垣谷美雨のレビュー一覧

  • マンダラチャート

    Posted by ブクログ

    60代の主婦が、大谷選手を真似てマンダラチャートを書いてみたら、タイムスリップして中学生に戻ってしまう。
    ここまでの前情報で読み始めたら、出だしから想像以上に面白い!一人じゃなくて、かつての憧れの人・天ヶ瀬と一緒で、さらに天ヶ瀬のキャラもナイス。
    セクハラなんて言葉も個人情報保護なんてものもあったもんじゃない昭和の時代で、生きにくさがハッキリと分かるよね。スマホもSNSもない時代に、それはおかしい!と声を上げて世の中を変えていく手段もない。
    理不尽なことは、どの時代でも、男性でも女性でも、起こる。理不尽かどうか人によって受け止め方も違うから、本当に一人一人が生き方をしっかり考えて生きていくのが

    0
    2026年06月07日
  • 老後の資金がありません

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    お金の話をこの人が書いてくれるとすごく面白い。自分も節約してお金を貯めなきゃ、という気分になります。

    それにしてもこの主人公である女の人の子供、娘がひどい。頭は悪い、大学をやっと出た様子、結婚すると思ったら披露宴、新婚旅行、新居諸々で500万円親に出させる。母親に向かってダサいと言う。なんて調子に乗った娘なんだろう。馬鹿で愚鈍だった子がこんなに変わって、と親もびっくりしていたようです。悪く変わりましたね。旦那に暴力を振るわれているのではと母親が長いこと疑うことになるのですが、実際は逆で娘が旦那に暴力を振るっていた。なぁんだ、みたいな感じに終わっていますがそれだってDVですからね

    0
    2026年06月04日
  • もう別れてもいいですか

    Posted by ブクログ

    私は男性ですが、非常に引き込まれました。
    いずれの性であっても、夫婦でも、職場でも、誰か死ぬまで耐える、居なくなるまで耐える なんて本当にナンセンス。他者から評価なんていらない。

    0
    2026年06月04日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

    Posted by ブクログ

    面白かったー!最近小難しい本読むこと多かったけど、こういう現代の肩の凝らないものも楽しいなぁ。すごく身につまされる話だけど、そこは垣谷さん、とても軽やかでほのぼのして楽しかった。都会の希薄な人間関係に慣れた主婦が義母の遺品整理に直面して困惑するも家族や友人や隣人と付き合いを深めていく中で故人を偲んだり自分の生活や生き方を見直したり一歩踏み出したりしていく様子に元気をもらえた。独り言も会話もテンポ良く、自分の周囲にもありがちな雰囲気に思わず笑っちゃうし、人間観察や描写が上手い。次は墓じまいを読もう。

    0
    2026年05月29日
  • 空き家と移住

    Posted by ブクログ

    田舎の嫌なところとか、
    不愉快になりそうなラインを
    ぎりぎり超えないように
    きれいに整えて物語にしている感じ。
    うまい文章だと思う。

    0
    2026年05月27日
  • 絶縁病棟

    Posted by ブクログ

    病棟シリーズの中で1番、面白く読めた。
    確かに体調が悪いのに、自覚症状もあるのに、検査をすると異常のない患者たち。心の声を聴ける聴診器で聴いてみると…。
    他人や家族を優先し、自分に優しくできないことは想像以上に体調を蝕む。バツ3のサバサバ系女医が、患者を救おうと親身になって考えてくれる。私もこの聴診器使って診てもらって、先生のアドバイスが欲しいかも!

