あらすじ
狂気という名の愛もある。愛しすぎて殺せない。残る道はひとつだけ……。美貌の探偵・市羅木真音(いちらぎまおん)の元に、義兄・連雀利彦から依頼が入った。『御遣(みつか)い様』と呼ばれる神と話す巫女・千厩(せんまや)乙葉が教主を務める『光の精霊会』について、調べてほしいというのだ。一方、真音を愛する殺人者・三条槇の魔の手は思いがけない方向から迫りつつあった。大切なものを守るため、苦悩する真音だが!?
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Posted by ブクログ
やっと真打登場で背景や槇の気持ちっていうのがはっきり分かったんだけれど、解決策が見当たらない。狂気なのは分かるけれど、何故他人を巻き込むのか?本当に一体何人殺したらいいんだろうというぐらい怖いストーリーですね。今回は娘の笑子も巻き込まれちゃうし、ドキドキしたんだけれど、笑子が槇につぶやいた台詞。皆同じ思いで真音を思っているのにどうしてこう、方向性が違ってくるんでしょうね。人の心の隙間を狙って殺人を犯させる槇。そんなに人の心が判るのならどうして!と言ってしまいたくなるんですけれど、本当に怖いですね
Posted by ブクログ
少女同士の描写が良かったなあ……
それにしても、大事なクライマックスシーンを伝聞調にして書き飛ばすの、いかがなものですかね。
二作目もそんな印象でしたわ。これから!と思ったら、終わる。
私は弟君がイチオシ。