垣谷美雨のレビュー一覧

  • 七十歳死亡法案、可決

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    タイトルが衝撃的で思わず買ってしまいました。
    小説だからこその設定でその時に人は何を考えるか、興味深く読みました。
    ラストはやや予定調和的な気もしましたが、ここまで振り切った世界を体験できて楽しかったです。
    タイトルは残酷な意味ではなく、
    「老後の心配をしなくていい世界」
    への誘導として秀逸だと感じました。

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    2025年12月14日
  • もう別れてもいいですか

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    タイトル通り、30年以上も夫との抑圧された生活を続けてきた妻が離婚を決意するまでの話。内容がとてもリアル。
    1冊を通して、女性の立場から夫への不満と怒り、そして男尊女卑について、これでもか❗️これでもか❗️というくらい書かれていて、あっぱれな感じでした。途中で気持ち悪くなったが、最後が気になり読んでしまう。それだけ虐げられた女の怒りが強いんだろう。土地柄や年代もあるが、私にも根底には同じものが潜んでいると感じる。結婚って夫婦って難しい。次の世代には、こんなことは引き継いではいけないな。
    だけど男の言い分もあるんだよ。

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    2025年12月11日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    急に亡くなった義母の遺品整理、めっちゃ身につまされる!
    うちも公団に住んでいる(エレベーターはあります!)ので、その時が来たら夫と一緒にやらなくちゃならないんだろうな…これは家に持っていくって言われて大喧嘩するんだろうな…と思いながら読みました。

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    2025年12月07日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    ☆3.5
    ちょうど、子供のことで心配になっていたことがあったので読んでみました。
    この登場人物の娘とは 全く違う性格なので 参考にはならなかったけどなかなか面白かった。
    「親婚活」なるものがあるということも初めて知りました。
    若かった頃、今がこうなってるなんて想像もしていなかったし 時代はずいぶん変わってしまうものだから あんまり先のことばかり考えてもなぁ…とは思いますが…
    いつもたどり着くのは、やっぱり本人が決めるのが1番いいということかな!

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    2025年12月05日
  • 夫のカノジョ

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    垣谷美雨さんの作品初読みです!
    2025年初作家、54人目です。

    ブク友さんに読んでる方が多くって読んでみたいと思っていました。

    あと、ドラマ化や映画化されているもの多いですしね。
    こちらの作品もドラマ化されてるらしいけど、観た事はないです。

    なんとなく作風みたいなのがわかりながら読みましたが、ものすごく読みやすかったです。

    入れ替わりもの結構好きです!
    今年では『君の顔では泣けない』も良かったです。

    読みやすかったし、面白かったけど、⭐︎3つなのは2人の女性が自分には共感できないタイプだったからかな。

    内面さらけ出せば、みんな嫌なところありますよね^^;

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    2025年12月05日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    親婚活??なんで親が??と思いながらも、何事も人生の勉強なんだなと思った。

    結婚ってなんだろう。
    時代によって、形や結婚までの過程も大きく変わっていて、その時代を大きく反映しているような気がした。

    結局は当人同士の気持ちなのかな。

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    2025年12月02日
  • 老後の資金がありません