    0
    2026年05月26日
  • 懲役病棟

    Posted by ブクログ

    病棟シリーズ第3弾。今回の主人公は、過去2作品の主人公ルミ子と摩周湖の先輩医師太田香織。そして、今までのシリーズにも出ていた看護師の松坂マリ江。
    舞台は、女性が収容されている刑務所。香織は、暴走族あがりで一念発起して医師になったが、暴走族の時に仲間内に金を巻き上げられたりして、そんな奴らが刑務所に入っているだろうと、端からきめつけていた。
    しかし、診察をして見ると囚人の女たちは、夫に暴力を受け、子供にも暴力をふるう夫を殺害したり、妻帯者の男にだまされ覚醒剤にはまり、風俗店で働き金を巻き上げられる女などが多く、生きるためにやむなく犯罪を犯してしまった普通の人がほとんど。考えを改めた香織。
    マリ江

    0
    2026年05月26日
  • マンダラチャート

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    価値観のどんでん返しを食らった!
     読む前は、世の中、女尊男卑との認識であったが、まだまだ根強く女の立場が弱い、そういった場面を強く感じさせる作品であった。流し台の高さしかり、就職の難しさなど枚挙に暇がない。
     最初は、女性の更年期を疑ったが、そんな生温小説ではなく、男性であれば女性に対する価値観を改めるよう洗礼を浴びると思う。

    0
    2026年05月24日
  • 老後の資金がありません

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    映画とはかなり内容が違うおかげで、二重に楽しむことができました。
    これはハウツーではないが、自国で生きないといけない我々は決して目を逸らしてはいけない問題がてんこ盛り。何歳になってもどうなるかわからない怖さ、年金じゃ暮らしていけない老後の心寂しさ、家族間のトラブル。苦しい思いや既視感、苛立ちを感じながらもすごく面白かった。

    篤子さんに苛立ちを感じた人はたくさんいるんじゃないかとおもう。自分はそんなことないと言いつつ、真性の見栄っ張り。
    印象強いのはやはり、しっかり者の勇人より、人間性も難ありの社会不適合者であるさやかに対してだろう。(家の食料を持って行くシーンも非常識で信じられませんでしたね

    0
    2026年05月22日
  • 墓じまいラプソディ

    Posted by ブクログ

    それぞれの視点からのストーリーと
    現代の墓事情、家族事情が描かれている

    勉強にもなるし
    今すぐどうする事も出来ない事もあるけれど
    未来永劫
    諸行無常
    これに尽きるかなぁ〜

    0
    2026年05月22日
  • 後悔病棟

    Posted by ブクログ

    後悔がテーマとは珍しい…なかなか沁みますね。私は日頃、大小問わず後悔のベテラン。
    後悔の雨嵐の生活からどうにかしたいと常に考えているので、本書は読んでよかったなと思います。
    今後ジワジワ後悔と向き合って、良い感じに咀嚼して消化できたらいいな。

    「回診中でしたか、すみません」
    「先生、まだなにか」
    小刻みに引用されるセリフも結構ハマりました

    自分の選択を間違いないと言い切れるほど強くないし、気にしないというほど鈍感でもない。
    でも大丈夫、だからあなたはあなたなんですよ。
    毎度解説者の言葉がぐっとくる。

    0
    2026年05月20日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    俗に言う、結婚適齢期の子親を持ち、結婚相手の見つからない子供がいる親なら、親婚活の話、身に詰まされる思いで読んでしまうよね(笑)
    友美ちゃん、結婚相手が見つかってよかった。
    「イタリア語の勉強してる」ってハッタリ?からの《バイヤー姐さん》との出会いで、もう、結婚はしないのか?と、思っちゃったから。
    それと、千賀子の友達のモリコの娘、里奈さんの結婚から離婚話。
    里奈さんのお父さんの葛藤、あったよね〜と思う。
    この手の話、世間にはあるあるだから。
    あー、こんな話、あるよね〜の、垣谷美雨さんの作品が好き。
    さて、次は何を読みましょうか。

    0
    2026年05月18日
  • 絶縁病棟

    Posted by ブクログ

    人間関係の恐ろしさが、上手く組み込まれた展開に、これまでより引き込まれた。こんな聴診器があれば、人手に渡ることは無さそうだが、所持するキャラが変わるところが、上手く作用している。

