榎田尤利のレビュー一覧

  • 犬ほど素敵な商売はない

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    ネタバレ

    タイトルからは意外な内容で面白かった。
    独占欲の強い男と愛に飢えた男の組み合わせはいいんじゃないかと。
    二人とも背が高くてビッグカップルだな、おおう…。
    ところどころに作者のフェティズムを感じた。

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    2012年06月14日
  • 夏の子供

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    なかなか読み応えあった!
    後編ではもっとBLっぽくいちゃつくのかと思ったら逆だった。前編より真剣になってた。でもそっちの方がよかった。
    なんていうか、こういう、長くて深く重い話は久々で、暫く余韻が残りそう…ここ最近、オチがあるようでないような、起承転結があるようなないような話ばっかり読んでたから。
    余白が無いんだよな。良くも悪くも。登場人物たちは想像の余地がないぐらい設定があるし、話も基本的に隙間は無い。
    それにしても…魚住くんほんと大人になったなあ…いや大人になったんじゃないのか…強くなったのか…
    でも強くなってどんどん久留米から離れていくの読んでるのはちょっとつらかった。ずっと一緒に居ればいいのにって。
    最後の三編ぐらいではぐーっとなったな。特に夏の子供。夏って何なんだろうな。何であんなノスタルジックなんだろうな。
    この話は生と死と不幸について深く?書かれてるけど、身近な人の死を体験したことのないわたしにはなかなか実感しにくいところもあった。
    あと、あまりに不幸が詰め込まれすぎててやり過ぎだろって思うこともあったなあ。自分には合わない部分も多々。
    でもそうか、こういうのか、そうかって納得することも多かった。
    魚住くんが幸せならそれでいい!いつかアメリカから帰ってきて、死ぬまで久留米と暮らすんだろ!そう思ってる!
    面白かった!

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    2012年06月13日
  • 寡黙な華

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    あまりにも違う二人。一度ねじれてしまった思いは、もう元には戻らないのだろうか…。切なくて胸に響く一冊です。( エロアリ★★★)

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    2012年06月12日
  • 夏の塩

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    BLと明記されているBL小説を読んだのはこれが初めてかな? でも挿絵も少ないし(見た目の)BLっぽさもあんまないし読みやすかったな。なんとなーく、BL小説はちょっと…と思ってるので…BLっぽいのは読み漁るくせに…
    勧められて読んだけど、あらすじを聞いて思い浮かべた魚住くん像とはだいぶ違って、最初の方はアレ、と思ったり。自分の勝手な想像で。もっと悲壮感に溢れたキャラかと思ってた。こんなふわっふわのキャラとは思ってなかった。
    でも読み進めていくうちに魚住くんにのめりこんでいくわけで…前半はあまりBL臭も無く、どっちかっていうと魚住くんについて、って感じなのでおいしかったな。最近ガッツリよりちょっと匂うぐらいの方が好きになってきたもんで。
    それでもやっぱりBL、久留米とのもどかしい関係とかもちゃんと書かれてて、かわいかったなあ。
    脇役(って言っちゃだめかな)もいいなあ。マリさん最初ウワーって思ったけどなんだこのオカン…サリームも重要キャラだし。
    何と言っても濱田さんです。濱田さんと魚住くんの絡みが一番好き…襲いかけたあたりから好きになった…濱田さんが魚住くんの世話焼いてるの微笑ましすぎてもう。保護者第二号のような濱田さんいい人超いい人。
    単行本読んだの久々で、文が二段になってるのも久々だったなあ。結構読み応えあったと思う。良くも悪くも、わたしの中でBL=サラっと進んでサラっとやってサラっとハッピーエンド、なので、こんなに丁寧に描かれてるとは。じっくり恋をしてる感じがしていいな。
    で、最後の章は予想以上の重さでびっくりした。魚住くんそういうタイプじゃないと思ってた。というか、こういう話題の本をしばらく読んでなかったので不意打ちだったというか。
    面白い。面白いんだけど、ここまでの流れを全部断ち切って一刀両断するとしたら、すごい中二病だ!とも言い換えられるのかもしれない(笑)
    いや、ここまで生と死を描かれてるとそういう枠じゃないのかな、でもこんなにコッテコテに不幸で完璧なキャラって初めて見たかもしんない…(笑)
    だからこそ割り切って、貪り食うように読んだけど。
    夏の子供ではじっくりじっくり愛を育むの…か…?

