榎田尤利のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大好きな人がMであることが発覚して自らSに目覚めるという話は多々あれど、優し過ぎる性格なのに、好きな人の為にSになろうとレッスンを受ける、という何とも可笑しなラブストーリー^_^
初めての純粋な恋の相手が、美し過ぎる四十男、それも筋金入りのM、というかなりのハードルの高さにあたふたと奮闘する栄田くんが可愛い(*´∀`*)宮も四十にしてその美しさ犯罪ですよ。
レッスンの様子もSMシーンはあるものの、コミカルだったりSMとは何であるか冷静に語られたりするので、エロエロしさはあまりありません。むしろ二人が愛を深めて行く様が微笑ましくもあります。挿絵が草間さかえさんなのも味があってイイですね。
最後二人は結ばれますが、それでも尚Mであり続ける宮でよかった!
SMものでこんな爽やかな読後感って初めてかも^_^ -
Posted by ブクログ
なかなか読み応えあった!
後編ではもっとBLっぽくいちゃつくのかと思ったら逆だった。前編より真剣になってた。でもそっちの方がよかった。
なんていうか、こういう、長くて深く重い話は久々で、暫く余韻が残りそう…ここ最近、オチがあるようでないような、起承転結があるようなないような話ばっかり読んでたから。
余白が無いんだよな。良くも悪くも。登場人物たちは想像の余地がないぐらい設定があるし、話も基本的に隙間は無い。
それにしても…魚住くんほんと大人になったなあ…いや大人になったんじゃないのか…強くなったのか…
でも強くなってどんどん久留米から離れていくの読んでるのはちょっとつらかった。ずっと一緒に居ればいいのにって。
最後の三編ぐらいではぐーっとなったな。特に夏の子供。夏って何なんだろうな。何であんなノスタルジックなんだろうな。
この話は生と死と不幸について深く?書かれてるけど、身近な人の死を体験したことのないわたしにはなかなか実感しにくいところもあった。
あと、あまりに不幸が詰め込まれすぎててやり過ぎだろって思うこともあったなあ。自分には合わない部分も多々。
でもそうか、こういうのか、そうかって納得することも多かった。
魚住くんが幸せならそれでいい!いつかアメリカから帰ってきて、死ぬまで久留米と暮らすんだろ!そう思ってる!
面白かった! -
Posted by ブクログ
BLと明記されているBL小説を読んだのはこれが初めてかな? でも挿絵も少ないし(見た目の)BLっぽさもあんまないし読みやすかったな。なんとなーく、BL小説はちょっと…と思ってるので…BLっぽいのは読み漁るくせに…
勧められて読んだけど、あらすじを聞いて思い浮かべた魚住くん像とはだいぶ違って、最初の方はアレ、と思ったり。自分の勝手な想像で。もっと悲壮感に溢れたキャラかと思ってた。こんなふわっふわのキャラとは思ってなかった。
でも読み進めていくうちに魚住くんにのめりこんでいくわけで…前半はあまりBL臭も無く、どっちかっていうと魚住くんについて、って感じなのでおいしかったな。最近ガッツリよりちょっと匂うぐらいの方が好きになってきたもんで。
それでもやっぱりBL、久留米とのもどかしい関係とかもちゃんと書かれてて、かわいかったなあ。
脇役(って言っちゃだめかな)もいいなあ。マリさん最初ウワーって思ったけどなんだこのオカン…サリームも重要キャラだし。
何と言っても濱田さんです。濱田さんと魚住くんの絡みが一番好き…襲いかけたあたりから好きになった…濱田さんが魚住くんの世話焼いてるの微笑ましすぎてもう。保護者第二号のような濱田さんいい人超いい人。
単行本読んだの久々で、文が二段になってるのも久々だったなあ。結構読み応えあったと思う。良くも悪くも、わたしの中でBL=サラっと進んでサラっとやってサラっとハッピーエンド、なので、こんなに丁寧に描かれてるとは。じっくり恋をしてる感じがしていいな。
で、最後の章は予想以上の重さでびっくりした。魚住くんそういうタイプじゃないと思ってた。というか、こういう話題の本をしばらく読んでなかったので不意打ちだったというか。
面白い。面白いんだけど、ここまでの流れを全部断ち切って一刀両断するとしたら、すごい中二病だ!とも言い換えられるのかもしれない(笑)
いや、ここまで生と死を描かれてるとそういう枠じゃないのかな、でもこんなにコッテコテに不幸で完璧なキャラって初めて見たかもしんない…(笑)
だからこそ割り切って、貪り食うように読んだけど。
夏の子供ではじっくりじっくり愛を育むの…か…? -
Posted by ブクログ
攻め:原田仁
受け:乃木坂乙矢
先にCDを既聴していたので話の内容は既に知っていたのだけれど、CD化されていないエピソードの数々で二人の人となりや老執事の事などが補完された。
CDで出ていたのか記憶に無いのだけれど、年齢が攻めの原田の方が2歳も年下でビックリ。これはわざわざ年下設定にする理由はあったのかな?ちょっとそれが分からなかった。
原田が男子校だったのはCDにはあったけれど大学時代に同性と2年付き合っていたことはCDに無かったような。
庭に散歩するようになったり、その庭で原田が居眠りしているのを見掛けたり、そういうCDには抜けてるエピソードで二人の距離が縮まっていく過程が見えた感じ。
やっぱりCDだといろいろ削らないといけないのよね。
最後、二人が結ばれて、富益が起こしに来る朝まで2日間あって、その2日間はベッドの中にいたそうだけれど、その時のいちゃいちゃを読みたいなと思いました(笑)
実は絵師さんは私のちょっと苦手な方だったので最初どうなのかなと思っていたけど、これは大丈夫でした。ホッとしました。
余談だけれどこんな雰囲気の老執事、同じ作家さんで見た記憶があるような、無いような。
評価はちょっと甘いけれど3だと辛すぎるので4にしてみました。