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    クレジット会社の事務職で働く後藤篤子には建設会社で働く57歳の夫・章あきらと結婚を控えた雑貨店で働く28歳の娘さやか、大学4年生の息子勇人はやとがいる。1200万円の預金はあるが、夫の両親への仕送りが月9万円、娘の結婚式や新婚旅行、新居の資金で500万円かかり、さらには篤子と章は仕事をクビになってしまう。舅の死により夫の妹である櫻堂志々子しじこに葬式代と墓代はだせと言われ、400万円ほどかかった。ママ友の神田サツキに節約術を聞きながらお金の相談をしていく。
    篤子はコンビニでバイトを始めるが夫は無職で、義母芳子への仕送りしなくてすむように姑と同居することになる。姑からは夫の軍人恩給で月4万はいるから月6万の年金は使っていいと渡される。サツキから義母が1ヶ月行方不明で役所から年金詐欺を疑われないよう芳子に義母のふりをしてほしいと頼まれる。芳子は10万くれるならやるといい、ミッションは成功する。サツキから今度はおじいさんに成りすましてほしいと言われ実行するが、成りすまし相手が県議会議員をやっていてネットに写真ものっていると知り100万円のお金は受け取らずに逃げ帰る。しばらくして志々子が芳子をうちで引き取りたいといいに来て、夫も嫌いだった元職場のスタッフにあいにいって仕事を得た。サツキの義母はその後見つかったが誤嚥性肺炎をこじらせ亡くなってしまう。葬儀の後、サツキは奄美へ帰ることになり、篤子はフラワーアレンジメント教室仲間の美乃留(夫が別の女性をはらませ離婚)と奄美女子旅行を想定する。
    【感想】
    120万円の祭壇や50万円もする檜の棺など、なんでこんなにお金がかかるの?というような思いを篤子が代弁してくれてるので共感しながら読めた。金銭感覚が合った家族やパートナーだったらスムーズに事がすすむのに違うからいざこざが起こる。本当にお金が絡むと人間は恐ろしい。
    後半いきなり年金受給詐欺の話が出てきたり、さやかを控えめな女性として書いて夫にパワハラを受けているのではないかという話で引っ張ってたのに実は鬼嫁だったという展開になったり、その辺りの話を広げる必要はなかったのではと思ってしまった。

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    2025年11月30日
  • ニュータウンは黄昏れて

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    家を買うことに対してこんなこともあるのかとためになった…最後は少しすっきりしない感じだったけど話が面白かった

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    2025年11月28日
  • いまだ悪戦苦闘中

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    垣谷美雨さんの小説はたくさん読んでいるけど、エッセイは初めて。
    小説から受けた印象で、勝手にチャキチャキした切れ味のあるタイプの方かと思っていたけど、私が思っていたよりもいい意味で普通の方だった。
    (想像してたイメージがおかしかった説)
    歳を重ねていく中でのお悩みや、社会に対しての疑問などをストレートに書かれていて、垣谷さんの人柄が伝わってきた。
    内容がバラエティに飛んでいたのも、飽きることなく読めたので良かった。

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    2025年11月28日
  • いまだ悪戦苦闘中

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    売れっ子作家、垣谷美雨さんのエッセイ第二弾
    ご本人は目立たぬように生きていると書きつつも、けっこう歯に衣着せぬ感じで本音をずばずば書いてもいる。その矛盾がおもしろい。これを読んで、周囲の反応はどうなのかな、と少し心配になる部分もあるけれど(笑)、自分をねじ曲げて生きていくのはしんどいもんね。これからも本音を聞かせてもらいたいと思う。

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    2025年11月26日
  • いまだ悪戦苦闘中

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    小説を何冊か読んでいますが 読みやすく面白いので好きな作家さん。
    エッセイは初読み。
    エッセイはその作家さんがどんな考えを持った方なのか その 人となり がわかりますね

    後半はなんだか 愚痴っぽい感じがしましたが 面白かったです。

    あとがきの お土産の話が良かったですね
    お土産やプレゼントをあげたいと思う人の存在。本当にそう思います

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    2025年11月25日
  • いまだ悪戦苦闘中

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    星3.5

    読みやすい。
    私が感じただけなのだが、前のエッセイ集『行きつ戻りつ死ぬまで思案中』よりも、著者が決めつけるような書き方は少なくなった気がした。
    前著を読んだ後は、なんだかムカムカしたが、今回はそれほどでもなかった(単に書き方に私が慣れただけかも)。共感できるところもいろいろあった。

    しかし、この著者は、男性について、最初から敵対心を持っているように感じる。日本は世界的に見ても男女の格差が大きいらしいので、著者の感じ方の方が正しいのかもしれないが。また、それだからこそ、今まで出していたような小説を書けるのだろう。
    私は著者のエッセイよりも小説の方が好み。

