酔った吾妻が間違えて王子沢にキスをしたところを伊万里が見てしまっただけ、とまだまだでした。
絵師さんが苦手絵師さんだったけど、さすがに今よりは見やすい。 -
Posted by ブクログ
ペットラヴァーズシリーズ
子供のころから愛された記憶が無い倖生はその日暮らしに適当に生きてきていて、今回は人間をペットとして派遣するという会社に登録。どうせ身体目当てだろうと思っていたらホントに犬のように動き、しつけられるという飼い主で?
偏狂的な執着愛。
攻めの独占欲も受けの縛られたいという願望も。
偏っているけど愛は愛。
二人が幸せならそれでいいよ、という終わり方でした。
二人とも幸せそうなので何も言えません(笑)
破れ鍋に綴蓋的なカップルですwww
志水さんの絵がまた華を添えていました。
倖生はアフガンハウンドらしいですが美しかったです。 -
Posted by ブクログ
▼あらすじ
榎田尤利が峰島なわことのコラボのために書き下ろした“海”シリーズが遂にコミックス化。
海がある町を舞台としたドラマティック長編作品、甘く苦く心に染みいる全3編。描き下ろし有り。
重病を告知された男が再会するかつての最愛の恋人とは…「海とヘビースモーカー」
新進気鋭バレエダンサーと冴えないバツイチ男のキセキの出会い「海と王子様」
故郷に戻りたくても戻れない男を救う幼なじみの10年愛「蜜柑の海」
榎田尤利ショート小説「海とヘビースモーカー」と「海と王子様」の後日譚を収録。
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"泣けるBL"という事なので死ネタと切な過ぎる話が苦手な私でも果たして大丈夫だろうかとおっかなびっくりしながら読みましたが何て事はなく、最後まで楽しく読めました。
表題作の「海とヘビースモーカー」は多分、収録されているお話の中では一番切ないテイストのお話かと思いますがラストの展開は温かな感情がじんわりと胸に広がって、「良いお話だったな…」と切ないけど気持ちの良い余韻に浸る事が出来る内容だと思います。
でも個人的に一番良かったと思ったのは「海と王子」というお話で、傷付いた王子様(バレエダンサー)と何処にでも居そうな普通の冴えないおじさんというアンバランスな関係が非常においしかったのと、田端さんの素朴さな可愛さにやられました。
それに田端さんが声を荒げて自分の生い立ちを語るシーンはかなり胸に来るものがあって…凄く人間的なにおいのする作品だなぁと感じました。
でもとにかくこのお話が読めただけでも買って良かったなぁ…と思えるぐらい全体に渡って田端さんが可愛いので、オッサン受けが好きな方には是非読んでいただきたいです(笑)
そしてこの本の中で一番ページ数が多いのは「蜜柑と海」というお話ですが、此方は多分、三つのお話の中では一番シリアスだと思います。
表題作が切ない系ならこっちはシリアス系です。
なので途中、ちょっと胸が痛むシーンがありますがそれでも最後はハッピーエンドだし、途中で胸が痛んだ分、かなりスカッ!とするようなシーンも最後の方にあるのでご安心を(笑)
どのお話も短編ですが短編だという事を忘れるぐらい一つ一つのお話が良く作り込まれていて、飽きて目が滑るという事もなく楽しく読み終わる事が出来ました。
ふとした瞬間にもう一度手に取って最初から読み直したくなるようなそんな凪いだ海のような優しい印象を持った作品だと思います。 -
購入済み
ホントにフツーです。
かなり「普通」の定義について考えさせられました、日本人は好きですよね「普通」が(笑)的場は30代後半のごく平均的なタイプ、花島も容姿こそ華があるものの身の回りに一人はいるんじゃないかってくらいのタイプ。そんな2人が牛歩で惹かれ合ってなかなか進展しない地味なお話(笑)ですがジンワリと恋する気持ちが浸みてきて緩く長い展開なのに不思議と退屈じゃない。さすが榎田さんの筆力、です。
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購入済み
さすが榎田さん原作
久々に素敵コミックに出会いました。さすが榎田さん、ツボ突かれまくってしまいました。たったの3巻で長編小説読んだ気分です。淡く、でも確かに惹かれつつも叶わないと思って寂しくて人恋しくなっちゃうとか、ジワ〜っと涙ぐんじゃいました。英の元カレには非常に立腹しその人間性は承伏しかねますが、、メインキャラ4人がそれぞれ辛い過去があってもがきながらも先に進もうとしてる姿がこれまた人間クサイ魅力あってリアルに素敵だな〜と思えました。単純な恋愛モノの枠を越えてる弱さだったり葛藤だったりが共感出来る秀逸なヒューマンドラマです。