垣谷美雨のレビュー一覧

  • 姑の遺品整理は、迷惑です

    Posted by ブクログ

    断捨離って響きを聞くとウキウキして、終わったら新しい自分と生活に生まれ変わる気がする。が、いざやり始めるとなかなか捨てるかどうかの判断がつかなかったり、捨てるくらいならメルカリに…?とか考えだして進まず自己嫌悪に陥ることに。遺品整理は自分で判断しきれない処分基準やら思い出やらでさらに大変そう。最後の方は姑の素敵な人間性が見えてきてよかった。

    0
    2026年07月20日
  • もう別れてもいいですか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大どんでん返しは最後までなかったけど、1人の女性の葛藤が詳細が描かれていて、最後はハッピーエンドでスッキリした。

    0
    2026年07月20日
  • 絶縁病棟

    Posted by ブクログ


    悪縁は怖い。
    特に最後の、「思いやり家族」の夫と姑舅のおぞましさはゾッとして鳥肌がたつほどだ。

    血縁関係が合っても無くても、
    縁を綺麗に断ち切るということはとても難しいし、多大なエネルギーが必要。

    人間関係は、お互いに相手を大切に思い尊重しないと続けることは出来ない。

    この不思議な聴診器の病棟シリーズはもう4作目とのこと。
    今回も楽しめました。^^



    0
    2026年07月19日
  • 老後の資金がありません

    Posted by ブクログ

    有名な作品ですが、初めて読みました。

    面白かった…けど、ところどころに違和感。
    1番は、長女の豹変ぶり。
    え、なんで?
    なんでそうなったの?
    人って意外とそんな風に変わるものよと言われればそれまでかもしれませんが。

    頼りなく見えっ張りな夫には終始イラついてしまいました。

    何百万もある預金がみるみる減る様子は、ホラー級ですが、我が両親を見ていても実際起こっていたので、マネーリテラシーが低いって怖い…と改めて思いますね。


    0
    2026年07月19日
  • 夫のカノジョ

    Posted by ブクログ

    泥沼劇かと思いきや、全てが美談で帰結するハッピーエンドで描かれた喜劇。
    割と序盤から伏線を感じながら想定通りの着地。
    饒舌な記述でキャラクターの個性を生かして日頃の悩みや問題を解決していくドラマとしての面白さはありつつも深みは無かった印象。

    0
    2026年07月15日
  • あなたのゼイ肉、落とします

    Posted by ブクログ

    『あなたの人生、片づけます』に登場した片づけコンサル大庭十萬里の妹・小萬里が今度はダイエットコンサルとして活躍。

    魔法のようなダイエット法ではなく、正しい知識や食事、運動、そして「心のゼイ肉」を落とすことの大切さを描く。年齢や環境を言い訳にせず、自分に甘くなりすぎていないかと改めて考えさせられた。登場人物たちの気持ちが少しずつ"痩せモード"へ切り替わっていく様子が気持ちよく、私も今日から一つでもできることを始めようと普段適当に済ます昼食にサラダを追加した。

    0
    2026年07月13日
  • 老後の資金がありません

    Posted by ブクログ

    原田ひ香と柿谷美雨、両方お金に関する小説を得意としているのだが、原田ひ香の小説は読んでいてもイライラしないのだが柿谷美雨の小説は読んでいると時々とてもイライラする。なぜなんだろうと考えたときに、登場人物たちが見栄っ張りで卑屈な奴が多いからだなと思った。
    原田ひ香の書く登場人物はお金に困っていていても卑屈さがないのだ。そこが読んでていてストレスを感じないのだ。
    柿谷美雨の書く登場人物たちは、見栄があり卑屈でもあり、はっきり言って聡明でもない。すごくリアルな人間臭さがあって読んでていてイライラする。どうしてそういう行動に出るのか、どうしてそんな考え方しかできないのか、イライラするのだ。

