榎田尤利のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
味覚障害の青年・魚住真澄は、学生時代の友人・久留米充のアパートに居候をしている。味覚を失ったのは、生きる意味を見失ったから?
インド人の血を引く隣人サリームに、久留米の元恋人のマリ。日常に潜む生と死、悲しみと喜びの物語。
手に取りやすい上製本になっていたので、購入。読まないともったいないという評判通り、ヒューマンドラマでした。
過度に悲しんだり、喜んだりするのではなくて、確かに現実ってこんな感じです。
悲しいままだと生きていけないから、魚住くんはああなってしまったのだなあとしみじみ納得。
魚住くん名前がぴったりだなあと思っていたのですが、あまりに水が澄み過ぎていると、魚って住めないんだったと -
Posted by ブクログ
大好きな人がMであることが発覚して自らSに目覚めるという話は多々あれど、優し過ぎる性格なのに、好きな人の為にSになろうとレッスンを受ける、という何とも可笑しなラブストーリー^_^
初めての純粋な恋の相手が、美し過ぎる四十男、それも筋金入りのM、というかなりのハードルの高さにあたふたと奮闘する栄田くんが可愛い(*´∀`*)宮も四十にしてその美しさ犯罪ですよ。
レッスンの様子もSMシーンはあるものの、コミカルだったりSMとは何であるか冷静に語られたりするので、エロエロしさはあまりありません。むしろ二人が愛を深めて行く様が微笑ましくもあります。挿絵が草間さかえさんなのも味があってイイですね。
最後二 -
Posted by ブクログ
なかなか読み応えあった!
後編ではもっとBLっぽくいちゃつくのかと思ったら逆だった。前編より真剣になってた。でもそっちの方がよかった。
なんていうか、こういう、長くて深く重い話は久々で、暫く余韻が残りそう…ここ最近、オチがあるようでないような、起承転結があるようなないような話ばっかり読んでたから。
余白が無いんだよな。良くも悪くも。登場人物たちは想像の余地がないぐらい設定があるし、話も基本的に隙間は無い。
それにしても…魚住くんほんと大人になったなあ…いや大人になったんじゃないのか…強くなったのか…
でも強くなってどんどん久留米から離れていくの読んでるのはちょっとつらかった。ずっと一緒に居れば