垣谷美雨のレビュー一覧
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病棟シリーズ第3弾。今回の主人公は、過去2作品の主人公ルミ子と摩周湖の先輩医師太田香織。そして、今までのシリーズにも出ていた看護師の松坂マリ江。
舞台は、女性が収容されている刑務所。香織は、暴走族あがりで一念発起して医師になったが、暴走族の時に仲間内に金を巻き上げられたりして、そんな奴らが刑務所に入っているだろうと、端からきめつけていた。
しかし、診察をして見ると囚人の女たちは、夫に暴力を受け、子供にも暴力をふるう夫を殺害したり、妻帯者の男にだまされ覚醒剤にはまり、風俗店で働き金を巻き上げられる女などが多く、生きるためにやむなく犯罪を犯してしまった普通の人がほとんど。考えを改めた香織。
マリ江 -
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ネタバレ映画とはかなり内容が違うおかげで、二重に楽しむことができました。
これはハウツーではないが、自国で生きないといけない我々は決して目を逸らしてはいけない問題がてんこ盛り。何歳になってもどうなるかわからない怖さ、年金じゃ暮らしていけない老後の心寂しさ、家族間のトラブル。苦しい思いや既視感、苛立ちを感じながらもすごく面白かった。
篤子さんに苛立ちを感じた人はたくさんいるんじゃないかとおもう。自分はそんなことないと言いつつ、真性の見栄っ張り。
印象強いのはやはり、しっかり者の勇人より、人間性も難ありの社会不適合者であるさやかに対してだろう。(家の食料を持って行くシーンも非常識で信じられませんでしたね -
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ネタバレ俗に言う、結婚適齢期の子親を持ち、結婚相手の見つからない子供がいる親なら、親婚活の話、身に詰まされる思いで読んでしまうよね(笑)
友美ちゃん、結婚相手が見つかってよかった。
「イタリア語の勉強してる」ってハッタリ?からの《バイヤー姐さん》との出会いで、もう、結婚はしないのか?と、思っちゃったから。
それと、千賀子の友達のモリコの娘、里奈さんの結婚から離婚話。
里奈さんのお父さんの葛藤、あったよね〜と思う。
この手の話、世間にはあるあるだから。
あー、こんな話、あるよね〜の、垣谷美雨さんの作品が好き。
さて、次は何を読みましょうか。 -
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ネタバレ今回は、前作「後悔病棟」の続編という感じで、主人公は早坂ルミ子から黒田摩周湖へバトンタッチされた感じ。摩周湖も、病院中庭にて聴診器を拾う。実は、ルミ子が仕組んだものでした。摩周湖は、ある末期癌患者2人を担当する
。1人は高校生の桜子、もう1人は国会議員の妻貴子。
2人は、治験で試した薬が劇的に効き、退院するまでに回復する。
桜子はみなし子で、施設で生活していたが、高校を卒業したら、施設をでなければならない。
そのため、当初就職のため工業系高校に行こうとしていたが、学力が高いためまわりの大人たちにトップ校に行くよう勧められる。しかし、それは施設職員のたんなるエゴに過ぎず、桜子の将来を考えてのこと