あらすじ
榎田尤利が峰島なわことのコラボのために書き下ろした“海”シリーズが遂にコミックス化。海がある町を舞台としたドラマティック長編作品、甘く苦く心に染みいる全3編。重病を告知された男が再会するかつての最愛の恋人とは…「海とヘビースモーカー」、新進気鋭バレエダンサーと冴えないバツイチ男のキセキの出会い「海と王子様」、故郷に戻りたくても戻れない男を救う幼なじみの10年愛「蜜柑の海」、榎田尤利ショート小説「海とヘビースモーカー」と「海と王子様」の後日譚&コミックス描き下ろしもすべて収録。
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Posted by ブクログ
3cpの話。繋がりはないけど、タイトル通りどれも海のある町が舞台。
癌を告知された男が別れて亡くなった男との記憶を辿る「海とヘビースモーカー」、故障したバレエダンサーと冴えないバツイチのおっさんとの「海と王子様」、故郷に戻りたくない男の過去との決別と幼なじみとの愛「蜜柑の海」
なわこ先生の作画が素敵でした!バレエダンサーの跳躍とか綺麗。筋肉フェチにはたまらないショットもありました(^q^)原作の榎田先生のショート小説あり。王子可愛い~♪
Posted by ブクログ
表題作だけはアンソロで読んでいました。
これが唯一、「泣けるBL」で泣けるような内容だったような。
どの話もじんわり来るお話で、大体BLで短編集は尺の所為か物足りない事が多いのですがこれはそんな事なかったです。
どれもしっかり描かれていて、読み応えありました。
私は矢張り、怖くないオカルトが好きなので、表題作がお気に入りです。
優しい雰囲気でした
榎田先生の小説が好きで購入しました。私にはこの作品は萌えポイントが少な過ぎました…。ヘビースモーカーの話では酷い振り方をした受けが亡くなって攻めが手を合わせにいくのですが、受けは結婚してて子供もいてっていう設定がまず心の狭い腐女子の私にはマイナスでした。冴えない46才のおじさんとスランプの美しいバレエダンサーの話では、どこでスイッチが入ったかよく分からんかったし、従兄弟にレイプされて家を出た不憫な青年とみかん農家イケメンの話でも長年執着するほどの思いがどこに?と分かりにくかった。可哀想が好き、エッチしたいほどに好きとなる過程がよく分からなかったです。私の感性が鈍いのかもしれません。私が46才の実際のおじさんの残念さを身近に知っているからこそ、それを凌駕する魅力を描いてもらいたかった。榎田先生の作品は小説で読みます。