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    2012年06月06日
  • 犬ほど素敵な商売はない

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    ネタバレ

    榎田先生にかかるとペットものまでもが高尚な話になるんだなぁ、と手練手管に関心した一作。

    だんだんと従順になっていく受と同じように、読んでいるこちらもそのことが普通であるかのように思えてくる巧みな構成には舌を巻きます。

    躾けると言ってもそこまで(肉体的)痛さはなく、入りでは性的関係もないのが徹底して「ペットの犬」っぽさになっていました。
    エンドも後味が良かったです。

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    2012年06月05日
  • 恋とは呼べない(2)

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    一足先に恋を自覚した淳平。
    予想外に重い淳平の過去が明らかに。人間、綺麗な想いだけじゃ生きていけないよね…(´・ω・`)

    しかし、少しずつ前進しようとする淳平の前に障害(橘高)がぁっ!!
    橘高、嫌いじゃないけどお邪魔虫過ぎて腹立つ(`ε´)
    こじれたまま最終の3巻に突入なのね…私は半年待つのね…(泣)
    展開的に仕方ないけど、どうかこれ以上英が傷付きませんように。

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    2012年05月06日
  • 恋とは呼べない(1)

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    続きものと知っていたので2巻が出てもまだ我慢していたのに…
    ついに読んでしまった(´・ω・`)

    榎田さんの原作。町屋さんの作風がとってもお話に合っている。
    ゆっくりと丁寧に描かれる心の揺れ、表情に込められる想い、可愛すぎるやきのりちゃん(猫)…
    やきのり姫を嫁に出す下りから描きおろしは、涙無しには読めなかった(泣)

    人間の恋愛模様はとてもゆっくり進行中。
    しっかし武井は何て憎々しい…(怒)
    傷付く英の側に、淳平とやきのりちゃんが居てくれて良かった。

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    2012年05月06日
  • 執事の特権

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    攻め:原田仁
    受け:乃木坂乙矢


    先にCDを既聴していたので話の内容は既に知っていたのだけれど、CD化されていないエピソードの数々で二人の人となりや老執事の事などが補完された。

    CDで出ていたのか記憶に無いのだけれど、年齢が攻めの原田の方が2歳も年下でビックリ。これはわざわざ年下設定にする理由はあったのかな?ちょっとそれが分からなかった。


    原田が男子校だったのはCDにはあったけれど大学時代に同性と2年付き合っていたことはCDに無かったような。

    庭に散歩するようになったり、その庭で原田が居眠りしているのを見掛けたり、そういうCDには抜けてるエピソードで二人の距離が縮まっていく過程が見えた感じ。
    やっぱりCDだといろいろ削らないといけないのよね。

    最後、二人が結ばれて、富益が起こしに来る朝まで2日間あって、その2日間はベッドの中にいたそうだけれど、その時のいちゃいちゃを読みたいなと思いました(笑)



    実は絵師さんは私のちょっと苦手な方だったので最初どうなのかなと思っていたけど、これは大丈夫でした。ホッとしました。
    余談だけれどこんな雰囲気の老執事、同じ作家さんで見た記憶があるような、無いような。


    評価はちょっと甘いけれど3だと辛すぎるので4にしてみました。

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    2012年04月22日
  • 権力の花

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    もしも、反社会的な危険思想・テロ計画を取り締まる新破防法が制定されたなら…という架空設定がベースになった、社会派BL。政治の闇に正義を楯に果敢に挑む「思想検事」が主役です。いかにも榎田センセらしいなー、というストーリー。