    追記:この本を読んだ直後、近所の公共施設主催のバス旅行に行った。その講座は、最近まで長年『女性学級』と言うような名称だったが、最近名称が変わり男女問わず参加できるようになったらしい(その旨どこにも記載されていない)。
    今回の旅行に男性が一人参加されていたが、ある人がその人に「男性でも参加する人いるんだ」と言ったところ、周りが爆笑した。ちなみに女性たちはほぼ七十代以上? 隣の人(八十代?)に私が「男性でもこの講座に入れることもっと周知しないと」というと、隣の女性は「男性は集団行動できないから」と言われ、私はちょっと驚いたのだった。
    今回のエッセイのことで、年代による考え方が違うことを感じたのでした。


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    2025年11月19日
  • 代理母、はじめました

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     なかなかな内容でした。
    2040年の日本が舞台。自動運転や店舗の無人運営が可能となり無職の人が増えてしまう。さらに、大きな地震や富士山噴火によって荒れ果ててしまう。

     そんななか、主人公のユキは義父に騙されて代理母を引き受けてしまう。16歳、未婚、恋愛すらした事ないのに。逃げなければ何度も代理母をさせられてしまうってとこから始まります。

     不妊治療、代理出産、結婚、未来の日本について考えるきっかけとなりました。

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    2025年11月17日
  • 結婚相手は抽選で

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    見合いがないと結婚できない人達の話なので、イライラはする。でも、みんな悪い人じゃない。

    母親と娘の関係が気になった。母親も自分の生活を楽しんでいないと、娘に依存する事になって負担になる…聞いたことある話やな〜と。

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    2025年11月09日
  • 四十歳、未婚出産

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    40歳のキャリアウーマンなら、既婚独身に関わらず1度は、悩むことではないでしょうか、出産育児にはやっぱり期限がないようである。
     男性と違って、やり甲斐のある仕事を手放しでまで、今休むと中々戻れない現実。
     産休、育児休暇や時短が取れるとしても周りのホローがなければ、バリバリ仕事することは難しい。
     結婚はしたくないけど、子供は欲しいとよく聞くけれども、育児はそんなに容易くはないです。
     自分の時間が無くなる覚悟が必要です。エピローグにあるように身近な助けがある事が必要です。

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    2025年11月05日
  • いまだ悪戦苦闘中

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    普通の感覚を持つ人が物事にややネガティブな感想を綴るエッセイ。

    おかしな感性の持ち主の岸本佐知子や朝井リョウのキレのあるエッセイとは違う。普通のおばさんの考えることは分からない人には読む意味があるだろう、分かる人には意味がないだろう。

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    2025年11月04日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    婚活の辛さが垣間見える本。本書は未婚の子を持つ親たちが本人の代理で婚活をする親婚活を題材とする物語。親婚活なので通常の婚活とは趣向が違うかもしれないが、それでもその大変さが身に染みた。相手から断られると家族や我が子の全人格が否定されたように感じるとか。また、男尊女卑としか言いようの無い、息子を持つ親からの嫁への期待に怒りを感じた。要望には「正社員希望」と書きながらも「家事・育児・介護はお嫁さんに任せたい」などなど、虫が良すぎて話にならない。未だそれを飲み込まないといけない世の中なのだろうか。

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    2025年11月04日
  • もう別れてもいいですか

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    58歳女性給食センターのパートをしている。娘2人はすでに成人して自立。1人は結婚している。夫が嫌いで仕方がない。同級生の夫の訃報にも羨ましいと感じるくらいである。いなかったらどれだけいいだろう。やがて離婚を考えるようになるが何をしたらいいかまったくわからない。離婚歴のある友達に財産をもらわないといけといとアドバイスされ、弁護士に相談、最終的には家を渡して現金と離婚を勝ち取る。離婚するのって大変なんだなぁという一冊。

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    2025年10月31日
  • 希望病棟

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    シリーズ2作目。桜子と貴子が母娘なんでしょ?と先読みして読み進めていたけど、母娘じゃないし、貴子の貧困支援や姑の変化にビックリしたし、聴診器の出処と思われる人物も予想外だった!

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    2025年10月28日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    いや〜疲れた。もう読んでいて疲れた疲れた。
    母親のチカちゃんが1世代上の親の感覚に首を傾げる場面がたくさんあるのだけど、私からみるとチカちゃんの感覚も古く感じる。
    結婚って時代の感覚との追いかけっこなのかもね。

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    2025年10月28日