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Posted by ブクログ
町屋 はとこ×榎田 尤利 コラボ企画で、コミックスのcp、小説のcpの2組の話が平行して進展する趣向も興味津々。
コミックスの主人公は不器用でクソ真面目な英と、彼にクリスマスイヴに拾われた年下のイケメン青年淳平、プラス子猫のやきのりちゃん。
話のテーマは「理性も期待できず、自己抑制も困難な異常事態が恋」(byサガン)というところなのかな。主人公の英は盲目の恋に酷く傷つけられて心が折れそうになっているところを、淳平とやきのりちゃんとの出会いによって救済されます。
その出会いや、同居に至るまでの過程がやさしくてあったかくて、読んでいてほっとするというか、なごむというか…やきのりちゃんの涙目とか見てしまったら、英でなくともたまらん。
わかっていても、なーんか胸騒ぎがしても、自分にとって都合よく解釈したくなったりするのが恋なのよね。人が良すぎる英のこと、イラつきながらもすごく共感しました。
年下の淳平は、明るくてイマドキの好青年ぽいですが、暗い過去背負っていそう。「死」というもうひとつの主題も見えています。
「死んだら俺はどこへ行くんだろう」というコトバに続く淳平のモノローグにはどきりとする。榎田作品にいつも流れる生死の意味が、この話にも出てきています。
淳平はすごくいい奴だから、英と上手くやっていって欲しいなと心底思います。ゲイでもなさそうなのに、恋に落ちそうな予感がありあり。何にしろ、話も始まったばかりなので。
エロシーンはメインcpにはまるでなし。でもでも、それを補って余りあるのがやきのりちゃんですよ~!いとしすぎる。かわいすぎる。
やきのりちゃんは、2組のcpにも絶妙に絡んでいて、しっかり結びつけるカスガイとなって「コラボもの」という意味を格上げしています。
次が楽しみ。待ちきれません。
さすが榎田さん原作
久々に素敵コミックに出会いました。さすが榎田さん、ツボ突かれまくってしまいました。たったの3巻で長編小説読んだ気分です。淡く、でも確かに惹かれつつも叶わないと思って寂しくて人恋しくなっちゃうとか、ジワ〜っと涙ぐんじゃいました。英の元カレには非常に立腹しその人間性は承伏しかねますが、、メインキャラ4人がそれぞれ辛い過去があってもがきながらも先に進もうとしてる姿がこれまた人間クサイ魅力あってリアルに素敵だな〜と思えました。単純な恋愛モノの枠を越えてる弱さだったり葛藤だったりが共感出来る秀逸なヒューマンドラマです。
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