    とは言っても、新破防法とか危険思想とか掘り下げては語られていないので、そんな世界なんだという認識だけでも話の大筋は理解できます。良くも悪くもほんのりBL向きで適当。
    主人公の楓はエリートでクールビューティーな思想検事。とても理性的で隙のない印象とはうらはらに、父親の傀儡となり有力者に体で接待させられ、持病に苦しむ毎日。けれど、けっして弱音を吐かない気丈さを持つ男前です。
    そんな楓が取り調べたのは、大学教授の陣内。彼は、取り調べの席で自分はゲイだとカミングアウトして楓に誘いをかけてくるようなふざけた男。
    楓は、影の大物であり自分を蹂躙する金森が危険視する柳原を追ううちに、不本意に陣内と協力するようになり、彼の持つ人間性に惹かれていきます。楓が陰なら陣内は眩しい陽の世界に生きている男。病気で苦しむ楓にさりげなく気遣いを見せる優しさが人柄を表しています。

    真相を追う中、陣内の全てを信じきるわけにはいかない事柄が、次々と楓の身に降りかかってきます。それでも、心の片隅で陣内を信じ、男としての矜持を忘れることなく、正義にこだわり真相を解明しようとする楓の姿が潔くすてきでした。
    好きでもない男に蹂躙されたり、輪○レイプされたり痛いシーンが度々あります。榎田作品には意外にもけっこうありますね。今回もびっくりするくらいガチで犯されています。ただ、被害者が大人の男なので、悲惨さというよりはプライド面での描写としての大きなヤマ場となっています。
    そして、そんな闇から楓を救い出すのが陣内です。ポンポンとテンポのいい陣内の軽めのセリフは鬱屈した空気を吹き飛ばしてくれる、いい役目を果たしていた気がします。
    ただ、エロ面ではそこが今ひとつムードに欠けるところだったような。せっかくの言葉攻めでしたが…

    頭の中まで取り締まって欲しくないな~と、真剣に思ってしまった…

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    2012年04月16日
  • きみがいなけりゃ息もできない

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    何このダメ過ぎる受け!
    そして何この完璧保護者の攻め!!(というかお母さん…)

    物凄い突き抜けたカップルでエライこと萌えました。
    あぁ…東海林の焼いた厚さ2センチのホットケーキが食べたい…

    しかし、初エッチになだれ込むシーンが心理的に性急な感じがして残念。
    (挿入までの準備はとても入念だったが)
    まぁ二木が幸せなら良いんだけどね…
    ↑
    東海林よりよっぽど天然タラシだと思う(笑)

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    2012年03月14日
  • 犬ほど素敵な商売はない

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    【あらすじより】
    悪い子だ。発情してしまったのか?自覚のあるろくでなし・三浦倖生は、うだるように暑い夏のある日、会員制のデートクラブ『Pet Lovers』から『犬』として、寡黙で美しい男・轡田の屋敷に派遣される。そこで倖生を待っていたのは厳格な主人・轡田の厳しい躾の日々だった。人でありながら犬扱いされることへの屈辱と羞恥。そして、身体の奥底に感じる正体不明の熱…。次第に深みにはまっていくふたりだったが!?究極のコンプレックス・ラブ。


    【感想】
    話が進むにつれ終盤に近づくにつれ「愛」が形になっていくんだけどこれがもうどっちもすごい。何度も読み返しそうな一冊です♪

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    2012年03月03日
  • 交渉人は黙らない

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    交渉人、という馴染みない職業が唐突に出てきますが、続きが気になるのもあってどんどん読み進めることができました。
    特に、冒頭のおじいさん視点で見た交渉の話がとても面白かったです。

    本文の説明からは兵頭のビジュアルイメージがどうも思い浮かばず(めちゃくちゃチンピラのようなイメージを持ってしまったけれど、それだと内容と合わない)イラストとセットで納得できました。

    個人的にはBL部分よりストーリー部分が好きでした。
    続きが気になる作品です。

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    2012年03月01日
  • 恋とは呼べない(2)

