【感想・ネタバレ】海とヘビースモーカーのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2022年03月29日

海辺の街という設定だけでなんかエモいんだ。
どの物語も前向きな終わりかたで且つ彼らの「その後」を想像させてくれる余地がある。
「海と王子様」が眩しい。海のきらめきとそこで踊る天使みたいなアンリのキラキラ。冴えない苦労人なオジサンをスポットライトが照らすその瞬間。ある意味シンデレラストーリー。 そんな...続きを読むオジサンがアンリに光を灯す。その後の小説も良かったし、もっと続きを見てみたくなる。

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Posted by ブクログ 2021年02月18日

海にまつわるお話を集めた1冊。
表題作がとてもすきで、読むたびに泣いてしまう。

たぶんわたしは、榎田先生の死生観がすきなんだと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年10月23日

3cpの話。繋がりはないけど、タイトル通りどれも海のある町が舞台。

癌を告知された男が別れて亡くなった男との記憶を辿る「海とヘビースモーカー」、故障したバレエダンサーと冴えないバツイチのおっさんとの「海と王子様」、故郷に戻りたくない男の過去との決別と幼なじみとの愛「蜜柑の海」

なわこ先生の作画が...続きを読む素敵でした!バレエダンサーの跳躍とか綺麗。筋肉フェチにはたまらないショットもありました(^q^)原作の榎田先生のショート小説あり。王子可愛い~♪

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Posted by ブクログ 2014年05月06日

「泣けるBL」に収録されていた表題に、
・蜜柑の海
・開幕のベルが鳴る前に
に榎田尤利さんの小説が収録。

ヒリヒリと痛いけど、せつなくて甘い
話が好きな(まあ榎田さん好きな方と
同義なのだけど)方にはおすすめ。

峰島なわこさんの絵や漫画もとても素敵だった

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Posted by ブクログ 2014年02月03日

2014/01/27
【好き】短編は美しい。 表題作、二人が別れてから20年。癌を宣告された畠(はた)が死んだ和久井の過去と現在を振り返りあの時認められなかった気持ちを受け入れる。 和久井視点のSSと併せると悲恋だけに泣けるが畠の幸せを願わずにはいられない。 他→『海と王子様』怪我で自殺しようとした...続きを読むバレエダンサーと不幸体質な冴えないお人好しバツイチリーマン。 まだ始まっていない二人の続きが気になる。 『蜜柑の海 前中後編』この話が一番長かったのでまとまってた。 幼なじみ:晃司×継巳。 イトコの存在は許せないが、彼が居たからこその二人かもしれないと思うと複雑だな…。 遠恋でもこの二人なら幸せになれる気がするのが救い。

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Posted by ブクログ 2013年12月05日

原作者の榎田先生も、作画の峰島先生も好きなので購入しました。

内容は
表題作の二人
サラリーマンとバレエダンサー
幼馴染の二人
の3作品。
全部が海に関わるようなお話です。
榎田先生、峰島先生ともに描き下ろしページつき。
個人的には2作目がとてもツボでした。
悲恋かと思いきやそんなことないので、楽...続きを読むしめると思います。

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Posted by ブクログ 2013年12月04日

めっちゃよかった。どの話も好き。海とヘビースモーカーは泣けるBLで読んでたけどやっぱ泣ける。海と王子様のその後のぞの後が読みたい!蜜柑の海前編だけ読んだことあった。続き読めてよかった!

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Posted by ブクログ 2013年11月26日

とても良かったです。
大半が読んだことある作品でしたので、割愛しながら読みました。

が、ヘビースモーカーは何度読んでも涙が滲みます。
王子様は初見でしたので、とても良かったです。王子が素敵です。ヘタレだけど。かっこいい(笑)
蜜柑は雑誌で読んでて、少し痛かったので今回は飛ばしてしまいました。また時...続きを読む間が経ったら読みたいです。

後日のショートストーリーもとても素敵でした。

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購入済み

切なかったー

2024年04月03日

絵の雰囲気と内容がめっちゃ合っててよかったです。どのお話も切なくて、胸がギューってなりました。やっぱり短編だと、もっと見たいーって思っちゃいますね。

#泣ける #切ない

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Posted by ブクログ 2015年10月09日

綾ちゃんからお借りしました。

リブレのシトロンコミックスです。

榎田尤利原作、峰島さん漫画です。

表題作「海とヘビースモーカー」
かつて恋人同士だった、肺がんが見つかった畠と、癌で死んでしまった和久井、そしてその娘ちゃん(?)とのお話。
アンソロジー・泣けるBL収録の作品です。
和久井の娘は...続きを読む実は死んだ和久井自身の分身で、ファンタジーっちゃそうなんだけど、なんていうか、こう…ホロっと涙の出るような、凄く素敵なお話です。
和久井目線の榎田さんの小説(泣けるBL初回ペーパー)も収録。

