垣谷美雨のレビュー一覧
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誰もが一度は考えたことがありそうな人生やり直し。3人のタイプの異なる女性を主人公に、それぞれのやり直し生活が綴られる物語。
やっぱり無い物ねだりなんだな、とか、隣の芝は青く見えるのだな、とかありきたりな結論にはなるけど、それが真理なのかも知れないとも思わされる。やり直しても未経験の道を上手く歩める保証は無いし、結局今の人生が一番自然な落とし所なのかも、と少し前向きな気持ちになりました。
女主人公だけに、女性蔑視の考え方がかなり問題提起されています。男から見ても結構イライラ。まだまだ道半ばなのかもしれませんが、こういった考え方が公然と非難できるようになった現代はそれなりに進歩しているなとも -
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ネタバレ『老後の資金がありません』に続いて、垣谷美雨さんの本2冊目を読んだ。
身近な話題だからか、相変わらず読みやすかった。
この本を読み始めた時は、正直親婚活って過保護なんじゃないかと思っていた。どうして結婚する本人が婚活をしないで親にやらせるのかと。でも、親同士の価値観を合わせることも将来の結婚生活には割と重要なことなのかもしれないと読み終えて思った。そこの価値観があっていれば、あとは本人同士に委ねればいいだけなので。親同士の関係性が最悪なよりは、良好であった方がいいに決まっている。
ただ個人的には、親婚活に参加する息子、娘というのは、つまりは自立できていない人なんだという印象を持ってしまうので -
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元気だった義母が突然亡くなり、遺品整理をする事になった望登子(もとこ)。
70代後半の義母はエレベーターのない団地の4階にある3DKの部屋に住んでいた。義父もだいぶ前に亡くなり一人暮らしだったし、整理整頓が得意な人だったから大丈夫かと思ったけど、そんな事はなく。。。
大量に仕舞い込まれてる服、ハンカチ、お菓子の箱、義父のスーツ、食器類。
自宅から1時間半もかけて通って片付けるのに何ヶ月かかるだろう。エレベーターもない4階から全てのゴミを運び出せるのか?
それに比べて望登子の母は、きっちりと終活して亡くなったので何も遺っていなくて寂しいくらい。
頭の痛くなる問題だけど、ほっこり終 -
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audibleで。今までのマリエさんと違う!マリエさんが面白い。これまでの作品では、聴診器を持つ先生を叱ってばかり、、、みたいなイメージがあったけど、今回は自分も自ら聴診器を、、!
女子刑務所の受刑者の物語が、それぞれハッピーな感じにたどり着くストーリーも良いのだけれど、私自身は、とにかくマリエさんの違う一面がみれてよかった。ラストで受刑者から届いた手紙を香織先生と取り合いするのも、ハンサム先生にぽ〜とするのも、作るごはんがおいしいのも、マリエさんの人の良さが出ていた。香織先生とのチームは破天荒で、重いテーマなのに沈まず読めて良かった。 -
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audibleで。今回、心の声を聞くことのできる聴診器を渡されたのは、新しく赴任してきた黒田摩周湖。摩周湖は、自分の考えに自信を持てないで、言い淀み、誤解を生むタイプ。考えは間違ってないのに、うまく伝えられない。親に捨てられて児童養護施設育ちの桜子と、産まれたばかりの子を捨てたことのある代議士の妻貴子が同じ治験薬で癌が寛解し、気持ちを奮い立たせたて新しい人生を進み始めるストーリー。
摩周湖の活躍(聴診器を使った)よりも、貴子と桜子の、死ぬ気になれば、なんでもやれる!的な人生の大逆転ストーリーが痛快。
社会的問題点も言及されていて、考えさせられる部分もあった。