あらすじ
他人の『夢』を見るという特殊能力を持つ美貌の探偵・市羅木真音(いちらぎまおん)。東京都新宿区大久保、雑居ビルの4階に、美貌の眠る探偵・市羅木真音が働く探偵事務所はある。社員は探偵とその異父弟・不破隆(ふわたかし)、それに探偵の14歳になる娘・笑子(えみこ)が中心という小さな事務所だ。そこを訪れた女子高生からの依頼――母親に人形扱いされている弟をなんとかしてほしい。それが悪夢の始まりだった!
...続きを読む感情タグBEST3
もっと早く読むべきだった!
凄く面白い!殺人犯と探偵の恋、とゆーには重く愛とゆーには歪みすぎてて。槇の逸脱具合が激しく読んでる方も掻き乱されるんですが、共感や理解は出来ないにしろ彼の真音に対する純度の高い愛情はどこまでも本物で悲しくもあります。殺人事件を軸にお話が進むので読み応えがあるとゆーより気分が落ちそうになるくらい色々とヘビーではあるんですが、不思議と嫌悪感が湧かない。読み終えて、見目良く頭脳明晰な槇のたった一つ手に入れたかった拠り所のためへ全てを投げ打った人生を、人を殺めて気を引くなど明らかに間違ってるし許されない行為であるにも拘らず、他に方法を知らなかった彼が何だか寂しく哀れに思えて涙が出ました。最後には真音が槇を半身だと切り離せないと魂のレベルで愛しているときちんと伝わってある意味で槇の心だけは救われた事が幸いでしょうか。これも一つのハピエンですよね、結末に満足したし感慨深いお話でした。あと水を差すよーですが、、エロさも安定の榎田クオリティです!(笑)。
Posted by ブクログ
ラブ&トラスト以来の榎田 尤利。
古本屋で見つけて、何気なしに読んでたら突如濡れ場が現れて驚いた。
あっそうかホワイトハートってそっちだったかー!!という(笑)。
ラノベ界(?)から遠ざかって久しいので忘れてたよ。
でも正直BLでなくても良い。
内容はとても面白いけど。皆仲良しだし。
普通のラノベ探偵もの、じゃ駄目だったのかなぁとちょっと思う。
そうするとちょっといかがわし過ぎるのかしらん?
でもラブ&トラストはそういう違和感なかったなぁ。
何がちがうんだろ?