「海と王子様」
故障を抱えたバレエダンサー・アンリと地味で冴えないお人好しサラリーマン・田畑のお話。
お互いが自分の人生に思うところがありながらも、それを少しずつ変えてゆく、恋愛ものとしてももちろんのこと、未来に対する希望も見えるようなお話。
思わず笑顔になるような素敵なハッピーエンド。
アンリ視点の 榎田さんの小説も収録。

「蜜柑の海」
田舎の幼馴染、晃司と継巳(つぐみ)のお話。
継巳は過去に従兄に犯されたトラウマから、蜜柑農家のおじいちゃん子でありながらも逃げるように上京する。
ある日、蜜柑の品評会のために晃司が東京を訪れる。
晃司帰郷の日、継巳の大好きだったおじいちゃんの訃報を聞き、8年ぶりに故郷へ。
トラウマ作った従兄もぶっ倒して、晃司ともくっついて幸せに。
一番長いお話で、3編に分かれています。
描き下ろしもこのお話。

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Posted by ブクログ 2014年08月02日

榎田尤利が峰島なわことのコラボのために書き下ろした“海”シリーズが遂にコミックス化。
海がある町を舞台としたドラマティック長編作品、甘く苦く心に染みいる全3編。描き下ろし有り。

重病を告知された男が再会するかつての最愛の恋人とは…「海とヘビースモーカー」
新進気鋭バレエダンサーと冴えないバツ...続きを読むイチ男のキセキの出会い「海と王子様」
故郷に戻りたくても戻れない男を救う幼なじみの10年愛「蜜柑の海」

榎田尤利ショート小説「海とヘビースモーカー」と「海と王子様」の後日譚を収録。

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Posted by ブクログ 2020年03月10日

▼あらすじ
榎田尤利が峰島なわことのコラボのために書き下ろした“海”シリーズが遂にコミックス化。
海がある町を舞台としたドラマティック長編作品、甘く苦く心に染みいる全3編。描き下ろし有り。

重病を告知された男が再会するかつての最愛の恋人とは…「海とヘビースモーカー」
新進気鋭バレエダンサーと冴えな...続きを読むいバツイチ男のキセキの出会い「海と王子様」
故郷に戻りたくても戻れない男を救う幼なじみの10年愛「蜜柑の海」

榎田尤利ショート小説「海とヘビースモーカー」と「海と王子様」の後日譚を収録。

***

"泣けるBL"という事なので死ネタと切な過ぎる話が苦手な私でも果たして大丈夫だろうかとおっかなびっくりしながら読みましたが何て事はなく、最後まで楽しく読めました。

表題作の「海とヘビースモーカー」は多分、収録されているお話の中では一番切ないテイストのお話かと思いますがラストの展開は温かな感情がじんわりと胸に広がって、「良いお話だったな…」と切ないけど気持ちの良い余韻に浸る事が出来る内容だと思います。

でも個人的に一番良かったと思ったのは「海と王子」というお話で、傷付いた王子様(バレエダンサー)と何処にでも居そうな普通の冴えないおじさんというアンバランスな関係が非常においしかったのと、田端さんの素朴さな可愛さにやられました。
それに田端さんが声を荒げて自分の生い立ちを語るシーンはかなり胸に来るものがあって…凄く人間的なにおいのする作品だなぁと感じました。
でもとにかくこのお話が読めただけでも買って良かったなぁ…と思えるぐらい全体に渡って田端さんが可愛いので、オッサン受けが好きな方には是非読んでいただきたいです(笑)

そしてこの本の中で一番ページ数が多いのは「蜜柑と海」というお話ですが、此方は多分、三つのお話の中では一番シリアスだと思います。
表題作が切ない系ならこっちはシリアス系です。
なので途中、ちょっと胸が痛むシーンがありますがそれでも最後はハッピーエンドだし、途中で胸が痛んだ分、かなりスカッ!とするようなシーンも最後の方にあるのでご安心を(笑)