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    ヤング組メイン。勢い的にはトーンダウンが否めないのですが、それでも読めば読むほど味わいある作品です。
    英のやさしさにほだされた淳平がまっすぐでピュアで、かわいい。
    もちろん、やきのりの可愛さは説明の必要なしですね。やきのりがいなかったら、もっとどんよりしていますよね。

    今回は、橘高の軽井沢別荘での出来事がメインでした。4人が本格的に一緒に登場する場面です。アダルト組の話は適当?にしか描かれていないので、これは「愛とは言えない3」を絶対に読めということなんですね。大体のことはわかるようになっているけど、やっぱりマンガだけではアダルト組の心情やら細かいあれこれがわかりにくいですね。同時進行なので、これ小説とマンガを読むタイミングがなかなか微妙です。
    カレーの件は、小説読んだほうが理解しやすいと思います。ていうか、読んでたからわかった。

    で、こちらではその軽井沢で、淳平の恋人との事情が詳しく分かるようになっています。淳平とサガンは心の傷に共通点があるようですね。
    いよいよ接点も増えて、4人の想いが入り乱れてきましたよ。橘高と英の距離がものすごく近付いてるし、カレー作りがきっかけだったのか、過去が似てるからか、淳平とサガンがいつの間にか仲良しになってるし。そんな中、橘高に対する英の態度が、意外にしっかりしていて安心感があります。流されていません、今のところ。それでいてちゃんと優しさがある態度で橘高に接していて本当にいい人。
    なのに淳平はそこのところちょっと早とちりしていて、ほんっとにジレッタイ。まあ彼は若さゆえに短気なところがあって、それも微笑ましくはあるんだけど、もう少し熟慮するといいよと今回は本気で思いました。
    この先どうなっちゃうんでしょうか?
    何しろ淳平と英の間の誤解が早く解けることを願わずにはいられません。頼む。

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    2012年02月21日
  • 恋とは呼べない(2)

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    「悲しいこともあるかもしれないけどーーー それはちゃんと乗り越えられるから」

    居候・淳平×リーマン・英
    第二巻です。とっても気になるところで終わってしまいました。ノー!!
    小説版の主カップル二人とうまい具合に交錯しちゃってます。ありきたりだけど、もっていき方がお上手。にしても、淳平&英ペアは純なカップルですね!癒される~。
    最終巻ではうまく収まるのよね?小説版読めば分かってしまうと思うので、漫画の最終巻読むまでは手を出さないでおこっと。

    やきのりは安定の可愛さでしたハアハア。

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    2012年03月20日
  • 犬ほど素敵な商売はない

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    ネタバレ

    ペット派遣シリーズの1冊目(全4冊)。
    ペット派遣の依頼をした飼い主の攻めと,犬として派遣された受けの話。
    最後の間際まで,ペット調教の話で進行し,エロなし。
    最後は,王道で,人間として恋愛関係になり,ハッピーエンド。
    引き込まれる。
    なかなか傑作。
    作家買いだったが,買って良かった。

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    2012年01月31日
  • 優しいSの育て方

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    SMモノではあるけれど、ピュアな恋がメインなので痛さはなく甘さがたっぷり。性☆癖のS、Mというより、SとMのメンタル的な関係性がきちんと書かれていてすごく納得でした。受攻双方の心情の動きが丁寧に描写されているので物語に入り込んで読んでました。繊細で心優しい大型ワンコ栄田の純粋な愛情は、痛みによる快楽だけでなく精神と肉体の両方が満たされる幸福な悦びで宮をいっぱいにするんだと思います。王もとても素敵なSだったのでスピンオフが是非読みたい!その時にでも、優しいSに成長した栄田も出てきてくれたらいいな♪

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    2011年12月21日
  • ワークデイズ

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    割りとアッサリくっつきシリーズだったかな~これが1番楽しくて好きだった。タイの様子が観光気分で面白かったし、王子沢の相手はどうするのか気になってたからスッとしたw 力まない王子沢にハァハァできたww これまでの前振りが効果出てた。

