垣谷美雨のレビュー一覧

  • マンダラチャート

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    昔は当たり前だったことが今ではおかしいと言われることが多々ある。自分の軸をしっかり持って、世間の当たり前を疑う必要があるなと感じた。
    また、人や社会を変えることは難しいが、自分を変えることはできるのではないかと思えた。
    天ヶ瀬が「一生のうちでわくわくした回数が多い人間が勝ち組」と言ったあとの、主人公のセリフ「穏やかで落ち着いた暮らしが好きな人も多いじゃん」から、やはり自分が幸せかどうかを決めるのは自分の軸が必要だとあらためて感じた。

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    2025年01月04日
  • 四十歳、未婚出産

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    40歳目前での思わぬ妊娠にまつわるお話。
    頭の堅い上司や世間体、キャリアなど妊婦でなくても誰しも1回くらいは頭を悩ませるであろう事柄に自分なりに考えて周りに助けられながら進んでいく。この本に出会えて心が軽くなりました。

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    2025年01月03日
  • 農ガール、農ライフ

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    主人公は、派遣社員で派遣切りにあってしまい……。

    そんな時期に、長く一緒に暮らしていた同居人(彼氏みたいな感じ?)から他の人と結婚するから、家を出て欲しいみたいな事を言われ。

    八方塞がりだった主人公が、たまたまテレビで見た農業やっている女性を見て、自分もそれを目指す!という話。

    簡単に決断してしまったものの、実行するには色々と難関があり。

    主人公は無事に農家になれるのか?という話です。

    色々な生き方の人が出てきて面白かったです。(キャラクターがすごい)

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    2024年12月30日
  • マンダラチャート

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    主人公の雅美と同年代の読者としては、彼女の置かれた状況に共感して読んだ。

    63歳から中学2年の自分にタイムスリップしてしまう。
    この設定に期待して読み始めたが、予想以上に面白い小説だった。
    人生を繰り返すのだから失敗は回避できるはずなのに、偏差値の高い大学卒だからというバイアスに遮られる就職活動には、男女差への根深さを実感させられた。
    様々ありながらも雅美の最後の台詞は、様々な葛藤に苛まれた雅美に新たな道を歩む力強さを感じ大満足な結末だった。

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    2024年12月22日
  • あなたのゼイ肉、落とします

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    オーディブルで聞きました。
    ダイエットをすすめる話なのかなぁ…とデブな私はライブラリーに入れっぱでなかなか聞けてなかったんですが、コレは早くに聞いとけば良かった!!
    聞いてて吹き出してしまう箇所があり、外じゃなくて良かったと思いました。
    そうだよな。年を取って思う。贅肉が付いてるのは身体じゃ無いんだよ。
    さすが垣谷先生。この本好きです。

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    2024年12月16日
  • あきらめません!

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    育児と仕事を定年までやり遂げだ郁子は、ゆったりした老後生活を求め夫の田舎である栗里市へ移住。ふと迷い込んだ場所は市議会議場。そこでは若い女性議員へ向けられる酷いセクハラヤジと、それを面白がる老人議員達。憤りを感じた郁子に、「封建的」「家父長制」「男社会」に立ち向かう市議会議員となることを勧める声が。

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    2024年12月16日
  • あきらめません!

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    垣谷美雨さんにハマってるので読んでみた本。
    市議会議員ってなにしてるの?どうやったらなれるの?ぐらいのレベルでも登場人物に感情移入して楽しめました。
    田舎あるある、男女の違いあるあるがいっぱいあって、都会から田舎に引っ越してきた自分と重なるところもあったりして元気がでた。

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    2024年12月15日
  • あなたのゼイ肉、落とします

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    すき。心のダイエットとは?って思って読んでみたけど、確かにちょっとだけでも歩いてみるか!って思えてきて最近散歩が趣味になりました。
    垣谷美雨さんの本元気がもらえるから色々読んでみてます。

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    2024年12月15日
  • リセット <新装版>

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    面白い。一気に読みました。
    ひょんなことからタイムスリップして自分の念願通りに生き直す…。
    自分を取り巻く(新たな)現実に悩み苦悩する描写が細かく表現されていますので、SF感は全くありません。それどころかむしろ現実的です。
    そして主人公たちの三者三様。自分は男ですが、それぞれに共感できる部分があり、飽きずに読み進められました。

    最後には自分の悩みに対しても少し前向きになれる、そんなお話でした。

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    2024年12月15日
  • もう別れてもいいですか

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    結局、結婚ってなんだろう?男と女って?なんでおんなじ人間なのに役割が存在するの?と改めて考えさせられる本でした。
    でも、主人公が離婚について自分と向き合いながら強くなっていく姿に凄く勇気をもらいました。
    他人の目なんかクソ喰らえ、人生楽しんだもん勝ち、自分の幸せは自分で決める、私もそんな芯のある大人になりたい。

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    2024年12月13日
  • もう別れてもいいですか

    匿名

    購入済み

    心が救われました。数年前の自分の事が書いてある!
    本当に共感する事が多過ぎて驚きと安心感でいっぱいです。女が集まれば夫への愚痴だらけだけれど、ここまで深くは誰も話さないので、本当の所はどうなんだろう?と、思っていたました。子供に対してヒステリックに怒っていたのを何十年たっても後悔してる。涙が出そうになりました。
    離婚や結婚生活にここまで切り込んだ作品を読む事ができて嬉しかったです。