どのお話も短編ですが短編だという事を忘れるぐらい一つ一つのお話が良く作り込まれていて、飽きて目が滑るという事もなく楽しく読み終わる事が出来ました。
ふとした瞬間にもう一度手に取って最初から読み直したくなるようなそんな凪いだ海のような優しい印象を持った作品だと思います。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年06月04日

表題作だけはアンソロで読んでいました。
これが唯一、「泣けるBL」で泣けるような内容だったような。
どの話もじんわり来るお話で、大体BLで短編集は尺の所為か物足りない事が多いのですがこれはそんな事なかったです。
どれもしっかり描かれていて、読み応えありました。

私は矢張り、怖くないオカルトが好きな...続きを読むので、表題作がお気に入りです。

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Posted by ブクログ 2013年11月28日

表題作は、「泣けるBL」の榎田尤利センセ原作の作品。読んだ時落ち込んだのを思い出しました。いかにも榎田センセらしい主題のせいか、萌えないし重いし。初読では、他の作品と束になって泣く事を催促されたような脅迫観念にビビりました。でも、こうして「海」にまつわるオムニバス作品になった形になって改めてじっくり...続きを読む読むことができて、印象がかなり変わりました。
泣けるBL初回限定の榎田センセ書き下ろしペーパーの話が収録されているので、和久井の心情もきちんとつかみ取ることができます。

「海と王子様」は、人生大逆転のイイ話。人に何と言われようと、マジメにこつこつ我慢の人生を歩んできたさえないバツイチ男の前に現れたのは、海で自殺しようとしていたキラッキラの「王子様」w
前途洋々で挫折知らずだったダンサー王子は、ケガをして踊れなくなったことで自棄になり入水自殺を試みたのですが、おじさんに「僕の人生と入れ替われ」と怒られて目が覚めます。
人生何が起こるかわからない!
いろいろスッキリ爽快な気分にさせられます。
こちらも榎田センセによる胸キュンな後日談ショートが収録されています。

「蜜柑の海」は、幼馴染み同士の話。方言がいい味出しています。上京する理由が親との不仲だけじゃなかったのが切ないです。
無口な晃司がとても頼もしくて、すてきでした。蜜柑が郷愁と恋心、そしておじいちゃんの思い出の象徴として、とても大切な役割を果たしています。
思わずホロリとさせられちゃいました。
描き下ろしの後日談、晃司の言葉にまた胸がいっぱいになってしまいました。やられた。

特典SSペーパーは、榎田センセの「蜜柑の海」番外編。
離れ離れに暮らしていても、しっかりラブラブな二人です。

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Posted by ブクログ 2024年02月18日

⭐︎3.0

榎田先生とのコラボ短編集。
表題作みたいな片方が亡くなった状態からの話ってのは辛すぎるんだよね。でも良かった。
他の作品もそれぞれ重みがある。榎田先生のストーリーは、それぞれ重めの背景を持つキャラが軽いタッチの文面で書かれていて、悲愴感を感じさせにくいけれど、絵になると少し悲壮感が増す...続きを読むなぁ。でも、全体的に峰島先生の絵で優しい雰囲気が漂ってていいバランスだった。
電子シーモア 白抜き

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Posted by ブクログ 2015年04月02日

センチメンタルな気持ちになってしまった。
死んでしまった人が悲しい。

悲しいけど、いつか死んでしまうんだ、みんな。

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Posted by ブクログ 2013年12月17日

わりと面白かった。表題より、蜜柑畑の話しがよかったなー。途中つらい展開でしたけど、最後がよかったなーと。まあでも全体的にさらっとしてるイメージですけど(*´・д・`)

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ネタバレ購入済み

優しい雰囲気でした

2019年10月05日

榎田先生の小説が好きで購入しました。私にはこの作品は萌えポイントが少な過ぎました…。ヘビースモーカーの話では酷い振り方をした受けが亡くなって攻めが手を合わせにいくのですが、受けは結婚してて子供もいてっていう設定がまず心の狭い腐女子の私にはマイナスでした。冴えない46才のおじさんとスランプの美しいバレ...続きを読むエダンサーの話では、どこでスイッチが入ったかよく分からんかったし、従兄弟にレイプされて家を出た不憫な青年とみかん農家イケメンの話でも長年執着するほどの思いがどこに?と分かりにくかった。可哀想が好き、エッチしたいほどに好きとなる過程がよく分からなかったです。私の感性が鈍いのかもしれません。私が46才の実際のおじさんの残念さを身近に知っているからこそ、それを凌駕する魅力を描いてもらいたかった。榎田先生の作品は小説で読みます。

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