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    2011年12月17日
  • レイニー・シーズン

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    先が楽しみになってきた。伊万里と吾妻だけの話しじゃない方が多いし登場人物が面白くて。だけど吾妻がいい奴で。自分の弱さも人の弱さも、足掻きながら消化していくような…愛されキャラを描くとこに作家さん独特の味があって好き。河川敷さん最強w 王子沢は作家さんの思惑を超えて接近しちゃったのかなw可笑しいww

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    2011年12月17日
  • 優しいSの育て方

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    SMもの、というほど濃ゆい作品ではない。
    はっきりいってコミカル。
    で、とにかく攻めがカワイイ。
    図体はデカいんだけど性格が可愛らしすぎる。
    しきりにウケの先生のことを可愛いと攻めの学生は言うが
    アンタの方が可愛いよ。

    脇役の王飛も素敵すぎ。
    悪キャラは悪キャラらしい扱いでありきたりではあったけれど
    最後まで面白く、かつ楽しく読めたのは
    攻めキャラが可愛らしすぎたから。

    筋は予想通りではあっても、こういう展開も話も好きなので
    私は面白く読めた。
    攻め学生の赤くなったり青くなったり純情一途だったりが
    大変好ましかった。
    若干設定苦しいのかも?とか思ってしまうような
    (言い訳めいたというか、説明臭いというか)展開は否めないが
    それでも楽しく読めた。

    挿絵、草間さかえさん。
    雑な雰囲気であるのに、色っぽい絵を描く人だと毎度思う。
    今回もしかり。好きです。

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    2011年12月09日
  • 優しいSの育て方

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    交渉人シリーズが一区切りついたところでの新作はSMがテーマ!どうしてそれ?というチョイスが悪戯っぽくて、それにまんまと踊らされた読者です。
    蓋を開けたらシリアスでもダークでもなく、シニカルで味のあるラブコメSMでした。

    変態というのは、見た目じゃわからないし、地位も名誉もある立派な君子だって実はそうかもしれないし。
    大学生の栄田が一目惚れしたのは、「殿下」と呼ばれている40歳クール美人の准教授宮。イニシャルでSの栄田とMの宮で、後々の関係性が暗に仄めかされています。
    で、この話の面白さが何かというと、大抵のSM話だったら「Mに躾けてやる!」が定番なのに、こちらはヘタレで純情でマトモな大学生の栄田が先生好きすぎるあまり、Sとして育成してもらうという、意表をついた変化球が飛んでくるところです。
    栄田は20歳にして初めての恋なので、とにかく必死。手の届かない存在の宮と、どうにかして恋人同士になりたいので、いきなり異次元のアブノーマルな世界に飛び込んでしまいます。宮の助教の王飛がS指南役で、のっけから3人の世界。まだファーストキスも経験していない栄田にはどう考えてもハードルが高そうです。でも不憫ではあるけど、あまりにも彼が無知すぎて、なんだか惚けたいい雰囲気があります。宮の裏表のあるギャップ感に煽られる感じもあるけど、栄田のピュアな気持が幅を占めているんで、ドキドキ感の方が強いんです。
    指南役の王と宮が、昼ご飯を食べながら栄田の噂話したり、エロ話をするシーンがすごく受けました。素で話しているコイバナとか、やりとりが絶妙で笑いました。キスにメイクラブという、恋について肝心なところがうっかり抜けている残念な宮が逆に可愛かった。

    草間さかえセンセのイラストもかなりポイント高いです。話の雰囲気としっかりかみ合っていて、イメージしやすかった。受が40でも美形という設定はイラストから違和感なく入り込めます。

    宮の過去や、栄田と鶴見の関係とか、ちょっと興醒めしたけど、気になったのはそこくらいです。エロ成分も甘いのから濃いのまでいろいろあって、サービス精神満点です。最後のラブラブHシーンが甘くてステキでした。栄田のナチュラルSなわんこ攻めに萌え。

    深刻じゃなく、笑って気楽にSMメソッドを楽しめます。

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    2011年12月01日