    この小説でも、主人公の篤子にもその夫にもイライラしっぱなしだった。おばさんとおじさんのダメっぷりを書くのがうまいなぁと思った。
    お金がないことで生じる視野の狭さ、性格の悪さ、卑屈さが余す所なく書かれていた。
    自分だけがお金がなく余裕がないと思いがちだけど、他人には他人の悩みがあり、それは時として自分より深刻なものなのかもしれない。
    それはお金だけじゃなくて、健康だったり、人間関係だったりにも共通しているのかも。

    お金を使うこと、お金を貯めること、家族で話し合うこと、友達と分かち合うことの難しさと喜びをよく噛み締めて読み終えた。

    0
    2026年07月13日
  • 夫のカノジョ

    Posted by ブクログ

    かなり序盤で落ちが見えちゃって、あらすじで期待していた分そこはちょっと残念。でもその上で、女性同士の入れ替わりってパターンは読むのが初めてだったから、面白かった。
    自分が入れ替わったらどうなるだろう、もし私の体に誰かが入ったら?
    自分が変われば今いる環境も何か変わるかもしれないという期待と、それは好きな自分か、自分の好きはそこにあるか、見つめ直して、今の環境を飛び出す勇気を持ってもいいという考えと、両方を見せてくれる包容力で、いい読後感だった。

    0
    2026年07月09日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

    Posted by ブクログ

    最初は姑の残した大量のモノに苛立っていた主人公が、片付けをしながら姑や自分の母に思いを馳せたり、人との関わりを見直していくストーリー。
モノに執着がなく、現在遺品整理をしてても全くウェットな感情が湧かない私のようなタイプでも面白いと思えました。
遺品整理をきっかけに自分の物も処分し始めるのはやっぱりあるあるなんだな〜

    0
    2026年07月08日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    相手にはそれほど多くは望んでいないつもりでも、毎日会社に行くとか、暴力を振るわないとか、自分の親だけでなく相手の親にも敬意を払うとか、、そのくらいのことが高望みになったりすることもある。いい感じの人に会えたら人生ラッキーだよね!

    0
    2026年07月08日
  • 夫のカノジョ

    Posted by ブクログ

    夫の浮気を疑った妻と相手の女性が入れ替わる話。
    性格や環境が違う二人が入れ替わることで、お互いの困ったことが解決されている様子は面白かった。
    ドラマとか映画になっても面白そう。

    0
    2026年07月07日
  • 四十歳、未婚出産

    Posted by ブクログ

    40歳目前で予期せぬ妊娠に直面する女性の葛藤を描いた物語です。
    彼女が直面する職場の偏見や家族の反応、現代社会の問題を浮き彫りにしています。
    主人公の強さと周囲の支えがリアルに描かれていて、今の時代の強い女性の象徴だと思いました。
    一方で、終盤の展開がやや都合よく感じられ、現実味が薄れた感はありました。
    それでも、今の時代を生きる女性の立場を、男性としても考えさせられる一冊でした。

    0
    2026年07月03日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

    Posted by ブクログ

    なぜか母に勧められたので読んでみたら、予想外に面白かった!家ってモノも人生も詰まってるなー。人生を見つめ直すとは家を片付けることなのかも。

    0
    2026年07月02日
  • あなたの人生、片づけます

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    オーディブルにて。 物を捨てられない人々の心に踏み込む4編の短編集。特に思い出の品や大量の買い溜めを溜め込むエピソードには深く共感しつつ、実母が亡くなった際の家の片付けの苦労が蘇った。私も子どもに同じ負担を残さないためにも、日々片付けをしてコンパクトに暮らさなくては・・・。 片付け屋の十萬里さんは決して優しくはないが、登場人物の心の澱までスッキリ片付けていく姿が爽快だ。聴きながら思わず私も片付けを始めてしまった。掃除のお供にぴったりの一冊だと思う。