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    2024年12月06日
  • マンダラチャート

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    今の自分にとっても共感できる内容。
    令和の時代でも、まだまだ男性社会だと感じる事が多く、結婚をして子供を産んで育てる事が女性の生き方だとされていて、アラフォーの自分はヒシヒシとその視線を感じる。
    昭和ど真ん中で生きてきた母親はまさに亭主関白な父親に嫌気がさして離婚したいと言いつつお金がなくて生きていけないと嘆いている。
    そんな風に後悔する人生なら離婚して再スタートしたらいいのにと思うが、ただただ愚痴を言うばかりの母親にイライラする日々。
    自分は結婚して家事と子育てで終わる人生は嫌だから、結婚しないと思っているがなんだかたまらなく孤独を感じる瞬間もある。
    あー、一度きりの人生難しい。

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    2024年12月04日
  • 子育てはもう卒業します

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    40代女性におすすめの本を探していて見つけました。読書初心者ですが、登場人物に自分と重ね合わせたり、自分自身の子育ての大変だったときのことを振り返ったりしながら最後まで楽しく読むことができました。
    これからの人生の生き方を考えるきっかけになったし、やる気をもらえました。

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    2024年12月04日
  • リセット <新装版>

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    めちゃめちゃおもしろかった!
    最高!!
    47歳の知子、薫、晴美の3人が高校時代にタイムスリップして人生をやり直すことになる物語。
    どんな人生を選んでも結局悩みも苦労もあるけれども、自分の工夫次第でいくらでもいい方にも変えていけること、はたまた自分の努力ではどうにもならないことがあるよなぁって妙に納得。
    3人が今の精神年齢で高校生に戻って気づくこともたくさんあって、その時代背景や親の苦労・男尊女卑が今よりも色濃く残っていたこと、私も高校生に戻ったら当時は気にもとめなかった気づきが多々あるんだろうな。おもしろそうだなーとも思った!

    "高校生って親が思う程は子供ではないかもしれないけれど

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    2024年12月01日
  • もう別れてもいいですか

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    自分だったかもしれない主人公を書かせたら、垣谷氏の右に出る作家はいないと思っている。
    「誰の稼ぎで…」と言う男は、恋愛も結婚もしなければいい。給料全額独りで好きに使えばいい。プロ以外の女性に関わるなと言いたい。
    スッキリしたいい終わり方だった。

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    2024年11月30日
  • 農ガール、農ライフ

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    おもしろい。人の温かさ、言葉いろんなことが心に染みた。一人で生きて行く術の農業、苦労も現実的に描かれていて、じわじわ軌道に乗っていく様子、他の人の幸せの掴み方、いろいろ共感できるしいい話だった。これから人生どうしようかな〜と考える時期になった自分にとってすごくほっこり前向きになれる本だった。

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    2024年11月23日
  • もう別れてもいいですか

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    最高すぎる。
    澄子は20年後の私だ。

    オットは、私が毎日なにに苛立ち
    何に怒っているのか
    知る由もないままあと20年過ごすんだろう。

    ここに全部書いてある。

    共働きなのに
    お前が好きなだけ残業して
    好きなように飲みにいけるのは、
    私が夕方の家事育児を担当しているからだ。
    朝ゆっくり寝て、ぼんやりソファに座ってられるのは
    早起きな子供の相手や世話を
    全部わたしが引き受けているからだ。
    それに感謝もせず当たり前のように振る舞うオットよ。

    勝手にせわしなく動いて、
    自分のことを犠牲にしているわたしを馬鹿にして、
    総合職正社員なのに時短勤務をすることで
    給与が低くならざるを得ない
    私のことを馬

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    2024年11月20日
  • もう別れてもいいですか

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    還暦目前主婦、モラハラ夫との離婚を決意!でも先立つものがない…。
    揺らぐ心の描写が丁寧で、日本の社会問題にも切り込む名著。

    私たちの親世代ぐらいの女性のお話。
    封建的な田舎に暮らすと、人間関係が面倒で噂なんて秒で広まる。
    家に居ればモラハラ夫が目の前のリモコンすら自分に取りに行かせる。
    想像しただけで息ができなくなってゾッとする。
    でも、あるある話。
    我が家も似たような感じで、何度「離婚じゃ!」と思ったことか。
    (今のところ、ただ勢いで言ってるだけですが…汗)
    でも、やっぱり本書と同じように悩み、諦め、怒り・不満は蓄積する。
    ホント日本とは女性が生きにくい。
    『熟年離婚の問題』がテーマと思い

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    2024年11月18日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    前半分はあまりに物の多い姑へのぼやきが続きます

    この作者の超後半のエンジンのかかり方が好きなのですが、もっと前半から盛り上がり部分があれば読みやすいのになーと私もぼやいてみます。

    遺品整理に嫌気がさす方は共感して面白いかと思います。

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    2024年11月08日
  • もう別れてもいいですか

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    よく気持ちがわかる小説だった。離婚ができない理由を考えるより、自分がいかに稼ぐかを考えなくてはと感じた。

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    2024年11月04日