    0
    2026年05月17日
  • 希望病棟

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回は、前作「後悔病棟」の続編という感じで、主人公は早坂ルミ子から黒田摩周湖へバトンタッチされた感じ。摩周湖も、病院中庭にて聴診器を拾う。実は、ルミ子が仕組んだものでした。摩周湖は、ある末期癌患者2人を担当する
    。1人は高校生の桜子、もう1人は国会議員の妻貴子。
    2人は、治験で試した薬が劇的に効き、退院するまでに回復する。
    桜子はみなし子で、施設で生活していたが、高校を卒業したら、施設をでなければならない。
    そのため、当初就職のため工業系高校に行こうとしていたが、学力が高いためまわりの大人たちにトップ校に行くよう勧められる。しかし、それは施設職員のたんなるエゴに過ぎず、桜子の将来を考えてのこと

    0
    2026年05月16日
  • 墓じまいラプソディ

    Posted by ブクログ

    母との話の中で、我が家もこの墓じまいラプソティと似たようなことが起きている。私自身も確かに、、と思うことも多く、今40代後半、親が70代でまだ考えがしっかりしているときにこういう家族の会話をたくさんしておくことが大事かなと思う

    垣谷さんの本には人間の性、見栄、欲、価値観、色々な視点を見れるので一冊に色々な思いを感じられる。

    0
    2026年05月14日
  • あなたのゼイ肉、落とします

    Posted by ブクログ

    垣谷美雨さんの作品にはまり、これで7冊目。相変わらず読みやすくすぐ読破。姉妹作のあなたの人生、片づけますも今から楽しみ♪

    0
    2026年05月11日
  • 空き家と移住

    Posted by ブクログ

    物語の舞台が馴染みのある土地だったこともあり、風景を鮮明にイメージしながら楽しめました。特に家賃や住宅事情の描写は、今まさに自分たち家族が直面している課題とも重なり、他人事とは思えない切実さを持って迫ってきます。
    また、ヒロインの恋愛事情については、「きっぱり決断してほしい!」と願う反面、現実の人間関係はそう簡単に白黒つけられないもの……というもどかしさにも深く共感しました。きれい事だけではない、割り切れない感情の揺れが丁寧に描かれています。
    田舎特有の濃密な人間関係や、プライバシーに踏み込まれる怖さもしっかり描かれており、思わず身震いする場面も。決して大袈裟ではなく、「実際にあるかもしれない

    0
    2026年05月09日
  • 墓じまいラプソディ

    Posted by ブクログ



    個人的に すごく共感しました!
    墓問題や夫婦別姓...
    いろんな問題があってやっぱり
    世代によって受け止め方も全然違う。

    お墓の話はすごく納得しました。
    こう言う考え方ができる住職って
    本当に素敵だなぁと思いました。

    結婚も本人同士が1番大事。
    お墓がどうとか別姓がどうとか...
    今までの価値観で物事考えるのは
    よくないなーと改めて思いました。

    垣谷美雨さんの本
    もっと読みたくなりました笑

    0
    2026年05月04日
  • 墓じまいラプソディ

    Posted by ブクログ

    墓のことはあんまり考えたことなかったけど、遠くて大変だなと思う。同じ墓に入りたくないというのも想像できる。世間の考えとかもいろいろ変わるし、もっと自由に自分を大切にしたら良いんだなと思えてよかった

    0
    2026年05月03日
  • マンダラチャート

    Posted by ブクログ

    安定の垣谷さん!
    そうそう、と一つ一つ頷きながら読みました。
    同世代なので共感ばかり。
    あー4年制大学に行ってたらなぁ〜と思うこともあるけど、そうだ就職が大変だった!と思い出したり、クリスマスケーキに喩えられる結婚適齢期、お茶くみやコピー取りが主な仕事だった時代。
    じゃあ今の時代が生きやすいかと考えるとそうでもないと思ってしまう…
    結局、自分が選んできた道を正解とするしかないんだなぁ〜と改めて思いました。

    0
    2026年05月01日