    0
    2026年07月02日
  • 夫のカノジョ

    Posted by ブクログ

    オーディブルにて。
    ありがちな入れ替わりのお話。
    垣谷さんの爽快な書き口で楽しく読めるが、他の著作に比べたら普通かな。夫がただの良い人じゃなくて、ちょっと腹黒さが混ざっているところが良い。

    0
    2026年06月27日
  • 後悔病棟

    Posted by ブクログ

    好みの問題なのだと思うのですが、聴診器で人の心の声が聞こえる、過去をやり直す擬似体験ができる、、
    という設定は好きだったのですが、登場人物のかけあいとか、各物語の主人公となる患者さんの事情が、私にはハマりませんでした。

    ただ、ちとせさんの話は好きでした笑

    0
    2026年06月25日
  • もう別れてもいいですか

    Posted by ブクログ

    58歳の女性が離婚にたどり着くまでの物語。
    この夫がひどすぎてなかなか踏ん切りのつかない主人公にイライラしたり、今どきこんな男や男尊女卑の地域あるの?いつの話?と思ったが2019年に連載された作品だった。
    それでも新しい人生を選択した終盤は読んでる方も清々した気持ちになった。拍手!

    0
    2026年06月24日
  • リセット <新装版>

    Posted by ブクログ

    最初はよくあるタイムスリップものかと思ったが、物語の視点は容赦なく徹底的にリアルだ。

    作中に溢れる「男尊女卑」や「家父長制」といった古い価値観の押し付けには、本当に重苦しい気持ちになる。「夫婦に子供二人、それを支える専業主婦」という、政府が考えた標準世帯モデルが当然とされていた時代の空気感は、今となっては希少価値である。しかし、それが当時の厳然たる常識であり、いまだに旧態依然としている部分が残っているのも事実だ。

    40代の目でもう一度10代を生き直し、違う人生を歩んでみる3人。しかし、どの選択肢を選んでも大した幸せは待っておらず、思い通りにはいかないという冷酷な現実を知ることになる。この「人生そう簡単にはいかない」というプロセスが、とても深く切ない。

    前に読んだ『夫のカノジョ』が「相手の身になる」話だったとすれば、今作は「過去に戻って自分を見直す」物語だ。
    「どの環境(カード)を選ぶか」ではなく、「選んだ場所でどんな覚悟を持って生きるか」へと、3人の意識は少しずつ変わっていく。

    理不尽さや現実の厳しさがたっぷり描かれる分、結末が少し綺麗にまとまりすぎている点には物足りなさや不満も残る。とはいえ、タイムスリップものというジャンルの性質上、こうした「お約束」の着地になるのは仕方のないことなのかもしれない。
    と、『夫のカノジョ』でも、そんな感想を書いた気がする。

    0
    2026年06月23日
  • 後悔病棟

    Posted by ブクログ

    少し古い本ですが、シリーズ3作目を先に読んでしまって面白かったので1作目を読みました。
    聴診器から患者の気持ちが読めて、患者は過去へ戻って後悔した人生をやり直す、と言う話。
    やり直して戻って来て今までの後悔がなくなったり、その後の人生がかわったり、とみなさんさまざまでしたが、最後にルミ子先生が、自分達母娘を捨てた父親に会って父親の内面を覗いて欲しかったなぁ、、、と思って不完全燃焼だった。何故捨てるような羽目になったか、やり直したらどうなってたか。あぁ、知りたい...。

    0
    2026年06月20日
  • いまだ悪戦苦闘中

    Posted by ブクログ

    垣谷さんが日常で憤ったり心に残った出来事を記しているのですが、同世代ですので、昭和の男性の無意識の男尊女卑(あれは死ぬまで治らないのだろうなと思っています)と老化を感じる部分には共感しまくりでした。そして、老化に向き合うポイントが満載です。「生活者としての知恵を総動員し、老齢バージョンにアップデートすべく試行錯誤」絶対必要だと思いました。

    0
    2026年06月17日